大東アイ(四方山話)
第 1 話〜第 1000 話 第 1001 話〜第 2000 話
<大東アイ3220話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
練習日には、コースのあちこちでティーチングプロの姿が見受けられます。 2010年からタイガー・ウッズのコーチを務めているショーン・フォーリー。 他にもジャスティン・ローズ、ショーン・オヘア、ハンター・メイハン、パーカー・マクラクリンなどの超トッププレイヤーの指導に携わり、結果を残しています。 ショーン・フォーリーの理論は、体重移動を行わないことを理想としています。 アドレス時に上半身の前傾姿勢を深くとります。 体重の55%を左足加重とし、スイング始動からインパクトまでの間には、体重配分の80%を左足にかけながらスイングすることを推奨します。 左1軸でスイングするイメージですね。 右足に体重を移動させるという発想がないものは、従来のゴルフ理論ではあまり考えられなかったものです。 当然、体重移動を行わなければ飛距離は落ちます。 しかしながら、インパクトの正確性と再現性という視点からは理にかなっているものです。 「左右に体を揺さぶって打つと、インパクトでクラブを正確に戻すことが難しくなる。 スイング中は左の軸に意識を集中し、右足で地面を蹴って球にエネルギーを伝える方法がより効率が良く確率が高い」とコメントしています。 さらにラウンド中、ミスしたとき大袈裟に悔しがるのは「エネルギーの無駄使い」と断言。 「ミスした時はサラッと流し、なかったことにした方がその後のプレーに支障がない」と言っています。 平成25年9月2日 |
<大東アイ3219話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
その後、流れるようバックスイング、そしてレイドオフのコンパクトなトップオブスイング(黄線)から 滑らかなダウンスイングにはいり、そして脱力系のフィニッシュ(緑丸)と一連のスムーズなゴルフスイングをしています。 「私は、野球をしながら育ってきており、バッターボックスでじっとしているよりは、 ピッチャーが投げる前から動いている方がヒットを打つことができていた。 ワッグルは、ゴルフのスイングにおいて、それと同じ役割があると思う。 リラックスできるし、ボールを打つ準備となるのだ。」とコメントしています。 グリップの握りが柔らかいからこそワンピースで力みのないゴルフスイングとなっているのでしょう。 また、上半身の深めの前傾姿勢を取ることで、それを軸とした回転運動のゴルフスイングが、正確なショットを生み出しています(白線と青線)。 感情を出さずに淡々とプレーする脱力系ダフナーが、「ダフナリング」と共に今後も注目されることとなるでしょう。 平成25年9月1日 |
<大東アイ3218話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
「ダフナリング!」と地元新聞に大きく出ていました。 全米プロを優勝したジェイソン・ダフナーから出た言葉です。 小学校を慰問した時に、両足を投げ出し、だるそうに壁に寄りかかる写真がメディアに掲載されました。 それをプロゴルファー達が悪戯に真似した姿をツイッター上にアップしたことから、 「ダフナリング」として一躍ゴルフ場外で「脱力系プロゴルファー」として時の人となりました。 アドレスに入ってから、大きなワッグルを3〜8回、前後に繰り返してからスイングが始まります。 その後、流れるようバックスイング、そしてレイドオフのコンパクトなトップオブスイングから滑らかなダウンスイングにはいり、 そして脱力系のフィニッシュと一連のスムーズなゴルフスイングをしています。 お茶目で脱力系プロのダフナーが、「ダフナリング」と共に一躍有名になりました。 平成25年8月31日 |
<大東アイ3217話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
