大東アイ(四方山話)
<大東アイ1720話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
部屋の中で気軽にバランス感覚を養う。 一番の道具が「バランスボール」だ。 バランスボールはどこのスポーツクラブにでもあり、いろいろな教室も開催されている。 しかし、わざわざスポーツクラブに出向く必要はない。 仕事場でもご自宅でも、椅子代わりに活用するだけでよい。 まずは、バランスボールの上に座る。 両足を床に付けて、お尻を上下にする。 背筋が伸び、身体の重心とボールの中心が一致する感覚がわかるであろう。 仕事場でデスクワークをしながら、自宅でテレビを見ながら、 何時でも何処でもできるトレーニングです。 身体の重心位置が認識できるようになれば、ショット時にバランスを崩すことも少なくなる。 バランスを保ちながらショットできるようになれば、打点の正確性が高まる。 平成21年6月21日
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<大東アイ1719話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
「ゴルフ・アンチエイジング」の第一は、バランス。 バランス感覚は、加齢と伴に衰え易い。 かつて一世を風靡した、デビット・ディユバルがツアーから姿を消した。 その原因がメニエール病と言われている。 平衡感覚に支障が出ると、ゴルフプレーに影響が出る。 バランス感覚や平衡感覚は、目に見えないので把握しにくい。 筋肉を鍛えれば、たくましい姿として現れるので分かり易い。 しかし、道具を使えば歴然と分かる。 例えば、一輪車を考えてみてみよう。 若ければ若いほど一輪車に乗ることを習得し易いはずだ。 しかし一輪車を乗ってバランス感覚を鍛えるのは、至難の業である。 そこで部屋の中で、気軽にバランス感覚を鍛える方法がある。 バランス能力が高まれば、斜面からのショットの安定度が高まる. 平成21年6月20日
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<大東アイ1718話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
「いつまでも若々しくありたい」と同様に、 「いつまでも若々しいプレーをエンジョイしたい」とゴルファは思う。 ゴルフのための身体のケアーを中心に「ゴルフ・アンチエイジング」を目指す。 「枯れたゴルフ」ではない「若々しいゴルフ」。 もちろんショートゲームの重要性は言い尽くせない。 しかし、昔の飛距離も取り戻したい。 その為の努力は惜しまない。 そんなゴルファー増えてきた。 キーワードは、コア、ストレッチとバランス。 3つのトレーニングを中心に 「ゴルフ・アンチエイジング」を目指してみよう。 平成21年6月19日
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<大東アイ1717話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
最近「アンチエイジング」という言葉がよく聞かれる。 「年をとることによって起こる老化の原因を抑制することによって、老化を予防したり、老化を改善すること」、または、抗加齢療法、抗老化療法とも言われている。 ここ数年、医療や美容、健康分野で注目されている言葉である。 ゴルフの世界でも、「アンチエイジング」の取り組みが可能だ。 昔は一般ゴルファの間では、夢の世界であった、自分の年齢より良いスコアの「エイジシュート」も、実現可能な目標と変わってきた。 用具の進歩と伴に、「アンチエイジング」の取り組みによるところが大きいのではないだろうか? お歳を召してきて飛距離が落ちるゴルファーの反面、今まで以上の飛距離をエンジョイされている方々も少なくない。 いわゆるゴルファーの二極分化現象が起こっている。 ゴルフにとっての「アンチエイジング」では、バランス能力向上と関節の稼動領域拡大の2つが上げられる。 平成21年6月18日
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<大東アイ1716話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
よみうり文化センターの教室を受講の方を対象にスイング撮影会を開催します。 第6回目の教室(6月26日(金)18:30)は、教室内の大型スクリーン上に皆様のゴルフスイングを映し出し、プロのゴルフスイング動画と比較対照して分析を行う予定です。 6月21日(日)13時から東香里ゴルフセンターにて撮影会を行いますので、お気軽に参加下さい。 平成21年6月17日
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<大東アイ1715話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
