大東アイ(四方山話)

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<大東アイ330話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

藍チャンとさくらが一緒に練習

予選ラウンドでは、トーナメントの主催者の意向で一緒の組になることが多い藍チャンとさくら。

その二人が、トーナメント最終日に最終組で優勝を争うことは、今年の日本女子プロ選手権が初めて。

人気の二人が、実力で最終組を一緒にラウンドする。

ギャラリーにとっても、これ以上無い演出となった。

他のプレーヤーがスタートした中で、二人だけの姿が残された練習場。

ピンクのウエアーとクラブシャフトが地面を指すほどのオーバースイングが、特徴の横峯さくら。

赤のウエアーとドッシリとした構えから、遠目にも分かる宮里藍。

今では2大看板となって、日本の女子プロ界の人気を引っ張っている。

しかし、実力では5年連続賞金女王の不動裕理プロが、何枚か上である。

この圧倒的に強い女王に対して、果敢に勝負を挑む若手のスター達の存在がたまらない。

負けた試合を通じて、若い彼女たちは多くのことを学んだであろう。

平成17913

 

<大東アイ329話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

やはり強かった不動裕理プロ

宮里藍と横峯さくらが、最終日、最終組で一緒にラウンドした今年の日本女子プロ選手権。

人気の二人が、多くのギャラリーを引き連れて、最終組で一緒にラウンドするのは、初めての経験。

しかし、一組前を回った女王、不動裕理プロは強かった。

完璧のショットを重ねて、7バーディー1ボギーの66、トータル10アンダーで優勝を飾った。

終わってみれば2位の宮里に2打差、3位の横峯に4打差がついていた。

不動プロのトップオブスイングの写真を見て、お気付きの点がないだろうか。

今まで素手でショットしていたのが、左手に白い手袋をしている。

第二は、トップオブスイングの位置。

昨年までヘッドが地面を向くほどオーバースイングであったが、今年から地面と平行ぐらいで納まっている。

この手袋も、コンパクトなトップオブスイングを可能とした一因であろう。

その昔、中島常幸プロがトップの位置を2センチ変えるのに3年を要した話は有名であるが、不動プロの場合は、シーズンオフを利用して大改造に成功した。

目の前で不動プロの練習を見ていると、右手のグリップの柔らかさに驚かされる。

しかも、その握りの強さがスイング中、変わることがない。

柔らかいグリッププレッシャーから「よどみない」スイングが産み出される。

改めて女王の強さを際立たせた、メジャートーナメントであった。

平成17912

 

<大東アイ328話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

是非、読んで貰いたい一冊

たった820円で、目から鱗が落ちるかもしれない。

前野徹氏の「新 歴史の真実」は、多くの人々に読んで貰いたい一冊だ。

 

日本の教育勅語と言えば戦前の軍国主義の感じがあるが、著者は西洋の「モーゼの十戒」と比べて高次の精神性を秘めたものと述べている。

すなわち、第一に「汝、殺すなかれ」、第二に「盗むなかれ」、第三に「騙すなかれ」、そして「姦淫するなかれ」と説いているモーゼの十戒に比べて、高い文化と道徳観が育った日本においては、人の道として当然のことだとみんなが考えていた。

なるほどな〜と小生思って、改めて教育勅語の訳文を読み直してみると、そのとおりである。

GHQの指導により1948年に失効された教育勅語だが、その後、教育の中心基本を司る指針がない。

昨今、愛国心を育む教育が問われている。

「愛国心」と聞くだけで、胡散臭い右翼的な感じがすること事態が異様でもある。

それもこれも、教育勅語の失効に関係する事ではないだろうか。

かたぐるしい話かもしれないが、日本人として考えなければならない事に、目を向けさせてくれる一冊である。

平成17911

 

<大東アイ327話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

稲盛和夫塾長との2ショット

京都での「盛和塾」塾長例会に出席した。

京セラやKDDIの創業者の稲盛和夫氏が、中小企業の経営者のための勉強会としてスタートした盛和塾。

会社の悩みや相談に対して、稲盛塾長が「経営問答」する塾長例会。

 

誰にも負けない努力をする。

生半可な努力ではなく、誰にも負けない努力。

会社は、社長の生き様そのもの。

どれだけ強い意志を持って、経営にあたっているのか。

反省のある人生を歩み続ける。

まだまだ甘い自分の姿が、浮き彫りになっていく。

謙虚に自分自身を見直す場となる、有難い勉強会である。

平成17910   

 

<大東アイ326話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

研究熱心な生徒さんからのメール

GHD会員の松村さんは、研究熱心なゴルファー。

下記のメールを頂いた。

 

