大東アイ(四方山話)

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 <大東アイ160話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)    

母校、同志社大学を訪れて〜

何十年ぶりになろうか、母校、同志社大学を訪れた。

卒業して24年、懐かしい思いがある。

卒業証書を持った学生にシャッターを押すようにお願いされ、小生も同じのりで記念写真を撮った。

正門を入ったところには、創立者、新島襄先生の

良心の全身に充満したる大丈夫(ますらお)の起こり来たらん事を」

の記念碑が、今もそのまま、そこにあった。

1864615日、鎖国時代の日本から、アメリカ商船ベルリン号に乗り込み、函館を出航。

上海を経由してボストンに入港したのが13ヵ月後、22歳の時であった。

フィリップスアカデミー英語科、アーモスト大学、アンドーヴァ−神学校を経て10年のアメリカ滞在を終える。

新島先生と同じに語ることは、おこがましいが、それから117年後に小生もアメリカに渡った。

新島襄先生と同志社への思いは、今も変わることは無い。

平成17327

 

 <大東アイ159話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)    

−夏草や兵どもが夢の後−

ゴルフ練習場の閉鎖が続いている。

月刊ゴルフレンジの発表では、2003年度の全国のゴルフ練習場数は、前年度より114施設減少(2.5%減)4372ヶ所になった。

年間延べ利用者数は10,006万人で同比215万人減少(2.1%減)の落ち込みとなり、施設数は11年間、利用者数は12年間連続の減少となった。

大阪府下のゴルフ練習場は2003年度、139施設(ゴルフ経営研究所調べ)

それ以後に閉鎖した練習場も、きんきゴルフセンター、ゴルフセンターすばるV、東豊中ゴルフセンター、醍醐ゴルフセンター、阪急ゴルフクラブ、甲子園ゴルフプラザ、ドライビングレンジルート43などなど数多くある。

阪急電車が経営していた5つの練習場も、西宮コマと阪急池田、大阪リバーサイドゴルフクラブは閉鎖、阪急茨木と阪急神崎川は運営をツルヤゴルフに委託した。

ゴルフ練習場の利用者数は1991から1992年をピークとして減少し続け、売り上げもピークの半分ほどになっている。

ゴルフ場の場合は、転用が出来にくく、倒産後もそのまま営業を続けるケースが多い。

しかし、練習場の広大な土地は街中に位置していて、マンション用地や、住宅地、商業施設等として転用される。

写真は、醍醐ゴルフセンターのあった場所。

太田了介プロの所属練習場で、ショートコースもあり、人気のスポットであったが、今では大型住宅地の開発現場になっている。

−夏草や兵どもが夢の後−

平成17326

 

 <大東アイ158話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)    

 

PNFトレーニングが見直されている

体の柔軟性を高めるためにストレッチをするゴルファーが増えてきた。

プロのトーナメント会場でも、トレーニングカーがあり、体のケア−をしてい選手が多い。

スタート前に風呂場で、ストレッチをしている選手も見かけるようになってきた。

JGTOとセントラルスポーツとの提携が今年から行われ、トーナメント選手のトレーニングに便宜がはかられることとなった。

 

以下はJGTOのプレスリリース。

セントラルスポーツ株式会社とフィットネス施設利用に関する

「コーポレートサポーター」契約を締結

 

「日本ゴルフツアー機構(JGTO)と、全国160ヶ所でフィットネスクラブ・ウェルネスクラブを展開する国内大手のセントラルスポーツ株式会社(本社・東京都中央区:社長・後藤忠治:東証一部)とは、ジャパンゴルフツアー・ツアーメンバー(プロゴルフ選手)約200名に対する、フィットネスクラブ利用に関する「コーポレートサポーター」契約を締結し、2005年4月1日よりサービス提供を開始いたします。」

 

ストレッチには、基本的に3種類ある。

1.        スタティック(静的) 2.ケネティック(動的) 3.PNF(固有受容性神経筋促進法)

1は、筋肉を伸ばした状態で静止する。

2は、反動をつけて行う(筋肉を傷める関係上、あまりお勧めでない方法)

3は、身体の各部分に対し、やりやすい動作とやりにくい動作を意識的に反復させることで神経や筋の働きを高め、身体機能を向上させる運動法。

1940年代にアメリカで神経生理学者や理学療法士によって理論化されたリハビリの手法。

最近ではほとんどのプロスポーツ選手がトレーニングに取り入れて来ている。

http://www.kakukuri.com/pnf.html 

上記にやり方が出ているので、お試しあれ。

平成17325

 

 <大東アイ157話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)    

