大東アイ(四方山話)
<大東アイ270話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
九州ゴルフ専門学校の平木理事長からのお礼メール 「大 東 殿 様 永いことお待たせしましたが、優勝することが皆様の声なき声に支えられ 念願の“ 優勝 ”をすることが出来ました。本当に有り難うございました。 次の夢は、大東殿にタイガーを敗者として横目で見ながらインタビューを受ける と言うものは如何ですか!! 最近は現地に行って、ウェーティングしても手前で打ち切られ、参戦できず にスゴスゴ引き上げてくる姿を見て、掛ける声もなく、こちらも辛い時間が 長かった分、喜びも一塩です。 この勝利に浮き足立つことを心配していましたが、勝利した当日もみんなと 一緒にモクモクと球拾いをして、昨日はトレーニングにも行っていたみたいで、 苦しい時間が彼を成長させたみたいです。 今後とも日本のホープとして世界に挑戦させねばなりません。 彼もまだまだ未熟者です故に今後とも宜しく、お願い致します。 平木伸一」 学校法人としてゴルフプロフェッショナルの育成に従事されている、九州ゴルフ専門学校。 先日のツアーで優勝をした野上プロにっとて、非常勤講師としてだけではなく、大変ゆかり深い学園だ。http://kga.golf.ac.jp/ 平木理事長には、小生も長年、お付き合いを頂いている。 野上プロが、優勝した当日も球拾いを手伝いトレーニングに行っていたとの知らせを聞けば、更なる応援をしたくなるのは、小生だけではないだろう。 平成17年7月15日 |
<大東アイ269話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
パット開眼でナイスバーディーの田中さん 「ドライバー イズ ショウ、パット イズ マニー」と言われるように、スコアーメークに一番重要なのは、パターであることは、間違いない。 しかし、パッティングに不安を持っておられるプレーヤーが少なくない。 田中さんも、実のところ、そうであった。 パターをする姿を見ていると、そのことが手に取るようにわかる。 ストローク後、すぐに身体が動いてしまう。 打つ前から、カップインするかどうか危惧しているため、落ち着いたストロークが出来ていないのだ。 結果として3パット、4パットを連発されていた。 そこで小生がアドバイス。 「スムーズなストロークをすることに集中して下さい。 入るか入らないかは時の運です。 ストローク後も、身体の姿勢を崩さないことです。」 その後、不思議と1パット。 そして、見事バーディーパットも決められた。 パッティングスタイルは、十人十色といわれるが、上手いゴルファーの共通点は: 1.
微動だにしないドッシリとしたアドレス。 2.
ストローク後も落ち着いた身のこなし。 3.
カップインに関して一喜一憂しない。 4.
自分自身で、パターが上手いと思っている。 5.
グリーン(ラインと速さ)の読み方が的確。 上記のことを身に付けるためには、基本的なストローク練習が欠かせないことは、言うまでも無い。 平成17年7月14日 |
<大東アイ268話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
[Katano Country Club Golf Academy]のロゴ完成 交野カントリー倶楽部ゴルフアカデミーのロゴが出来上がった。 ゴールデンリトリバーのカップルをあしらったもの。 「出会い・健康・楽しさ」をテーマとして、親しみやすさをあらわしている。 ゴルフアカデミーと言えば、なんだか聞こえが硬い感じがする。 しかし、ゴルフゲームに関して能動的に学ぶことができる「場」を目差して、小生、お手伝いをしている。 今までのレッスンが、「まな板の鯉」状態のコーチの言われるままに、ゴルファーが委ねる受動的なものであった。 しかしゴルファー各人が、自分の「目標設定」を持つことにより、より自立的で能動的な意識が持てると思う。 また悪いところを直す、いわゆる「バンドエイドレッスン」の矯正指導に偏ってきたきらいがあるものを、ゴルファーの長所を伸ばし、「スイング形成」を中心とした育成指導に重きを置いていく。 