大東アイ(四方山話)

大東アイ 第1話〜第10話 大東アイ 第11話〜第20話 大東アイ 第21話〜第30話 大東アイ 第31話〜第40話 大東アイ 第41話〜第50話
大東アイ 第51話〜第60話 大東アイ 第61話〜第70話 大東アイ 第71話〜第80話 大東アイ 第81話〜第90話 大東アイ 第91話〜第100話
大東アイ 第101話〜第110話 大東アイ 第111話〜第120話 大東アイ 第121話〜第130話 大東アイ 第131話〜第140話 大東アイ 第141話〜第150話

大東アイ 第151話〜第160話

大東アイ 第161話〜第170話

大東アイ 第171話〜第180話

大東アイ 第181話〜第190話

大東アイ 第191話〜第200話

大東アイ 第201話〜第210話

大東アイ 第211話〜第220話

     

 

<大東アイ230話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

日本ゴルフジャーナリスト協会の掲示板

日本ゴルフジャーナリスト協会のホームページにある掲示板。

http://www.nouve.jp/cgi-bin/personalbbs.cgi 

ゴルフに関して自由な意見を書き込むように出来ている。

以下は宮里藍プロと横峯さくらプロのスイングに関する書き込み。

 

藍とさくら、スイングはどちらがいいの 老記者 さん 2005年05月27日(金) 08時14分

今や人気絶頂の藍ちゃんとさくらちゃん。スイングはかなり違いますが、将来性を専門家はどうみているのでしょうか。ベテンプロで新進解説者は「さくら君の方が長持ちする。いまはあのスイングでいい」といい、またジュニア育成で定評のあるプロは「さくらの方が身体が作られている」といいます。とはいえ藍ちゃんには、ものすごいパットの感性があります。専門家の河内のマサさんはじめみなさん、、いかがでしょう。

藍とさくら ゴルフドム さん 2005年05月27日(金) 09時57分
 

素人目には藍ちゃんの方が「綺麗なスイング」に映ると思います。さくらちゃんのスイングに関しては「あのオーバースイングでは・・・」と首をひねっている人が多いと思います。ところがプロの世界では「綺麗に見えるスイング」と「よいスイング」は別だといわれます。スイングのことを本当によく知っている大ベテランのSプロは「宮里選手はフェースをシャットに上げて、インサイドアウトに振る今のスイングをこのまま続けていたら必ず壁に突き当たるときが来る。アメリカに行くと池とかバンカー越えのホールが多く、キャリーで攻めて、固いグリーンに止まる球を打たないといけないので難しい。スイングの軌道は横峯選手のほうがよい」と言ってます。


 

河内のマサ さん HomePage 2005年05月27日(金) 10時54分
 

小生、ゴルフスイングに良し悪いは無いと思います。
ゴルフスイングは、性格と同様に個性の問題で、比較対照できるものではないのではないでしょうか。
確かに、効率的で、復元性があり、ある程度基本に根ざしたスイングにこしたことは、間違いないでしょう。

タイガー・ウッズが最強の2000年、彼のスイングが賞賛されました。
その後、超ストロンググリップで体を開きながらインパクトを迎えるデビット・デュバルが21世紀のスイングと言われました。
そして、アニカ・ソレンスタムのルックアップスイングが真似られています。
「勝てば官軍」のように、強いプレーヤーのスイング=良いスイングと語られることに抵抗を感じるのは小生だけでしょうか。
スイング以外にもっと大きな部分があると思うのですが、、、、

大切なのは、自分の個性を確立することではないでしょうか?
それもゴルフゲーム全体としてのものを。
個性豊かなゴルファーが出現してきている現在の女子プロ界は、見ていて面白いものです。
支離滅裂な話になりましたが、、、、

 


