大東アイ(四方山話)

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<大東アイ240話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)

韓国ゴルフ事情 −キャディーさんの役割−

 

日本のゴルフ場と違い、韓国では、キャディーさんの役割が大きい。

「お客様に奉仕する」スタンスが強い日本に比べて、「ゴルフプレーを先導する」役割を担っているのが、韓国のキャディーさん。

まずスタート前に、キャディーさんが号令をかけて柔軟体操をする。

4人のプレーヤーが揃ってキャディーさんの掛け声に合わせて運動する姿は、いささか滑稽にみえるが、大切な儀式でもある。

そしてティーグラウンドには、ショットするプレーヤー以外は、入れない。

うっかり入ろうものなら、キャディーさんから即座に注意を受ける。

ティーショット後には、速やかに次のクラブが手渡される。

前の組から離れようものなら、プレーを速めるように指示が飛ぶ。

パッティングのラインは、ピンポイントで教えてくれる。

グリーン終了時には、キャディさん自ら必ず、後続組にお辞儀をしながらピンを立てる。

「チェ・ジュ」のように可愛いキャディーさんでありながら、茶店でゆっくりしすぎると、「ハリー、アップ!」と叱咤される。

1ラウンドを4時間でプレー出来るのも、しっかり者のキャディーさんの役割が大きい。

姉さん女房のようなキャディーさんが、なぜが心地よく感じられた。

平成17615

 

<大東アイ239話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)

ジュニアゴルファー育成に向けての取り組み

 

ジュニアゴルファー育成に向けて、アメリカプロゴルフ協会の色々な働きがある。

地域のPGA会員が週の数時間、ジュニアゴルファーのためにボランティアでレッスンをする。

アメリカでは、ゴルフ場に所属しているPGA会員が多いので、近くのゴルフ場にて無料でレッスンを受けることが出来る。

26千人のPGA会員が毎週10人のジュニアゴルファーを教えれば、毎週のべ26万人のゴルファーを教えることができる。

年間にすれば、実に約1300万人となる。

Golf for Juniorsこれは、日本のゴルフ人口と同じ人数だ。

ジュニア育成に力を入れているキャンペーン週間等があり、協会が中心となって将来のゴルフ界を支えるジュニアゴルフ人口の掘り起こしを行っている。

 

 

The future is now

No other sport devotes more time and resources to developing junior players than does golf. That's why PGA.com is proud to provide comprehensive coverage of three prominent junior series designed to educate, challenge and inspire the game's stars of tomorrow: The Westfield Junior PGA Championship, the Callaway Golf PGA Junior Series and the Junior Ryder Cup Matches.

そのほかにも、ジュニアPGAチャンピオンシップやジュニアライダーカップなど盛りだくさんな企画を行っている。

下記のホームページに詳しい内容が記載されている。

http://www.pga.com/home/juniors/index.cfm 

平成17614

 

 

<大東アイ238話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)

可愛いジュニアボランティア

今年のサントリーディースオープンは、最終日に8アンダーと爆発した不動裕理プロ優勝に終わった。

 

会場のジャパンメモリアルゴルフ倶楽部は、練習場が無い為に、出場選手は近隣のゴルフ場で打球練習を行う。

その指定練習場は、ギャラリーには公開されていなく、送迎自動車で行かなければならない。

トーナメント会場から離れた所にあり、寂しい雰囲気さえ漂う。

そこで、可愛いジュニアボランティアに出くわした。

7歳の彼女は、ティーの入った箱を持ち、練習に来る選手たちに笑顔ですすめていた。

緊張気味の選手たちも、思わず笑顔で「ありがとう!」と答える。

練習場のボランティアは、試合を見ることが出来ない。

選手の練習が終われば、球拾いもしなければならない。

トーナメント会場であれば、華やかな雰囲気も伝わって来るのであるが、全くの裏方さんである。

トーナメント期間中、延べ909人のボランティアが試合運営をお手伝いしたそうだ。

華やかのトーナメントの裏には、それを支えるボランティアの姿があった。

平成17613

 

 

<大東アイ237話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)

日本三大荒行の「西の覗き」

 

日本三大行の一つとして有名な、大峰山の「西の覗き」。

身体に縄をかけて、眼もくらむ絶壁に吊るしだされる。

100メートルの眼下には緑の大海原が広がる。

1300年前より修験道の役行者が修行の場として来た霊峰。

 

