大東アイ(四方山話)
<大東アイ350話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
ストレッチバンドを使って腕の動きを修正 トップオブスイングやダウンスイングで、腕が一人歩きするゴルファーが多い。 オーバースイングやトップでシャフトがクロスになる原因の最たるものだ。 そんなゴルファーに最適な小道具が、「ストレッチバンド」。 ゴム製の伸縮自由なバンドは、筋力トレーニングやストレッチの道具としてフィットネスクラブ等で多用されている。 これを、ゴルフスイング矯正の為に使わない手は無い。 デビット・レッドベターの「スイングリンク」等、腕と身体の一体感を出す副教材は数多く販売されている。 中には、巨人の星の大リーグ養成ギブス張りの仰々しいものまであり、価格も目が飛び出るほどする。 しかし、伸縮性があり、色々な形で使えることと、コストパーフォーマンス、更には携帯性を考えると、この「ストレッチバンド」が最適。 トップの遊びが多いゴルファーは、写真のように胴と右腕を連結する。 反対に、フォロースルーでの左肘のフライングエルボーが気になる方は、左腕と胴をバンドで縛る。 最初はスローもションスイングの素振りを繰り返しおこない、矯正したい形を身体に覚えこませます。 慣れてくればバンドを付けた状態でボールを打ちます。 矯正したい箇所を鏡やデジカメでチェックして練習すれば、効果倍増。 平成17年10月2日 |
<大東アイ349話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
「スイング診断シート」が完成 小生のゴルフスイング7コマを入れた「スイング診断シート」が完成した。 ゴルファーのゴルフスイング診断をさせていただく時に、ご自身の形と比べていただく事ができるようになっている。 まずは、自分のスイングをノーマルスピードで5回、観て貰う。 全体のリズムやスイングの流れを繰り返し観ることにより、形の奥に隠されたものが浮き出てきます。 またプロのスイングと比べることで、違いが明らかになります。 自分のスイングを知らないで練習する事は、「鏡を見ずに化粧をする」ようなもの。 全体像を確認してからは、各ポジションをチェックする。 第一は、アドレスポジションのチェックリスト。 1. エイミング(ゴルファーの3分の2が右を向く癖がある) 2. 構え(いざスイングをするというアスレチックな姿勢) 3. グリップ(腕と手の位置とグリッププレッシャ−) 4. ポスチャー(上半身の前傾度合いを含むスイングの軸) 5. 力み(グリップ、腕、肩と全体の力の入り具合) 6. どっしり感(下半身の粘り、地面に根が生えたような感覚) 第二は、バックスイング。 1. シャフトプレーン(地面と平行で尚且つターゲットラインとも並行) 2.
半身の前傾角度(アドレスと同じ傾きをキープ) 3.
チンアップ(顎と肩の間に余裕がある状態) 4. コック(ハーフバック時のリストの使い方) 第三は、トップオブスイング。 1.
シャフトの向き(クラブヘッドが大きくクロスしない形) 2.
肩の回転度(90度で顎の下に左肩が入った状態) 3.
腰の回転度(45度を目安に、お臍が地面斜めをさす程度) 4.
上半身の前傾度(アドレス時の角度をキープ) 第四は、ハーフウェイダウン。 1.
体重移動(右サイドへの移動開始) 2.
シャフトプレーン(地面とターゲットラインの両方に平行) 3.
上半身の軸(背骨をスイングの軸とする回転) 4.
下半身の動き(早過ぎないヒールアップ) 第五は、インパクトゾーン。 1.
インパクトゾーン(一番大切なヒッティングポイントの姿勢) 2.
グリップの位置(身体から離れすぎない、窮屈すぎない) 3.
上半身の前傾角度(伸び上がらない上半身の前傾角度) 第六は、フォロースルー。 1.
シュフトプレーン(シャフトで描かれる面が安定していること) 2.
フェースの向き(フェースローテーションの穏やかな返し) 3.
下半身の動き(膝が暴れていない状態) 第七は、フィニッシュ。 1.
振り抜き度(最後まで一気に振りぬいているか) 2.
I字フィニッシュ(左サイドに体重が乗った状態) 3.
肩の向き(ターゲットよりも更に回転した状態) 4.
