大東アイ(四方山話)
<大東アイ70話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
効果的な練習ドリル−4球練習− スイングの事を考えながらプレーをしているゴルファーが多い。 「ゴルフ場ではスイングをいじらない」事が鉄則。 小生が一番困るのが、 「自分のスイングのどこが悪い?」とコースラウンド中に聞かれること。 ゴルフ場では、プレーに専念すべきなのに、ゴルフスイングの矯正に費やす場と思っておられる。 ゴルフスイングを形成するのは、練習場。 そのスイングを実践する場がゴルフ場。 ゴルフ場でスイングをいじりだすと、とんでもない結果となってしまう。 「大東コーチとラウンドしてもほとんどスイングに関して教えて貰えない!」とお叱りの声を頂戴する事もある。 しかしである。 小生に言わせてもらえば、野球で「いざマウンドに立つピッチャーに対して、カーブの投げ方を教える」ことと同じ感覚。 「自分の持っているものを全て出し切る実践の場」であるはずなのに、技術的なことを言ってもしょうがない。 そんな方々の多くは、練習場での練習をされない。 今回は練習場にて、スイング形成に役立つ練習方法を紹介します。 マットの上に4球のボールを並べて、ショットをします。 自分の練習のポイントを一つ決めた上で、4球連続のショットを行えば、其のポイントの習得効果が高まるはずです。 練習なくして上達はありえません。 プロ野球において、 「安打製造機」の異名をとった打撃の名手、 張本勲選手のところに、 ある若手選手が相談に来ました。 理想のバッティング・フォーム? もし、君がそれを知りたいのならば、
一晩中、素振りをしなさい。 それが、君にとって一番無理のない 理想のフォームだよ。 このエピソードは、 大切なことを教えてくれます。 我々は、いつも、 成功するための普遍的な方法があると思い、 その理想的な方法を、 手軽に身につけたいと願うのです。 是非お試しください。 |
<大東アイ69話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) キャディーさんの役割とは?
最近のゴルフプレーは、 プレーヤーの立場からすれば、安上がりの方が良い。 ゴルフ場の立場からすれば、人件費や福利厚生費が助かる。 もともと接待ゴルフが中心であった日本のゴルフプレーには、キャディーさんが付き物であった。 バブル崩壊以降、外資が日本のゴルフ場を買収してきた。 現在その数は200コースを超え、日本におけるゴルフ場の約一割を占める。 徹底した効率経営や安価なグリーンフィー等、運営もアメリカンスタイルが導入されている。 そしてキャディーなしのプレースタイルが中心となっている。 その影響を受けて既存のゴルフ場でも、セルフプレーを導入するところが増えて来た。 キャディーの役割とは、いったい何だろうか? ○
ボールを見ること ○
クラブを運ぶこと ○
距離やラインのアドバイスをすること ○
プレーの進行をスムーズにすること そのほかにも、色々あるだろう。 しかし、本当の役割は、 ゴルファー一人一人が、プレーをエンジョイ出来るようにサポートすることではないだろうか。 小生がセントアンドリュースやオーガスタナショナルをプレーした時、キャディーはプロとして、プレーヤーのパーフォーマンスを最大に引き出させてくれるようにサポートをしてくれた。 おそらくセルフプレーでは、味わう事のない、コースとの対話をすることが出来た。 コースの隅々まで知り尽くし、ゴルファーを見抜く眼力を備えて、其の都度的確なアドバイスをしてくれる。 ちょうどコースとプレーヤーのクッション剤になるように。 小生が知る限り、北六甲カントリー倶楽部のキャディーさんには、いつも感心させられる。 ゴルファーが気持ち好くプレーするためのサポートに徹してくれる。 カートの椅子には、手作りのカバーをして迎えてくれる。 きっと松村千代勝社長の教育が行き届いているからであろう。 セルフプレーではなく、キャディーさんをお願いしたいゴルフ場である。 |
<大東アイ68話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 今年の10大ニュース −「ゴルフホームドクター」編− 今年も残すところ1週間となりました。 心なしか気忙しい季節。 「光陰矢の如し」という通り、月日の過ぎていくのは早いものです。 今年の1月からスタートした「ゴルフホームドクター」も皆様のご支援ご指導のもと、お蔭様で2年目を迎える運びとなりました。 そこで 今年の10大ニュース!「ゴルフホームドクター」編 1.