修験道と大峰山に関しては、以下のように説明されていた。

「修験道とは、日本古来の山岳信仰が仏教などの影響のもとに習合された日本独特の宗教です。それは大自然そのものを神とし、その顕現を仏とし、霊山を修行の場として過酷な苦行を行い、超人間的な験力をたくわえて衆生の救済を目指す実践的な宗教です。

この修験道発祥の源、開祖と仰がれるのが役行者(役小角)です。そして日本中に分布する霊山のメッカとなったのが、役行者が開かれた熊野から吉野にいたる 大峰山系なのです。

現代にあっては日常の仕事から解放され、山に登りきれいな空気を吸い心身を鍛えることは何より大切なことです。ひたすら山に登ることは自然と一体となり、自然の懐に抱かれることです。大峰山に何回も登ることによって、われわれ人間も、山に生きる動物や虫、樹木、草花と同じ一つの生命として大自然の中に生きていることが自然に体得されるようになるのです。

ことに現代のように自然破壊や環境汚染が進行している時代にあっては自然の宗教である修験道と開祖役行者の足跡を振り返ることにはいっそう大きな意義があるのです。」

小生、毎年大峰参拝できることに感謝している。

平成17612

 

 

<大東アイ236話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)

年に一度の大峯参拝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  小生、平成4年より、年一度、大峯山に登っている。

修験道の総本山として1300年の歴史がある。

宗教上の理由で、今なお女人禁制となっている日本唯一の山。

 

5年前に聖護院より得度を受けて「明徳院将岳」の院号をもらった。

「先達」として初めて参拝する「新客」さんを引率する役割を担っているのだが、自分のことで精一杯。

近年、体の衰えを感じずにはいられない。

登りでは、文字通り足が棒になり、降りでは膝がわらう。

足元がおぼつかなく、足を滑らして転ぶこともある。

それでも聖地を訪れ、日頃の煩悩が取りのぞかれた気分になる。

足がガクガクになり、転んで擦り傷が出来ても、心がリフレッシュされる。

「巧言令色鮮し仁」と言われることがあるのも、修行が足らないからであろう。

まだまだ信心深いといえない中、年に一度は絶やさないように心掛けている。

毎年6月の第一週末に大峰参拝していますので、興味にある方はご一緒してみませんか?!(ただし男性の方だけですが、、、)

平成17611

 

 

<大東アイ235話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)

関西アマ決勝進出の恒藤高弘選手をインタビュー

 

 

 

 

 

 

 

  今年の関西アマ選手権決勝は、531日から63日までの4日間、六甲国際ゴルフ倶楽部で開催された。

写真の右は、関西練習場連盟の理事長でエブナゴルフセンター社長の恒藤光夫さん。

写真左は、決勝進出をはたした息子の恒藤高弘選手。

その昔、フロリダのディズニーワールドにて結婚式を挙げられ、小生、仲人をさせて頂いた。

ここ数年、メキメキとゴルフの腕前を上げ、現在、生野高原カントリークラブのハンデ0。

そこで、上達の秘訣を聞いてみた。

 

「やはり、毎日練習をしています。

アプローチ中心に200球ぐらい打っています。

良い感じが身に付くまで根気良くですね。

試合に出て、上手い選手と一緒に回り、一緒に練習をして上達してきた気がします。

特に国体選手に選ばれた経験が大きかったと思います。

『自分の腕を過信しない』

『自分のミスを認める』ことを教わりました。

例えばティーショットでのミスを取りかえそうとして無理をしてしまう。

結果として、同じホールで2度ミスをして、取り返し出来ない状態におちいる。

また、考えすぎないことも大切です。

ピンを狙わずに安全なところに打って行きます。

ショートアイアン以外は、あえてバーディーを狙いません。

しかしパッティングは自信をもって積極的に行きます。」

トップアマのゴルフ感を参考にされ、皆様のゴルフゲームにお役立て下さい。

平成17610

 

<大東アイ234話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)

秋山真邦氏のセントアンドリュースの世界

 

今年の全英オープンゴルフは第134回。

ゴルフの聖地、セントアンドリュースで714日より開催される。

秋山真邦氏は、学生時代より、セントアンドリュースに見せられて、訪れること50回以上。

セントアンドリュースの写真集や、カレンダーを出しておられる。

この写真は、虹が18番のフェアウエーを横切るようにかかったもの。

717日の最終日、どのプレーヤーが、この最終ホールを祝福の歓声を受けながら歩いているだろう。

 

http://www.naturalgolf.co.jp/akiyama.htm 

平成1769

 

 

<大東アイ233話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)

