大東アイ(四方山話)
<大東アイ430話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
素振りで身体の軸の回転を覚え飛距離アップ 素振りは、ゴルフ練習の基本中の基本である。 ゴルフドリルの中でも、一番種類が多く、その数は何十とある。 注意点は、身体の中心軸を感じながら行うこと。 腕や手先だけのスイングに終わらずに、身体を充分に捻る事をお勧めする。 写真は、クラブを肩越しに持った状態での素振りドリル。 クラブを肩に乗せた状態から、更に下ろす。 クラブが首の後ろにあるときよりも、肩の回転が強制的にされる。 バックスイングはゆっくりと、トップまでもって行く。 左肩がアゴの下に入るまで入ったトップオブスイングから、一気に振り抜く。 トップからフィニッシュまで、最高のスピードで「ビュッ」と。 何回も繰り返す事で、スピードが増すでしょう。 「いつもより1クラブ飛距離が伸びました」と驚かれる生徒さん。 10回程度でそんなに成果が上がるのだから、毎日続けられれば凄いですよ! 皆様も、「ギリギリギリ」とバックスイングして「ビュッ」とフィニッシュまで一気に振り切りましょう! 平成17年12月22日 |
<大東アイ429話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
トリックショットのデモンストレーション アメリカには、トリックショットのプロデモンストレーターがいる。 全米を中心に、デモンストレーションをして生計を立てている。 小生も15年前にフロリダ州オーランドのオレンジレイクCCで始めて見た時は、感動した。 一輪車に乗りながらのゴルフショットや、機関銃のような連続打ちなど、観客を魅了する。 難しいショットが成功すれば、拍手喝采が得られる。 ゴルフボールを2球重ねて、下のボールをナイスショットして、上のボールは真上に高く舞い上がる。 高く上がったボールをキャッチャーミットでナイスキャッチ。 笑いを取る事も忘れていない。 まるで大道芸人のゴルフ版といったところ。 それ以来、デモンストレーションの大切さを認識した。 写真は、フットネスボールの上に乗った状態でショットをしている。 3階打席からのデモンストレーションとしては、かなり危険だ。 間違っても真似しないでもらいたい、トリックショットである。 平成17年12月21日 |
<大東アイ428話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
ミズノクラシックトーナメントの下見 アニカ・ソレンスタムが、大会新記録の5連覇したミズノクラッシクトーナメント。 毎日放送が主催している。 滋賀県の瀬田ゴルフ場を舞台としていたが、来年度から三重県の賢島カンツリークラブに会場が移る。 この度、毎日放送のスタッフの方々と下見を兼ねたラウンドに同行した。 USLPGAの公認競技としてのゴルフ場や宿泊施設などのリクエスト要望が、詳細にわたりあるとのこと。 出場選手のリクリエーションとして、卓球台やビリヤード台も用意する必要がある。 宿泊施設内のインターネット環境は、高速通信を要望されている。 前夜祭の会場やギャラリー駐車場の確保等、主催者として細部にわたる準備が必要となる。 近鉄グループが伊勢志摩エリアの活性化を目指して、総力を挙げてこのトーナメントをバックアップされる。 賢島間ツリークラブでは、高麗グリーンをベント化し、3000本におよぶ樹木の剪定伐採、クラブハウスの立替、導入道路付近の改装、などなどに取り組んでおられる。 来年度から米国ツアーにデビューする宮里藍プロが、凱旋帰国してこのトーナメントを盛り上げてくれることであろう。 その間、現場をはじめ関係スタッフにとって、11月のトーナメントまで絶え間ない準備が続いている。 平成17年12月20日 |
<大東アイ427話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
お待たせしましたサンヨーのデジカメ 「ゴルフスイングを撮影するのに適しているデジカメは?」と、質問されたことがある。 以前にもお答えしたように、動画撮影の記録フォーマットがQuick
Time に適用している機種は少ない。 そのほとんどが、Windows
Media Player に対応している。 小生、今までサンヨーのデジカメを何機種も使ってきたのは、クイックタイムを使ったパソコンでのスイング分析が簡単便利だから。 しかし、悲しいかな今までのサンヨーのデジカメは、液晶モニターが小さく、その場で見るのには適していなかった。 この度、以前よりサンヨーさんにお願いしていた、大画面のデジカメ発売された。 3.0型液晶モニターで、撮影したゴルフスイングをその場で見ることが出来る。 もちろん、コマ戻し、コマ送りも自由自在に。 しかも1秒間に30コマとれる。 640*480とピクセル数も充分で、パソコン上の画質も綺麗だ。 しかもお値段も、手ごろ。 いつも、ゴルフバックに入れておきたい優れものである。 小生、サンヨーさんの回し者では、ありません。 平成17年12月19日 |
<大東アイ426話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