毎月の合同練習会開催! (羽間教授、安井メンタルトレーナー、太田クラブフィッター等の来場講演等)
http://www.naturalgolf.co.jp/eventinfo.html 2.
コースレッスン、コンペを開催! (コーチングスタッフをはじめ松本プロ、羽間教授も参加して開催) 3.
皆様の夢の実現をお手伝い! (寺畑様のエイジシュートや、中久保様の月例優勝等、夢の実現サポート) http://www.naturalgolf.co.jp/yume.htm 4.
ツアープロをサポート! (松本、村田、生島、久保田プロ等をサポート) http://www.naturalgolf.co.jp/purosaport.htm 5.
北西コーチ、上海プロジェクトスタート予定! (来年4月より、上海大都会ゴルフ練習場で北西コーチレッスン開始) http://www.naturalgolf.co.jp/shanhai.htm 6.
各スペシャリストの連載開始! (太田栄造のクラブフィッティング講座、安井良次のメンタルトレーニング、女子プロの秘密話、ツネちゃんコーナー、練習場連盟局長便り、上海便りの連載) 7.
大東アイ(四方山話)スタート! (ほぼ毎日更新の連載http://www.naturalgolf.co.jp/ohigashiai7.htm) 8.
メルマガ、ホームページの充実! (岡本コーチの担当でメルマガ、ホームページが充実) 9.
各メディアで採り上げられる! (読売新聞、スポニチ、パーゴルフ、ゴルフ&ゴルフ等) http://www.naturalgolf.co.jp/yomiurikiji.htm 10.タイ合宿を企画! (2005年2月27日より海外ゴルフツアーを企画) http://www.naturalgolf.co.jp/tai%20tour.htm 来年度も益々バージョンアップした「ゴルフホームドクター」をスタッフ一同目指しますので、ご指導ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。 平成16年12月24日 |
<大東アイ68話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
京の年中行事−吉例顔見世興行− 京都に冬の訪れを告げるゆりかもめが鴨川の岸辺を飛びかう季節となり、南座の「吉例顔見世興行」が幕をあける。 江戸の昔より師走の京の風物詩。 今年は十一代目市川海老蔵の襲名披露でもある。
5月の東京歌舞伎座を皮切りに、大阪、名古屋、そして10月はパリの講演から、満を持しての今回。 歌舞伎発祥の地である京都南座は1615年の昔から 由緒あるところ。 四百年の歴史ある日本伝統芸能を観賞するのも悪くない。
市川團十郎と市川海老蔵のまねき看板が同時に挙がるのは、実に152年ぶりとのこと。 第4幕の「お祭り」では病から復帰した市川團十郎と新之助改め海老蔵が元気に共演した。 「平成歌舞伎のニューリーダー」は、次代の担う役者の風格が漂っていた。 実に華のある役者だ。 どの世界でも、スターの存在が欠かせないことを改めて感じた。 平成16年12月23日 |
<大東アイ67話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 練習環境抜群のサイプレスゴルフ倶楽部
SRIスポーツの馬場社長、ダンロップスポーツの有坂社長と当社テニスクラブの上出支配人でサイプレスゴルフ倶楽部をラウンドした。 当社の東香里ゴルフセンター、香里グリーンテニスクラブでは、練習場ボールは、全てダンロップにお世話になっている。 何たって品質が一番だから。 ゴルフもテニスも「綺麗なボール」がセールスポイント。 練習ボールだけではなく、試合球においてもダンロップは日本に於いてゴルフとテニスで常にリーダー的な存在である。
ゴルフボールにおいては、タイトリストV1の登場以降、ブリジストン等の攻勢に押され気味ではあるが、来年発売予定の新製品“SRIXON
330”の飛びは最高。 馬場社長は「まだ発売予定日は決まっていないのです」とのこと。 小生、「サンプルボールの試打は最高でしたので、一日も早い発売をお願いします」と依頼した。 サイプレスGCのドライビングレンジは最高。 生芝から好きなだけ練習できる。 少しの打ち下ろしでボールの落下地点が見える。 自然と振り抜きが良くなる。 コースにはOB杭が一本もなく、各ホールが林でセパレートされている。 池やクリークがふんだんに配置されたコースは、戦略性に富んでいる。 各ホール間のインターバルでは、メタセコイヤの落ち葉を踏み締めながら森林浴が楽しめる。
ラウンド後にも、ドライビングレンジで練習が出来る。 その後、青木功プロ出演のアメックスのCM収録に使ったバブル風呂を満喫する。 ああ〜至福のひと時。 平成16年12月22日 |
<大東アイ66話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 北野修三氏の最高の笑顔
その昔、プロゴルフ界には関西四天王と呼ばれている名選手がいた。 今現在その4人の名前を挙げられる人は、かなりのゴルフ通であろう(答えは文章の最後に)。 其の四天王に引っ掛けて関西ゴルフ練習場業界にも、その昔「何してんのう〜」が存在していた。 まずは練習場業界のドン、恒藤光夫氏。 薀蓄を言わせれば、止まらない太田栄造氏。 真面目が服着て歩いている小生!?
