大東アイ(四方山話)
<大東アイ200話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 継続は力なり
小生は、辛抱強いほうではない。 どちらかと言えば、飽きっぽい性格。 物事も3日坊主で終わることが多い。 しかし、この四方山話は不思議と続いている。 今回が200回記念。 毎日、一話。 寝る前に書いている。 一晩、話を暖めて、次の朝にアップする。 最初は1週間に1回の更新であった。 しかし、糸井重里さんの話を聞く機会があり、「ほぼ日刊イトイ新聞」のゴルフ版を目差したいと思った。 毎日、書き続けることにより、自分自身の中で変わって来たものがあった。 いままで文章を読む時、字面だけを追っていた。 今は文章に隠された、著者の気持ちや背景を探している自分がいる。 自分で言うのも忍びないが、進歩だと思う。 読者からの暖かいお声もありがたい。 「自分のゴルフに生かせた」 「そんなこと全然知らなかった」 「励みになるよ」 「私のゴルフバイブルにしています」 これらの声は、「会心ショットが出て、ゴルフが止められない!」ような気持ちになる。 今後も、皆様のゴルフライフにお役立ちになれるように、続けていきたいと思っている。 「継続は力なり」 平成17年5月6日 |
<大東アイ199話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 「二人の石切り職人」の話
多摩大学の田坂広志教授から教わったことがある。
二人の石切り職人
旅人が、ある町を通りかかりました。 その町では、新しい教会が建設されているところであり、建設現場では、二人の石切り職人が働いていました。 その仕事に興味を持った旅人は、一人の石切り職人に聞きました。 「あなたは、何をしているのですか?」 その問いに対して、石切り職人は、不愉快そうな表情を浮かべ、ぶっきらぼうに答えました。 「このいまいましい石を切るために、悪戦苦闘しているのさ。」 そこで、旅人は、もう一人の石切り職人に、同じことを聞きました。 すると、その石きり職人は、表情を輝かせて、生き生きとした声で、こう答えたのです。 「ええ、いま、私は、多くの人々の心の安らぎの場となる素晴らしい教会を作っているのです」 どのような仕事をしているのか。 それが、我々の「仕事の価値」を定めるものではありません。 その仕事の彼方に、何を見つめているか。 それが、我々の「仕事の価値」を定めるのです。 肝に銘じたい話であった。 平成17年5月5日 |
<大東アイ198話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 魔法のキャップが完成間近
ゴルフホームドクターのゴルフキャップサンプルが仕上がった。 GHDrのロゴがフロントに、Golf
Home Dr.のイラストがパックに入ったお洒落なデザイン。 デザイナーの矢野ひかりさんの作成で、出来上がりは、上々。 かぶり心地も、数あるサンプルの中から試着して決めただけあって、フィット感もバッチリ。 会員様専用として、配布させて頂く事にした。 これを被ってプレーをすれば、スコアが縮まること間違いなし。 また楽しくゴルフがプレーできる魔法のゴルフキャップとなるであろう。 なぜかって、ゴルフホームドクターの会員仲間なんだから。 いつでも、キャップを被れば、今までの注意点が呼びおこされ、尚且つ我々スタッフが付き添っているように、魂を込めて制作したのだから。 うそ〜て、聞こえてきそうだが、「信じるものは救われる」。 このキャップを被れば、我々スタッフの励ましの囁く声が聞こえることでしょう。 お手元に届くまで、もうしばらくお待ちください。 平成17年5月4日
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<大東アイ197話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) メンタルゴルフを熱く語る安井良次氏