「ティーチング」の改革を ゴルフジャーナリスト協会の機関紙に提言文を寄稿させていただいた。 ゴルフジャーナリストが自分の専門分野での改革を提言するもの。 小生の日頃からの思いを下記のように綴った。 〜 一人でも多くのハッピーゴルファーを創造するために 〜 「日本の常識は、世界の非常識」と言われる事がある。 ゴルフのティーチング分野に関しても、日本特有のことが多く存在していた(現在も存在しているものもある)。当然「日本特有」のことが、全て悪いわけではない。ここ挙げているものは、「日本特有」のために世界のゴルフに立ち遅れる要因となっているものに焦点を当ててみた。ティーチング分野での日本の常識に、ゴルファーの立場から疑問をむけて見ることから、第一歩の改革が始まるのではないだろうか。 ティーチング分野での「日本の常識、世界の非常識」の第一は、「ティーチング」と「プレー」の職域分離がされていない点であろう。 その昔、レッスンをする人を「アシスタントプロ」と呼んでいた。 すなわち、試合に出ることが出来ないプレーヤーが、生計の場としてレッスンを担当していた。或いは「レッスンプロ」と言えば、「トーナメントプロ」よりも身分が低い感覚があった。 「レッスンプロ」や「アシスタントプロ」は、試合に出るための自分の練習のかたわらに、一般ゴルファーを教えていたことが多い。 しかも、自分のゴルフ経験に頼ったものである。 師弟関係の上に成り立った、「見て盗め」方式の職人の世界。 従って所属ゴルフ場によっての「流派」的なものまで存在していた。 本来、「プレー」と「ティーチング」とは、全く違った職域であるはずだ。 そして「ティーチング」に関しては、サービス業の上に成り立っているべきものであろう。 しかも「プレー」以上に、「ティーチング」のためには、色々な事柄を学ぶ必要がある。 スイング理論はもちろんのこと、メンタル面、フィジカル面、クラブフィッティング、コミュニケーション能力まで、その領域は幅広いものとなる。 当然、「ティーチングプロ」として大成する年齢も「プレーヤー」よりも高くなるはずだ。 カリスマコーチとして名高い日本のティーチングプロの中心が、30代半ばも世界のゴルフ界では珍しい現象である。 私は、今までに、通訳、翻訳、インタビュー等を通じて、100名を超える世界の有名なティーチングに接する機会に恵まれた。 現在、ゴルファーを総合的にサポートする「ゴルフホームドクター」http://www.naturalgolf.co.jp/ を主宰している。 その内容は、以下のようなもの。 1.
育成指導 2.
能動的目標設定 3.
コーチング 4.
200種類の練習ドリル 5.
健康管理 6.
デジタル分析 7.
ボディーコントロール 8.
1.従来のゴルフレッスンが悪いところを直す、いわゆるバンドエイドレッスンと言われる、「矯正指導」的な部分が多いが、スイング形成を中心に積み上げていく「育成指導」の形態をとっている。 2.ゴルファーがレッスンを受けるにあたって「まな板の鯉」のような受動的な立場をとることが多いが、自ら目標設定をしっかり取るような能動的なスタンスを大切にいる。 3.今までは生徒と先生の師弟関係のようなレッスンであったのを、ゴルファーに「気付きの提供」をするようなコーチングの手法を目差している。 4.闇雲にボールだけを打つ「打球練習」に終始するのではなく、「200種類の練習ドリル」を駆使して、より効率的な上達を約束する。 5.病気が悪くなってから直す「対処療法」的なものではなく、ゴルフゲーム全体のトータルサポートを目差して「健康管理」的レッスンをしている。 6.職人的なプロの目で判断していたものを、デジカメの動画撮影を通じてパソコン上でクイックタイムを使用しデジタル分析をして、より明快な解説をする。 7.スイングトレーニングだけで終わらずに、身体のケア−やトレーニングまで含めた「ボディーコントロール」の思想を取り入れている。 ゴルフゲームを総合的にサポートする「ゴルフホームドクター」を通して、一人でも多くのハッピーゴルファーを創造することを目差している。 社団法人日本プロゴルフ協会 A級ティーチングプロ 大東将啓
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<大東アイ425話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 四半世紀ぶりに集まった仲間 四半世紀ぶりに、学生時代の友が集まり食事会をした。 昔の仲間が集まれば、気分は学生時代に返る。 しかし、現実の身体はおっさん(若干一名若作りもいるが)。 話題も、昔の事より、生命保険や、ダイエットの話になる。 「オレが寝たきりになった時を考えて、最近保険に入った。」とN氏。 そんなことを考える歳になったんや〜。 「フィットネスクラブに通ってトレーニングしてるんや」とI氏。 健康に気遣っているんや〜。 「今日ボーナスもらったけど、ローン返済で消えてしまうねん」とI氏。 ちょうど子供にもお金がかかる時期なんや〜。 「最近とみに、おでこが広くなってきたで〜」と小生。 ええおっさんやからのう〜。 そんなあんなで現実と向き合いながら、昔を懐かしむ。 それぞれの人生を歩みながら再開できることが、幸せのあかしかもしれない。 (Iさんが、下記の会社のホームページに載ってます。 http://www.omron.co.jp/corporate/csr/special/special3.html ) 平成17年12月17日 |
