大東アイ(四方山話)
<大東アイ340話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
ティーチングプロ養成コース フィニッシュが決まって飛んでいくボールを見ているKさん。 ティーチングプロ養成コースで、練習をしている。 現在のゴルフの腕前は、80台前半のスコア−。 アドレスの姿勢は、左肩が前に出て、ハンドダウン気味に構える個性はタイプ。 まずは、1年間で平均スコア−を75までする、目標設定をした。 スイングの形もデモンストレーションに耐えることが出来る、モデルスイングをする必要がある。 そのために、アドレスとフィニッシュを決めて「素振りドリル」の特訓をする。 スイング形成は、素振りで作り上げるのが一番の方法。 まずは、ご自身のゴルフゲームを高めることがファーストステップ。 同時進行で行う事は、ティーチングに関する色々なメニューの習得。 これには、現場に立って実際にレッスンしているティーチングプロに付いておこなう、OJT(on the job training)の手法をとる。 なんたって、「生のゴルファーのスイングとボール弾道を数多く見る」ことに勝るものは無い。 多くの観察を通じて、目に映る形の裏に隠されたものが浮かび上がってくるから。 そして、スイング分析を自分の言葉で書き出す作業が重要なポイントとなる。 ゴルフスイング以外にも、身体のトレーニング、クラブフィッティング、コースマネージメント、メンタルトレーニング、ショートゲームなど、習得すべき内容は限りないほどある。 平成17年9月23日 |
<大東アイ339話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
愉快な三人娘のコーチ陣 3人揃って、アラーの神にお祈りをしているのではない。 「手伸ばしスクワット」のトレーニングをしているのです。 東香里ゴルフセンターが誇る「美人ティーチングスタッフ」。 まだまだトレーニングが足らなく、手が耳から離れたり、腕が前のめりになったり、膝が前にでたりして、生徒さんに見せるのをはばかる状態。 だが、笑顔だけは、抜群。 だって女性が笑顔でレッスンすれば、上達のスピードもアップする事、間違いないのだから。 皆様も、美人ティーチングスタッフに合いに来て下さいね。 笑顔でお待ちしております。 平成17年9月22日 |
<大東アイ338話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
毎日、朝夕のタオルスイングを続けている松田三郎会員 「夢の実現コーナー」で優勝報告をして頂いた、松田さん。 「昨年末より、朝夕、毎日タオルスイングを欠かさず続けています。 6月6日に目覚ましが壊れていて、寝過ごした日以外は、入会以来10ヶ月に渡り欠かしたことがないです」 改めて、松田さんの熱心さに敬服する。 まさに「継続は力」。 月例の優勝をはじめ、その効果は間違いなく出てきている。 松田さんの現在の悩みは、飛距離。 なかなかネットまでボールが飛んでくれないとのこと。 トップで充分に肩が回っていない現象が見られた。 そこで小生、肩甲骨回りのストレッチをお勧めした。 トップオブスイングが小さめなのは、身体が硬くなってきているから。 座ったままトップの状態を作るストレッチをする事で、肩の回転がスムーズに行える。 毎日続けておられる「タオルスイング」に加えて、テレビを見ながら、新聞を読みながらでも出きるストレッチだ。 「〜しながら」のドリルは、時間の負担も少なく、続けるにはもってこいの練習。 トップオブスイングで肩の回転がスムーズに行き、稼動領域が広がれば、結果としてフォロースルーも大きくなる。 今後の松田さんの飛距離アップの報告を楽しみに待ちたい。 平成17年9月21日 |
<大東アイ337話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