ゴルファーとコーチとの関係も、今までの「師弟関係」ではなく、「気付きの提供」ができるコーチングに徹していきたい。 練習メニューは、ただ単に「鏡を見ずに化粧をする」ような打球練習に終始するのではなく、「200種類の練習ドリル」を用意している。 どちらかと言えば「病気治療」的な対処療法である今までのゴルフレッスンを改め、「健康管理」のためのサポートが出来る体制もとっている。 スイング分析の目も、「プロの目」に頼っていたところを、デジカメとパソコン利用によって、より一律で明快なものとなった。 そしてゴルフスイングに終始していたゴルフレッスンを、「ストレッチ&トレーニング」やメンタルサポートまで含めたトータルサポートが出来ることを目差している。 今後、色々なイベントを通じて、理想のゴルフアカデミーに近づけるように、スタッフ一同、頑張っていきたい。 平成17年7月13日 |
<大東アイ267話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
200種類の練習ドリル教材が完成! 日めくりカレンダーのように、一枚ずつめくることが出来る200種類の練習ドリルファイルが完成した。 練習ドリルを、わかりやすくイラストで描いている。 A3版に引き伸ばしたものをパウチ処理した。 イラストのために分かり易く、イメージが湧きやすくなっている。 それぞれの練習ドリルには、その効用がある。 ゴルファー各人の練習のテーマに沿って、練習ドリルを選択する。 例えば、はがきを口にくわえてスイングする練習ドリルの効用は、 1.
スイングプレーンをイメージしやすい 2.
トップでの左肩の回転が充分におこなわれる 3.
インパクトで歯をくいしばるのを防ぐ の3つある。 スイングの面が安定しないゴルファー、バックスイングで肩の回転が浅い方、歯をくいしばってインパクトしているプレーヤーにとっては、試してもらいたい練習ドリルの一つ。 練習ドリルを正しく使う為には、処方箋をだすコーチの役割と副作用を見極める目も必要となる。 平成17年7月12日 |
<大東アイ266話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
野上貴夫プロ、ツアー初優勝、おめでとう! 昨日、ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメントで、野上貴夫プロが初優勝を飾った。 シード権を持たず、予選会45位の出場資格で、今年2試合目の参戦。 34歳の誕生日を初優勝で、自らの手でビッグプレゼントをゲットした。 10年前、野上プロが研修生の時、小生が主催するフロリダ州のミニツアーに1ヶ月参戦した。 その当時、やんちゃ坊主で愉快なキャラクターの人物であったことが懐かしい。 以下は、野上貴夫氏が自ら綴った作文。 野上貴夫 (野上ゴルフ倶楽部所属研修生)
「フロリダ州のオーランド地域で毎週3日間トーナメントが月曜から水曜日にあり、1日間トーナメントが土曜日にあり、各トーナメントの前日に練習ラウンドをプレーした。
私はフロリダと日本の時差に慣れるのに1週間近く時間がかかり、コースを回っても自分の力を出せなかった。コースは日本のコースより難しく、日本のコースでは少し曲がっても大きなミスにならないが、アメリカのコースは少しの曲がりが大きなミスにつながる。例にあげるとロングホールでドライバーを飛ばしても意味がない。ポイントに打たなければセカンドで狙えないグリーンサイドは池又木でセパレートされプレーヤーにプレッシャーをあたえる。アメリカの選手などは3Wや1Iなどでティショットを安全な
場所に打ち、セカンドでパターがやさしい位置に打ちバーディを取ってくる。決して無理な攻め方をしてこない。そういうところを見習うべきである。コースの練習場ではショットはもちろん、他にパター、アプローチなど好きなだけ練習ができる。特にショットは芝の上から練習でき、ターフの深さなど細かいところまでチェックでき、夕方、日が暮れるまで練習できる。この素晴らしい環境でプレーすれば日本のゴルフ場と違いがありすぎる。こうして見ると日本とアメリカの環境の差がわかる。試合の休みにディズニーワールド、ユニバーサルスタジオに出かけた。特にディズニーワールドは東京ディズニーランドと内容はほとんど変わらないが広さがとても広い。ユニバーサルスタジオは