男子ゴルフの今季メジャー最終戦、全米プロ選手権(米ニューヨーク州ロチェスター、オークヒルCC)を、日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロで、本紙「わいず倶楽 部」でレッスンも行っている大東将啓プロが取材に訪れた。 「過去にマスターズや全米オープンを見てきたが、全米プロは初めて。地元ロチェスター空港には前年覇者のロリー・マキロイ(英)の大きな看板などがあり、お祭りムード一 色。 練習日から1万人を超えるギャラリーが駆けつける。コースでは、タイガー・ウッズ(米)を教えているティーチングプロのショーン・フォーリーが、今季の全米オープン覇 者のジャスティン・ローズ(英)に助言していた。上半身の前傾を深くし、左足に体重を多く乗せたままスイングしているのは、よりショットの安定が必要だからだろう。 開幕すれば、大歓声があちこちで上がる。観客にとって、観劇しているようなものか。コースが劇場。惜しみない拍手と歓声が、役者としての選手のパフォーマンスを引き出 している。 日本勢は松山英樹、石川遼、藤田寛之、井戸木鴻樹が出場したが、やはり注目は松山だ。全米オープン10位、全英オープンでは6位と活躍。全米プロ直前の大会で松山と同 組で回ったウッズは、「彼はたくさんの可能性を持っている。何かをつかむのは時間の問題だね」とコメントしている。 世界のトップに交じっても、松山は臆するところがない。そして「100ヤード以内の正確性と決め所のパッティングが課題」と話していた通りの状況が、11日の最終日に 現れた。 18番は497ヤードのパー4だが、打ち上げで実質525ヤードはある難関。グリーン面はフェアウエーから5メートルも高台にある。10センチを超える深いラフにつか まれば、パーオンは不可能となる。 ここで松山はティーショットをラフに打ち込んだ。しかし冷静に100ヤード以内に刻むと、第3打を2メートルにつけてパーセーブした。最終日を4アンダーで回り、通算 1アンダーの19位。重圧がかかる中で課題をクリアし、見事に米ツアー来季シード権も確定させたことにうならされた。 18番グリーン奥の大型スタンドから、観客が松山に盛大な拍手を送っていた。改めて、「最高の舞台が選手を育てる」と感じた。」 平成25年8月30日 |
<大東アイ3216話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
練習場でのストレッチを兼ねた準備運動 @
肩甲骨の可動領域を高めるストレッチ(15秒止めた状態で我慢します)。 1.
両手を合掌し(両肘を付けたままの状態で)、肘を上にあげます。 2.
両手を肩の高さで前に広げた状態で、胸を開くように後ろにそらします。 3.
背中で手の平を合掌して、胸を開きます。 A
股関節の可動領域を高めるストレッチ(30秒止めた状態で我慢します)。 1.
クラブを体の前に立てて両手を置いた状態で股関節を大きく広げます。 2.
四股を踏みます。 3.
手を伸ばしたまま、スクワットします。 B
太極拳スイング(クラブを持たずに30秒から1分かけて1スイングする)。 スイング矯正を、ボールを打ちながらすることは、簡単でありません。 クラブを持たないで、太極拳のようにゆっくりと何度もなぞらえるように、繰り返すことで、悪いスイングの癖を修正することを目的とします。 いつでも何処でも練習することが出来るので、自分自身のテーマを持ちながら毎日5分行って下さい。 C
素振り練習(ボールを打つ練習を続けると、スムーズなスイングが出来なくなる場合があります。 いろいろな素振り練習を取り入れることにより、理想的なスイング形成に役立てることが出来ます。) 1.
軽いクラブ(クラブを逆に持ち)を早く振る練習をします。 インパクト周辺で「ビュ」と風を切る音がするように。 グリップの握りと手首を柔らかくすることで、ヘッドスピードが増す感覚を養って下さい。 2.
