大東アイ(四方山話)

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<大東アイ290話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

右手はハンマー打法

その昔、ゴルフは「左手を中心とする左サイドのリードで打つ」理論が主流であった。

しかし、ニック・プライスが93年に賞金王となり、「右手でボールを打つ」とコメントしてから180度理論が転換した。

ある意味、コペルニクスが唱えた地動説ほどのインパクトがあった。

しかし、ゴルフの場合、真理は一つではない。

小生「ゴルフ理論に正しい、間違いはない」と思っている。

ゴルファー各人、個性があり体格や運動能力、考え方の違いがある中で、その人にフィットするより効率的で復元性のあるゴルフスイングを身に付ければ良いのだ。

その課程で、ゴルフ理論が、「後付け」で生まれて来た。

ある意味こじ付けのところが多い。

スイングの左手手動、右手手動にしても、左右の腕が完全にバラバラで動くことは無く、ゴルファーの感覚による表現になる。

従って、意識をどちらに向けたほうが上手く行くかで判断をすれば良いのだ。

右手の使い方も「ハンマーを持って、くぎを叩くように」と意識することによって、鮮明なイメージを描くことができる人もいる。

自分にピタットはまるイメージを持てる考え方を取り入れる「いいとこ取り」をお勧めする。

平成1784

 

<大東アイ289話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

葉書を咥えて「らくらくインパクト」

前回は、インパクト時の顔の表情を撮影して見ることをおすすめした。

ほとんどのゴルファーは「力みのインパクト」をしていることに改めて気がつかれたことだろう。

では、どのようにすれば、すました顔でインパクトを向かえると同時に、ヘッドスピードを上げることが出来るのだろう。

1.        目標に意識を向ける。

2.        ボールを直視しない。

3.        唇の間にスコア−カードを挟む。

以上の3つを実行すれば、あなたのスイングは激変することでしょう。

「力みのインパクト」の原因は、ボールを叩こうとする意識からくる。

従って、鮮明な目標意識を持ち、そこに対してゴルフスイングをするようにすれば、スムーズなフォロースルーが可能となる。

また、地面のボールを見つめすぎず、ぼんやりと眺めることも重要。

最後は、唇の間にスコアーカードを挟むことにより、歯の間が空き、結果として噛み締める動作が無くなる。

「力みのインパクト」から「らくらくインパクト」に変身しましょう。

平成1783

 

<大東アイ288話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

インパクト時の顔の表情

インパクトの時の顔の表情をチェックしてみよう。

正面、下方向からカメラをセットする。

自分のスイングを動画で撮影されるゴルファーは少なくない。

しかし、自分の顔の表情に焦点を当てて撮影される方は皆無。

この写真のように、多くのゴルファーは、インパクトで歯をくいしばる。

いわゆる「力みのインパクト」をしている。

歯をくいしばれば、首筋の筋肉を中心に硬直する傾向が見られる。

腕や手先にも力が入り、結果としてヘッドスピードが走らないスイングになる。

色々なプロのインパクト時の表情を、観察してみることも面白い。

一番歯をくいしばっているのは、N.Oプロ。

シニア入り直前にもかかわらず、今期2勝と絶好調である。

しかし、歯をくいしばるプレーヤーに飛ばし屋は少ない。

あのアニカ・ソレンスタムプロの場合は、インパクトでの表情がほとんど変わらない。

唇の間が空いており、尚且つボールを見ていないから驚き。

自分の顔の表情を知れば、ゴルフが変わるかもしれない。

平成1782

 

<大東アイ287話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

「しこ」踏みながらトップオブスイング

しこを踏みながらトップに状態を作ってみよう。

凄く苦しい状態を感じることだろう。

「トップオブスイングでは肩を90度回転してください」というアドバイスをよく聞く。

しかしである。

その時に、腰も90度、回っていれば、意味が無い。

肩と腰の捩れの違いで、パワーがうまれるのだから。

これをチェックする方法として、しこを踏みながらトップの状態を作る運動がある。

しこを踏めば、腰がロックされ、上半身だけで肩を回さなければならなくなる。

相撲だけでなく、しこを踏むことは、股関節のストレッチにもなり、他のスポーツでも有効なものである。

それと同時に、しこを踏んだ腰の状態のままで、肩を90度回すことが出来れば、上半身の捩れが最大限に生かされる。

「カラ椅子」とストレッチを同時に行うハードなトレーニングだが、毎日15秒を5セット目安でやってみよう。

どっしり感のあるしっかり肩が回った理想的なトップオブスイングが形成されることでしょう。

平成1781

 

<大東アイ286話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

な、な、なんだ?このスイングは!