良いスイングの条件 ゴルフドム さん 2005年05月27日(金) 23時21分
 

1974年の日米対抗を思い出します。コースは7200ヤード以上と、当時としてはたいへんに距離があって、飛ばし屋揃いのアメリカが断然有利といわれた橋本CC(和歌山県)。ところが優勝したのは何ともっとも飛ばない杉原輝雄だったのですが、彼のスイングにまつわる次のようなエピソードが残っています。
初日のスタート前の練習場で、「選手にまじってアマチュアが一人練習しているのでやめるように言ってほしい」とアメリカのキャプテンが大会本部に言って来たというのです。係員が飛んでいったらそれは何と杉原だったという話。
確かに彼のスイングは左腕(ひじ)が相当曲っていて、バックスイングで頭がかなり右に動いています。アマチュアと間違われても仕方のないような変則的なスイングです。
だけどもリー・トレビノは著書「驚異のトレビノ打法」(日刊スポーツ出版社、後藤新弥訳)の中で「ゴルフはいかに美しくスイングするかではなく、みっともなくてもいいから、いかに同じスイングをミスなく繰り返すかの反復競技なんだ」と言っています。
「杉原のフォームは格好はよくなくても、何万回、何十万回と、同じことを繰り返し出来るからあれだけの成績をあげてこれたんだ」とトレビノなら言うかもしてません。フォーム(形)はよくなくても同じことを繰り返し出来るスイング、どれだけ長続きするか、選手生命が長くて年をとっても勝てるスイング。そうしたことが良いスイングの条件だと思います。河内のマサさん、どうでしょうか。

 

良いスイング 河内のマサ さん 2005年05月28日(土) 06時09分

杉原プロのスイングは、大変個性的ですね。
前腕の回転が少ないため、結果としてクラブヘッドのフェースローテーションが少なく、インパクトゾーンでのフェースの向きが安定しているのですね。

良いスイングの条件のお話ですが、、、
それも、これも、個人の問題ではないでしょうか。
万人に良いスイングのお話ではなく、そのゴルファーにとって最適なスイングがそれぞれあるのではないでしょうか。
その意味で小生は、どちらが良いスイングではなく、その個人にとって効率的で、反復性があり、理にかなったものが良いスイングだと思います。

野球で長島さんと王さんの二人のバッティングに対して、どちらが良いフォームと言う論議はないのに、ゴルフの場合は、スイング論議が多いのは、どうしてでしょうか。
ゴルフドムさんのお答えになっていないですが、
思うつくまま書きました。


皆様もゴルフに関する自由な書き込みをしてみては、、、

平成17年6月5

 

<大東アイ229話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

メンタルヴィゴラスが人を動かす

成功者が続出のブレイントレーニングがあるという。

数々のスポーツ選手をはじめビジネスマンに至るまで、大脳心理学と心理学を利用して、能力開発にたずさわってきた西田文郎氏のテープを聞いた。

「自宅の電話番号を覚えている脳を持っている人は皆、天才である」と言われている。

「自宅の電話番号を覚えている人でお金の好きな人は誰でも億万長者になれる」と聞くと、まやかしに聞こえるが、

「億万長者になる人は、初めから脳が成功のソフトになっている。

億万長者になれない人は、初めから脳が失敗のソフトになっている」と主張されている。

「人間の脳の機能をコンピュータに置きかえると、10万台のパソコンよりも優れた機能をもっている。

しかしその脳が失敗のソフトになっていると、いくら努力しても成功しない。

ブレーントレーニングは脳を最高の状態にするトレーニング。

その人の目標に対して、脳をプラス思考、プラスイメージ、プラス感情を訓練により作り上げる。

女子プロゴルファーの中島千尋選手もシード落ちした時にこのトレーニングを受けた。

脳全体がマイナスの状態が多く見受けられたのを、プラスにすることで年間2勝をあげてカンバックした。」

とても面白そうなトレーニングだ。

そして最後に印象的だったのが、「夢を実現する方法」。

1.        まず夢を持つこと

2.        夢の話を聞いてくれるともを持つ

3.        夢を支え続けてくれる人を持つ

だそうだ。 

「自宅の電話番号は10桁。

それを覚えることが出来る人は、脳を最高の状態にすれば、出来ないことはない。

どんな夢でも人間の脳は実現できるようにつくられている。」

聞くだけで元気が出てきて、自分にも出来そうな雰囲気にさせてくれる話であった。

平成1764

 