小生のレッスンは身振り手振りが激しい。 生徒さんのスイングの物まねもコロッケさながらオーバーそのもの。 モノマネすると、本人は「ひどい!」と言われることがある。 本人以外の方々からは、「似てる!ソックリ!」と言われる。 本人さんが傷つくのを分かっているのだが、あえて真似てみる。 この写真は、「フィニッシュ〜〜〜♪♪♪」と強調しているもの。 「ナイスショットの後は、フィニッシュが決まる」 「どんな時でもフィニッシュを決める」 「たとえミスショットでも、3秒間、ナイスフィニッシュで我慢する」 「上半身の前傾姿勢を保ったまま、左足体重でフィニッシュ!」 生徒さんの冷ややか目線が気になるが、 お見せすることが第一と思い、 恥ずかしがり屋を返上してデモンストレーションしている。 平成21年6月16日 |
<大東アイ1714話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
カップを中心にサークルになる。 2ヤードのパッティングを同時に行う。 前に進んで次のパッティングをする。 フォークダンスのように移動をする。 8回でカップを一周する。 一周すれば全てのラインを練習できる。 上りのストレート、上りのフック、真横のフック、下りのフック、下りのストレート、下りのスライス、真横のスライス、上りのスライスとなる。 最初はカップインの確立が低いが、要領がつかめれば「コロン」と言う音が聞こえてくる。 平成21年6月15日 |
<大東アイ1713話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
コースを使っての特別レッスン会を開催した。 交野ゴルフアカデミーのイベントである。 最終組がスタートした後のゴルフ場を利用したもの。 いつもは、後ろの組や進行に気を使いながらのプレーであるが、 前後の組がいないゴルフ場を占領して、練習が出来る。 各自が砂袋を持って、フェアウエーの生芝からショットをする。 色々なライや傾斜から状況別ショットの対応を練習する。 「いつも出来ない練習を思う存分出来ました」 「コースでの練習で自分の弱点がわかりました」と大好評であった。 2ヶ月1回の限定開催のため、秋まで申し込みをされる盛況ぶりであった。 平成21年6月14日
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<大東アイ1712話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
ご丁寧なメール、ありがとうございました!
大病を克服されてA先輩が一念発起し、レッスンを受講された。 ご丁寧なメールに感謝申し上げます。 「Dr.大東 将啓
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<大東アイ1711話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
感動するプレーを魅せるのがプロゴルファーすなわちプロフェッショナルゴルファーであり、 ゴルファーをトータルでサポートするのがゴルフプロフェッショナルではないでしょうか。 プレーするのとティーチングはまったく違う仕事として、職域分離がなされるべきなのです。 日本では、いままでその、職域分離が明確にされていませんでした。 レッスンプロはアシスタントプロとして、プロになる前の人あるいはプロを諦めた人が担当していた時代があったように思うのです。 現在ようやく状況が少しずつ変わってきていますが、それでもプロを目指しながらレッスンをしている方も少なくありません。 それってゴルファにとって失礼千万だと思うのです。 ボブ・トスキプロが言っていたように、プレーすることとティーチングは、まったく違った職域なのです。 中途半場では出来ないのです。 日本のティーチングプロが中途半端とは言いませんが、 日米プロゴルファの層の違い以上にティーチングプロの層の差が歴然とあると思います。 海外で活躍している日本人選手以上に、海外で活躍してる日本人ティーチングプロが皆無であることが、そのことを如実に物語っていると思います。 平成21年6月12日
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<大東アイ1710話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
以前アメリカ人プロと一緒にジュニアレッスンをしてた時がありました。 スイングの形にとらわれずに、パッティングからレッスンを始めてカップインの楽しさを教えたり、その内容は日本のそれと大きく違うものでした。 その時に私が驚いたのは、クロスハンドでボールを打っているジュニアがいたことです。 一緒にレッスンをしていたアメリカ人プロに 「どうしてノーマルグリップをアドバイスしないのか」と聞いたところ、 「本人が気持ちよく、ナイスショットを打っているじゃないか。 クロスハンドで全米アマを勝った選手もいるよ」と言われました。 それまで、スイングの形から入るレッスンをしていた私自身にとって、大変ショッキングな体験でありました。 デモンストレーションを多用し、フィーリングを大切にするレッスンは私にとって、新鮮そのものでありました。 アメリカ人プロが、日本のゴルフレッスンを見て、 「社交ダンスのレッスンのように形に囚われすぎだ」と揶揄されたことがあります。 平成21年6月11日
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<大東アイ1709話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
