大東アイ(四方山話)

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<大東アイ610話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

たった5分でうまくなる「大東博士プロのゴルフエクササイズ」16

肩と腰の捻転差を作り飛ばしのパワーを生む「ねじりエクササイズ」

 

両足をつけたまま後ろの壁をタッチすれば柔軟性がよみがえります!

アドレスの位置から腰が45度、肩が90度回った状態が理想のトップスイングです。

この肩と腰の捻転差が、飛ばしのパワーを生みます。

しかし、歳をとってくると体が硬くなるので、肩の入りが浅くなったり、腰と肩が一緒に回って捻転差が失われ、飛距離が落ちてきます。

また、無理に体を回そうとすると、スエーや体の伸び上がりにつながり、逆にミスを招いてしまいます。

体の柔軟性を取り戻すためには、ねじりエクササイズが効果的です。

壁に背を向けた状態で足を揃えて10センチほど離れて立ちます。

両肘を身体につけて手のひらを正面に向けて、胸の高さに上げます。

両足が地面から浮かないように状態を回していきます。

痛いではなく、気持ちいい痛さを感じる範囲で、回せるだけ上体を回します。

手のひらを壁にタッチして、このまま15秒キープします。

平成18619

 

 

<大東アイ609話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

たった5分でうまくなる「大東博士プロのゴルフエクササイズ」15

どっしりとした下半身の上でバランスよく振れる

「平均台スイングエクササイズ」

細いラインの上でバランスよくスイングできれば、飛んで曲がらないスイングになります。

器械体操の平均台競技は、細い台の上で華麗に演技をしていますが、これは体の重心が常に平均台の上にあるからです。

ゴルフでも平均台の上でスイングできれば、実践でもバランスよく振れます。

臍下丹田(ヘソの下あたり)の重心が常にライン上にあれば、バランスよく振れます。

重心の位置を意識すれば、上体や下半身が動きすぎず、バランスよくスイングできます。

平成18618

 

 

<大東アイ608話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

たった5分でうまくなる「大東博士プロのゴルフエクササイズ」14

大きなスイングアークを体感できる

「逆クラブスイングエクササイズA」

 

両手の逆クラブスイングは、体全体を使ったトレーニングになります。

クラブを逆に持ち右手で左手を持つ素振りで、自然と飛ぶスイングができます。

左手でクラブを逆さに持って、腕を伸ばします。

右手は左腕をグリップに見立てて手首を横から握ります。

バックスイングでは、できる限り左腕を伸ばしたままで、大きなスイングアークを作ります。

タイミングのいいリリースを体得するために、右手素振りを思い出してインパクト付近で音を鳴らすようにタメを作ります。

左手が下にあるクロスハンドなので、フォロースルーも大きく出せます。

平成18617

 

<大東アイ607話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

たった5分でうまくなる「大東博士プロのゴルフエクササイズ」13

手首を柔らかく使える「逆クラブスイングエクササイズ」

クラブを逆さに持った素振りでタイミングのいいリリースで飛距離アップ!

普段何気なくやっている素振りは、ボールという目標物が無いので、初心者でもリズム欲フィニッシュまで振り切れます。

やればやるだけスイング作りに効果があるものです。

逆クラブスイングは、左手1本、右手1本で行います。

少し前傾して、地面から50センチ上のボールを打つイメージでふります。

手先だけではなく身体を回し、フィニッシュを毎回同じところに収めましょう。

左手1本の場合は、クラブを逆さに持つだけで右手は特に意識しません。

右手1本の場合、身体を回さずに手だけでクラブを上げられます。

バールを指すように左腕を伸ばして構えると、肩が入りやすくなり手打ちを防げます。

平成18616

 

<大東アイ606話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

たった5分でうまくなる「大東博士プロのゴルフエクササイズ」12

正しいフォーアームローテーションの感覚をつかめる

「サムアップエクササイズ」

親指を立ててシャドースイングすればフェース面の動きを確認できます。

指圧をする時に親指を立てて、握りこぶしを作ります。

親指を立てることを、サムアップといいます。

これはゴルフスイングにも大いに役立ちます。

腕を真っ直ぐに伸ばし、親指を立てると手首が固定され、左手の甲をフェース面として考えられます。

シャドースイングをして、スイング中のフェースの動きをチェックしてみましょう。

インパクトではアドレス時の形に戻ります。

腰から腰までの高さで、左手の甲が180度回るように円運動をすれば、正しいフェースローテーションを感じられます。

平成18615

 

