大東アイ(四方山話)

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<大東アイ820話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

フライパン型の理想的なドライビングレンジ

トランプ・インターナショナルGCの練習場。

フライパン型の理想的な形状である。

正面には5ヤード間隔に椰子の木が並んでいる。

フェアウエーには、7つのグリーンと7つのバンカーがある。

ボールの落ちる場所が明確にわかるように、なっている。

ピンフラッグが色とりどりになっており、その距離が1ヤード刻みで表示されている。

各打席には、ボールピラミッドが配置されている。

まさしく、理想的なドライビングレンジ。

平成18113

 

<大東アイ819話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

キャディーフィーは一人50ドル

アメリカゴルフでは、キャディーさんの存在少ない。

パブリックや、リゾートコースでは基本的に、セルフプレー。

プライベートでも、キャディーが付くことは珍しい。

メンバーさんは、自分のオリジナルカートを持っていることもある。

フェアウエーのボールの横までカートに乗って行くのだから、セルフプレーで十分である。

しかし、超プライベートコースには、キャディーがいる。

オーガスタ・インターナショナルGCでも、そうであったように、ここトランプ・インターナショナルGC でも、白いツナギのキャディーさんがついてくれた。

プレーヤーの力量を、すぐに判断して、適切なアドバイスをくれるキャディーさんのプロフェッショナルに感心した。

平成18112

 

<大東アイ818話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

バンカー内にもパームツリー

エントランスの並木道をはじめ、ゴルフ場の各地に配置されているパームツリー。

池の中の浮島や、バンカー内にも椰子の木が、あった。

あまりの美しさに、思わずシャッターを押した。

平成18111

 

<大東アイ817話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

見事に配置されている椰子の木

トランプインターナショナルGCの特徴の一つが椰子の木。

ゴルフ場の周りを取り囲む30メートルを越える椰子の木の並木。

ロサンジェルスのビバリーヒルズを思わせる高級感をかもし出している。

高い椰子の木が並んでいる道に入ると、握っているステアリングの感覚が変わる気持ちになるから不思議だ。

コース内の椰子の木は、色々の高さのものが配置されている。

写真の5メートルぐらいのものから、写真奥の20メートルを越える高さのものまで。

その配置が、池と相まって見事にされている。

眼を楽しませてくれるだけでなく、プレーの想像力を駆り立ててくれる椰子の木だ。

平成18110

 

<大東アイ816話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

が強いグリーン

高麗と違って洋芝のグリーンは、芝目がないのが普通なのだが、ここトランプ・インターナショナルGCでは、大違い。

順目と逆目でボールの転がりが、全く違ってくる。

フロリダやハワイなど、温暖な気候に適しているパンミューダ芝ならではのもの。

従ってグリーンの傾斜を読むと同様に、芝目を読む作業が必要となる。

芝目を読む方法は、

1.        グリーンの色(順目が薄く、逆目が濃く見える)

2.        カップの淵を見る(土が見えている方向に芝目が向いている)

3.        エプロン部分の芝目を見る(芝が長いのでわかり易い)

以上の3つを組み合わせてみてはどうでしょう。

写真は、池に囲まれた、右ドッグレックの最終ホール。

ティーインググラウンドからグリーンまで、右サイドが全て池でガードされている。

スライサーなら、眼を覆いたくなるようなセッティングである。

池の対岸には、滝が流れており、優雅な雰囲気をかもし出している。

平成1819

 

<大東アイ815話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

ペットボトルまでトランプの顔が〜

トランプ・インターナショナルGCのオーナーは、あの有名な不動産王のトランプ氏。

アメリカを中心に世界各地で、ビル、ホテル、ゴルフ場などの不動産を所有している。

自己顕示欲が旺盛なことで、ビルやゴルフ場にも自分の名前を付けている。

ゴルフ場にあるミネラルウォーターのペットボトルにさえ、自分の顔写真を載せているのだから。

平成1818  

 