重たいクラブ(2〜3本のクラブ)を、ゆっくりと振る練習をします。 女性の場合は、左手の握力が弱く、筋力の強化と動きを覚える意味であります。 「I-PAD」を使ったスイング映像分析 言葉でスイングを説明して矯正するよりも、先ず現実の自分自身のスイングを観て貰うことで、説得力を高めると同時に生徒さんとの信頼関係を構築するツールとなります。 撮影ポジションは、プレーンビュー(後方から)。 爪先のラインの後方で、高さはクラブシャフトが地面とスイング面の両方に平行になる(ダブルパラレルポジション)位置に設置します。 後方から撮影することで、スイング軌道が分かりやすいのです。 先ずは、ノーマルスピードで3〜5回、生徒さんに見てもらいます。(この時点で先生側からコメントは、あえてしません) 生徒さんの感想を聞きだしてあげるのと同時に、「何を考えながらスイングをしているか?」、「スイング中にどんなフィーリングを感じていますか?」など、スイング現象面以外の、生徒さんの心の中を聞き出すことで、アドバイスがしやすくなります。 「気持ちがスイングに現れる」と言われています。 OBが迫る狭いコースで両腕が縮こまっている生徒さんに「フォローで両腕を伸ばしましょう!」とレッスンしても、恐怖心を取り除くことなく、スイング矯正をすることは出来ません。 したがってスイングの現象面だけを観てレッスンするのではなく、ゴルファーの心の中を知る努力が必要となります。 被写体に線や円を描きます 先ず上半身の軸の線を描きます。 頭からお尻まで、線を引くことで、前傾姿勢が明確になると同時に、1本の軸が出来ているかチェックできます。 アドレス時だけでなく、上半身の前傾姿勢が、インパクトまでキープされているかをチェックしましょう。 左股関節に体重が乗らない為に、インパクトで前傾姿勢が伸び上がるゴルファーが少なくありません。 右股関節から左股関節への体重移動の練習を太極拳スイングで繰り返し行うことをお勧めします。 頭の位置を丸で囲むことで、スイング中の動きが良く分かります。 バックスイングで頭が沈み込み、ダウンスイングからインパクトにかけて頭が上に上がるゴルファーが少なくありません。 @頭の上にスイング棒を置く、A目線とボールの間にスイング棒の先を持ってくる、などして頭が上下することを防ぐことが出来ます。 シャフトプレーンとスイングプレーンの2本の線を引きます。 バックスイングからトップオブスイング、そしてダウンスイングからインパクトまで、シャフトが2本の線の中に納まっていればOKです。 バックスイングでクラブヘッドをインサイドに引きすぎると、ダウンスイングでアウトサイドインのスイング軌道になる場合が多く見受けられます。 オンプレーンのスイングをすることで、無駄の少ない、反復性の高いスイングとなり、結果としてショットの安定度が高まります。 コメントは1ポイントに限定します。 注意点やアドバイスは、一度に色々と与え過ぎないように注意が必要です。 長年の行ってきたスイングを矯正する作業は簡単でないと同時に、1スイング1.5秒に2つ以上の事を考えながらスイングすることで、動きがぎこちなくなってしまいます。 スイング矯正は、1ポイントに絞って下さい。 階段を1段ずつ登るように、1つのテーマがクリアしてから次の段階に行くようにしましょう。 パッティングレッスン ゴルフは、ティーグラウンドからカップまでの最小打数を競うゲームです。 初心者には、パッティングからレッスンすることで、ゴルフの楽しさ実感してもらうことができます。 先ずは2ヤードの短いパッティングから練習しましょう。 パッティングコースターの周りに8箇所のボールマークを指しておき、時計と反対周りでパッティングします。 コースターの上を通過して約40センチオーバーが一番カップインの確率が高い「最適スピード」といわれています。 カップ周りの8箇所からパットすることで、登り、下り、スライス、フックの全てのラインからの練習となります。 2ヤードからのカップインの確率は、プロで約50%。 ご自身のカップインの確率を知ることで、自分の実力が、数値で把握できると同時に練習の目標設定に役立てることが出来ます。 15ヤードのロングパットの練習 一般的なグリーンの直径は30ヤード強です。 ピンが真ん中で、ボールが乗っただけのパットならば、約15ヤードになるケースが多いのです。 練習グリーンは、その日のコースのグリーンの速さに会わせてセッティングされていますので、スタート前に15ヤードのロングパットを練習することで距離感を養っておきましょう。 先ずは平坦な15ヤードのラインを繰り返し練習します。 その後、登りと下りのラインを繰り返し行います。 2〜3度の傾斜の場合、上りの15ヤードであれば、平坦なラインの20〜25ヤードとなります。 反対に下りの場合は、平坦な10〜7ヤードとなります。 上りと下りであれば、2倍から4倍の違いがあります。 全てのショットの中で上りと下りでこれほど極端に打つ強さを変えなければならないショットは、パッティンだけです。 初心者ほど、上りでショートして、下りでオーバーするのは、通常のショットのように、残りの距離でスイングしてしまうことが原因となります。 