上半身の前傾(最後まで姿勢を保って、飛んでいるボールを見る) 各ゴルファーの上記7ポジションを、チェックポイントに沿って観ていく。 良い点は、ブルーのボールペンで「GOOD!」。 気になる点を、赤字でチェックする。 最後に各ゴルファーに沿った練習メニュー、練習ドリルを紹介する。 この「スイング診断シート」がゴルファーのお役に立てば、幸いである。 平成17年10月2日 |
<大東アイ348話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
サミエル・ウルマンの「青春」 ゴルフレッスンをしていて、 「もっと早い時に教えてもらいたかった」とのゴルファーの声が多く聞かれる。 「ゴルフを始めた時に、この事を聞いていれば、、、、」との声は、小生へのお褒めの言葉として受け取ることもできる。 しかし同時に、ゴルファー自身の後ろ向きの姿を表している気がする。 物事をはじめるのに、何時からでも遅いことは無い。 ようは、心の持ちようだと思う。 過去に執着しないで、今後の自分の成長に目をむけて目標を追う姿勢があれば、吸収力も高まる。 サミエル・ウルマンの「青春」という詩をご存知の方は多いだろう。 小生も、「青春とは人生のある起源を言うのではなく、心の様相を言う」のくだりだけは知っていた。 今回は、全文をここに紹介させていただく。 青 春 サミエル・ウルマン
青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。 人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる 人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる 希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる 大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、偉力と霊感を受ける限り人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。 平成17年10月1日 |
<大東アイ347話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
シャンクで悩んでいた「ゴーストライターM」氏。 大東アイ291話と331話で、シャンクの撲滅方法を紹介した。 そんなM氏から下記のメールが届いた。 「大東先輩 一昨日の六甲国際に続き、昨日太子カントリーで6バーディの 33・35=68で回れました(^^) 連日の60台で驚いています。 シャンク克服が出来、思い切ってプレー出来るようになったのが 幸いしたようです。 先輩にも色々アドバイスを頂いた結果と喜んでおります。 また、身体構造的欠陥も1週間ほどのストレッチで大幅に改善出来たことも 功を奏したみたいです。 先輩との再戦を心待ちに致しております(^^)」 上記のメールのように、なんと二日連続、60代でラウンドしたとの事だ。 次回の対戦が楽しみになってきた。
平成17年9月30日 |
<大東アイ346話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
交野CCゴルフアカデミーのコーナー開設 交野カントリー倶楽部内に、新コーナーが誕生した。 「交野CCゴルフアカデミー」のコーナー。 何時でも自分のゴルフスイングがパソコン上で、チックできる。 或いは、プロのモデルスイングと対比する事により、違いが認識できるようになっている。 自分のゴルフスイングは、他人に見せていながら、自分で見ることができない。 現実の自分のスイングを見て、驚かれるゴルファーが多いがのは、現実と感覚のギャップがあるから。 特に動きの早いゴルフスイングにおいて、そのギャップは大きい。 たとえ他人のスイングでも、クラブシャフトやフェース面の動きなどを肉眼で正確に把握することは至難の業。 デジカメの動画撮影を通じて、それらが白日の下にさらされる。 コマ送りコマ戻しをすれば、フェースの面、シャフトの入射角、身体の動きが手に取るように確認できる。 自分のゴルフスイングを知らずに練習をする事は、「鏡なしで化粧をする」ようなもの。 まず、現実を直視して、自分の姿と直面するのがファーストステップ。 その意味で新コーナーの役割は、大変重要だ。 自分の姿を知らないまま、プレーしていたゴルファーにとって朗報となるだろう。 平成17年9月29日 |
<大東アイ345話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
パッティング練習 「パターの腕前は、天性のもの」と思っておられるゴルファーが多い。 そのために、パッティングの練習をされない。 しかし、パターほど誰でも簡単に上達ができる領域はない。 正しい練習をすれば、間違いなくスコア−を縮めることが出きる。 基本的な練習は、真っ直ぐのラインを真っ直ぐにストロークすること。 そのために、「パッティングルーラー」が抜群の小道具となる。 1ヤードの「パッティングルーラー」上に、ボールを転がせる。 少しでもフェース面がスクエアでなければ、ルーラーからボールが落ちてしまう。 10回トライして、8回以上成功すれば、合格。 5回以下であれば、ストロークとフェース面が安定していない証拠。 スムーズに、復元性のあるストロークを練習すれば、確立は高まること間違いない。 何処でも何時でもできる簡単な練習だが、不思議と多くのゴルファーは行っていない。 コツコツと基本的な練習を繰り返す事が、もっとも効果が上がる。 仲間に差をつける意味でも、こっそりと練習したいものだ。 平成17年9月28日 |
