大東アイ(四方山話)
<大東アイ860話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
ポーラ・クリーマーのインパクト
一昨年より、インパクトでの頭の沈み込み度合いが少なくなった。 2005年に2勝、賞金獲得2位と鮮烈なデビューを果たした。 昨年は、優勝がなく低迷していたが、今年の開幕戦に優勝して見事復活を成し遂げた。 下半身をダイナミックに使うジュニアのゴルフから、スイング調整時期を迎えているのであろう。 両足が突っ張りながらインパクトする体の負担は、少なからず大きい。 今後、末永くプレーする意味でも、腰の負担の少ないゴルフスイングを心掛ける必要があるだろう。 平成19年2月22日 |
<大東アイ859話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
横田真一プロのインパクト
職人技が感じられる横田真一プロのゴルフスイング。 フラットなトップオブスイングから右肘を絞り込んでダウンスイングする。 インパクトでは、右肘が既に伸びきった状態である。 これは、グリップが身体から離れ気味の位置で、横ぶりから来ている。 フェースローテーションが大きく、インパクトゾーンでスクエアに合わせにくいスイングである。 そこを職人肌で、調整しているのであろう。 94年のプロ入り以来キープしてきたシード権を昨年失った。 選手会長として東奔西走、その上怪我で自分のプレーがままならなかったのであろう。 正念場になる今年、心機一転、頑張ってもらいたい。 平成19年2月21日 |
<大東アイ858話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
S・K・ホプロのインパクト
つまった感じがするS・K・ホプロのインパクト。 これだけグリップが身体の近くでインパクトを迎える選手は多くない。 同時に上半身の前傾姿勢も、アドレスの状態から全く変わることがない。 腰の回転だけでダウンスイングをしているようなゴルフスイング。 手先の遊びがなく、ボールのばらつきが少ないことが想像できる。 おっつける形の右肘から、ボールをクラブヘッドで押し出す雰囲気が見て取れる。 平成19年2月20日 |
<大東アイ857話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
伊澤利光プロのインパクト
賞金王をとった時の強さが最近は見られないのが寂しい。 もともと右ひざが前に出てインパクトを迎える形。 腰の開きに加えて、上半身の開きも気になるところ。 ターフをほとんど取らないアイアンショットは、右ひざの動きが関係しているのであろう。 昔ながらのC字フィニッシュも腰の負担が心配されるところ。 下半身の動きを抑えてどっしり感が欲しい。 平成19年2月19日 |
<大東アイ856話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
杉原輝雄プロのインパクト 「ボールを運ぶドライバー」と言われる杉原プロ。 フォロースルーで左肘を逃がし気味にスイングする。 左腕の前腕の回転する代わりに左右に動くことにより、フェースローテーションが少なくなる。 フェースがスクエアになっている、インパクトゾーンが長い。 世界一のボールストライカーと言われている「モー・ノーマン」の1アクセススイングに通じるところである。 平成19年2月18日 |
<大東アイ855話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
タイガー・ウッズのインパクト 躍動感あふれるインパクト。 55m/sを超えるヘッドスピードなのにもかかわらず、右手が伸びきっていない余裕が感じられる。 タイガーが素振りで大切にするのがフォロースルー。 特に右手を出来る限り大きく前に出すようにする。 同時にフェースローテーションを押さえ気味にする。 猛烈なヘッドスピードの中で、体の動きと腕が一体となってコーディネートするのは簡単なことではない。 インパクトの右肘のゆとりがあるからこそ、可能となるのであろう。 平成19年2月17日 |
<大東アイ854話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
新島襄先生のお墓参り
母校、同志社の創立者、新島襄先生のお墓参りをした。 恥ずかしながら、卒業して4半世紀、始めての参拝。 哲学の道から山道を歩くこと25分。 誰もいない、寂しい山奥を一人で。 道に迷ったのではないかと不安になりながら、やっとの思いでたどり着いた。 感動のあまり、思わず涙が出てきた。 母校愛は、卒業後にだんだんと膨らんでくる。 ちょうどアメリカに留学した時のように。 自分自身を日本人として改めて認識し、日本の文化を勉強しなおしたように。 改めて「新島襄」を読み返してみた。 不思議なもので、35年前に涙した箇所を今でも覚えていた。 平成19年2月16日 |
<大東アイ853話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) イスに座ってボールを打つ
イスに座った状態でボールを打ってみよう。 深く腰掛けずに、お尻をイスの先に浅くつける程度にする。 上半身の前傾を保ったまま、ゴルフスイングする。 腰が固定されていて回転できない。 したがって、3/4(スリークオーター)スイングの大きさで十分。 腕と上半身の動きを中心に習得できるドリルだ。 特に下半身が動きすぎて、打点の正確性が悪いゴルファーに試していただきたい。 スイングがフラットになるために、後ろの打席のゴルファーに注意した上で練習してください。 平成19年2月15日 |
<大東アイ852話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 健康方程式のI先生
顔を隠して、なにやら怪しげなI先生。 ご自身の著書である、「健康方程式」を英訳された。 大東アイ409と410で取り上げさせていただいた。 「医学の限界に直面した著者は、人々を救うための方法を考え続け、シンプルで実用的な健康哲学を導く。それが「H=o+s+t(H:Health、o:oxygen、s:simplifiedmeals、t:thakns)」という「健康方程式(The Health Equation)」だ。誰にでも簡単に実行できる横隔膜を使った呼吸法と、1日2食の究食、そして感謝によって、健康な体と長寿を実現しよう。現在は予防医として、講演や健康指導を行う著者が、全人類に贈る健康のメッセージ。」 先生は、大のモー・ノーマンファンである。 小生がプロデュースしたテープを、擦り切れるほど見られたという。 モー・ノーマンを特集したゴルフダイジェストを差し上げると、 「家宝にします!」と喜んで頂いた。 平成19年2月14日 |
<大東アイ851話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 右足の裏にボールを置く
バックスイングで多いミスは、腰が回りすぎること。 肩を回す意識が強すぎるために、腰も同様に動かしてしまう。 肩の回転が90度以上回ったとしても、腰が同様に回転していしまうと「捩れのパワー」を蓄積することが出来ない。 トップオブスイングで、右足が伸び上がるのは、その典型的な症状。 右膝は伸び上がらずに、アドレスのままの状態でトップまでキープしたい。 右足裏にボールを置くと、強制的に腰の回転を止めることができる。 違和感があると思うが、下半身の動きすぎのゴルファーには最適なドリル。 スリップすることを注意した上でトライしてもらいたい。 平成19年2月13日 |