大東アイ(四方山話)
<大東アイ800話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) ロジャー・クリーブランド氏の講演
ロジャー・クリーブランド氏のセミナー。 「ウエッジといえばクリーブランド」と言うほど人気があった。 創業者のロジャー・クリーブランドは、会社を売却した後、1996年にキャロウエイゴルフに参画した。 現在は、チーフクラブデザイナーとして、キャロウェイの躍進を支えている。 フィル・ミケルソンもウエッジに関しては、クリーブランド氏に絶大なる信頼を寄せている。 ミケルソンのウエッジは50,55,60度のロフトの3本を入れている。 同じロフトのギャップにすることにより、距離感を出すことがシンプルになる。 「もしあなたが、46度と58度のウエッジを持っているなら3本目は52度を使うべきでしょう。 4本のウエッジにするなら、50度と54度のウエッジ2本を加えて下さい」 温和の話し方の中に、説得力があった。 平成18年12月24日
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<大東アイ799話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) キャロウェイゴルフのデモンストレーションディ
今回のサミットのメインスポンサーであるキャロウェイゴルフ。 パターのオデッセイ、ベンホーガン、トップフライトを統合した。 世界一のゴルフメーカーである。 1982年創業の歴史が短い会社だが、独自のクラブ設計が大躍進となった。 創業者のイリー・キャロウェイが開発した「S2H2」というクラブ設計。 クラブシャフトをクラブヘッドに貫通させて打球のコントロール性能をアップさせた。 そして1991年にリリースされたビッグバーサは、大ヒットしてキャロウェイの代名詞となった。 パターからウエッジ、アイアン、ドライバー、そしてボールにいたるまで全てのラインアップを展示し、デモンストレーション体験する。 平成18年12月23日
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<大東アイ798話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) PGAロゴマークのフットマット
PGAロゴマークマットが入り口にあった。 1916年に設立された全米プロゴルフ協会。 今年90周年を向かえる、28000人のクラブプロの集まり。 日本プロゴルフ協会が創立49年であるから、40年以上も長い歴史がある。 日本の場合は、4433人だから6倍強の人数がいることとなる。 メンバーの多くは、全米に18000あるゴルフ場でクラブプロとして働いている。 アメリカでヘッドプロと言えば、日本の支配人的な仕事も行う。 まずプロショップの経営をしている。 ゴルフ場のティータイムの管理や労務管理も行う。 したがってプロゴルファーと言うよりも、ゴルフのビジネスマンである、ゴルフプロフェッショナルの集まりである。 したがって、セミナー受講生は、日本と違ってビジネスマンの集まりの雰囲気があった。 こわおもての日本のプロの集まりとは違い、笑顔が生えていた。 平成18年12月22日 |
<大東アイ797話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) PGAヴィレッジコンファレンスルーム
ゴルフ殿堂パーティーが行われた部屋以外にも、クラスルームが6つある。 練習場とゴルフ場の屋外でのレッスンだけではなく、屋内での講義が出来るようになっている。 まず、今回のセミナー登録をここで済ませる。 レジストレーション作業は、インターネットを通じて日本でおこなっていた。 PGAのホームページから、サミットのリンクに飛び、国際PGAメンバーの欄に、必要事項を入力する。 5日間のサミット参加料は、799ドル。 クレジットカード番号を入れて登録完了。 後日、メールでセミナーの注意事項が送られてきた。 コンファレンスルームの受け付けで、小生の名前を言う。 「My name
