大東アイ(四方山話)
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<大東アイ1100話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
打ち比べることが第一です!
「自分に合ったクラブは、どうして見つけるのですか?」 ゴルファーから寄せられる質問で多い。 ゴルフクラブは、手にとっただけで性能が分るものではない。 クラブヘッドの形やフェースの向きから、どんなボールが打てるか、ある程度想像できる。 しかし、それにも限度がある。 ロフト角、ライ角、長さ、シャフトの堅さなどの表示がある。 しかし、大体のスペックが分ったとしても、数値だけでは、、、 実際に、打ち比べて見るのが一番! それも、1球ずつ、自分のクラブと交互に打つ。 2球と続けて打てば、クラブに身体が合わせてしまう。 実際のゴルフプレーでも、同じ状態で2球打つことはない。 全てのクラブで同じフィーリングで打てることが理想的。 その意味で、総重量と長さの関係も大きな要素となる。 平成19年10月15日
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<大東アイ1099話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
NHK教育テレビ収録
NHKの教育番組「みてハッスル☆きいてハッスル」の収録が行われた。 学校生活のさまざまな場面でつまずく子供たちを主な対象とした「特別支援教育」のための番組。 子どもたちが、コミュニケーションの技術を学ぶ遊びやクイズを通じて、人や勉強などと上手につきあう技術を楽しく学ぶ。 今回は、ゴルフを通じて「相手との違いを知る」ことを学ぶ。 15分の番組であるが、早朝から丸一日をかけて収録が行われた。 振り付け担当の小生も、番組作りの大切さを垣間見た。 平成19年10月14日
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<大東アイ1098話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
サンケイスポーツで「魔法のチョウチョ」
一昨日のサンケイスポーツでも「魔法の蝶々」が紹介された。 「チョー有難い!スイング矯正グッズ」 「チョー(蝶)ありがたいシール」 「1匹の蝶が、あなたのスイングを劇的に変える。」 最近、いろいろなメディアで取り上げられている。 先日も、携帯電話に蝶シールを貼っている方にであった。 全国的ブームになる日も近いのでは・・・!? 平成19年10月13日
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<大東アイ1097話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
手嶋多一プロのスイングとチェックポイント
高校卒業と同時に渡米。 アレキサンダー・ジュニアカレッジで、ジュニアカレッジ全米1位にもなった。 その後、ジョージア東テネシー州立大を経て1992年に帰国。翌年プロテストに合格し、1996年にシード権を獲得する。 以降、1999年の「ファンケル沖縄オープン」で初優勝するとコンスタントに活躍を続け、2001年の「日本オープン」、2003年の「アイフルカップ」でも勝利。 特に2003年は、予選落ちがわずかに1回という安定したゴルフを展開した。 2006年末には欧州ツアーのクオリファイを突破し、今年のツアー出場権を獲得。 語学的な問題はないだけに、世界を舞台に持ち前の高いスキルを存分に発揮できるはずだ。 アイアンからドライバーまで根っからのドローヒッターである。 アドレス時の前傾姿勢(緑色の線)が伸び上がった状態(赤色の線)でインパクトを向かえる。 その分フェースローテーションがしやすくナチュラルドローの球筋になっている。 インパクトで伸び上がっていた前傾姿勢がフィニッシュでは、再度戻っているのは、下半身の強さが成せる技であろう。 平成19年10月12日
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<大東アイ1096話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
みなさんからの声
今週号の週刊パーゴルフに「魔法のチョウチョ」のステッカーが付いている。 その使い方を説明している小生の写真が波紋を呼んでいる。 「横山ノックのようなオデコの髪の毛やんか!」 「顔だけ大きく修正したの!?」 「そろそろ頭に黒い粉を振った方がよさそうですね」などなど。 みんな、好きなことを言ってくれるじゃありませんか・・・ ちなみに、この写真は、一切修整しておりません。 もともと顔が大きいのであります。 あしからず・・・ 平成19年10月11日
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<大東アイ1095話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
全美貞プロのスイングとチェックポイント
韓国女子プロの活躍が華々しい。 昨年、3勝をあげて賞金ランキング2位となり、LPGA最優秀新人賞を獲得した全美貞プロもその一人。 今年は、バーナルレディースで3週連続優勝を飾った。 4ホールを残して不動裕理に4打のリードを許していた。 15番バーディー、16番イーグルとし、18番をボギーとした不動を捕らえた。 そしてプレーオフ6ホール目にバーディーを奪って、決着した。岡本、不動、宮里など、今まで誰も成し遂げられなかった、3週連続優勝を果たした。 「アーニー・エルスのようなスイングになりたい」と本人が言っているように、ゆったりしたリズムでスイングしている。 175センチ、68キロの恵まれた体格を生かしている。 まるで5千ccの車で100キロ走行をしているようなゴルフスイング。 まさにビッグ・イージーと言われているアーニー・エルス女性版。 けっして強振していない。インパクトでの下半身、特に右足裏が見えていない。 女子プロでは珍しく下半身の動きを抑えたスイングである。 右手のヒジも伸びきらずにインパクトを向かえている。 インパクトでのグリップの位置も、ハンドアップにならず身体から近い位置をキープしている。 アドレス時のグリップの位置とインパクト時が、見事に一致している。安定度ナンバーワンのスイングである。 平成19年10月10日