<大東アイ814話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

ロジャー・ヤフェとキャディーさんと小生

ロジャー・ヤフェと再会ラウンドを楽しんだ。

1980年代の後半から、アメリカNGAで働いていた。

毎年、カリフォルニアで開催されていた、ティーチング&コーチングセミナーで、お世話をしてくれていた。

通訳をさせて頂いていた小生も、色々と苦労を伴にした仲だ。

恒藤さんの紹介で、日本人女性と結婚をした。

今は、フロリダでプール付きの家を購入して住んでいる。

かわいい、バイリンガルの子供もいる。

この日の昼食は、奥様手作りのおにぎり3個。

アメリカに来て一番、おいしい食事であった。

平成1817

 

<大東アイ813話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

ビジターフィーは450ドル

念願のトランプ・インターナショナルGCでプレーすることが出来た。

池が見事に配置されたコース。

ポイントAからポイントBにボールを運ぶ、本来のゴルフプレーが要求される。

日本のゴルフ場は、山岳地帯を切り開いて造成したケースが多い。

従って、フェアウエーのどちらかのサイドが山側となる。

ティーショットは、そちらのサイドに「逃げて」おけば、山すそに当たってフェアウエーサイドに戻ってくる。

従って飛ばすものにとって有利な設計となる。

しかしアメリカのゴルフ場は、平坦な地形が多い。

池や、バンカーなどのハザードが戦略的に配置されている。

打つべき方向だけではなく、距離の調整までもが要求されてくる。

ところで、トランプ・インターナショナルGCのビジターフィーが450ドル(5万円)

今まで聞いたグリーンフィーでは、最高額であった。

しかしPGAメンバーは、カートフィーだけで、グリーンフィーが無料。

PGAカードが、日本よりも、アメリカで威力を発揮する現状を目の当たりにした瞬間であった。

平成1816

 

<大東アイ812話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

プライベートゴルフクラブのトランプ・インターナショナルGC

アメリカのゴルフ場の数は18000を越えると言われる。

日本の2400コースの7.5倍にもなる。

ゴルフ場の形体は、大別するとパブリック、プライベート、リゾートの3タイプある。

LPGAの最終戦であるADTチャンピオンシップが開催された、トランプ・インターナショナルGCは、完全なプライベートゴルフ場。

メンバー同伴でしか、プレーをすることが出来ない。

今の日本では、プライベートのゴルフ場と言っても、メンバー同伴を貫いているのは、数少ない。

今回、フロリダにある、このゴルフ場の近くまで行くのだから、

アメリカ人の友人とラウンドしよう!となった。

しかし、以前、LPGAで働いていた米国人を通じても、

「予約が取れない」とのこと。

そこで小生、トランプ・インターナショナルGCのヘッドプロに直接メールをすることにした。

「小生、日本PGAのメンバーで、ティーチング&コーチング・サミットに出席します。

日本から遠路フロリダまで18時間をかけてまいります。

サミット終了翌日に、貴殿のゴルフ場をプレーさせて頂きたくお願い申し上げます。」

ダメモトで出したメールに、返事が返ってきた。

アメリカではPGAメンバー同士の横の繋がりが強く、ヘッドプロの交流が盛んに行われている。

そんな土壌があるからこそ、今回の訪問受け入れに繋がっていったのだろう。

平成1815

 

<大東アイ811話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

ADTチャンピオンシップが開催されたトランプインターナショナルGC

PGAティーチング&コーチング・サミットの会場から車で1時間にある、トランプ・インターナショナルGC

LGPAの最終戦、ADTチャンピオンシップが開催されたゴルフ場。

今年の賞金獲得、上位32位までの出場枠があり、宮里藍チャンも出場することが出来た。

優勝賞金が、百万ドル(12千万円)とビックなもの。

この優勝で、今年の賞金女王の展開が大きく変わるものであった。

試合形式も、変わったもので、

32人の出場選手が、最初の2日間で16人にふるい落とされ、最終日には8人となる。

4日目の最終日には、今までの成績をごわさんにして、戦うもの。

2日目まで首位であった、宮里藍チャンに期待がかかったが、最終日は4位タイに終わった。

そのゴルフ場でプレーする機会に恵まれた。

平成1814