神戸市ヌク谷の北野修三氏。 その北野さんには、別名が色々ある。 「大丈夫か!北野」(何時も危なっかしい行動があるため、、、) 「トップチョイ止めの修ちゃん」(トップで止めてからスイングするため、、、) 「自己中!神戸支社長」(4人とも多かれ少なかれ自己中心的であるため、、、)等など。 現在の北野修三氏は、神戸北区の菊水ゴルフセンター社長を弟さんに譲られて、第二の人生を歩んでおられる。
「引き際が見事!」と言うか、 「自分の道を歩む姿勢!」は、役職に縛られがちな世の中では、すがすがしい。 今はブルーベリー畑を耕しながら「ガーデンレストラン風舎」を経営されている。 レストランの横には乗馬倶楽部。 奥にはゴルフ練習場とショートコースがある。 100万ドルの夜景が見渡せる絶好のビューポイントも楽しめる。 何より修ちゃんの最高の笑顔に出会う事ができるのが嬉しい。 神戸に行った節には、立ち寄りたい場所である。 (関西四天王の答え:中村通、山本善隆、宮本康弘、吉川一雄プロ) 平成16年12月21日 |
<大東アイ65話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 第17回「香里会」ゴルフコンペ開催
何時も東香里ゴルフセンターをご利用頂いている有志の集まり「香里会」の第17回ゴルフコンペが交野カントリーで開催された。 12月とは思われない穏やかな天候に恵まれ4組15人の参加者が、和気藹々とプレーを楽しんだ。 東香里ゴルフセンターが今年30年を迎えたのも、日頃よりご愛顧いただいている皆様があってのもの。 練習場のオープンは昭和49年3月6日。 当時はオイルショックで基礎の生コンクリートが、なかなか入ってこなかった。生コンを流し込んだ日に雪が降り、親父に叩き起こされて、新聞紙をコンクリートの上に敷いた事を思い出す。 当時、小生は中学3年生。 霜焼けの腫れた指で、いやいや作業をしていた。 今回の30周年を記念して、「香里会」より花瓶を頂いた。 幹事の植村様はじめ、皆様大変ありがとうございます。 末永くゴルファーの皆様に愛される東香里ゴルフセンターを目指して行きます。 今後とも、ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。平成16年12月20日 |
<大東アイ64話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 元気な銅メダリスト−中西悠子選手
元気な中西悠子さんと一緒に食事をした。 先のアテネオリンピックでは、200メートルバタフライで見事銅メダルに輝いた。 体も大きくないごく普通の女性。 身長が160センチあまりで、180センチを超える世界の競合と戦う事ができるか不思議なくらい。 腹筋と背筋を毎日600回行うという。 練習も毎日5時間、約16000メートルを泳ぐのだそうだ。 小生が1000メートルだから、実に16倍。聞くだけで疲れてしまう。 それだけキツイ練習を乗り越えた後での試合は、かえって楽とのこと。 そんな彼女が、2回目のオリンピックで気が付いたのが、 「外人選手も緊張をしている」とのこと。 「なんだ〜。みんな同じ人間なんだ」 気持ちで負けなければ、勝負ができる。 やはり精神面が影響するところが大きい。 「ゴルフをして腰を痛めたことがある」とも言っていた。 いくら銅メダリストとして背筋や腹筋をトレーニングしていても、バタフライでは腰を捻る動きが無いからであろう。 ゴルフスイングは腰の捻りがあり体に負担がかかるので、整理体操も含めたケア−が重要となるのはアスリートでも言えること。 「北京では違った色のメダルを目指して頑張ります」 夢に向かって鍛錬するスポーツ選手の爽やかさを感じた。 |
<大東アイ63話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) シカゴから届いた可愛いクリスマスカード
とっても可愛いクリスマスカードがシカゴから届いた。 2年前に国際結婚したロジャー・ヤッフェ。小生のone