 調子の波を上手く乗り切るためには〜

電通のM専務、S局長とゴルフをする機会があった。

日頃、仕事でお世話になっている方々。

「冬場はゴルフをせずに、春先のシーズンからクラブを握る」そうだ。

当然、今頃のゴルフの調子は良くない。

毎シーズン、調子が戻って来るのが秋口で、シーズンオフとなるとのこと。

このパターンを繰り返し、ハンデが上がらないままの状態が続いている。

 

これって、自転車や一輪車に乗る練習と似ている。

集中的に練習して乗れてしまえば良いのだが、、、

一度コツをつかんで乗ることが出来れば、その後は何時でもラクに乗れる。

乗れる前に練習を中断すれば、次の練習をスタートする時は、中断したレベルよりもかなり下がる。

従って、根をつめて乗れるまで練習するのがポイント。

ゴルフに関しても同様のことが言える。

ある程度、自分のスイングが固まるまでは、集中的に練習することが大切。

良いショットが一球だけ出て、良い気分で練習を終える方が多い。

しかし、たまたま出たナイスショットを自分の物とする必要がある。

ナイスショットが続いて出て、フィーリングが自分のものとなるまで続けてすることが最も効果的な練習方法。

調子が良い時こそ、かため打ちをしてスイング形成をする。

反対に、調子の悪いときに、フルショット練習を繰り返すゴルファーが多い。

これでは、悪いスイングが身に付き、悪循環となる。

こんなときは、50ヤード以内のショートゲームの練習を中心にショット練習をすることだ。

ショートゲームの練習で、スイングを崩すことはない。

漢方薬のようなもので、後からジワリと効果が出てくる。

その内に、フルショットの調子も戻ってくるであろう。

ゴルフには調子の波が必ずある。

その波を上手く乗り切るか、波に乗られるかは、あなた次第。

平成17324

 

 <大東アイ156話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)    

ギンギンにプレッシャーをかけた練習をしよう!

練習の為の練習をしているゴルファーが多い。

ただ何となくボールを打ってしまうのだ。

練習場で調子が良いのに、本番で上手くいかない原因がそれ。

リラックスして練習して、本番でプレッシャが掛かるから。

スイング形成の為の打ち込みならいざ知らず、試合に備える練習では、自分自身でギンギンにプレッシャーを掛けることが大切。

「トッププロと普通のプロの違いは、練習での一球をトーナメントで優勝がかかった一球と思って打っているかどうか」とジャック・ニクラウスが言っていた。

自分で自分を騙して、本番のプレーのようなプレッシャーを掛けれる選手はそう多くいない。

松本プロも、何気なくボールを打つことが多かった。

ギンギンにプレッシャーを掛けた一球入魂の練習をすることで、質の高い練習となる。

その意味でショットマーカーを利用した練習は、効果てきめんだ。

球数を決め、狙いを定めたショットをすることで、自分自身にプレッシャーをかける。

その結果を残すことで、自分自身の実力も把握できる。

たかがゴルフ、されどゴルフ。

同じ時間をかけるなら、質の高い練習をしたいものだ。

平成17323

 

 <大東アイ155話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)    

ホームドクター,ラウンドレッスン会

ゴルフホームドクターの会員様対象にラウンドレッスン会を開催した。

2組のパーティーを小生と福井コーチの二人が交互に付いてラウンドレッスンを行った。

まずは全員揃ってストレッチ体操。

特に股関節と肩甲骨周りは、時間をかけて体が暖めるほど充分に行う。

ゴルフゲームの目的は、最小打数であがること。

そのために、ゴルフコースで習得すべきテクニックは多い。

コースマネージメントやメンタルコントロールはその際たるもの。

状況に応じたクラブ選択をはじめ、風の影響の判断はある程度のラウンド経験がものをいう。

ゴルフは全ての判断をゴルファー個人で行い、責任をとらなければならない。

そこがゴルフの面白く、奥深いところでもある。

自分の実力に応じたベストの判断を行って、最小打数であがるのが目標なのだが、実力を過信するゴルファーが多い。

特にトラブルからの脱出時に、1打謝れば良いところを、大叩きしてしまう。

日頃はおとなしい性格の方も、ことゴルフに関しては、ギャンブラーに変身して、極めて難しいショットをトライしてしまう。

結果は火を見るよりも明らか。

これは、視野が狭く、何時もピンしか目に入らない為におこる、ゴルフ最大の落とし穴。

そこで今回は、自分の実力を確認する意味で、フェースに感熱紙を貼り、ショットの正確性を知ってもらった。

それに加えて自分の癖を知ることも上達のファーストステップとなるからだ。

毎ショット後、フェースを見て打点を確認することによって新たな発見があったようだ。

平成17322

 

 

 <大東アイ154話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)    