7バーディー2ボギー 301話で紹介した小生のベストスコア−の話。 手前味噌な話で恐縮だが、先日、「姿三四郎」を読んで9バーディー、0ボギーのベストスコア−が出たことを紹介した。 後日、よみうりカントリークラブでのラウンドは、全く違った展開であるが、7バーディー2ボギーであった。 ショットが良くないが、アプローチとパターで助けられた内容。 ゴルフは不思議なもので、ショットの良し悪しだけでスコア−が決まらない。 いくらスーパーショットをしても、詰めのパッティングが決まらなければ、ご破算。 パッティングを中心としたショーとゲームが良ければ、ショットが70%の内容でも充分に勝負ができる。 反対に一番、避けたいショットが、OBやトラブルを招く大きなミス。 そこそこのショットを重ね、グリーン周りのアプローチとパットを確りとまとめれば、スコア−も良くなる。 不動裕理プロでさえ、ほとんどの場合「グリーンセンターを狙っていく」と言う。 しかし、多くのゴルファーが見ているのは、ピンフラッグ。 その他の事が、目に入っていない場合がほとんど。 何処に打ってはいけないか、一番避けなければいけない箇所を考えた上で、コースマネージメントをすれば、スコア−も飛躍的に伸びるであろう。 平成17年9月20日 |
<大東アイ335話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
全国から1981名が参加した「盛和塾」全国大会 今年で13回目となる盛和塾全国大会が、横浜国立会議場で1981名が参加して開催された。 2日間に渡り、全国の塾生を代表して8名が、経営体験発表を行った。 いずれの発表も、2千名弱の参加者が、水を打ったような静けさで聞きほれるような、素晴らしい内容。 盛和塾に入られて稲盛哲学を踏襲されている方々は、不思議なほど、事業が好調である。 小生も、経営の12か条を実践して、仲間入りができるよう、努力を重ねて行きたい。 経営の原理原則:12ヶ条 平成17年9月18日 |
<大東アイ334話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
上海から北西プロが一時帰国 4月より中国の赴任をしている北西プロが、5ヶ月ぶりに帰国した。 今回は、日本プロゴルフ協会の競技会に参加のため、一時帰国。 上海の大都会ゴルフ練習場でのレッスンも順調に推移しているという。 生徒さんは、日本人を中心に、中国人と欧米人のゴルファー。 日本語、中国語、英語の3ヶ国語を駆使してレッスン活動に励んでいる。 ちなみに、レッスンフィーは、月4回コースの90分、教室タイプで、日本円で15,000円〜18,000円。 プライベートレッスンは、1時間9,000円程度。 これらのレッスン料には、ボール代が含まれていないので、日本よりも高い料金だ。 物価が、日本と比べて5から10分の1である事を考えれば、ゴルフがブルジョアのスポーツである事が分かる。 50人ぐらいの生徒さんを担当しいて、そのうち約30名が週一ペースでレッスンを受けている。 6名の中国人研修生の教育も担当しているので、中国語の上達も早い。 中国でのゴルフレッスンは、まだまだ遅れていてシステマチックに行われていない。 デジカメやパソコンを使ったレッスンも導入段階。 日本からの中国進出が、安い人件費を目当とするユニクロ型から、ソフト輸出をする新しいタイプのビジネスモデルとなるよう、北西プロの役割は大きい。 平成17年9月17日 |
<大東アイ333話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
自分のスイングと比べてみよう 写真は、日本女子プロゴルフ選手権の最終日、練習場での不動裕理プロの写真。 GHDの会員様に渡している、12コマと同様のプリントアウトである。 改めてご自身のスイングのプリントアウトを取り出して、見比べてもらいたい。 「見比べる」と言うと、「真似をする」ことと勘違いするゴルファーが多い。 分解写真は、2秒足らずのゴルフスイングの結果でしかなく、その時々の身体の形を作ろうとしても、土台無理な話である。 また、プロのスイングをすぐに真似できるほど、ゴルフは甘くない。 まずは、アドレスとトップオブスイングとフィニッシュの3ポジションをチェックしてみよう。 この3ポジションは、比較的修正しやすい形であるから。 アドレスでのボールの位置、姿勢、体重配分、スタンスの幅、両腕の張り、グリップの位置、頭の位置等、細かくチェックすれば、色々と見えてくる点がある。 基本的には、どっしりとして安定感のある構え。 