is Masahiro Ohigashi from Japan」 日本の名前は、発音だけではスペルが分からないので、 「O・H・I・G・A・S・H・I」と必ずスペルを発音しなければいけない。 小生の名前が入ったネームタッグが渡された。 PGAティーチング&コーチングサミットの大きなロゴが真中に入ったショルダーバックの中には、プログラムとスポンサーのパンフレットが入っている。 イエローページのような分厚い資料が、今後のPGAティーチング&コーチング・サミットの内容の濃さが垣間見れるような気がした。 スポンサーであるキャロウェイゴルフからは、1ダースのボールとゴルフプライドからオリジナルキャップも提供された。 平成18年12月21日 |
<大東アイ796話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) ラーニングセンターの前にある看板
PGAヴィレッジにあるラーニングセンター。 今回の第10回PGAティーチング&コーチングサミットが、開催される場所である。 時計台のアーチ型の入り口を潜り抜ければ、広大な練習施設が目の前に広がる。 左右には、大きな練習グリーンが配置されている。 ピンフラッグは、おなじみのPGAロゴマークが付いている。 目の前には、10種類以上の色々なバンカーがある。 ポットバンカーやアリソンバンカーの形状をはじめ、砂の質も色々ある。 全てのバンカーを練習できる環境が、完備されている。 そして左右に広がるドライビングレンジ。 色とりどりのピンフラッグで、距離が分かるようになっている。 もちろん、生芝から練習できる。 PGAメンバーが、生徒さんを連れてレッスンできる環境が整っているのが、このラーニングセンターである。 今回のようなセミナーを開催するのにも、全ての施設が整っている。 平成18年12月20日 |
<大東アイ795話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) レンタカーで迷いながら到着
オーランド国際空港から目的地のPGAビレッジがあるポート・セント・ルーシーまでは約200キロ。 フリーウェイの制限時速は70マイル(約112キロ)。 流れに沿って走れば、80マイル(約130キロ)出ていることもある。 一番小さいクラスのレンタカーは、万一の時に不安があるから。 本当は日本車を借りたかったのだが、残っていたのがクライスラーしかなかった。 どこに行くのも車が必要なアメリカ。 そんな意味でも車は、足代わり。 空港にあるレンタカー会社のカウンターも10社以上が、並んでいる。 アメリカ人にとって、レンタカーを借りることは、電車やバスに乗ることよりも手軽な感覚があるのだろう。 あたりまえだが、車は、日本と反対の左ハンドルで右側通行のアメリカ。 最初は、注意して運転しているので、大丈夫だが、慣れてきた時が危ない。 今回もやってしまった。 交差点を曲がった後、反対車線に入ってしまっていた。 幸い、事故にならずにすんだからよいが、冷や汗ものであった。 平成18年12月19日
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<大東アイ794話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) ゴルフコースに面したコンド
今回、滞在したのは、ゴルフ場に面したコンドミディアム。 一般の家のような形状で、オーナー所有者が貸し出している物件だ。 施設内に入るためには、ゲートがあり、セキュリティーが完備されている。 部屋の中には、2ベットルームと簡易キッチンがついている。 一泊100ドル弱。 これは、部屋代で、2人でも同じ料金だ。 家族ぐるみで滞在するには最適かもしれないが、、、 ホテルのフロント機能がないために、苦労することもある。 電話回線しかなく、持参したパソコンをインターネットにつなぐことが出来ない。 レンタルした携帯電話のIモードメールで代用するしかなかった。 近くのコンビニで、飲料水などを買い込んだ。 これから始まるPGAティーチング&コーチングサミットを快適に受講するための滞在場所なのだから。 平成18年12月18日
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<大東アイ793話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) PGAヴィレッジのイルミネーション