交野カントリー倶楽部にてパッティング練習会開催

ホームドクターのレッスン会を交野カントリークラブの練習グリーンで開催した。

パッティングの為の練習器具は色々ある。

赤い大きな袋の小生の「ティーチャーズバック」の中には、たくさんの練習道具が入っている。

ジョー・ティールのヤードスティックやデビット・レッドベターのパッティングトラック、ゲーリー・ワイレン博士のパッティングレイザー等、七つ道具が一杯。

風船やCD、トイレのフロート、ハンガー、コースター等の日用品も工夫次第で立派な小道具に早代わり。

風船は、腕と胸の間に挟んで体と一体感のあるストローク練習をすることが出来る。

CDの真ん中にボールを置いてパッティングすれば、CDに映った目の位置をチェックすることが出来る。

トイレのフロートをグリップエンドに指してパッティングすれば、グリップとお腹の一定間隔がキープできる。

ハンガーに両腕を入れてストロークすれば、3角形を保ったパッティングの形となる。

コースターは、仮想カップに使うことが出来る。

工夫次第で日用品が練習道具にはや代わり。

平成17321

 

 <大東アイ153話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)    

アニカ・ソレンスタムの先生で有名なピア・ニールソン

3年前にピア・ニールソンとリン・マリオットの来日公演を行った。

()日本プロゴルフ協会の主催で、小生がプリゼンテーター役を務めた。

岡本綾子プロをはじめLPGAからの出席者も多く見られた。

その中には斎藤裕子プロもおり、その後のツアー初優勝に繋がる切っ掛けとなったことは、嬉しいことである。

ピア・ニールソンの著作である「ゴルフ54ビジョン」はスイング論中心の今までのレッスン書と一線を画したもの。

メンタル面も含めた素晴らしい内容は、多くのゴルファーより賞賛されている。

1958年、スウェーデン生まれ。

 74年から81年にかけてスウェーデンナショナルアマチュアメンバーとして活躍。

83年から5年間は米国LPGAツアーに、87年から3年間は欧州女子プロツアーに参戦。通産8勝を上げる。

 その後、一線を離れて96年からは、スウェーデンナショナルゴルフチームのヘッドコーチに就任。

アニカ・ソレンスタムをはじめ、世界に通用するトッププレーヤを多く育て、ゴルフ王国スウェーデンの布石を築く。

その功績により98年にはスウェーデンのカール・グスタフ16世国王より国民栄誉賞を授与される。

99年レッスン・オブザ・イヤーを受賞。

 

1.        自分の能力に制限を設けない。(ゴルフ54ビジョンの思想)

2.        レッスンに協業体制を確立している。(リン・マリオットとの体制)

3.        有名プレーヤーの輩出に貢献している。(アニカ・ソレンスタム他)

4.        イメージ作りを大切にしている。(プリショットルーティーンの重要性を強調)

5.        レッスンにフレキシビリティー(柔軟性)とインディビジュアリティー(個性)を重要視している。(個性を大切し共用しない姿勢)

平成17320

 

 <大東アイ152話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)    

距離感の安定感を出すために下半身の動きを抑える

アイアンショットの基本は距離を合わせること。

いくら真っ直ぐに飛んでも距離が合わなければ、ピンに近づけることが出来ない。

距離のバラつきの少ないアイアンショットは、クラブヘッド軌道と関係が深い。

アイアンショットと言えば打ち込む感じがあるが、入射角がスティープ(鋭角)なクラブヘッド軌道ほど、飛距離のバラつきが出やすい。

理想的なのは、ボールに対してシャロー(鈍角)なクラブヘッドの入射角度。

スイング軌道の最下点近くでボールをヒットして、薄めのターフを取ようにする。

そのためには、スイング中に下半身の動きを抑える必要がある。

松本プロも下半身が動きすぎるきらいがあった。

トップで下半身が回りすぎ、お臍の向きが地面から離れる。

お臍が右足前を見ているような感じを持てば、クラブヘッドの入射角度がシャローになり、より安定した飛距離のショットとなった。

下半身が動きすぎて、アイアンショットの距離感がバラバラのプレーヤーは、お試しあれ。

平成17319日

 

 <大東アイ151話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)    

女性専用のフィットネススタジオが米国で大ブレーク!

アメリカで大ブレーク中の女性専用フィットネススタジオが関西エリアを中心にオープンしている。

マシンでの筋力運動と有酸素運動を30秒間交互にしているエクセサイズ。

「めざましテレビ」で紹介された「J−サーキット」はニューヨークを中心に全米で1万店舗を超えているという。

5ヶ月で200あった中性脂肪が正常値の100に下がりました」

「このエクセサイズをするようになり、よく眠れるようになりました。以前は夜中に3回ぐらい目がさめたのですが。」と苦楽園店のメンバーの声。

東香里ゴルフセンターでも、現在導入を検討中。

ゴルフ練習の合間を利用して、エクセサイズも行える場になれば、女性ゴルファにとっても人気のスポットとなるかもしれない。

平成17318