<大東アイ228話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

らいよんチャン登場のゴルフコンペ

毎日放送主催のゴルフコンペがスポーツニッポンカントリー倶楽部にて行われた。

MBSのマスコット「らいおんチャン」がニアピンホールで登場し声援を贈ってくれる。

ボールが見事「ナイスオン」すれば、チェアーガールがグリーンサイドでダンスを披露する。

スタートは、1番、4番、7番、10番、13番、16番の6ホールから別れてのセミショットガンスタート。

その為に、プレー後の会食や表彰式までの進行が、実にスムーズに行われる。

通常100名を超えるコンペの場合、最初の組のメンバーは、最終組が終わるまで2時間以上待つ必要がある。

参加者全員が、各ホールから同時にスタートするショットガン方式の場合は、プレー終了も同時。

アメリカのゴルフコンペでは、よく行われている方法だが、日本のゴルフ場の場合、コースを貸切りにする必要があるために、取り入れられることが少ない。

ゴルフトーナメントをはじめ、色々なイベントを執り行っているMBSならではの運営の工夫が随所に見受けられた。

ただ単なるゴルフコンペではなく、遊び感覚があり、お祭り気分にひったり、楽しさを満喫できる一日であった。

平成1763

 

<大東アイ227話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

交野カントリー倶楽部のスタッフミーティング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  交野カントリー倶楽部のスタッフを交えて「会員サービス向上」に向けてのスタッフミーティングを行った。

レッスン、スクールだけではなく、会員様のトータルサポートのために、ストレッチやトレーニングを含めたサービスも提供できるのではないだろうかと、実演も兼ねたミーティングとなった。

写真は、小生がキャディーマスターの井関さんに手を伸ばした状態でのストレッチを紹介している。

「手を伸ばして上腕で両耳をふさいでください」と小生、お願いした。

日頃の生活では、肘を頭の上に上げることが少なく、肩甲骨の稼動領域も歳とともに狭まる傾向となる。

両手を一杯に伸ばそうとしても、写真のように伸びないものだ。

昔は「50肩」と言われていたのが、最近は「40肩」と若年齢化してきたのも、生活の中で動かすことが少なくなってきたことが原因であろう。

肩甲骨と股関節のストレッチは、ゴルフの為には最重要なポイントとなる。

肩甲骨の稼動領域が広がり、効果的なスイングができれば、飛距離アップが可能となる。

スタッフ一同が、基本的なストレッチやトレーニング方法を知ることで、会員様へのサービスも向上することだろう。

スタート前に、お客様がストレッチする姿が多くなってきたのも、ゴルファーの意識が高まってきた証拠。

ゴルフ場としても、朝からお風呂場などを提供したり、ストレッチビデオを流すなど、出来ることが多いのではないだろうか。

平成1762  

 

<大東アイ226話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

ゴルフシティ3周年記念で竹林隆光氏講演

当ホームページで「クラブフィッティング」を連載している太田栄造氏のゴルフシティーが3周年を記念し、竹林隆光氏を招いて講演会を開催した。

http://www.naturalgolf.co.jp/ootaeizou.htm 

日本を代表するクラブデザイナーとして有名な竹林さんは、フォーティーンの社長でもある。

1975年香港オープン、77年日本オ−プン、78年当会クラッシクではローアマを獲得。

職人の世界であったクラブデザインに、数字を持ち込んだ最初の人。

ライ角度やロフトは以外に、重心距離、重心高、重心深度、慣性モーメント等、データを駆使する話に、思わず納得する。

 

