大東アイ(四方山話)
<大東アイ890話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
ビジュアルがイメージ力を高める
3本の色テープと延長線上のポイントが3つ。 グリーンマットに白、黄、赤色が見事にマッチしている。 色彩は、イメージ力を高めるためには、欠かせない要素。 スライスボールのゴルファーは、赤線のアウトサイドインのスイング軌道になっています。 要注意という意味で、赤色のテープにしています。 その方は、ダウンスイングを、黄色にイメージしてみます。 クラブヘッドをインサイドアウトの黄線に沿って振りぬきます。 ボールを黄点に向かって飛ばすようにします。 マジックのようにスライスボール直ることでしょう。 平成19年3月24日 |
<大東アイ889話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
天職としてのティーチングプロ
「天職:天から命ぜられた職。その人の天性に最も合った職業」とある。 150人のティーチングプロを前に質問をさせて頂いた。 「天職と思ってゴルフレッスンをされている方、手を上げてみて下さい」 驚いたことに、一人であった。 トーナメントプロを目指して、諦め、そしてティーチングプロに転職した。 同じテンショクでも、「天職」と「転職」は大違い。 小生が思うに、最初はいやいやでも、天職と思う事で開けてくることがある。 パッティングをするとき、「入りそう!」と思ったときは、不思議とカップインするもの。 思うことで、ストロークがスムーズになり、ボールの転がりが良くなる。 「こんなありがたい職業はない!」と思うことで、生徒さんに対しての接し方も変わってくる。 鏡の前で自分の笑顔を作って見せて、最初は自分を騙してでも、思い込む。 そこから道が開けるのではないでしょうか。 偉そうなことを言いたい放題、1時間半に渡り、すいませんでした。 平成19年3月23日 |
<大東アイ888話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
古市忠夫プロの駄洒落特集
「ありがとう」で有名な古市忠夫プロ。 実は駄洒落の天才でもある。 一番ホールの同伴競技者が右に打ったボールが、跳ね返って戻ってきた。 「キックは一時の恥じ!だね」とおじさんギャグがのっけから始まった。 自分の打ったボールには、 「スタートホールは、アメリカのお母さんでね!」 こちらは??? 「マーマーでいいの」 座布団1枚。 「そこからお父さんでいくのよ!」 「わかった! パーパーでしょう!」 「ご名答!」 駄洒落だけではなく、古市語録も聞かせてもらった。 「りきんで出るのはウンコだけ。 力が出るのは感謝だけ。 なげき、ぼやき、いやみ、を言ってはいけない。 心に毒を入れるから。 人に喜んでもらうことをすることで、徳を積む 運命には2種類ある、 変えられない天命と変えられる宿命 宿命を変えることを立命と言う。俺の出たのが立命館大学!」 色々、勉強になりました。 平成19年3月22日 |
<大東アイ887話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
感謝力は掛け算
「感謝力は掛け算なんです」と古市忠夫プロ。 「人の実力は、才能 × 努力 × 感謝力 で決まります。 60歳にして、カメラ屋のおやじが、プロテストに合格したのは、奇跡なんです。 星野英正プロや、宮里聖志プロなどと蒼々として実力者と同期なんて考えられない。 挨拶ひとつ出来ない若手のプロが多すぎます。 才能と努力が、10点満天でも、感謝力が、1にも満たない0.5だったら、 10 × 10 × 0.5 = 50 となります。 私の場合は、実力も努力も彼らに比べれば、三分の一以下でしょう。 でも、感謝力は満点なんです。 3 × 3 × 10 = 90 となり、彼らに勝てるのです。」 奇跡が起こる感謝力、皆様も実践してみてはどうでしょう。 パッティングでイップスになっている人などは、最高の効果があるはずです。 平成19年3月21日 |
<大東アイ886話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
古市忠夫プロと2ショット
阪神大震災で九死に一生を得た、古市忠夫さん。 それまでは、カメラ屋の親父さんだった。 自宅は全壊したが、偶然に車のトランクに入れていたゴルフクラブは被害を免れた。 生かされていることの感謝から一念発起して、60歳を目の前にして、プロゴルファーを目指された。 それまでハンデ0であったが、それはアマチュアのこと。 将棋の世界と同じで、プロとアマチュアの実力は違う。 才能や努力では到底およばない若者達を相手に、感謝の力で見事、合格された。 その物語は「ありがとう」の映画化されて有名。 「感謝の気持ちは人の心を大きく、美しく、そして強くする」 本人から聞く言葉には、重みがあった。 平成19年3月20日 |