オーランド国際空港から南に約200キロにあるPGAヴィレッジ。 本来であれば3時間弱のドライブで着く予定であった。 しかし道に迷い5時間あまりかかってしまった。 真っ暗な夜空に浮かび上がったPGAヴィレッジの看板を見て、救われた。 きれいなイルミネーションを感じるよりも、安堵感にひたった。 おなじみのPGAロゴマークが、親近感を持って目に映る。 気持ちが落ち着けば、不思議と空腹感が出てくる。 現地時間で午後8時、日本時間で朝の10時。 日本を出てから丸一日が過ぎている。 西海岸や東海岸北部と違い、フロリダまで直航便は飛んでいない。 したがってデトロイトで乗り継いでオーランドまでやって来た。 乗り継ぎと言っても、北海道から沖縄まで行くような距離だ。 日米を往復するツアー選手達の苦労が、少し体験できたような気分であった。 平成18年12月17日
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<大東アイ792話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 10年ぶりのフロリダ遠征
今回は、PGAティーチング&コーチングサミットに出席するため。 米国PGA協会が2年に1度、ティーチングプロが一同に介して研究発表をして、お互い研鑽するコンベンションを開催している。 アメリカを中心に700人のゴルフプロフェッショナルが、PGAヴィレッジの「ラーニングセンター」に集う。 日本からの出席者は、小生を入れて2名だけと、寂しいかぎりだ。 実は10年前も日本人は、小生だけの出席であった。 ティーチングの部門では、世界を先導するアメリカから多くのことを吸収すべきである。しかし、いまだ取り払われない大きな壁があるように感じる。 それは、言葉の壁以上に、日本人が持っている農耕民族の体質かもしれない。 移動して交流することを厭わない欧米気質。 日本人は外から入っている文化に対しては、融合することに長けていても、自ら進んで取得することが少ないのではないだろうか。 こちらから進んで習得することなくして、道は開けないのだろう。 そんな思いで、10年ぶりに、フロリダまでやってきた。 今回の小生のキーワードは、「移動」と「交流」。 その昔、プロや研修生を連れて、フロリダ州オーランド周辺で開催されているミニツアーに出場する為に合宿をしていた。 日本ではゴルフのシーズンイン前の1月から2月に、半袖でプレーできるフロリダ。 賞金のかかったミニツアーに参戦して、実践経験を得る為に全国から若手が集まった。 1ヶ月間、コンドミディアムで自炊して、レンタカーのワゴン車を借りて転戦する。 20人以上の英語の喋れない選手をお世話するのだから、こちらも大変であった。 車がパンクしたり、道に迷ってロストすることもあった。 はたまた、交通違反で警察官のお世話になることも。 若いから出来たんだな〜と、今だから思える。 10年間に渡る活動が、徐々に報われてきた。 一緒に行った研修生達が、プロテストに合格したり、シード権を獲得したり、ツアー優勝を果たした。 小生にとってフロリダは、今でも第二の故郷だ。 関西空港からデトロイト経由でオーランドに入る。 ノースウエスト航空のロゴも、10年前と様変わりしていた。 「NWA」のシンプルな文字が飛行機に入っている。 エコノミー症候群になりそうな狭い座席で、12時間弱を過ごす。 時間が来れば、必ず配給される機内食。 まるで家畜に餌を与えるような雰囲気である。 味も人間が食べるようなものではない。 それでも、出されるものは全て平らげるから、小生の貧乏性も困ったものだ。 清涼飲料水類は無料だが、アルコール類は有料となっているのは、今のご時世を反映している。 いつになったらビジネスクラスで旅行できるのだろうか、、、 デトロイト空港の変わりように驚かされた。 空港ターミナルが、新しくなっている。 やはりアメリカは、やる事がでかい! 何とモノレールが、ビルの中を走っているのだ。 建築費の投資コストと空調の維持コストを心配するのは、貧乏性の小生だけだろうか? トイレでも驚かされた。 小便はもちろん、大便の排水までもが自動だ。 お尻を上げたとたんに、一気に水が出てくる。 手洗いの水(適度な温度のお湯だが)も、自動で出てくるのは当たり前で、その横の石鹸水も手をかざせば、そのまま出てくる。 最後に驚いたのが、ペーパータオル。 これも、自動で出てくるからたまげてしまった。 しかし何もかも自動のアメリカで、一つだけ無いものがある。 あのマライヤ・キャリーでさえ「日本のトイレは素晴らしい!」と言わしめたもの。 それは、ウォシュレット。 雪が降っても不思議でないデトロイトから、飛行機で3時間、オーランドに南下する。 そこは、半袖の世界。 ディズニーキャラクターが空港のいたるところのあるオーランドに到着した。 日本から出発して、すでに約18時間が経過している。 日付変更線を越えているので、1日得をした計算になる。 