大東アイ(四方山話)

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<大東アイ810話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

千人が入る練習場スタンド

ラーニングセンターの練習場にあるスタンド。

千人以上が入り、なおかつテントの屋根が付いている。

このスタンドの前に演台があり、スピーカーが講演をする。

ネットのない広大な練習場が、目の前に広がり、実際にボールを打って見せることもできる。

「ラーニングセンター」の名前の通り、学習できる環境が整っている。

そして、その名前に負けず、参加者が真剣に講演者に耳を傾けている。

この写真から見ても、ティーチングプロ達の真剣さが伝わってくるであろう。

誰一人、居眠りすることなく、熱気むんむんであった。

アメリカ人プロ達の真剣さに接することが出来たのことが、大きな収穫であった。

平成1813

 

<大東アイ809話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

テレフォンレッスン会

 ティーチング&コーチング・サミットの前日に行われた、テレフォンレッスン会。

電話でゴルファーの質問に答えるというイベント。

全米各地からのリクエストに、PGAメンバーがボランティアで対応する。

以前、小生も電話にて緊急患者にお答えしたことがあった。

「先生!シャンクが止まらないんです。

直して下さい!」と悲鳴にも聞こえる電話を受け取った。

目の前の生徒さんと違って、暗中模索のレッスンとなった。

「フェースの何処にボールが、当たっていますか?」と小生。

「たぶん、先だと思うのですが、、、」と生徒さん。

「おかしいな? シャンクはネック部分に当たることが多いのですが、、、

それでは、打点が分かるシールを付けてショットとしてから、もう一度電話を下さい」と答えた。

しばらくすると、電話が掛かってきて、

「先生の言った通り、ネック部分に当たってシャンクしていました!

打点を注意すれば、直っちゃいました」と、お騒がせな電話レッスンを思い出す。

相手の見えない、しかも今までレッスンしたことのないゴルファーに対応するのだから、どれほど難しいことか。

どんどん、掛かってくる電話での質問に、丁寧に答えているPGAメンバーが頼もしく感じられた。

平成1812

 

 

<大東アイ808話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

最前列で受講するケンと小生

毎朝8時からスタートするティーチング&コーチングサミット。

日本では、早くても9時にスタートするセミナーが多いのだが、。

小生、最前列で受講した。

いい席を確保するために、朝早くから会場にかけつけた。

だが隣のケンには、負けた。

なんと朝、6時から会場に来て席取りをしている。

「10回開催されているサミットの内、9回出席している。

何回出席しても、毎回新鮮で、新しい情報が得られる」

小生よりも年上なのに、いたって勉強熱心だ。

小生は、今回、10年ぶりの三回目の出席。

2年後のサミットに再会することを約束しあった。

平成1911

 

 

<大東アイ807話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

クリーブランド総合病院の研究

世界一のメディカル機関である、クリーブランド総合病院の研究発表があった。

NFLMLBとも提携して身体的研究を繰り返してきた。

身体的傷害が多いゴルフに関してもPGAと合同研究を、2年前よりスタートした。

傷害の3大理由。

1.      柔軟性の欠如

2.      準備不足

3.      オーバーユーズ

PGAと医療機関が連携することで、傷害の予防とパーフォーマンスの向上を図ることが出来る。

特に重要なのが、スタート前の柔軟体操。

1番ホールのティーショットを、何の準備もなしにコースに出るゴルファーは意外と多い。

5分で良いから、ストレッチを中心に準備運動をすることの大切さを、けがのデータを見せてプリゼンテーションしていた。

平成181231

   

 

<大東アイ806話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

ニクラウスゴルフアカデミーのマイク・マラスカプロ

東京にあるニクラウスゴルフセンターで4年間、ヘッドインストラクターを務めたマイク・マラスカプロ。

ゴルフスイング形成のために、体の動きを個別に習得する方法をすすめる。

両手をクロスに肩にあてた状態で、前傾姿勢をとる。

アドレスの姿勢のまま、肩と腰を分離して動かせる。

それぞれを個別に動かせることにより、その動きを特化して習得する。

フォーアームローテーションなどは、その際たるもの。

左手一本でクラブを持ち、肘から下だけを腰から下の間でスイングする。

ユックリと繰り返し同じ動きをすることで、左手前腕の動きを特化して習得することが出来る。

スーパースロースイングドリルも、彼のお薦めドリルのひとつ。

2秒以内で終わる通常のゴルフスイングを、3分かけてする。

スイングのポジショニングが確認できるだけではなく、弱い筋力のトレーニングにもなる。

ためしに3分間のスーパースロースイングをトライしてみよう。

次の日、筋肉が張る感覚が出るだろう。

特に、弱い部分の筋肉に身がいるので、良いトレーニングとなる。

平成181230

   