「現在のゴルフで注目は、若手の活躍。

諸味里しのぶ18歳、宮里藍19歳、横峯さくら19歳、伊藤亮太14歳、ミッシェル・ウィー 14歳。

なぜ若い子が、、、、これほど活躍できるのか。

第一の要素は、クラブが軽くなっているから。

昔はスチールシャフトで、重たいクラブをジュニアが振れない。

今は、軽いクラブでジュニアから練習して来て、それが蓄積できる

軽いクラブの恩恵は、ジュニア、シニア、レディースが受けている。

クラブが軽くなったから、70歳でも飛びが落ちない。

また、いくつになってもゴルフが楽しめる。

パーシモン時代は、ドライバー体積は190から200cc。

今は400ccになっている。

打点を2センチ外して、パーシモンで29メートルぶれが、大型チタンで7メートルしかない。

すなわち昔は林の中に行ったボールが、今のクラブではフェアウエーに残っている。

飛距離のロスも、打点2センチの誤差でパーシモン29メートル、大型チタン11メートル。

25年の歴史で、ドライバーの進化がゴルフを大きく変えた。

それに比べて、アイアンの進化は、慣性モーメントの点では、ほとんど無いのが現状。

アイアンの重心の高さは6年間でほとんど変わっていない

ドライバーほど、アイアンは進化していない

アイアンの種類は色々ある。

マッスルバック、キャビティー、ボックス構造、等々

その中で、特徴を把握してゴルファーが吟味する必要がある。

アイアンの選択のために

1.            重心の高さ ヘッドスピードの遅い人ほど低い物が良い。

2.            ヘッドの慣性モーメント 全ての人に大きいものが良い。

3.            重心距離  ヘッドスピードの早い人は短い物が良い。

 

陳清波プロから教えてもらた面白い上達する練習方法。

練習は、まずウエッジから、、

次は9番、8,7,6.と番手をあげていく。

6番が打てなけば、7番に戻る。

打てないクラブを打ってはいけない。

駄目なことを練習してはいけない。

悪い癖が付くだけ。

ドライバーは最後に5,6発打てばよい。

悪いコンディションで練習しない。

アイアンでもティーアップして練習する。

いいコンディションで練習する。

打てない番手を辞める。

あきらめが肝心。

 

最近アイアンセットが5番からになってきた。

これは、アイアンのロフトが立ってきた為。

ウエッジも4本入れる時代が来る。

5アイアン 28度  数年前

      25度  最近

      23.5 ゼクシオ

9アイアン  48度 30年前

       44度 10年前

       42度 3年前

       40度 今年

SW   56度から58度

AW   51度から52度

PW   45度から46度

昔のアイアンセットは8本セット

バブルで10本から11本 #3からPWA,S, #2

今6本セット。

大事な事は5アイアンのロフトの基本を決める。

5番アイアンで26度と決めれば、それから3度違うものをそろえる。

すなわち、ユーティリティーか、ウッドで、23度、20度と。

ドライバーの話

飛距離を伸ばす為のクラブデザイン。

反発係数 2008年まで。

スピン量を減らすことや、低重心化も行き着くところまでいった。

ボールの初速アップするためには、

1.            ヘッドスピードアップ

2.            ヘッド重量アップ

3.            長尺化

4.            シャフトの効果、インパクトでヘッドスピードが最大になるシャフト。自分に合ったシャフト重量。シャフトのトルクが大きめを選ぶ4.6から5.6

5.            ボールの選択

最適スピン量    2100から2200

最適打ち出し角度  12度から13

2つの要素の相関関係がある。

アメリカのドラコン王は、10.5のロフトを使っている。

今、リシャフトがはやっている

 アメリカのドライバー価格は、299ドル(32000)

日本の価格は58000円。

これはシャフトの価格差。  

シャフトのコストをかけているクラブをリシャフトしても変わらない

シャフト選びの基本は、まず長さ。

           44    45    46

     43m   65    6065   5560

     40    60     55     50

ヘッドスピードが違えば上記のように重さも変わってくる。

1.            重量

2.            トルク

3.            先端剛性(キックポイント) ヘッドスピードの早い人は剛性の高いもの

3つの要素も重要。

盛りだくさんで大変ためになる話であった。

平成1761

 

 