<大東アイ344話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
同志社VS早稲田大学ゴルフ対抗戦 今年で4回目となる、同志社VS早稲田大学のゴルフ対抗戦が、9月24日、枚方国際ゴルフ倶楽部において開催された。 両校より53名の同窓生が参加し、白熱した熱戦が繰り広げられた。 両校の同窓生2名づつがペアーとなる組合せで、団体対抗戦はネット上位15名のスコア−で決まる。 親睦と両校の名誉をかけての名勝負が随所で展開され、団体戦は僅差で早稲田の勝利。 優勝の清水焼特別トロフィーが、前回優勝の同志社吉田副支部長より今回優勝の竹田ゴルフ部会長に贈呈された。 これで、対戦成績が2勝2敗の五分となり、来年の対戦に向けて新たな勝負が楽しみになった。 今回は、オリジナル記念キャップが作成され参加者が全員がお揃いの帽子を着用してプレーした。 同志社は、ブルーの帽子、ブルーのスラックスに白のポロシャツを着て、一丸となってプレーをしたが、一歩及ばずに敗戦となった。 早稲田の帽子は、白地にスクールカラーで「Waseda
Univ. VS Doshisha
Univ.」 とバックデザインを施している。 毎年参加者が増えている対抗戦の来年の開催が、今から楽しみだ。 平成17年9月27日 |
<大東アイ343話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
話すことの難しさ 人前で話をする事は、難しい。 小生、若い時は、赤面症で対人恐怖症で、自分の思っている事を人前で話をする事など、考えられなかった。 話の準備をしても、言いたいことの半分も喋れない。 喋りに自信が無いから、迫力もなく、伝わる事も少ない。 悪循環であった。 長年そんな自分にコンプレックスがあり、自分がイヤで、常に自分自身を変えてみたいと思っていた。 そんな小生にとっての大きな転機が、25年前のアメリカ留学であった。 黙っていて、自分をPRしなければ相手にされない。 「沈黙は金」ではなく、「沈黙は悪」とさえ考えられているほどの社会。 知人、友人が誰一人いないのも、他人の目が気にならずに良かったのかもしれない。 授業では、一番前に陣取り、何でもかんでも教授に質問した。 英語がたどたどしく、「君の質問の意味は、〜事か?」と聞き返される事にもめげずに、熱心さで訴えた。 プリゼンテーションも進んで行った。 だんだんと目立ちはじめれば、友達も増えてきた。 そんな中、話をするときは「聞き手のことを考える」ことがポイントだと気が付いてきた。 自分の言いたい事だけを言うのではなく、聞き手を主体と考えて話をすれば、反応が大きく変わってきた。 一方通行の会話ではなく、相互方向の話となり、内容が一層、深まる。 そこから新たな気づきも得られる。 「悪循環」から「好循環」に転換して、快感を感じるまでになってきた。 この「快感」を多くのティーチングプロにも共有してもらえるように、合同練習会等で機会を持ってもらっている。 平成17年9月26日 |
<大東アイ342話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
みんなで楽しくゴルフ勉強会 パソコンとプロジェクターを使って、スクリーンに映像を映し出す。 ゴルフスイングを動画でみたり、ゴルフ体操を映し出したり、パワーポイントを駆使してプリゼンテーションをする。 最近、会議室を使っての「ゴルフ上達講習会」が受けている。 ゴルフの練習は、ゴルフクラブが無くても出きる。 色々なゴルフ体操も、座りながらでも出きるものが多くある。 写真は、座ったままでトップの状態を作るストレッチ。 座っている為に腰が固定され、肩だけを90度、回転することは、至難の業。 簡単そうに見えるが、皆様もパソコンの前でやってみて貰いたい。 わきの下がツルような感覚になるでしょう。 このような体操は、デスクワークが続いた後などに、身体を伸ばす理想的な運動になる。 椅子から立ち上がる時や、椅子に座る時でも、何気なく普通にするのではなく、片足でやってみよう。 片足で椅子から立ち上がろうとすれば、自分のお尻の重さを改めて感じるであろう。 それ以上に足腰を鍛えることが出きる。 電車やバスに乗っている時でも、つり革を持ちながら、片足立ちをする。 毎日の何気ない心掛けで、足腰を鍛える事ができる。 ラウンド後半に疲れてショットの安定度が落ちるゴルファーには是非トライしてもらいたい。 斜面からのショットも見違えるほど安定感が出ることでしょう。 平成17年9月25日 |
<大東アイ341話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
上達著しいU氏 今までレッスンを受けた事がなく、自己流を貫いていたU氏。 ゴルフホームドクターに入会をされて、はじめて岡本コーチからレッスンを受けられた。 「目から鱗です。 めきめき上達して、ゴルフがとっても楽しくなりました」と自分で絶賛されている。 写真の構えも、どっしりとして、なかなかのもの。 ゴルフほど、レッスンを受けるべきスポーツは無いのではないだろうか。 しかし定期的にレッスンを受けておられるゴルファーは、多くは無い。 「変にスイングをいじられて、調子を崩しそうだから」 「敷居が高いから」 「良いインストラクターがいないから」 「レッスンフィーが高いから」 「定期的に時間が取れないから」 レッスンを受けない理由は、上記以外にも無数にある。 しかし、レッスンを受けてご自身のゴルフゲームが劇的に変わる事を考えれば、レッスンを受けない理由など吹っ飛ぶはずなのだが、、、、 平成17年9月24日 |