広さも大きいが内容がすごい。ここでは映画の中に本人が主人公になれる。腰を抜か
すような迫力である。一言すごい!。 食べ物は安い。バーガーキング又、マクドナルドに行きハンバーガーをほとんど毎日食べた。値段がハンバーガーが1個百円ぐらいで始めは珍しいので食べたが、後半になるとあまり行かなくなった。日本の味が食べたくなったので日本食店に行った。寿司、天ぷら、すき焼き、焼き肉なんでもある。米はあまりおいしくない。こうして1ヶ月間あっという間に終わってしまった。ゴルフを上達するためにはアメリカに行き、試合に出るだけで上達したような気がする。最後にプロで賞金を稼ぐ勉強ができました。この経験を生かしてこれからのゴルフ生活を変えて行きたいです。」
今後、新しいキャラクターとして、ツアーを盛り上げてくれることだろう。 平成17年7月11日 |
<大東アイ265話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
「秘密のノート」を参考にプレーするM氏 「秘密のノート」を参考にプレーしているM氏。 自分でホームコースのヤーデージブックを作成した。 その内容は、ティーグラウンドからフェアウエーの障害物や目印までの距離を詳しく書いてある。 携帯用の距離測定器を使って、ラウンド中に測定したという。 ツアー選手が使っているもののように、バンカーやグリーンの大きさまで、詳しく表示さたもの。 M氏のゴルフに取り込む態度は、真剣そのもの。 仕事が忙しいのにもかかわらず、ハンデ3を維持している。 小生、横勝負でハーフで1つハンデを渡すのだが、取ったり取られたりの勝負を繰り返している。 他のプレーヤーのスイングの観察力にも長けていて、そのアドバイスは小生が驚くほど的確なもの。 いつも参考にさせていただいている。 レッスンのアイデアも、色々頂いてきた。 この場をお借りしてお礼申し上げます。 「今後とも、小生のゴーストライターとしてよろしくお願いします!」 平成17年7月10日 |
<大東アイ264話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
交野カントリー倶楽部の創立36周年記念式典 交野カントリー倶楽部の創立記念式典が、7月8日におこなわれた。 写真は藤木理事長の挨拶。 「周辺の6コース中、4コースが民事再生になりました。 後を引き継いだ外資系の運営会社は、色々な手立てを打ってきています。 交野カントリーとしても、サービス精神とサービスの創造によって付加価値を高める経営を目指すことが必要であります。 おかげさまで平成10年より減り続けた来場数も、今年より回復基調であります。 7月20日より始まりますゴルフアカデミー起爆剤として、スタッフ一人一人が目標を持ち、ゴルフビジネスのプロとなるように心掛けてください。」 その後、小生が 「ゴルフスクールでびっくりするほどゴルフ場が活性化する」というお題目を頂き、講演の機会を頂いた。 「びっくりするほどゴルフ場が活性化するためには、ゴルフ場スタッフの皆様のご協力が必要となります。 一人一人のサービス力の向上が、最後にものを言います。 お客様を見抜く「眼力」の重要性を、以前にスタッフの皆様にお話させて頂きました。 今回は、サービスのレベルをさらに上げる努力をしてみてください。 目配り、気配り、心配りであります。 「目配り」とは、キャディーさんの仕事では、基本的なボールを見ることです。 レストランでは、お水の欲しいお客さんが「すいません」と呼ぶまでに、気付いて対応することです。 「気配り」とは、キャディーさんの場合、タイミングよくボールを拭いてあげるようなことです。 フロントなどでは「○○さん、優勝おめでとうございます」と声をかけることでしょう。 「心配り」とは、言葉的には気配りと変わらないのかもしれませんが、お客様が感動することをしてあげることでしょう。 「そこまでしてくれるか!ありがとう!」とお客様に言わしめるような行動が取れるように日頃から考えておく事が必要なのです。 とにかく、交野カントリーゴルフアカデミーは、皆様の協力無しには成功しえないプロジェクトなのです。」 平成17年7月9日 |