日本女子プロ同様に、米国でも女子ゴルフの世界が熱い。

15歳のミッシェル・ウィーはその最たるもの。

アマチュアながら女子プロトーナメントのみならず、男子トーナメントにも参戦している。

183センチの長身から打ち出されるドライバーは、300ヤード飛ぶというから驚きだ。

米国LPGAのスーパールーキー、ポーラ・クリーマーは、今年プロ入りした18歳。

米国では、日本の藍チャンのような存在。

今月のエビアンマスターズで、2位に8打差をつけての圧勝、今期既に2勝目をあげた。

また美人プロとして名高い21歳のナタリー・ガルビスは、今期の賞金ランキング5位に付けている。

驚くのは若年齢化だけではなく、そのスイング。

上記の写真は、左がナタリー・ガルビスのインパクト直後。

右は、ポーラ・クリーマーのフォロースルー。

彼女たちの頭の位置に、注目してもらいたい。

インパクトからフォロースルーにかけて頭が、沈み込んでいる。

インパクトで頭半分、フォロースルーで頭1個分、下がっている。

右腕が地面と平行になるフォロースルーの時には、後頭部がアドレス時の顎の位置まで来ている。

頭よりも左肩が上にある特異な形。

両足が、つま先立ちしながらボールを振りぬいている。

昔のローラ・デービスのようなスイングである。

「な、な、なんだ?このスイングは!」と思われる方も多いのでは。

このような体の動きをすることにより、スイングプレーンがアップライトになる。

たて振りをすることで、飛びの安定性と飛距離を高めているわけだ。

特に、アイアンのたて振りは、洋芝に最適である。

高麗芝の場合、ボールが芝生の上に乗っており、地面から浮いた状態にあるため、フラットなスイングでも対応できる。

しかしベント芝の場合、柔らかいのでボールが沈みぎみになり、地面に接している状態となる。

従ってボールを上から直接打つ必要が出てくる。

林根基プロが、先週のセガサミーカップで優勝したことが、如実に物語っている。

会場のノースカントリーGCは北海道にあり、フェアウエーもベント芝。

ダウンブローに打つ林プロが4年ぶりの優勝を飾った。

「日本のゴルフレベルを上げるためには、夏のトーナメントだけでも北海道で行うことだ」といわれている人もいる。

本州の気候でベント芝のフェアウエーが不可能であっても、フェアウエーの「刈り高」を短くすべきであろう。

「刈り高」の長い、フェアウエーがふかふかの状態であれば、毎ショット、ティーアップしているようなもの。

背丈の関係上、横振りの宮里藍プロがどれだけ米国で活躍できるかを心配しているのは、小生だけだろうか?

平成17731

 

<大東アイ285話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

大東アイ(四方山話)CDが完成!

 

昨年の10月3日から始めた大東アイ(四方山話)の連載。

今では290回を越えるまでになった。

毎月1万人を越える方に、閲覧して頂いている。

手前味噌な話だが、

「ゴルフゲームの参考になった」とのご意見もいただけるようになった。

このたび、100話ずつをまとめたCDを作成した。

ゴルフゲームは、色々な理論が存在する。

ゴルファー各人のこだわりも多いスポーツだ。

頭の中で色々考えすぎて、スムーズなゴルフスイングの妨げになっている方もいる。

もつれた糸がなかなか解けない状態で練習を続けて、段々と迷路の奥深くで、さまようゴルファーも少なくない。

「ハッピーゴルファーの創造」とういう大それた目標に向かって、ゴルファーの皆様のお役に立てれば幸いだ。

http://www.naturalgolf.co.jp/yomoyama.htm 

上記のアドレスにて、CDプレゼントを行ってます。

ご希望の方はお申込ください。

平成17730

 

 