<大東アイ225話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

ゴルフは人間形成に素晴らしいスポーツ

ゴルフジャーナリスト協会の菅野会長から、神戸ゴルフ倶楽部をラウンドしながら教わったことがある。

「ゴルフほど人間形成に適しているスポーツはないと思います。」と菅野会長。

小生が「どんなところがですか?」とたずねる。

「普通、球技といえば一個のボールを巡って行われる「攻防戦」です。ピッチャーはバッターが打ちにくい球を投げてくるし、テニスは相手が打ち返しにくいところを狙って打ってやります。
そうして技術を競い合っているわけですが、「相手が嫌がることをやるのが大方の球技」であるという見方も出来ます。
ところがゴルフはそれぞれのボールを各自で打ちながら進行するゲームなので、相手のプレーを邪魔したら競技として成り立たない。

お互い、相手の立場を考えながら、お互いに最高のプレーが出来るような環境を作り合って、その上で、最小スコアを競い合うのがゴルフです。
「自分さえよければ他はどうでもよい」ではダメで、「相手を思いやる気持ち」がないと成り立たないゲームです。

それがゴルフ根本精神であり、だから「エチケット」がゴルフ規則の前に来ているのだと思います。
では何故、ゴルフにはレフェリーがつかずに、「自己申告」なのでしょう。

スタジアムの中で行う球技と違って、ゴルフは18ホールもの広大なフィールドに大勢のプレーヤーが散らばって、同時にプレーしてるのでレフェリーをつけることは不可能です。

レフェリーをつけようとしたらプレーヤー一人一人につけなければならず、それは無理なので、自己申告でやるしかないわけです。

自己申告ということは、プレーヤーは全員正直でないといけないし、不正を犯したら競技として成り立たないので、大変に「自己規制」が要求されるゲームです。
どんなに苦しいことがあっても、誰の手も借りずに、自分の力で乗り切らなければならないし、ギブアップすることなく、最後までやり遂げなければなりません。
ミスをしたときにこみ上げる怒りも抑えなければなりません。

我慢をしながら、自分に打ち勝たなければならないことが沢山あります。
そうしたことを考えると、これは人間教育にも大変によいゲームなので、出来るだけ多くの子供たちに親しんでもらいたいし、学校教育にも取り入れてもらいたいのです。」

 

そう考えると、ゴルフを教えるティーチングプロの役割は、非常に重要な仕事になることは明らか。

技術面はもちろんのこと「ゴルフの精神」を伝えていく役割があるのではないだろうか。

小生「ゴルフの精神」の伝道者となりうるように、精進して行きたいと思った。

平成17531

 

<大東アイ224話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

与えられている命を最大限に生かす

 

作家の神渡良平さんが言われていた。

 

「私はいろいろなことを思い出すために、よく靖国神社に行くのですが、そこに「遊就館」という資料館があるのです。

そこに残されていたある短歌を読みましたときに、涙がとまりませんでした。

昭和20321日に、鹿児島県の鹿屋の特攻基地から飛び立っていった緒方襄中尉が残した短歌があったのです。

鹿屋基地からお母さんに、

「最後の時間を与えられたから、会いに来て欲しい」と言うのです。

お母さんは鹿児島まで行き、そして最後の時間を持つのです。

お母さんと彼は語り合いました。

母は、その時、一首の短歌を残したのです。

うつし世のみじかきえにし母と子が 今宵一夜を 語りあかしぬ

実は、長男も学徒動員でフィリピンで戦死したのです。

長男も先に亡くして、しかも次男のほうが確実に死ぬことがわかっている特攻隊を志願して行ったわけですから、胸が張り裂けそうだったと思うのです。

そして、涙ながらに別れて神戸にかえってくると、鞄の中に息子の短歌が入っていたそうです。

いざさらば我は御国に山桜 母の身元にかへり咲かなむ

そのかばんの中の短歌を見たとき、号泣したそうです。

母として何もしてやれなかったのに、あの子が国の御盾となって死んでいく。

そして、もう一度生まれ変わるときには、お母さんの子として生まれ変わりたい、そう言ってくれた。

おいおい泣いて、またお母さんも一首の歌を残しました。

散る花のいさぎよきをば愛でつつも 母の心は 悲しかりけり

長男を戦死させ、次男も死ぬ直前。

見事に散ってほしいと言いたいけれども、でも自分の子どもを死なせるわけにはいけない。

そんな思いが込められています。

緒方中尉は321日鹿屋基地を飛び立って、南米の海に突入していくわけですが、そのとき海軍手帳に書き残した辞世の句がありました。

死するとも なほ死するとも我が魂よ永久にとどまり御国まもらせ

そうして、戦死しました。

そういう方々の涙があって今の国ができていることを思うと、おろそかに人生を過ごすことができないと思うし、子どもたちや孫たちの時代にいい国を作るための仕事をしたいと思わされます。」