<大東アイ263話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
「
平成17年6月26日(日)交野CC Dクラス月例競技で 52・47・グロス99・ハンディ36・ネット63 今まで120から130を往ったり来たり。 昨年秋ゴルフを止めようと思っていた時、交野CCで大東プロのゴルフホームドクターの講演会があり、お話を聴かしてもらい年末に入会しました。 しかし私は何事も厭きっぽくすぐ尻切れとんぼになるので、家族も 「1ヶ月も続かんやろう」と言っていました。 岡本プロには多々ご指導頂いておりますが、半年も楽しく引っ張って頂いたことがこの成果へ繋がったものと思います。 続かなければ、今日も未来もあり得ないからです。 スライス、ダフリ、トップ、チョロばかり。教えて頂いたことは頭で判っていても何回やっても体がその様に動きません。 手の係る患者で大変だったと思います。パットもへたで、4パット、5パットも連発します。 目を瞑っていても入る様なパターが有ればと、東香里ゴルフセンターのゴルフショップで岡本プロにお願いしてこれだというのを選んで頂き、競技に持ち込みました。 そうしますと目を瞑っていても入るわ入るわ、ウソの様なホントの話。 これが正面ネットにポンポン当たり出したら、どれくらいのスコアーが出るのだろうかと、楽しい夢みたいなことを思い巡らしています。」 松田 三郎さん談。 |
<大東アイ262話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
天の川に掛かっている逢合橋と機物神社 今日は、織姫と彦星が一年に一度再会する七夕。 小生の街には、なんと、七夕にちなんだ天の川がある。 銀河を見立てた天の川に架かる橋は、逢合(あいあい)橋(交野市私部西3丁目)という。 下流には、天津橋や、七夕の夜、牽牛と織姫が逢う時、カササギが翼をならべて天の川を渡したと言う伝説の橋、カササギ橋が架かっている。 七夕には、この牽牛と倉治の機物神社の織姫が天の川の逢合橋でひとときの逢瀬を楽しんだと伝えられている。 年に一度、由緒あるわが街を感じる七夕の一日。 平成17年7月7日 |
<大東アイ261話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
「ゴルフホームドクター」ティーチングマニュアル完成! ファイル一杯にスイング写真や分析が入った、ティーチングマニュアルが完成した。 ゴルフスイングをデジカメにて動画撮影しても、分析能力が無ければ活用することはできない。 また撮影の方法も、一定の規則を押さえたうえですることにより、より効果的な活用が可能となる。 プロのゴルフスイングとの比較にしても、スイングの部分的な箇所に固執すると、とんでもないことに陥ることもままならない。 従って、ティーチングプロの間でも、日頃より分析能力をお互いに高める努力を絶え間なくする必要があろう。 生徒さんへのゴルフスイングの分析にしても、どのポイントを最初に手を付けて行くのかが難しいポイント。 プロのゴルフスイングでさえ、パソコンを使って、スローやコマ送りを繰り返せば、そのプレーヤーの癖や欠点が診えてくる。 同様のことをすれば、アマチュアの場合は欠点だらけが目に付いてしまう。 そこで、その人の個性を伸ばし、注意する点を絞ってコメントする必要があろう。 従って、文章に書いてコメントする練習を繰り返し行う練習がためになってくる。 その分析能力を養う教材を中心にまとめたものが、このティーチングマニュアルとなっている。 小生が今までのスイング動画を分析し、分解写真にプリントアウトしてコメントしたものを使用して、コメントを隠して各々が同様にコメントを書いていく。 100人ぐらい繰り返すことにより、段々とスイングの系統が見えてくる。 またスイングの形の裏に隠されたものも分かってくる。 とりあえず単純作業を、繰り返し根気良くやることが必要だ。 平成17年7月6日 |