週刊パーゴルフのインタビューに答えているのは、メンタルトレーナーの安井良次氏。 連休明けに出る週刊パーゴルフのメンタルトレーニングの取材を受けている。 当ホームページにも「安井良次のメンタルトレーニング」を連載中。 http://www.naturalgolf.co.jp/yasuiryouji3.htm また「超進化型メンタルトレーニング理論」を昨年末に出版された。 近々、「メンタルゴルフ道」という、ホームページを開設する予定とのこと。 「あなたは『心』の訓練を忘れていませんか?」 「ゴルフが強くなります。楽しくなります」とうたっている。 プロ専用コース、HDCP5以下目標コース、シングル入り目標コース、HDCP15以下目標コース、今のHDCPを5つ下げるコース、メンタルを勉強したいコースに分かれている。 100の質問に答えてもらい、ゴルファーの特性を診断する。 「自信、集中力、ポジティブ、イメージ、決断力、心の安定」の項目でゴルファーの特性をグラフで表現する。 プレー終了後、スコアーカードを提出し設問に答えてもらう。 質問、疑問に対して、メンタル面、技術面の両面からメールで返答する。 ミスショットの原因は不安、欲、恐れ、迷い、などの要因が多い。 過去のミスショットの悪い思い、失敗の経験が潜在意識の中に積み重なって行く。 そのまま放置して、ひどくなればイップス等の重病となることもあるから恐ろしい。 そんな時、メンタル面でのトレーニングや治療が必要となってくる。 ホームページの開設が待ち遠しいところである。 平成17年5月3日 |
<大東アイ196話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 名刺でワリバシ斬り
名刺でワリバシが斬れる。 そんなバカな〜と思われるかもしれない。 でも斬れるから不思議だ。 空手で瓦割りをするのと同じ要領。 ワリバシに名刺をぶつけるのではなく、そのまま下に降ろす。 意識を下に持ち、割り箸を通過点と考える(写真提供週刊パーゴルフ)。 慣れてくれば、ワリバシ3本でも同時に斬れる。 ゴルフボールに対しても同様の意識が欲しい。 ボールに対してクラブヘッドをぶつけて行くのではなく、通過点と考えて振りぬく。 ワリバシを意識すれば斬れないように、ボールを意識すればヘッドは走らない。 インパクトでヘッドヘッドスピードを最大にするには、インパクトを意識しないこと。 名刺でワリバシ斬りを練習することで、悟りの境地を開いてみよう。 平成17年5月2日 |
<大東アイ195話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
自分のスイングに幻滅 久しぶりに自分のゴルフスイングを診た。 日頃は、人のスイング撮影ばかりをしていて、改めて自分のスイングを撮影することが無かった。 ひどいスイングに驚いた。 「調子が悪いのは、練習不足。」と、 自分自身に言い訳をしていたのだが、本当のところ、原因がつかめていなかった。 デジカメの動画をコマ送りしてチェックして、下半身の動き過ぎが見て取れた。 特にフォロースルーでの両膝が折れた状態になっていた。 パソコン上で、クイックタイムを使い、色々なプロのスイングと比べることが出来る。 写真のように、タイガー・ウッズ、片山晋呉、アニカ・ソレンスタムのインパクトを見れば、下半身のシッカリとした状態がわかる。 比べることにより違いが歴然とする。 あまりの違いに幻滅するが、直視することから始めることが必要。 日頃は、生徒さんに言っていることだが、自分自身が出来ていないことであった。 平成17年5月1日
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<大東アイ194話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) オールジャパン選抜の井関選手
交野カントリー倶楽部の井関選手は、オールジャパン選抜選手。 日本アマ上位の常連で、 98、99年、関西アマの連覇の経験もある。 近畿大学ゴルフ部で、卒業後、母校の明徳義塾高校で教鞭をとる。 現代社会を2年間教えていたという変り種。 朝青龍やサントスなどの教え子もいた。 独特のスイングの持ち主。 中学まで野球をやっていて、肘を痛めた関係で、バックスイングはアップライト。 しかし、トップからの切り替えしからは、理想的なスイングプレーンにシャフトが降りてくる。 ゴルフ場に勤めていて、練習が限られているが、オールジャパンに選ばれることで、ゴルフの出来る楽しみと、ゴルフに対する気持ちを高めているという。 日本選抜のほとんどが学生の若手選手がしめる中、ゴルフ場に勤めながら練習量が限られている彼の活躍は、多くのサンデーゴルファーの励みになる。 http://www.jga.or.jp/profile/men/iseki_takayoshi.html 平成17年4月30日
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<大東アイ193話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