ビデオやパソコンを利用してスイング分析をすることは、ある意味慣れてくれば、誰にでも出来る作業であります。 アメリカのティーチングプロの間では 「スイングティーチャーに終わるべからず」という格言があるほどです。 ティーチングプロとしてスイング分析も大切な仕事の一つでありますが、それは仕事の10%にも満たないと言われています。 メンタルやフィジカル面、コースマネージメント、クラブフィッティング、そして、目標の設定などトータルでゴルファーをサポートするのが本来の役割ではないでしょうか。 本当のティーチングプロは、メンター的な存在も兼ねているのです。 その意味でも日米ティーチングの大きな開きがあると思います。 平成21年6月10日 |
<大東アイ1708話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
通訳の第一歩は見事に失敗しましたが、学校に通い、通訳とゴルフの両方のプロとして、ゴルフ関係の色々なお話を頂くようになりました。 いままで私自身、通訳、翻訳、インタビューを通じて100人を超える海外ティーチングプロから学びことができました。 そんな中で、いつも感じていることがあります。 それは日米ティーチングプロの違いであります。 「日本の常識、世界の非常識」と言われることがありますが、ゴルフ界でも、当てはまることが少なくないでしょう。 ゴルフ場の2グリーンやOBをした後のプレーイング4などは、最たるものでしょう。 ティーチングプロの世界でも多くあります。 例えばデビット・レッドベター(57歳)やブッチ・ハーモン(65歳)など世界のティーチングプロを見てみますと、円熟味が帯びてくるのは、50歳を超えてからです。 しかし、日本の場合は、30歳台ぐらいの若い層が活躍をされています。 若いからだめと言うことではないのですが、 日本のゴルフレッスンが、スイング分析を中心としたレッスンに特化しているからではないでしょうか? 平成21年6月9日
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<大東アイ1707話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
もともと、私は、もじもじタイプでありました。いまでもある意味そうですが、 高校生の頃は、対人恐怖症で赤面症で、 このように皆様の前に出てお話をすることなど、想像できませんでした。 コンプレックスの塊であったのですが、アメリカ留学と伴に、少しずつ変わって来たようにおもいます。 アメリカでは「沈黙は金」ではなく、自己PRをする必要があるので、大学院の授業ではいつも最前列に座って、必ず質問をするように自分で自分の背中を押し続けました。 質問をするためには、準備をする必要があり、勉強をするという、良いスパイラルが生まれてきました。 また良い質問をすることで、教授やほかの学生からら一目置かれるようになり、教室内での存在感が出てきたように思います。 20年以上前のことなのですが、 最初に通訳のお話を頂いた時もそうでした。 「ハイ、よろこんで!」と安請け合いをしました。 アメリカに3年住んで、大学院を卒業し、その後ECCで英語を教えておしえておりましたから、簡単に出来るだろうと高をくくっていました。 ところが、現実は厳しく大恥をかいてしまいました。 英語が話せることとと、通訳できることは、同じではなかったのです。 それから2年間、サイマルアカデミーの通訳専門コースに入学してトレーニングをしました。 通訳には、特殊なテクニックが必要です。 例えば、「私は昭和33年生まれです」という日本語を、英訳する時に、 瞬時に「I
was born in 1958」と昭和の年号から西暦に変換しなければなりません。 「イエスマン」、安請け合いの良い所は、承諾した以上は、自分自身が努力しなければならない状況になることです。 平成21年6月8日
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<大東アイ1706話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
大変、僭越なのですが、いつも大変お世話になっていますGTPAのOBの方からお話をいただきました時、「ハイ、よろこんで!」とお返事をさせていただきました。 と言いますのも、私のモットーが、「ハイ、よろこんで!」と、なんでもイエスと言うことなんです。 最近読んだ本に、BBCのラジオ・ディレクターが書いた「イエスマン」があります。 何でも、「イエス」と言うことで人生が大きく開けてくるというノンフィクションの物語です。 失恋で落ち込でいた著者が、偶然にバスで乗り合わせた見ず知らずの人から「イエス」と言えば、人生が変わると、アドバイスをもらったことから物語がスタートしています。 私自身も、この本のように「イエス」「ハイ、よろこんで!」と言ってきて人生が変わってきたと思います。 平成21年6月7日 |
<大東アイ1705話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