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<大東アイ1094話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
「魔法のチョウチョ」が週刊パーゴルフの特別付録
本日発売の週刊パーゴルフ(10月23日号)の特別付録で「魔法のチョウチョウ」のステッカーが採用された。 小生の考案したチョウチョの上達ステッカーが、ついにメジャーデビューした。 どのように使うか? 何処に貼るのか? スライス矯正方法や飛距離アップ法を一挙公開している。 是非この機会に週刊パーゴルフをお求め下さい。 平成19年10月9日
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<大東アイ1093話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
米山みどりプロのスイングとチェックポイント
今年初戦のダイキンオーキッドで優勝を果たした米山みどりプロ。 2005年5月の廣済堂レディース以来の通算7勝目であった。 小さい頃は剣道少女として小学生の時には全国大会で2連覇をしている。 2000年より伊澤利光プロに指導を受けている。 2001年のジョージア東海クラッシックでは、伊澤プロの帯同キャディーを務めて優勝を経験している。 その後、手首を傷めたり、体調不良等で低迷をしていたが、2005年のカトキチクイーンズで3年11ヶ月ぶりの優勝を飾った。 米山みどりプロの特徴は、豪快なドライバーショット。 女子プロの中でも屈指の飛ばしは、剣道で鍛えた手首の強さから来ているのであろう。 大きなバックスイングではあるが、スイング中、左手首が甲側に折れることが無い。 フォロースルーにおいても同様にリストコックは、手の甲に対して前後の動きだけである。 すなわち剣道で言うところの「メン」の手首の使いかた。 したがってフォロースルー時のシャフトが地面と立った状態に位置している(緑色の線)。 普通は前傾姿勢に対して(青色の線)斜めに出てくるシャフトが、この角度に在るのは、肩の回転の速さと手首の強さを持っている米山プロならではである。 平成19年10月8日
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<大東アイ1092話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
伊澤利光プロのスイングとチェックポイント
21歳でプロ入りして、4年間アメリカのミニツアーに参戦していた伊澤利光プロ。 小生が、日本からプロフォルファー達を連れてフロリダ州のミニツアーでキャンプを張っていたころ、反対側の東海岸を中心に活躍をし、通算4勝を上げている。 95年には日本オープンでツアー初優勝をした。 98年には、東海クラッシックで念願の2勝目を果たし、賞金ランキングも一気に11位にランクアップした。 2度の賞金王(01年と03年)にもなった。 02年のワールドカップでは、丸山茂樹プロとペアーを組み見事団体優勝を飾っている。その後スイング改造と、体調不良から、昨年は賞金ランキング78位まで低迷している。 伊澤プロの特徴は、歯切れの良い美しいスイングであろう。 ワンピースの淀み無いトップオブスイングからの切り替えしから、一気にフィニッシュまでクラブヘッドを振りぬく。 しかし無駄の少ないクラブの動きの割には、下半身の動きが大きい。 インパクト時の右足のけり具合と腰の開き具合は、女子プロのそれのようでもある(赤丸)。 昔ながらの逆C型のフィニッシュも腰の負担が掛かるところであろう。 下半身のドッシリ感を出し、動きを押さえ気味にすることで、復活してもらいたいところである。 平成19年10月7日
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<大東アイ1091話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
杉原輝雄プロのスイングとチェックポイント
「日本プロゴルフ界のドン」 1937年生まれの今年で70歳になっても生涯現役を貫きレギュラーツアーに参戦している。 2006年のつるやオープンで68歳10ヶ月の日本最年長でレギュラーツアーの予選通過を果たした。 これは、アメリカのサム・スニードの67歳2ヶ月をも凌ぐ記録である。 前立せん癌を患いながらもゴルフを続けられなくなる理由で、手術を拒否して投薬治療をしながら試合に出場していた。 杉原プロのスイングで、いつも注目されるのが、フォロースルーでの左肘の形。 他のプロと違い、左腕が伸びていない点がスライスゴルファーの象徴だから。 しかし、注目すべきは、スイング面とフェースの向きである。 まずダウンスイングでのシャフトが見事にスイングプレーン上にあり、グリップエンドがボールを刺している。 このポジションからであれば、クラブヘッドが直線的にインパクトに向かって行ける。しかもフェースの向きが素晴らしい。 シャフトが地面と平行の時にフェースが正面を向いている(ブルーの線)。これはフォロースルーでも同じである。 シャフトが180度動く間にフェースローテーションが180度しか回転していないことである。 インパクトをゾーンで打ち、ボールを運ぶことができるゆえんである。 平成19年10月6日 |