<大東アイ605話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

たった5分でうまくなる「大東博士プロのゴルフエクササイズ」11
 

バランスのいい振り抜きができる「片手ワイパーエクササイズ」

車のワイパーのようにクラブを動かせば飛距離アップできる。

飛距離アップのポイントは、インパクト以降にヘッドスピードが最速になるようにバランスよくしっかり振り抜くことです。

アマチュアの多くは利き腕の力が強すぎて、バランスが悪くなり、ヘッドスピードがあがりません。

そのためにも片手ワイパーエクササイズで筋肉強化と左右のバランスを整えましょう。

最初はクラブを1本短く持って、反対の手でヒジを下から支えて動かします。

慣れてきたらクラブを長く持ったり、2本にして負荷を多くかけます。

方で回したり、身体を傾けては、効果が薄れます。

バランスが悪いと左右のクラブの動きがバラバラになります。

左右のバランスをよく鍛えるために、左右それぞれにクラブを持ち、同じスピードで動かします。

平成18614日

 

 

<大東アイ604話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

涙の復活、セリ・パク全米女子プロ優勝

 

 

宮里藍プロが惜しくも1打、足りなかった。

3日目にトップに立ったのだが、プレーオフに1打及ばず、3位に終わった。

今年の全米女子プロの優勝は、涙の復活を果たした朴セリだった。

 

981月、フロリダ州オーランドのレークノナGCのドライビングレンジ。

小生の前で、黙々とボールを打っていた。

まだ20歳の朴・セリをデビッド・レッドベターが紹介してくれた。

「今年からLPGAにデビューする彼女は、注目株になるから、覚えといて」とデビットが教えてくれたように、その年にメジャー2勝し鮮烈なデビューを果たした。

その後、彼女の活躍に喚起された韓国人の女子ゴルファーが、アメリカに大挙している。

そんな彼女も体の故障をわずらい、長いスランプに陥った。

父親からのスパルタ教育の反動の「バーンアウト」とも言われた。

スポンサーも離れ、ティーグラウンドに立つ事も怖くなった事もあったらしい。

「若い子たちが増え、私はもう年だと思えてならなかった。8年前より今回の優勝の方が大事。新しい自分がスタートすると思う」

復活劇は、見ているものにも感動をよぶ。

まだ幼さを感じる彼女と記念写真を撮ったあの頃が、懐かしく思い出された。

平成18613

 

 

<大東アイ603話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

Nさんの成績報告 

毎月、遠路高知からレッスンに通っておられるNさん。

現在のハンデが18で、目標は今年中にシングル入り。

ラウンドも週2回のペースで続けている。

スコア-記録だけではなく、ラウンドのコメントを着ける事をお勧めしている。

自分を客観的に見ることで、気が付いていない点を見つけることができる。

また、自分の弱点等も浮かび上がってくる。

それ以上に、小生にとっての有益な情報源となる。

スコア-だけを報告されるよりも、プレーの中身を教えていただきお互いに見つめる作業ができるからだ。

遠距離レッスンの場合、ご自身の気付きを大切にするコーチングの手法が効果的となる。

そのためには、とにかく何でも気が付いたことを書き出すこと。

何でも良いから自分の言葉で、気がついたときに、どこでも、いつでも、書く事をお勧めします。

そこから新たな発見があるでしょう。

平成18513

 

 

<大東アイ602話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

ドッキリカメラアングル  

 

スイング撮影のポジションとして代表的なのが、前方と後方の2方向。

後方撮影は、別名プレーンビューとも言い、スイングの面を中心に観る事ができる。

正面からは、身体の左右前後の動きが見てとれる。

写真のようにボールの近くの地面にカメラをセットすると、体幹部分の動きが良く分かる。

またダウンスイングからフォロースルーにかけてのシャフトプレーンの動きも、手に取るように明らかになる。

スイング撮影となると往々にして被写体が小さくなるケースが多いが、思い切ってゴルファーに近付くことにより、色々なことが明らかにされる。

間違ってカメラを叩かれないように注意しながら、撮影してみよう。

新たな発見があることでしょう!?

平成18512

 

<大東アイ601話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

小生のインパクトの瞬間

 

 

画面の下にある黒い大きな物体が、ドライバーのヘッド。

インパクトの瞬間は、1万分の4〜5秒と言われている。

デジカメの連続動画撮影は1秒間に15コマ。

すなわち0.005秒の瞬間を0.06秒のシャッターチャンスでとらえたこととなる。

10回撮影して、1回撮れるかどうかのインパクトの写真だ。

シャフトがしなっているのが分かる。

左肩からシャフトまで一直線になっている。

右腕は、伸びる前の段階。

「両腕が伸びた状態でインパクトを向かえる」と思っておられるゴルファーが多い。

両手が伸びるのは、インパクト直後である。

インパクト時は、左サイドがクラブヘッドまで一直線になり、右腕は写真のような形が理想的。

ご自身のインパクトの瞬間を撮影してみて下さい。

10回撮影して、1回ぐらいの確率でインクトの瞬間が得られるでしょう!?

平成18年6月11