キャディー付きラウンドが中心の交野カントリー倶楽部

最近はセルフプレーのゴルフが増えてきた。

電動カートの導入と飛距離表示等の充実で、キャディー不要という風潮もある。

またキャディーさんに気を使う必要もなく、仲間同士で自由にプレーを楽しむゴルファーも多い。

もちろん、セルフで回れば、キャディーフィーの節約にもなる。

そんな中で、キャディー付きラウンドの要望が圧倒的に高いゴルフ場がある。

交野カントリー倶楽部。

「ゴルファ−の皆様が気持ちよくラウンドできる」よう、全てのキャディーさんに意識付けがなされている。

そこで、小生より、キャディーさんを味方に付けてプレーを楽しみ、スコア−を縮める方法の紹介。

1.        自分自身のプレースタイルをスタート前、キャディーさんに伝えておく。

ティーショットやグリーン回りで使うクラブを伝える。

2.        キャディーさんからの距離やパッティングラインのアドバイスをセカンドオピニオンとする。

最終的には自分で判断して、その決断のもとプレーに専念する。

3.        間違ったアドバイスであっても、キャディーさんを攻めない。

原因は、キャディーさんの判断に委ねた自分の失敗。

4.        バンカーやグリーンでのボールマーク直しは、自分で行う。

  キャディーさんの基本的な仕事は、ボールを見ることと考える。

5.        キャディーさんのアドバイスでよい結果が得られたときは、感謝の気持ちを伝える。

6.        キャディーさんを独り占めしない。

同伴プレーヤー全ての仕事がこなせるように気遣う。

当日のキャディーさんを味方に付ければ、楽しくプレーでき、スコア−が縮まること間違い無し。

平成1768

 

<大東アイ232話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)    

  アイアンマンのI.O.さん

 

何年ぶりかでI.O.さんとゴルフをご一緒した。

以前はハンデ1で西宮カントリーのクラチャンも取られたこともある。

10年ほど前に小生のアメリカツアーに参加されたとき、PGAウエストをアンダーでラウンドされた。

ここ数年、お仕事が忙しく、ハンデが5まで急降下されたとのこと。

特にドライバーが不調で、アイアンでティーショットされる。

空手2段で腕力があり、ヘッドスピードは47mpsもあり、147ヤードのショートホールをピッチングウェッジで打たれるほど。

ラウンド後、デジカメ動画のゴルフスイングをお見せした。

「バックスイングで左肩が落ちないように気を付けている」とI.O.さん。

「トップでのグリップの位置が耳の上に来ています。

従ってダウンスイングでグリップが体から離れきみになり、超アップライトなスイングプレーンとなっています。

これでは、アイアンは打てても、よりフラットなスイングプレーンのドライバーが打てないはずですね!

片山プロのトップでのグリップに位置を見てください。

右肩の上にあります。

手や腕だけでバックスイングをせずに、上半身の一体感を持ちながら体を回せば良いのです。

このトップの位置に来ることにより、体のネジレのパワーが生み出された、苦しい状態になります。

I.O.さんのトップは、“楽”をしすぎた状態です。

日頃から肩甲骨を中心としたストレッチをされて、昔のようフラットなトップにされてはどうでしょうか!?」

I.O.さんが復活される日も近いだろう。

平成1767

 

<大東アイ231話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

意識の持ち方でショットの良し悪しが決まる

ゴルフ場に欠かせない池。

コースの造形美を豊かにしている。

ゴルファーの気持ちを和ませることもあるが、プレーヤーにウォーターハザードとしてプレッシャーを掛けることも多い。

池とフェアウエーの組み合わせが素晴らしいホールがある。

池があることにより、コースが引き立つ。

ホールの景観だけでなく、戦略的な意味においても。

池の美しさに反比例して苦手意識を持つゴルファーも多い。

池を見ただけで過剰反応してしまう。

結果としていつものスイングが出来ずに、池に入れてしまう経験を持つゴルファーは少なくない。

池のホールで、池全体をブルーシートで覆った場合と、そのままの状態で実験をしたことがあった。

同じホールでありながら、池を覆って見えなくした場合は、ミスショットが極端に減った。

反対に、池に入れないように意識すればするほど、結果として池にボールを入れてしまう。

皮肉な結論となった。

では、どのようにすれば良いのだろうか。

まず、頭の中から池の意識を消すこと。

そのためには、狙いのターゲットを決めて目標意識を鮮明に持つ。

そして、その目標以外の景色を意識の中から完全に消してしまう。

頭の中の白いキャンバスに、目標だけをクッキリと浮かび上がらせてみよう。

意識の持ち方を変えるだけで、ショットの良し悪しが決まるから不思議だ。

平成1766