鷲見修さんのシングルお祝いコンペ開催 ホームページでも登場を頂いている鷲見修さんのシングル祝いコンペが、美奈木ゴルフ倶楽部で行われた。http://www.naturalgolf.co.jp/yume.htm チューリップが満開の最高のゴルフ日和。 色とりどりのチューリップがあった場所は、サブグリーンの練習場であった場所。
オープン当初から高麗芝とベント芝の2グリーンで営業していた。 その後、高麗芝グリーンにベント種をオーバーシードして、ベントの2グリーンとした。 今回、そのオーバーシードのグリーンを廃止して1グリーンとした。 そのグリーンにチュウリィップ畑を作ったわけだ。 今回、美奈木ゴルフ倶楽部でシングル入りをした鷲見さんと、奈良国際ゴルフ倶楽部のシングルの関さんと北六甲カントリー倶楽部のシングル岡崎さんと一緒にラウンドをさせてもらった。 「美奈木のシングル入りは、マナーやエチケットの審査なしでなれるのかいな!?」と先輩シングルの岡崎さんの「口撃」から始まり、とても賑やかなラウンドとなった。 新人のシングルゴルファーは、このようにして先輩の洗礼を受けるのだな〜と感じた一日だった。 平成17年4月29日 |
<大東アイ192話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 亡き夫からの「手紙」 「6年前に夫が他界し、今はひとり暮らし。 友達には恵まれているが、夜に、何とも言えぬ寂しさを覚えることがある。 70歳の誕生日を迎えた3月25日の午後、宅配便で背の高い箱が運ばれてきた。 独立した3人の娘が差出人だった。 中をのぞくと、可愛らしいショッキングピンクのバラの花束が入っていた。 70本のつぼみを、二つの花器に分け入れた時、添えられた手紙に気づいた。 開封して驚いた。 「おい春美よ」との書き出しで、亡き夫からだった。 「お前と誕生日を一緒に過ごせなくなって数年がたつ。 とうとう俺の年をこすな。 3人の娘がお前を心配して俺に力を貸してくれと呼びかけてきたぞ。 俺がいなくなってからのお前のつらさ、頑張り、見てきた。 頑張るな。 3人の娘が俺たちには居るではないか。 1日1日過ごしていれば笑える日もある。 春美よ、まだこちらに来るなよ。 俺の分も娘たちを見守ってやってくれ。 70歳の誕生日おめでとう。 そばにいるとこんな恥ずかしいこと出来なかったが、今のお前にしてやれることを、娘たちの力を借りてさせてくれ。 一郎」 笑いながら泣き崩れてしまった。 このアイデアを思いついた次女は 「書いているうちにお父さんの声が聞こえてきた」と言っていた。 花束の手配は三女が、お祝いのレストラン予約は長女がしてくれた。 3人とも、亡き夫の優しい心を受け継いでいる。」 心温まる話である。 平成17年4月28日 |
<大東アイ191話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) PGAマネージメントプログラムに出席
PGAのティーチングプロを対象に年に一度2日間の研修会が実施されている。 ティーチングプロ選手権の予選会を兼ねた実技研修と教養セミナーのマネージメントプログラムが一日づつ。 ティーチングプロ選手権の優勝者は、日本プロゴルフ選手権の参加資格が得られる。 今回のマネージメントプログラムは、1.ルールについて、2.ウェルネスケア(健康維持)について、3.好印象を与えるパーフォーマンスについての3講座が行われた。 漢方養生学研究所の松下元之(写真)による「ウェルネスライフ」の話は、非常に参考になった。 自分の現在のライフスタイルを点検し、自分で変えなければならないことに気付くことが肝心。 話のテーマは:気。 両親から受け継いだ「先天の気」。 大自然からの恵みの「後天の気」には、天の恵みの「天の気」と大地の恵みの「地の気」がある。 途中、割り箸を名刺で切ることや、呼吸法の実演も行った。 不思議なもので、割り箸が、名刺で切れると思えば切れるのだ。 要するに信じること、意識の持ちようである。 呼吸は、唯一意識をして潜在意識(自律神経)に働きかけることが出来る方法。 長く、深く息をはいて、お尻を占める。 慣れてくれば、はく息の長さが16秒にもおよぶ。 アドレスの時でも、お尻を占めれば、ドッシリ感がでて、安定感が生まれる。 プレッシャーのかかった時などは、息を深く、長くはく呼吸法をすれば、落ち着きが得られる。 是非試してみたいものだ。 平成17年4月27日 |