「先月のかさぎゴルフでのラウンドレッスンと8月21日のレッスンありがとうございました。

お陰で、長年悩んでいたスイングが良くなってきました。

 (1) バックスイング(アウトサイドに手であげる悪癖)が、 この前の大東先生の

   重いものを後に持っていく・・・のアドバイスで、素振り練習をしていましたが、

   このほどコースでもバックスイングとダウンスイングがほぼ同じプレーンで

   ふれるようになりました。 田辺コーチにも見ていただきましたが、良くなって

   いるとのことで、喜んでいます。 先日のラウンドでもニヤピンを3コとれる

   ほど精度も上がってきました。

 (2) 15mロングパット

    かさぎゴルフで教えていただいた ”バックスイングを大きめにして、

   パターのウエイトを感じて振る” のアドバイスでロングパットが安定して

   きました。 なお、ショートパットがフックラインは押し出し、スライスラインは

   ひっかけのミスがでることがあります。 友人の話ではFaceが少し右を

   向いているとのこと。 良いアドバイスをおねがいします。

 (3) クラブ選手権(シニヤ)について

   10月2日に行われるシニヤのクラブ選手権(茨木国際)にでることに

   しています。 予選を突破し、優勝を目指して頑張りたいと思います。

   よろしくご指導お願いします。

松村高夫」

「松村さま。

ご丁寧なメール、有難うございました。

バックスイングで、大きなものを持つイメージが、ピッタリあったようで、何よりです。

2の質問ですが、ショートパットのフックラインで押し出し、スライスラインで引っ掛けるのは、ご友人のアドバイスにあるように、アドレス時でフェースがスクエアに向いていなく、ストロークで調整しているからでしょう。

パッティングルーラーを使って真っ直ぐのラインでフェースの向きをスクエアに保ち、ストロークもストレートにできるように、基本の練習をされてみてはどうでしょう!

それから、常にスパッツ(中間目標)をボールの先50センチ前に見つけて、そこに対してフェースを合わせて、そして、ボールがその上を通るように心掛ければ良いと思います。

トライしてみて下さい。

クラブ選手権の吉報をお待ちしております。

大東将啓」

スイング動画もメールに添付し、やり取りが出きる時代。

便利なITを駆使して、研究熱心なゴルファーのお手伝いが可能となった。

平成1799    

 

<大東アイ325話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

こだわりのザ・サイプレスゴルフクラブ

 

大西久光氏が設計監修した、ザ・サイプレスゴルフクラブ。

杉とヒノキとメタセコイヤなどの高木で、各ホールがセパレートされたコースの趣が素晴らしい。

グリーンから次のホールのティーグラウンドまでは、森林浴を楽しみながら散策できるような雰囲気を演出している。

 

クラブハウスを出ると、目の前に広がるドライビングレンジ。

いつでも生芝から練習することができる。

形状はフライパン型になっており、ボールの落下が何処からでも見えるようになっている。

打ち上げと違い、気持ちよく振り抜くことが出きる。

ネットもなにもなく、まさに緑の絨毯が広がっている理想的な練習場だ。

ゴルフコースにもこだわりが、いたるところに見られる。

OB杭が1本もない。

白杭だけではなく、ウォーターハザードの黄杭や赤杭も景観上なくしている。

大西氏によると、

「出きる限り自然の形状をそのままの状態で残した」とのこと。

各ホールが似たような風景が多いため、グリーンの形状を18ホール全て違う特徴を付けている。

写真はアウト1番のスタート回りの風景。

ティーグラウンドとチィッピングエリアのグリーンが、長細くつながっている。

まさにティーグラウンドとグリーンが、全く変わらない状態のコンディション。

グリーンの速さを示す、スティンプメーターが10フィートを超えている。

トーナメントなみの速さ。

また訪れてみたいゴルフコースの一つである。

平成1798

 

<大東アイ324話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

奈良の大仏さん

東大寺の大仏さんを訪れた。

高さ15メートルの世界最大の金剛仏を、見ているだけで気分が落ち着く。

自分の全てをさらけ出させるような雰囲気を持つ、大きな存在。

千年の年月を経て、我々を見つめてきた。

偶然、ガイドさん付きの観光客の団体に遭遇した。

一緒について回ると、説明を聞けるから面白い。

大仏さんは、遠近法を使って建造されたという。

下から15メートル上の顔を見たときにバランスが取れて見えるように、作られている。

顔の大きさは、実際の身体のバランスからすれば大きく作られているというわけだ。

右手の中指は165センチと、人間と同じぐらいの長さ。

鼻の穴は30センチと子どもが入れるほど。

同じ大きさの穴が空いている柱が大仏殿の中にあり、子ども達がそこを通り抜けていた。

1200年以上まえの世界にタイムスリップをすると、その当時の人たちの生活がイメージできるような気分になれる。

また、今の自分を客観的に見られるような気がする。

奈良の大仏さんは、長年の間、そこにいて、全てお見通しなのだろう。

平成1797

 