日本ゴルフトーナメント振興協会でスピーチをさせて頂いた。 プロトーナメントを主催されている協会である。 フジテレビの日枝理事長をはじめ、電通の俣木会長、水野正人会長など、お歴々の皆様ばかりであった。 「日米ティーチングプロの違い」をテーマにして30分。 小生が出席したティーチング&コーチングサミットの話を紹介した。 「千人以上のティーチングプロが全米各地から集まり、4日間にわたり勉強会をおこないます。 世界15カ国以上のティーチングプロも参加する中、残念ながら日本からの出席者は私以外では皆無でありました。 会場では、朝の6時半から最前列の席取りがはじまります。 その熱気はコンサート会場のようでもあります。 また参加者は、熱心なビジネスマンの集まりと言った雰囲気であります。 その会場でのボブ・トスキプロの言葉が今も鮮明に私の頭に残っております。 皆様もよくご存知のボブ・トスキプロは、かつてツアーで活躍し1954年には賞金王になりました。 30歳の若さでツアーを引退してティーチングプロの道を歩みます。 彼が言ったのは 「ティーチングを始めた最初の3年間のレッスンフィーを全て返金したい。 賞金王の名前でレッスンしていて、 ティーチングに関して何の知識も持ち合わせていなかった レッスンをすればするほど、自分の無知が分かってきた。 それを分かってから猛烈に勉強した」 それを聞いて、その時から、私自身も勉強の大切さを、認識するようになりました。 世界で活躍するプレーヤーを育てるには優れた指導者の育成が急務なことは間違いないはずです。 テーマは世界で活躍できるティーチングプロの育成でしょう。 私自身、海外のティーチングプロから学ぶ機会を得ることができ、ティーチング&コーチングサミットやコンベンション等に参加させていただき、微力でありますが今後、日本のティーチング界がより一層発展できるような日米の橋渡し的な役割を担いたいと存じます。」 平成21年6月6日 |
<大東アイ1704話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
ボールに線を入れるのが、最近の流行だ。 パッティングの時にカップに合わせる。 「真っ直ぐ合わせた線がアドレスしたら、左に向いて見える!」とM氏。 いつも右を向いてカットに打っているからだ。 自分では、真っ直ぐに向いてスクエアにヒットしている、つもりだが・・・ そんな錯覚は多い。 一番はスタンスの向き。 殆どのゴルファーは、右を向く。 そのまま打てば右に行くから、カット打ちとなる。 パッティングでも同じことが言える。 ボールに線を描くことで、新たな気付きが得られるかも!? 平成21年6月5日 |
<大東アイ1703話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
ダイナミックなゴルフスイング! こんなに下半身が動いても見事にボールを捕らえている。 アウトローのボールを打つ野球スイングの様でもある。 右腕の押し込み方も素晴らしい。 左腕も確り伸びている。 しかしゴルフは野球と違ってボールが止っている。 したがって下半身の動きもおとなしくする。 まずは膝の高さをスイング中は、変えない。 体重配分も、爪先よりにする。 この写真で見られるように、Yさんの場合は、左足のかかとに体重がある。 したがって左腰が開くインパクトとなっている。 下半身の動きは「どっしり感」がテーマ。 両足の裏に根が生えているイメージを持ってみましょう。 平成21年6月4日 |
<大東アイ1702話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
豪快で躍動感あふれるインパクト。 ちょっと褒め過ぎだが、プロのスイングみたい! 肩の向きがターゲットを向いている。 右足の動かし方や腰の開き具合も理想的である。 「ドライバーショットのバラツキを無くすのがテーマです」 と言われるように、左右に曲がるとのことだ。 理由は、グリップの位置だ。 遠心力が働き、グリップは、身体から離れやすい。 手が身体から離れるほどコントロールするのが難しい。 したがって努力して、身体に近い位置をグリップが通るようにする。 そのためには、股関節を使った構えと体重移動が重要となる。 即ち「懐の深い」構えをして、バックスイングで右股関節に、 ダウンスイングからフォロースルーに掛けて左股関節に体重を乗せていく。 そうすれば、重い物を持ち上げるような腕の状態でインパクトを迎えることが出来る。 同時にショットの安定性が高まるでしょう。 平成21年6月3日
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<大東アイ1701話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
野球で鍛えた強靭な身体から豪快なショットが打ち出される。 60歳を超えたとは、思えないアスレチックなスイングである。 みごとに身体の正面でインパクトを迎えている。 両腕も確りと伸びている。 ボールに体重が乗りかかるように右足を蹴っている。 注意点は、力んで顎が引いている所。 その分、上半身の前傾姿勢が伸び上がり気味になっている。 力が入って顎が落ちる動作は、多くののゴルファーに見られる。 お勧めのドリルは、唇にスコアーカードを挟んだ状態でショットする。 インパクトで歯を食い縛ることがなくなると同時に、 頭の角度が下に向くことを防ぐことが出来る。 お試し下さい。 平成21年6月2日
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