of my best friends 。 元々、米国NGFのスタッフとして毎年の「ティーチング&コーチングセミナー」のお世話をしていた。 日本からの参加者の皆さんは大変お世話になった。 その後、USLPGAに転職して教育部門を担当。 小生、彼を通じてアニカ・ソレンスタムの先生のピア・ニールソンをはじめ多くの方を紹介して貰った。 愛のキューピットは恒ちゃん(恒ちゃんとは、当ホームページにも連載いただいている社団法人全日本ゴルフ練習場連盟副会長の恒藤光夫さんのこと)。 2年越しの日米遠距離恋愛の末、見事ゴールイン。 そんな彼も一児のお父さんになった。 人生は不思議な出会いの連続なのかもしれない。 思わず引き込まれる写真からの熱い眼差しを通して メリークリスマスの声が聞こえてくるようだ。 |
<大東アイ62話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 真面目な足長おじさん−デビット・レッドベター−
デビット・レッドベターは、ティーチングを天職とする「真面目な足長おじさん」。 一日中でもドライビングレンジに居て、熱心にゴルファーを指導する姿を見ると、「教えることが好きなんだなあ〜」と感心せずにはいられない。 足長度合いも半端ではない。股下が小生のお臍まであるのだから。小生のスラックスを履けば、半パンツになるであろう。日本の既製品では会わないこと間違いない。 デビットといえば、ニック・ファルドの先生として有名になり、「2軸スイング」で雑誌を賑わした。 しかし本人は、「形に当てはめて教えるタイプではない」と意外なことを言っている。 「それぞれのゴルファーによって個性があり、スイングが違う」 「ゴルフ雑誌は、哀しいかな形から入らなければならない」ので、モデルスイングを作り上げてしまったようだ。 基本は,マンツーマン指導。 ブッチ・ハーモンのどちらかと言えば「おちゃらけタイプ」とは対照的で、熱心にインタビュー答えてくれたのが印象的だった。 平成16年12月17日 |
<大東アイ61話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) メンタルトレーニングの重要性を再認識!
「ゴルフホームドクター」会員の久保田プロとメンタルトレーナーの安井さん、藤木理事長と交野CCでのラウンドを楽しんだ。 安井さんは、最近「メンタルゴルフ」を出版された。全国の書店での売り上げも好調で増刷されるとの事。「ゴルフホームドクター」会員にはプレゼント配布させて頂いている。「100の自己分析テスト」があり、自分の性格分析を行って自分自身を知る手立てにする。丁度スイング撮影で自分のゴルフスイングを知ることから始めるのと同じように、内面も見つめる必要があるのだろう。また当ホームページの「安井良次のメンタルトレーニング」も好評連載中。 「ゴルフはメンタルが多くの部分を占める」 安井先生もメンタルトレーニングを生かして、自分自身のゴルフゲームの成果が出ている。 当日は3連続バーディーなど圧倒された。 「目の前のプレーに専念する」 当たり前のことだが、言うは易しく行なうは難し。 「日頃からのメンタルトレーニングが大切とのこと。」 是非、皆様も、「メンタルゴルフ」を読み、実践して貰いたい。 当日、久保田プロのショットを「数値化シート(ショット編)」を使って分析した。 シートに記入して見れば、一目瞭然、ドライバーショットが一番安定していた。 各ショットの平均誤差を数値で出したところ、ドライバーが最も誤差率が少ないのだから。 しかし本人は「ドライバーが曲がる」不安を抱えている。 確かに当日も狭いホールに来た時に限ってドライバーショットを曲げていた。 これは、明らかに技術的な問題でなく、精神的な問題である。 狭いホールであれ目標を定めたら、そこに向かってスイングすることに専念する。不安を持ちながらショットする気持ちを払拭する。 「ただスイングする事に専念する」 安井さんの「メンタルゴルフ」に書かれている通りのこと。 小生に出来ることは、数値化シートやスイング動画で現状分析をして、メンタルトレーニングとの相乗効果を出すことだ。 |