第二の故郷のオーランドだが、空港では最悪の思い出がある。 その昔、取材旅行でカメラマンと空港に降りたったあと、尾行されていた。 相手はプロの窃盗犯。 こちらは、1メートル以上の望遠レンズをはじめ大型荷物をレンタカーに運びこんだ。 その足でホテルに行くまで、後を着けられていたのだ。 チェックインをしている約5分間に、駐車場の車のトランクから全ての荷物がなくなっていた。 鍵をかけたはずのトランクが半開きになって、そこを車が逃げていく。 あっと、思ったときは、すでに時、遅し。 間が悪いことに、パスポートも貴重品全てを入れたカバンを残していた。 唖然として、その場に立ち尽くしてしまった。 でも悪い思い出を差し引いて、余りある良いことを、ここオーランドでは経験させてもらった。 毎年1ヶ月間、フロリダ州でミニツアーを転戦するキャンプ。 のべ100人を越えるプロや研修生を連れて、合宿をはった。 その間、色々な方々のサポートを頂き、多くの人々との出会いがあった。 今回のPGAティーチング&コーチングサミットは、フロリダ州、ポート・セント・ルーシーにあるPGAヴィレッジで開催された。 オーランドから南へ約150マイル。 レンタカーの予約は、日本からインターネットを通じてしていた。 パソコンから予約状況のプリントアウトしたものを持参した。 空港内にある、レンタカー会社のカウンターで見せれば、手続きは至って簡単。 そこから実際に車に乗るまでの手続きが、面白い。 効率を重視し、人件費が高いアメリカならでは。 「ミッドサイズのコーナーにある車の好きなものを選んでね。 キーは、既に付いているから」とカウンターで言われてから、後はセルフサービス。 日本では、車の前まで連れて行ってくれて、詳しい説明後に車を引き渡される。 アメリカでは、勝手に乗って勝手に返すのだ。 チェックは、駐車場出口にゲートがあり、係員が行う。 その係員は、レンタカーの社員ではなく、駐車場全てを取り仕切っている人である。 ここまで効率化をされれば、接客サービスもなにもあったものではない。 料金競争が激しいからこそ、いかに少ない人員で効率的に運営するかを考えた結果なのであろう。 顧客も接客サービスよりも、価格を重要視している。 肩透かしにあったような感じで、出口ゲートを出て、一路PGAヴィレッジを目指す。 実は、ナビゲーション付きの車をリクエストしたのだが、あいにく在庫が無かった。 ナビに関しては、日本のほうが普及率が断然高い。 アメリカでは、住所がストリート名で明示され、標示も分かりやすいからなのか。 はたまた、アメリカ人が機械に弱いからか、、、。 小生、ホテルの住所と道のりをインターネットからプリントアウトしてきたから、ナビ無しでも問題無いと思っていた。 実は、これが今回の大きな問題となったのだ。 今回のホテルは、開場のPGAヴィレッジに隣接する場所にインターネットを通して予約した。 普通のホテルであれば、場所も迷わないはずなのであるが、ゴルフ場に隣接したコテージであったのだ。 しかもゲートがあり、許可の無い車が入れないようになっている。 レンタルオフィース(一般のフロントに当たるところ)は、別の場所に位置していた。 その場所が、実に分かりにくい。 何度も間違いを繰り返し、道に迷ってしまった。 ちょうどその時、パトカーが止まっていた。 「地獄で仏」の思いで、思わず近寄って話しかけた。 ここはアメリカ、警官は近づいて来る小生に警戒をする。 「そこで待ってろ!」と注意される。 道に迷っていることが解かると、実に丁寧に道順を教えてくれた。 パトカーに戻って地図を探し、道順を詳しく手書きしてくれた。 これで安心、間違いなしと思ったのだが、、、 平成18年12月16日
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<大東アイ791話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) たった5分でうまくなる「大東博士プロのゴルフエクササイズ」30
どっしりした下半身で安定アドレスを作る「象の鼻エクササイズ」 ナイスショットを決める75%は、アドレスの姿勢といわれています。 特に重要なのが、いかに下半身を安定させて、ゆとりのある懐を作れるかです。 重いものを持って、象の鼻のように左右に揺すりましょう。 重いものを持ち上げるイメージで構えれば、懐のあるアドレスが作れます。 手先だけで持ち上げると、苦しいだけでなく、懐が狭くなり、左右に動かせる通り道もなくなります。 平成18年12月15日 |