<大東アイ424話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
ダンロップの「スイング自動診断システム」 2006年1月、ゼクシオのニューモデルが発売される。 2000年に登場依頼、「打ちやすさ」と「大きな飛び」でベストセラーを続けてきた。 2年毎にリニューアルされ今回が4世代目。 発売は来年からであるが、横峯さくらプロは、既にツアーで使用している。 発売に先駆けて、全国で試打会が開催されている。 関西地区では、12月25日(日)に東香里ゴルフセンターにておこなわれる。 小生、この度、新モデルの試打と合わせて、「スイング自動診断システム」を体験した。 両肩に特殊ポイント、両肘と胴回りに特殊バンドが付いた専用トレーナーを着用し、両膝に特殊ポイントを付けスイングを撮影する。 撮影後、パソコン内にて瞬時で12コマのスイング診断がおこなわれる。 注意点が、アドバイスで表示された。 小生へのアドバイスは、ダウンスイングのシャフト9時のポイントで「ヘッドがシャフトプレーンより下になっています」。 瞬時に表示されるスイング診断をどのように生かすかは、インストラクターの腕の見せどころであろう。 平成17年12月16日 |
<大東アイ423話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
冬場のゴルフトレーニング 師走に入り、一段と寒くなってきた。 「寒いシーズンは、ゴルフはしません!」と宣言されるゴルファーもいる。 しかしである。 せっかく上達過程にある自分のゴルフゲームを、封印するのはもったいない。 春先になって再スタートしたときに、今の調子を維持できる保障はない。 ゴルフコースに出なくても、冬場のトレーニングは続けたい。 その代表的なのが、素振り。 野球でも、テニスでも、素振りの練習は、基本中の基本。 その昔、王選手が、自分のフォームを身に付けるために、何枚も畳が擦り切れるほど素振り練習を繰り返したことは有名な話。 「安打製造機」の偉名が付けられた張本勲選手も、くたくたになるまで素振りをすることを勧めている。 ゴルフとて、同じように素振りが効果的な練習方法である。 しかし悲しいかな部屋の中で、クラブを振り回すことは、危なくて出来ない。 そんな時、バスタオルを使った素振りが有効となる。 結び目を作ったタオルで、連続スイングを3分間続けてみよう。 結び目が脇の下の同じ場所に同じタイミングで当たるように、連続でスイングする。 たかが3分間だが、連続で100スイングぐらいになり、適度な運動にもなる。 冬場の毎日続けられる、ゴルフのトレーニングには最適である。 平成17年12月15日 |
<大東アイ422話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
いとしの介助犬アトム 賢そうなクロのラボラドールレトリバー「アトム」。 小生宅のゴールデンリトリバーの「ルル」とは大違い(けなしてごめん、ルルちゃん)。 背中に「介助犬」と書いたユニフォームを背負っている。 まだ日本に介助犬は、4〜5頭しかいないとのこと。 いつもけな気なしく、舘林千賀子さんの横に寄り添っている。 自動車事故で頚椎を損傷して、両手両足が思うように動かなくなった彼女。 どん底の人生の中でのアトムとの出会いは、介助犬としての物理的なサポート以上に、精神的な支えとなったのであろう。 一大奮起して、同志社大学に入学して、現在は大学院生。 その物語を綴った「いとしの介助犬アトム」を涙して読んだ。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4120032922.html 健常者の我々を奮い立たせくれる、頼もしい後輩である。 平成17年12月14日 |
<大東アイ421話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
クラブハウスを一歩出れば、眼下に広がる理想的な練習場 クラブハウスを一歩出れば、眼下に練習場が広がる。 打席部分とフェアウエーが、洋芝で、冬場でも青々している。 フェアウェーにはバンカーだけでなく、池までも配置されている懲りよう。 「池越え4番ホールを想定して作った」と設計にたずさわった大西久光氏が語ってくれた。 91年にオープンした、ザ・サイプレスゴルフクラブ。 メタセコイヤの落ち葉を踏みしめて、森林浴を楽しみながら次のホールのティグラウンドに向かう。 前のホールでのミスショットを忘れさせてくれるほど、すがすがしい気持ちになれる。 全てのホールで、グリーンの形状に特徴を持たせて、変化を付けている。 大西社長から、ひとつひとつのコース設計の思いを聞きながら、改めてこのゴルフ場に対するこだわりを感じる事が出来た。 プレーを終え、コースに脱帽して深くお礼をさせていただいた。 平成17年12月13日 |