背筋が伸びた状態で、ある程度の懐の余裕があるスタンスであるか、どうかをチェックする。 「ショットをする直前のアドレスが決まれば、ナイスショットの80%が保証される」と言われているほど。 トップオブスイングでは、グリップの位置、腕の張り、体重配分、腰の回転度合い、肩の回転度合い、上半身の前傾姿勢等をチェックする。 フィニッシュでは、飛んでいくボールの見方、左サイドへの体重移動、クラブの振り抜き度合い等がチェックポイント。 上記のポイントを、「見比べる」ことにより「違いを知る」のがファーストステップ。 その違いが、どのような原因から産まれているかを検証するのが第二ステップ。 そして、自分にとってベストなスイングを形成していくのに参考にするのが、「見比べる」ことの基本的な目的である。 分解写真を見ることは、実際はスイングの形を見ていることである。 しかし慣れてくれば、結果としてその形になった原因が見て取れるようになる。 形の裏に隠されている真髄が浮き出てこそ、次なるステップへの歩みとなる。 平成17年9月16日 |
<大東アイ332話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
コースナビを使えば距離が解る
携帯電話より少し大きいコースナビ。 導入されているゴルフ場が増えてきた。 画面上に、自分の位置からグリーンまでの距離が掲示される。 バンカーや、目印の木までの距離も解るので、便利だ。 自分の飛距離を知ることは、コースマネージメントの第一ステップ。 それも正しい飛距離だ。 飛距離には、2種類ある。 キャリーとラン。 キャリーは、風向き、気温、気圧などの天候によって影響を受ける。 また、打ち上げや打ち下ろしのホール地形も考えなければならない。 スピンの多くかかったショットを、アゲーンストの風の時に打てば、ボールが吹き上がり、飛距離の影響を大きく受ける。 同じ風速でも、アゲーンストとフォローで受ける飛距離の影響度合いは違う。 例えば、風速5メートルのアゲーンストの時にドライバーの飛距離が10ヤード 縮まったとしても、フォロースルーで10ヤード伸びるとは限らない。 このことは、グリーンを狙うアイアンショットの時に重要な判断材料となる。 また高地で気圧の低いゴルフコースに行けば、飛距離が伸びる。 反対に、寒い冬の雨の日などは、飛距離が落ちる。 ボールが地面に落ちた後のランは、地面の形状や固さなどの影響を受ける。 全英オープンを見ているとランが多いことに驚かれると思うが、地面が乾燥して硬いからである。 ピンポイントで攻めるアメリカのゴルフ場の場合は、洋芝で柔らかめの地面のさせるわざである。 自然の影響を大きく受けるゴルフであるが、自分の距離を知ることから第一歩が踏み出されるであろう。 平成17年9月15日 |
<大東アイ331話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
「ナイスショット!」と声で答えるヘッドカバー 右手を押えれば「ナイスショット!」と声を出すヘッドカバー。 いつも情報を提供してくれるM氏が、インターネットを通じて購入された。 キャディーさんバージョンもあり、「ファー」と声を出すという。 ゴルフに関して造詣が深いM氏の悩みは、シャンク病。 それも、アプローチからミドルアイアンまで全てのアイアンショットでシャンクが出る重傷なもの。 「ナイスショットとシャンクは、紙一重」と言われる。 M氏のフェースを見ると規則正し打点の跡が、ヒール側にキッチリと付いている。 この日もシャンクを2回出して2回池に入れても、75で回ってきた。 以前の四方山話で、「下半身の動きがシャンクを誘発する」と書いた。 でもM氏の場合は、手の一人歩きとの相乗効果でシャンクが産まれている。 「シャンクの舞」とも言える日本舞踊のような動きで、手先が先行する。 身体から遠い所を手が勝手に動く事によって、クラブヘッドが遅れて、尚且つ開いた状態でインパクトを迎える。 1.
重たいものを動かすイメージを持ち、手が身体から近い位置を振るイメージを持つ。 2.
ロブショットのように、フェースを早めにリリースする感覚で打つ。 上記のアドバイスで、「シャンクの舞」から「ナイスショットの舞」に変身されれば、小生とのハンデ変更をお願いしなければならない。 平成17年9月14日 |