したがってロングパットの上りと下りを交互に練習することで、傾斜時のパッティングの距離感を養うことで、劇的にパター数を縮めることが出来ます。 フェースの向きを目標に合わせる。 3分の2のゴルファーが、「目標より右を向いている」と言われております。 自分自身では目標を向いているつもりでも、実際は右を向いている為に、スイングがアウトサイドインとなり、出球を調整しているのです。 したがって構えの向きが正しくない為に、スイングまで崩してしますケースが少なくありません。 まずパッティングコースターに対して、クラブフェースを合わせた後に、パッティングトレーナーを置いて見ます。 真後ろから見ることで、フェースの向きが合っていたかが自分自身で簡単に分かります。 第二段階では、パッティングトレーナーの向きをパッティングコースターに合わせた後に、パターフェースを構えてみましょう。 構えた時のフィーリングはどうでしょうか!? 実際は、真っすぐにセットしたのにもかかわらず、カップが右に見えませんか!? 何時も右に向いて構えているゴルファーは、正しく構えた場合、カップが右に見えるのです。 このフィーリングのギャップを通常の練習から無くすことで、スイング軌道も自然と正しいものとなります。 平成25年8月29日 |
<大東アイ3215話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
フェアウエーが狭くうねっており、深いラフが待ち受けます。 「フェアウエーに置くことが第一」と優勝したジェイソン・ダフナーがコメントしてた通り、 ティーショットではドライバー以外を使う選手が多かったです。 フェアウエイにクリークが横切る461ヤード、パー4も、フェアウエイがうねっており、ティーショットの正確性が要求されます。 フェアウエイの中心から白く光っている芝生と色の濃いのは、芝生を刈る方向で出来た現象です。 ゼブラ状で交互に芝生を刈るのではなく、フェアウエイの中心が明確に分かると同時に、白く光る芝生が順目になっているので、狙い目となります。 フェアウエイから打つショットは、ピンを刺すような見事なナイスショットが見られることが多いのです。 最高の舞台と目の肥えた観客が、選手達のミラクルショットを引き出しているようです。
平成25年8月28日 |
<大東アイ3214話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
選手用の駐車場には、PGAのマークが付いたベンツが並んでいます。 出場選手全員に1台ずつ、貸与される「オフィシャルビエクル」です。 クラブハウスに一番近い所は、歴代優勝者の名前が入ったスポットとなっております。 毎日4万人を超えるギャラリーの為にコース周辺のいたるところに駐車場が用意されており、シャトルバスがコースまで運行されています。 メディア用の指定駐車場は、近くの大学用地に用意されていました。 シャトルバスの運行時間は、朝の6時から、なんと!夜の11時まで。
平成25年8月27日 |
<大東アイ3213話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
全米プロの会場となるオークヒルカントリークラブは、1901年開場の名門コースです。 毎年場所を移して行われる米国の男子主要競技(全米オープン、全米シニアオープン、全米プロ、全米プロシニア、全米アマ、ライダーカップ) の全てを開催したことのある唯一のゴルフクラブ。 東西合わせて36ホールあるオークヒルの東コースで開催されました。 7193ヤード、パー70のセッティングで、 17番509ヤード、18番497ヤード(共にパー4)が難易度の1番2番となっております。 平成25年8月26日 |
<大東アイ3212話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
陸前高田の奇跡の1本松。 それ以外の海岸沿いの7万本の松は、瓦礫となりました。 そのままでは報われない廃材から、中澤宗幸さんが作製したバイオリン。 そのバイオリンで世界中の千人によるリレー演奏を目指してチャリティーコンサートが行われています。 今回は、京都にて小山芳樹さま(平安建設社長)が開催にご尽力されました。 大震災の記憶が薄まる中、いっこうに進まない復興に一番必要なことは、継続的な支援ではないでしょうか!? 震災流木で作られたバイオリンが奏でる音色を聞きながら、新たな思いを持ちました。 平成25年8月25日 |
<大東アイ3211話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