小生も涙ながらにこの話を聞き、与えられた命を生かすべく努力をしたいと思った。

平成17530

 

 

<大東アイ223話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

アプローチ練習場完備のダンロップゴルフコース

ゴルフ場に行った時に、まず練習をしたいのが、ショートゲーム。

パッティングは勿論のこと、バンカーショット、アプローチショットは、そのゴルフ場の状態を知る上でもスタート前にチェックしよう。

グリーンの早さ、アンジュレーション、芝目を練習グリーンにて体験する。

バンカーショットは、砂の粗さ、湿り具合、砂の厚さによって大きく状況が変わるので、練習が大切となる。

アプローチは、ランニングとピッチショットの両方をためしてみる。

グリーンの硬さで、ボールのファーストバウンドの跳ね方が変わる。

また良いライからだけアプローチ練習をするのではなく、ラフの順目、逆目、ベアーグラウンドからもトライしよう。

芝の種類や芝目でクラブヘッドの抜け方が、大きく変わるからである。

ショートゲームがスコア−の半分以上を占める。

プロでさえ3分の1はグリーンを外す。

一般ゴルファーの場合、3分の1パーオンすれば御の字。

残りはアプローチショットをするわけだ。

そのことを想定してアプローチショットをすることで、イマジネーションを高めた質の高い練習となる。

結果として、それが、実践で使えるものとなる。

ダンロップゴルフコースは、パブリックコースでありながら、アプローチ、バンカー等のショートゲームが練習できる施設が整っている。

利用しない手はない。

平成17529

 

<大東アイ222話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

木原卓也博士(環境学)の「光」の調合

 

コンセプター・クリエイティブディレクター・環境学博士の木原卓也氏が実験を交えながら、益源住宅(PROFITABLE HOUSE)のコンセプトを語った。

 

「人体は光の放射体。

人体は、一種の天然熱源。

自然界の熱源は、すべて遠赤外線を放射します。

人体も、生物学的な遠赤外線放射源です。

人体の生きた皮膚からは、3ミクロンから50ミクロンの波長の遠赤外線が出ています。

つまり、人体は遠赤外線という光の恵みを放射する発光体なのです。

人間がこのように「光」を内に閉じ込めるのではなく「光」をたくさんの人に与え、人々の役に立とうとすることによって「光」は対外に放射されます。」とのこと。

生活のあらゆる「光」の波長を調整することにより、体にやさしく、快適生活ができるという。

また実験で、調合された光に当てた、タバコは、味がマイルドになった。

光の波長を整えることにより、結果的に電気代も安くなる。

狐につままれたような話であるが、目の前で実演されると、インパクトがある。

http://www.kihara-po.co.jp/htm/index.html 

平成17528

 

<大東アイ221話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

ゴルフ練習場業界の活性化を熱く語る内藤会長

ゴルフ界の活性化を熱く語る内藤裕義さん。

社団法人全日本ゴルフ練習場連盟の会長さんである。

丸山茂樹プロのコーチとして名高い内藤雄士さんのお父さんでもある。

また日本で最初に学校法人認定を受けた、東京ゴルフ専門学校の理事長。

http://www.tgc.ac.jp/ 

東京の杉並区にあるハイランドセンターのオーナーでもある。

普通のゴルフ練習場に留まらず、ゴルファーズセンターとしてゴルファーが集うコンセプトのもと、毎週100クラスを越えるゴルフスクールを展開されている。

色々な顔を持つ内藤さんから、小生いつもご指導を頂いている。

色々な方から学べることに感謝。合掌。

平成17527