大東アイ(四方山話)
<大東アイ900話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
「日本最強のプロゴルファー伝−鬼才・戸田藤一郎の生涯」
関西のゴルファーには、戸田藤一郎プロへの特別の思いがある。 昭和初期に、アメリカに遠征をしてメジャートーナメントにも出場している。 日本の公式戦で年間グランドスラムを達成した、唯一のプロゴルファー。 その栄光とは裏腹に、波乱万丈の人生であった。 全盛期にプロ資格を剥奪され、10年間試合に出ることができなくなった。 職を失い、四国に都落ちをして、食べることさえままならなくなる。 失意のどん底で、自殺までも考えたという。 しかも、プロゴルフ界の追放が、いわれのない理由だから、なおのこと。 そして、ブランクを克服して見事、復活をする。 56歳の時に、公式戦で34歳の杉原輝雄を破った。 破天荒な職人かたぎの物語。 平成19年4月3日 |
<大東アイ899話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
ベン・ホーガンの「モダン・ゴルフ」
欧米人では、珍しい寡黙なプレーヤーで、プレー中に同伴競技者と会話をすることも少なかった。 独りで居ることを望み、練習の虫で、完璧主義者。 瀕死の重傷を負った交通事故から奇跡のカンバックを果たした。 フックで悩んでいたベン・ホーガンが、フェードに変えて、勝てるようになった。 その秘密を、高額な金額で雑誌社に売ったのが「モダンゴルフ」だそうだ。 日本では、ゴルフの聖書のようにあがめられている節がある。 しかしジーン・サラゼンいわく、 「フックからフェードに変えることなんて、一言なのである。 トップで手首をちょっと内側に曲げるという一つのポイントを、お金で雑誌に売った」。 立場が違えば、見方も違うものである。 平成19年4月2日 |
<大東アイ898話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
ボビー・ジョーンズの言葉
「ナイスショットは、まったくの偶然であり、 バッドショットは、いい運動であることがわかって初めて 我々はゴルフをマスターしたと言えるのだ。」 聖球と呼ばれ、世界で一番尊敬されているゴルファーのボビー・ジョーンズ。 パーおじさんを追い求めて、生涯アマチュアでいた。 28歳の時に、空前絶後のグランドスラムを達成して、現役引退をした。 ゴルフが出来るという感謝の気持ちを持ちつづけたからこそ、彼の言葉のような悟りの境地を拓いたのであろう。 ベン・クレンショーが書斎にある3000冊の蔵書の中で、最高の一冊と言っている。 ゴルファーなら一度は読んでもらいたい、書籍である。 平成19年4月1日 |
<大東アイ897話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
三筋後退とは
三筋後退とは、 1.
太ももを中心とした足回り。 ゴルフの後半でショットが乱れるのは、ほとんどは下半身がふらついているから。車生活で、日頃から歩くことが少なく現代人特有の症状。 ゴルフ場では、カートに乗らずに必ず歩きましょう。 2.
背筋と腹筋を中心としたコア部分。 ゴルフは、上半身を中心とした回転運動。そのためには、コアとなる腹筋と背筋が重要な要素となる。ストレッチボールを使ったトレーニングなど日頃から欠かさず行いましょう。 3.
肩甲骨まわりから上腕の筋肉 50肩が今では40肩に若年齢化されているのは、日常生活で肩関節を使う機会が少なくなっているから。デスクワーク中心の方は、囲い込み肩で猫背になりやすい。「背中で合唱」等で肩甲骨の稼動領域を広げ、姿勢の良いアドレスが出来るようにしよう。 詳しくは、学研の「ゴルフ博士・大東将啓が提唱する!毎日5分の新ゴルフ生活習慣」を参考にして下さい。 平成19年3月31日 |
<大東アイ896話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
参勤交代ならず三筋後退
「サンキンコウタイ」という言葉をご存知でしょうか? 江戸時代の「参勤交代」ではない。 「三筋後退」と書く。 年齢がいくにしたがって、衰えがちな三つの筋肉のこと。 「歳をとって飛距離が落ちてきた!」となげかれているゴルファーが少なくない。 「歳のせいではありません。 筋力と柔軟性の低下とそれに伴う関節の稼動領域が狭まったのが原因です」と小生、説明させて頂いている。 その「三筋後退」を防いで、若々しいゴルフプレーを楽しむための書籍が「ゴルフ博士・大東将啓が提唱する!毎日5分の新ゴルフ生活習慣」なのです。 皆様の体のケアーを通じて、ゴルファーの永遠の夢−エイジシュート−に向けてご活用下さい。 平成19年3月30日 |
<大東アイ895話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
学研より本日「ゴルフ博士・大東将啓が提唱する!毎日5分の新ゴルフ生活習慣」が全国の書店で販売開始
週刊パーゴルフで2年にわたって連載された、小生の「ゴルフエクササイズ」が本日、学研さんより全国書店で販売されます。 週刊誌の時は、モノクロであったのが、カラーものに刷新された。 先日、ピンクのウエアーで、表紙撮りの撮影をおこなった。 いつもは、白とブルー系統のウエアーが多い小生。 ピンクのウエアーをメーカーさんに特別に注文した。 普通では着ない色で、すこし恥ずかしい思い。 書店に小生の顔写真が並び、顔が割れるのことも、抵抗があるが、、、、 ゴルファーの皆様の悩みにお答えでき、体のケアーをすることで、ゴルファーの永遠の夢「エイジシュート」のお手伝いができれば幸いです。 平成19年3月29日 |
<大東アイ894話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
小生のスピーチ紹介