<大東アイ885話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
世界感謝協会1周年記念ゴルフ開催
「朝食を抜きましょう!」で有名な井上敬先生。 健康= 酸素 + 究食 + 感謝 病気を予防するための究極の方法を発見した医師の提言書である「健康方程式」を出版されている。 ゴルフにも健康方程式を取り入れようとされている。 ゴルフ界では、感謝力の高い古市忠夫プロも参加され、記念ゴルフをした。 小生にも、お呼びが掛かったことに感謝。 自分自身の感謝力は、まだまだ発展途上。 50歳を目の前にして、色々な方々の教えを頂き、だんだんと感謝する気持ちが芽生えてきたところ。 「感謝力は、ほっておくと低下してしまう。 自分自身で、はぐくむ努力が必要である」 感謝力の高い方々に囲まれて、エネルギーが高まった一日であった。 平成19年3月19日 |
<大東アイ884話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
みんなの協力があって、はじめて出来上がる
一つのものが出来上がるまでには、色々な人の努力が集められている。 1冊の本が出版される過程も例外でない。 たとえば、本の中で使われている写真は、撮影された何千枚を超える一部。 取材撮影は、ゴルフ場や練習場の協力を頂き、可能となる。 カメラマンだけでなく記者やデザイナーの協力も必要である。 小生が着ているPGAウエアも、メーカーさんから提供してもらった。 特にO記者には、頭が上がらない。 沖縄と宮崎のトーナメント取材の忙しい中、小生のために徹夜で編集作業に当たってくれている。 この日も、宮崎のトーナメント会場から、取材撮影に駆けつけてくれた。 改めて感謝&合唱。 平成19年3月18日 |
<大東アイ883話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
「ゴルフエクササイズ」書籍出版間近!
足掛け2年に渡り、週刊パーゴルフで連載していた「ゴルフエクササイズ」。 60回にわたる連載を続けてこられたのは、担当O記者の絶大なるバックアップの賜物。 「ストレッチ、筋肉トレーニング、ゴルフスイングの動きをミックスして、ゴルフ上達につなげるのが大東将啓が提唱するゴルフエクササイズ。 テレビを見ながら、新聞を見ながらでも気軽に簡単に出来る体操です。 毎日5分やるだけでゴルフの上達につながります。」 このたび、書籍になって3月29日、学研より全国書店で発売されます。 ゴルファーの皆様のお役に立てば、幸いです。 平成19年3月17日 |
<大東アイ882話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
一升瓶とカップの大きさ
カップと一升瓶とどちらが大きいと思いますか? 「間違いなく一升瓶でしょう!」 パッティングの苦手の方ほど、そのように言われる。 カップのサイズは4.25インチ。 ゴルフに関しては、センチメートルでなく、インチ、ヤードを使っているからややこしい。 今では、英国と米国しか採用していないヤード・ポンド法。 現在、日本をはじめ、ほとんどの国がメートル法を採用している。 日本においても、一昔前まで尺貫法であった。 畳の長さが1間で、2枚で一坪。 一寸法師や五寸くぎなどもそのなごりである。 パーシモン時代には、重さも匁(モンメ)を使って 「俺のドライバーは、100匁以上だよ(約375グラム)」と島田幸作プロが言ってたことを思い出す。 一升ビンの大きさは105ミリほど。 実は、カップの大きさが108ミリ。 信じられますか!? 平成19年3月16日 |
<大東アイ881話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
西川プロ・菅野プロ・坂口プロと懇談
4人のプロが集まり、なにやら怪しい会議? いえいえ建設的なお話。 プロゴルファーとして地域社会に何が出来るだろうか? そんな真面目なお話を意見交換させて頂いた。 西川プロは、日本プロゴルフ協会の専任指導委員である。 ティーチングプロの講習会の先生役として、多くのプロを教育してきた。 神戸大震災を景気に還暦でプロになった、有名な古市忠夫プロも師匠と仰ぐ。 「60歳を迎えようとして、これからは社会にいかに還元するか」と西川プロ。 若手のプロ達と一緒に、ゴルファーの集える場所を作っていきたい。 落語の定席・天満天神「繁昌亭」がオープンしたように。 プロ達が集い、語らい、ゴルファーと伴に時間を過ごせる、理想のコミュニティー。 マンツーマンで話すことが出来ても、講演形式で語ることの出来るプロは多くない。 プロ達の研鑚の場となり、そしてゴルファーにとっても団欒の場となるような「ゴルフ版繁昌亭」(仮称)のオープンに向けての、真面目な懇談会であった。 平成19年3月15日 |