<大東アイ323話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

師匠からの叱咤激励

小生、文章を書くことはプロではない。

小さい頃から理数系の人で、国語は全くの苦手。

でも必要に迫られて文章を書いている。

しかし、書くからには読者を引きつける物にしなければ、ただ単に書いているだけの行為になってしまう。

先日、小生の師匠から叱咤激励のメールを頂いた。

 

「大東様
珠玉の原稿が詰まった冊子をお送り戴き有り難うございました。
これからゆっくり読ませてもらいますが、文章は人に読んでもらい、書き手の思いや考えを理解してもらい、真意が伝わらなければなりません。ですから、わかりやすい、そして面白い、思わず引きずり込まれるようなものがベストです。僭越ながら大東プロの原稿は、確かにわかりやすい。この点は合格でしょう。(点数は申しませんが)しかしながら面白くて、ついつい読んでしまうという点ではやや物足りなさを感じます。なぜか。プロの物書きならば、書き出しと最後の3行に神経を使います。つまり掴みをどうするか、閉めをどうするか、これが大事です。まあゴルフなら練習をしないと仕方ありまへんな、というところでしょうか。私のゴルフとプロの文章を比べたら、そっちの方がやや上でしょう。がんばってください。健筆をお祈りします。(私はぼちぼちやります)」

師匠いわく、文章を書くときは、

1.        分かりやすい言葉を使う。

2.        目の前の人に語りかけるように文章を書く。

3.        辞書を手元に置き、辞書を多用する。

4.        自分だけが分かっていることを前提に書かない。

5.        頭の中で文章を練る。

以上のような重要性を教えていただいた。

「書くことは、苦しいこと。

大東君は、産みの苦しみが、まだまだ少ないのであろう。

文章を練って、考えて、うなされて寝られないような経験をして一人前。」

今後も毎日勉強の日々がつづく。

平成1796

 

<大東アイ322話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

恒藤高弘氏の豪快なゴルフスイング

写真は恒藤高弘氏のインパクト直後とフォロースルー。

豪快なスイングから300ヤード近いドライブが産み出される。

飛ばしだけではなく、ハンデ0の腕前。

小生、スクラッチで、負けるほど上達が著しい。

エブナゴルフセンターの支配人として、毎日練習も欠かさない。

関西アマを初め試合に出るようになり上手くなってきた。

大きなフォロースルーの振り抜きが、彼の一番素晴らしいところ。

躊躇無く、思い切りの良い大きなフォローを取ることで、ボールの曲がりも少なくなる。

上半身の前傾も保たれた状態であるので、シャフトプレーンが理想的な形を描いている。

右の写真では良い点が見られるのだが、左の写真は注意すべきポイントがある。

インパクト直後として、窮屈な形になっている。

右肘と身体の間隔がない(ふところが狭い)

これは腰の開きが大きすぎるのと関係しているのだろう。

インパクト直後でありながら、腰の向きは完全にターゲットに向いているから。

もう少し、どっしり感のある、クワイエットな下半身を心掛ければ、プラスハンデの世界が開くであろう。

平成1795

 

<大東アイ321話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

読売新聞の記事に取上げられる

「技術から運営までティーチングプロ育てます」と読売新聞に記事が載った。

「ゴルフホームドクター」のティーチングプロ養成コースを9月より新設したものだ。

今まで、ティーチングプロになるためには、師弟関係の中で覚えていくことが多かった。

みよう見まねで、暗中模索のなか、思考錯誤を繰り返しながらレッスンをして来た経緯がある。

それは、系統立った論理的な教え方や、スイングの分析能力を高める効果的なトレーニングと程遠いものであった。

モルモットとされた生徒さんにも、迷惑がかかったケースも少なくないだろう。

教えるサイドにしても、マニュアル一つ揃えていないのが現状。

ゴルフ技術を学ぶよりも、更に習得することが多いのがティーチングプロの仕事。

コミュニケーション能力は当然のこと、コーチング手法、スイング分析の技量のほか、サービス業の基本も学ぶ必要がある。

勉強熱心で素直な気持ちを持ち続け、ゴルファー一人1人に目を向けてサポートする精神を持つ。

ゴルファーとの信頼関係ができることが、仕事のスタートだからこそ、人間を磨くことが重要となる。

原点は、人間力を高めること。

情熱溢れるティーチングプロの要請を目差して、スタッフ自身も研鑚を重ねて行く必要がある。

平成1794