手前味噌ですが、Kプロの結婚式での小生、スピーチを紹介させていただきます。 「Kプロ、玲子さんご結婚おめでとうございます。 お母様をはじめご親族の皆様にもお祝い申し上げます。 私は、Kプロがレッスンをしていた、東香里ゴルフセンターの大東将啓と申します。 Kプロは、交野カントリークラブでプロを目指している時より、海外思考があり、彼のゴルフの先生も、なんとアメリカPGAのプロであります。 大学4年の時に単身アメリカに渡りゴルフ留学をしたときの師匠とは、現在も交流がり、昨年末に結婚式をアメリカでも挙げてきたのです。 上海からゴルフレッスンの話があったとき、Kプロに白羽の矢を当てたのは、海外経験があり英語が喋れるからでありました。 Kプロは、単身、中国に渡って半年もしないで言葉の壁も乗り越え、中国でも一番と言われている、上海大都会ゴルフセンターで一番人気のプロになりました。 その上、中国での貴重な経験を得ただけでなく、生涯の伴侶も得たのであります。 その当時の彼のブログ「上海便り」を紹介したいと思います。 『みなさん明けましておめでとうございます。 更新のたびに毎回このフレーズなんですが今回もまたまた久しぶりの更新となりました。人生通産2回目の海外での年越しなんともおつなものです まずは去年の5大ニュース。 1、もちろん!!上海上陸レッスン開始。 2、日本ティーチングプロ選手権出場36位タイ。 3、大阪産大ゴルフ部躍進。創部以来最高の2部リーグ2位。 4、上海にて日本人向け情報誌での連載開始。 5、ティーチング選手権関西1次予選トップ通過。 番外、アバラを骨折現在療養のためスイングできません。 すべて1位の価値なんですけどねえ自分のなかでは。そして次はいくつか目標を 1、中国語の更なるレベルアップ。 2、日本ティーチングプロ選手権ベスト10。 3、上海便りの頻繁な更新目標100回。 4、奥さんを探す。 最後のがもしかして一番重要かもしれませんね。というわけで今年もよろしくお願いします。 』 昨年の最大ニュースは、 1. 上海で奥様をゲットしたこと。 でしょう。 上海行きをすすめた私も、玲子さんとの出会いを得られたKプロに改めて祝福申し上げる次第であります。 新婦の玲子さんも熱心なゴルファーとのこと、 ゴルフの救聖(きゅうせい)と呼ばれたボビー・ジョーンズの言葉を紹介したいと存じます。 彼は、マスターズの創設者であり、生涯アマチュアゴルフで貫き、空前絶後の大記録の年間グランドスラムを打ち立てたゴルファーだったんです。 「ナイスショットは全くの偶然であり ミスショットは、いい運動と思えて、はじめてゴルフが分かったと言える」 多くのゴルファーは、ナイスショットに歓喜し、ミスショットを嘆き悔やむことが常です。 しかし、実際のゴルフはミスショットの連続なのです。 ボビー・ジョーンズは、ゴルフが出来ることに感謝することで、その悟りを開いたと思います。 これを私風に、新婚生活に置き換えれば、このようになるのではないでしょうか? 幸せな夫婦生活は、全くの偶然であり、 夫婦喧嘩は、いい運動と思えて、はじめていい家庭が築ける、ということではないでしょうか。 夫婦生活もゴルフのように、ナイスショットばかりではないと思います。 ミスショットの時も、いい運動と思える心の余裕と、感謝の気持ちを持って、夫婦生活をおくられることを祈念して挨拶に代えさせていただきます。」 平成19年3月28日 |
<大東アイ893話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
北西プロの結婚式
「上海便り」で連載していた北西プロの結婚式があった。 中国の上海大都会ゴルフセンターで2年間に渡りレッスン活動をしていた。 半年あまりで中国語をマスターして、10数人のティーチングプロの中で人気ナンバーワンとなった。 その当時に知り合った奥様と、この度めでたくゴールインとなった。 上海での貴重な体験だけでなく、生涯の伴侶も得たことになる。 帰国して今年度より大阪産業大学ゴルフ部のコーチをしている。 涙もろく、熱血漢のある北西プロが上海に行く以前にも学生の面倒をみていた。 大学のゴルフ部設立依頼、初めて2部リーグ2位まで躍進させた腕を買われてのこと。 東香里ゴルフセンターでも、レッスン活動を開始しています。 新婚の北西プロを今後も応援のほど、よろしくお願いします。 平成19年3月27日 |
<大東アイ892話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
京都のお座敷での講演会
堀場製作所の堀場社長をはじめ京都の重鎮が集う勉強会にお招き頂いた。 小生にとって、お座敷でのお話は、はじめての経験。 畳の上で、落語家になったような感じで1時間の講座。 居並ぶお歴々の方々を前に、多少緊張したが、真剣に耳を傾けて頂いた。 積極的な質問が飛び出し、熱気むんむん。 日常はお会い出来ないような方と接点ができるのも、ゴルフのおかげ。 ゴルフを通じての素晴らしい出会いに改めて感謝です。 平成19年3月26日 |
<大東アイ891話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
今井支配人のデモンストレーション
デモンストレーション能力は、ティーチングプロにとって必修科目。 今井支配人が、デモンストレーションの仕方を実演している。 違いが分かるように見せる工夫も大切。 インテンショナルフックボールを打つときのスタンスは、打ち出し方向にとる。 黄色のラインに沿って、スタンスをクローズにする。 その度合いも大げさに、見ていて分かりやすくする。 フェースの向きは、最終的な目標に向ける。 この場合だと、白いラインに向けておく。 スイング軌道はスタンス通り、黄色のラインに沿って行う。 通常よりもボールの曲がりを大きくすることも大切。 自由自在に魔球のように曲がるボールを見せてこそ、ティーチングプロたるゆえんである。 平成19年3月25日 |