<大東アイ284話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

我が家の玄関先に咲いたカリフォルニアローズ

我が家には、庭が無い。

今、流行のイングリッシュガーデンをするスペースも悲しいかな持ち合わせていない。

その代わりと言ってはなんだが、季節の花の鉢を玄関に置いている。

鉢植えであれ、咲いている花には変わらない。

いま玄関先に置いているポットのなかで、カリフォルニアローズが鉢一杯の花を咲かせている。

白とピンクの花弁を織り交ぜながら咲き誇っている。

素直に花を見つめる気持ちにさせられるほど、みごとな姿であった。

平成17729

 

<大東アイ283話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

ゴルフ道 10の心得

エブナゴルフセンターの休憩室にある、「ゴルフ道10の心得」

 

1.            ゴルフは静謐(静かな事)を旨とす

2.            コースには身分と地位を持ち込まない

3.            いかなる局面に遭遇しようとも己の有利に振る舞わない

4.            あるがままにプレーせよ

5.            何があろうともくさってはならない

6.            言い訳は恥なり

7.            紳士たるもの詭弁をもって己の利をはかるべからず

8.            試練には沈黙して微笑せよ

9.            試練こそゴルフの本質なり

10.       マナーはゴルフに限らず人生の基本なり

いつも上記の10の心得を実践されている恒藤光夫兄貴。

小生も一歩でも近付けるように、精進したいと存じます。

平成17728

 

<大東アイ282話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

囲い込み肩を注意しましょう!

 

写真上部、アドレスでの肩の向きを見て下さい。

上半身の前傾角度や軸の線は良いのですが、両肩の向きが前に来る「囲い込み肩」の傾向が見られます。

日常生活のなかで肩を大きく回す機会が少なくなってきました。

例えば、頭より高い場所の窓ガラスを拭くような、肩の動き。

現代社会においては、デスクワーク等が中心になり、肘が頭より上にくることはほとんどありません。

使わなければ、当然、肩甲骨の稼動領域も狭まります。

結果として、両肩が前に出る「囲い込み肩」になる傾向が増えてきます。

ゴルフのアドレスでは、出来るだけ胸をはり、肩の角度を平行にすることが大切です。

下の写真のように、背中で手のひらを合わせるストレッチを時々取り入れると効果的です。

胸を張れば、上半身と腕の一体感が出て、大きなスイングアークとなります。

「囲い込み肩」であれば、腕や手先中心のスイングになりやいのです。

上腕で胸を横から挟む感覚を持てば、理想的なアドレスに近づくでしょう。

平成17727

 

<大東アイ281話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

「カリスマ体育教師の常勝教育」を読んで

大阪の中学教師として、20年間、あれた教育現場に決然と立ち向かい、子ども達に夢と感動を与えてきた原田先生。

生活指導を正す態度教育により、陸上競技の個人種目で13回の日本一を排出した。

「目標設定」を明確にして、それを書き込み、周りに対して公表する。

そしてその目標に、夢と希望を与えていく指導。

「心・技・体」の心に目を向けて、メンタルトレーニングやイメージ作りを大切にしてきた。

普通の子供たちが日本一になっていくプロセスは壮絶そのもの。

言われてするのではなく、自ら進んで物事を考え行動する「自立型人間」を育ててきた。

掃除と奉仕活動も進んで行い、感謝の心を知るようななった。

書いて書いて書きまくることによって、自分の姿とイメージ作りが出来るようになった。

目標を三段階で立てることにより、達成率があがる。

練習課題や懸案事項の優先順位を明確に設定する「おかず理論」。

ニューヨークの地下鉄でも採用された「ブロークン・ウンドウ理論」。

365日、毎日皿洗いをしたら優勝できました」と、できることの継続こそが心を強くする。

「仕事と思うな人生と思え」

「練習は時間内でやり切れ」

建築家の安藤忠雄さんから、イチロウ、タイガー・ウッズ、ジュリアーニ元ニューヨーク市長、イエローハット創業者の鍵山秀三郎氏、ワタミフードの渡邊社長まで、その話は多義にわたる。

1.            心づくり指導(目標設定)

2.            主体変容(自分に気付き、他人に気付くこと)

3.            個人理念の構築(何が起きても動じない自分づくり)

4.            長所の発見と伸長(自分の得意なことから成功を導き出す)

上記の4つのことは、教育現場だけではなく、実社会でも通じるものであろう。

平成17726