 

<大東アイ805話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

PGA教育部長のリック・マーティノプロ

サミットのコーディネーターを勤めた、リック・マーティーノプロ。

「エジプトのスフィンクス、フランスのエッフェルタワー、首都にあるワシントンモニュメント。

これらの建造物は、しっかりした土台の上に成り立っている。

スポーツの世界でも、プロのパーフォーマンスのためには、その基礎となる部分が大切だ。」

「日々の素晴らしい仕事をする上で、深いリサーチやナレッジが必要となる」

「今回の2006PGAティーチング&コーチング・サミットは、4つのテーマに沿ったものとなっている。

1.      フィジカルモーション

2.      道具

3.      スキルベース・レッスン

4.      コースでの実演」

サミット初日のオープングリマークで、ティーチングプロの勉強する姿勢の大切さを強調していた。

平成181229

 

 

<大東アイ804話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

ヒストリカルセンターのボランティア

ラーニングセンター横にある、ヒストリカルセンター。

ゴルフの歴史博物館。

90年のPGAの歴史が、手にとるようにわかる。

ヒストリカルセンターで対応してくれたのは、地元のボランティア。

毎日3時間、交代で勤務する。

その後は、無料でPGAヴィレッジの施設を利用できるという。

趣味と実益を兼ねたボランティア。

5箇所のパッティンググリーンや10個以上ある色々な種類のバンカー、生芝から練習できるドライビングレンジ、54ホールのチャンピオンコース。

こんな施設が使えるのだから、誰でも喜んでボランティアしたくなる。

平成181228

 

 

<大東アイ803話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

総支配人のバッド・テイラー

PGAメンバーには、28000人のプロがいる。

多くのメンバーがクラブプロとして、ゴルフ場を仕事場としている。

最初は、アシスタントプロとしてスタートする。

ティータイムの管理やゴルフカーとの清掃、プロショップの運営、クラブ競技の企画実施、レッスン等、仕事は多岐にわたる。

プロフェッショナルとなり、ヘッドプロ、そしてディレクターとPGAメンバーの職域は広い。

マスタープロフェッショナルの称号を持っているバッド・テイラーは、PGAヴィレッジのディレクター。

日本で言うところの支配人の役割。

日本のプロと違い、親切に対応してくれる営業マンの雰囲気がある。

何でも気楽に声を掛けやすい。

平成181227

 

 

<大東アイ802話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

PGAヴィレッジ

ゴルフ場のアプローチに椰子の木が配置されている。

北海道大学のポプラ並木のようでもある。

正面の時計台は、北海道とは違って、とんがり帽子風。

この時計台をシンボルマークとして、PGAヴィレッジのロゴマークにしている。

そして時計と同じ大きさでPGAマークが真下に配置されている。

1996年にオープンしたPGAヴィレッジは、54ホール。

トム・ファジオ設計のライダーコースとワナメイカーコース。

ピート・ダイ設計のダイコース。

それぞれ特徴があるコースで、同じロケーションにあるとは思われない。

PGAの名前がついているゴルフコースは、全米に多く存在している。

PGA自体が経営しているものや、名前を貸しているものまで、その形態は色々だ。

特にフロリダでは、「PGA」の名前が道に使われているところもある。

PGA」の名称がアメリカで認識されていることは間違いない。

平成181226

 

 

<大東アイ801話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

日本人の奥様を持つ親日家のクリーブランド氏

根っからのクラブ職人でありながら、とても温和な人となり。

日本一のクラブデザイナー、竹林隆光さんにも共通するところ。

すごい人でありながら、すごく、やさしい。

セミナーが終わっても、彼の周りから人垣が離れなかった。

クラブ設計に関しての質問攻め。

それに対して、一人一人、丁寧に答えていく。

「その部分は、自分には分からない」

知らないことを「知らない」と認める偉大さ。

「知ったかぶり」をしがちな小生にとって、学ぶところが大きかった。

「実は、ワイフは日本人なんだ」

「そこで、私からパーソナルな質問があるんだが、、、いいかな?」

クラブ設計の伝説の人から小生が、質問を受けるとは、思わなかった。

平成181225