白山ビレッジCCに於いて、第18回全国大学ゴルフ指導者研修会がありました。 2泊3日のセッションで、初日に初心者指導法を小生が担当させて頂きました。 大学でゴルフ授業やゴルフ部の指導をしている先生方が、生徒さんに対してのゴルフ指導方法。 まずは、参加された先生方からゴルフ指導に関するテーマやお悩みをお聞きしました。 「指導方法よりも、自分自身のゴルフ上達がままならないのが悩みです」 「65歳を超えて、体の負担の少ないゴルフスイングを目指しています」 指導方法よりもご自身のゴルフゲームの悩みを抱える先生方が少なくありません。 小生、20年ほど前から米国NGF主催のティーチング&コーチングセミナーの通訳をさせて頂くことがありました。 日本からのティーチングプロも参加するようになり、通訳を通じて多くのティーチングプロに接する機会を得ることができました。 ゲーリー・ワイレン博士、デビット・レッドベター、ブッチ・ハーモン、デーブ・ペルツ、ジョー・ティールなど、 通訳、翻訳、インタビューを通じて100人を超えるティーチングプロから学ぶ機会を得ることができたのも、 ティーチング&コーチングセミナーがきっかけでした。 タイガー・ウッズの元コーチ、ハンク・ヘーニーの告白本「The Big Miss」がベストセラーになっています。 その中で、ドライバーイップスとして生徒に対してデモンストレーションできなかったことを赤裸々に告白しています。 アニカ・ソレンスタムのように、ボールを見ないで打つ事を試みて、ドライバーイップスを克服した経験から、 生徒に色々トライさせる事をモットーとするようになったそうです。 小生が通訳をしてモー・ノーマン(世界一のボールストライカー)のデモンストレーションをしていた時に、 ハンク・ヘーニーが見学に来ていた事を思い出します。 タイガーに対して、右手のパームグリップをトライさせたのも、モー・ノーマンからのヒントだそうです。 「生徒にトライさせる前に、自分自身でトライし検証する!」ことが大切とコメントしています。 アメリカでのティーチング&コーチングセミナーで学んだことが、こんな感じで繋がって来る事から、改めて世間が狭く感じられます。
平成25年8月24日 |
<大東アイ3210話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
全米プロシニア優勝者のローリー・マキュロイと井戸木鴻樹プロの巨大顔写真が並んでいました。 今年の全米シニアプロ優勝者としてこのメジャーの出場権を獲得したのです。 初日、2番から4連続バーディーで一気に4アンダーとロケットスタートしましたが、 その後4ボギー、1ダブルボギーとなりトータル2オーバー72、 二日目76、トータル8オーバーで予選落ちとなりました。 各ホールでは、「Idoki
!!」と声援が起こっていました。 167センチ62キロの小さな巨人が繰り出す、 正確なドライバーショットに拍手が鳴り止みません。 井戸木プロのアメリカでの人気に改めて驚いた次第です。 平成25年8月23日 |
<大東アイ3209話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
練習日から毎日1万人を越えるギャラリーが観戦に訪れます。 メインゲートには、優勝トロフィーと、タイガー・ウッズ、ロリー・マキュロイ、 フィル・ミケルソン、アダム・スコットの4大スターの巨大看板が掲げられています。 木曜日からのチケットは、全て売切れです。 毎日4万人の超えるギャラリーが訪れるのです。 日本では「チケットを貰ったから!」とトーナメントに行くギャラリーが少なくないなか、 安くないチケットを自ら購入するギャラリーが毎日4万人を超えるなんて!? そんな疑問が、トーナメント開催中に解けてきました。 平成25年8月22日 |
<大東アイ3208話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
名門オークヒルCCは、おごそかな雰囲気のクラブハウスが似合います。 アプローチの芝生はグリーンのように刈り込まれ、 ツタのからまるクラブハウスを見事に浮かびあがらせて、 アプローチを歩く選手の雰囲気を高まらせます。 1901年開場の歴史ある36ホールです。 今回の全米プロは、東コース、全長7163ヤード、パー70のセッティングです。 平成25年8月21日 |
<大東アイ3207話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
国際線の出発が遅れたために、ニューヨークJFKからロチャスター空港への乗換えがギリギリになりました。 JFK空港内は大変広く、モノレールを乗り継ぎ、どうにか間に合いました。 乗り継ぎ時間がギリギリだった為に、案の定スーツケースがターンテーブルから出てきません。 「旅とゴルフは、トラブルがつきもの。 まさに人生そのもの。」 そんな教訓を思い出し、「しょうがないなあ〜」と気分を切り替えました。 航空会社の事務所に行き、宿泊ホテルにロストした荷物を届けてもらうように手続きをした後、レンタカーでトーナメント会場に向かいました。 ゴルフ場まで着きましたが、入ることが出来ません。 指定の駐車場まで運転しなおし、夜の11じまで運行しているシャトルバスに乗り込みました。 日本から24時間後、やっとゴルフ場に着くことができました。 平成25年8月20日 |
<大東アイ3206話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
予選を松山英樹プロと一緒にラウンドした、ダフナーが優勝しました。 以前、小学校をイベントで訪れた時に、壁に横たわっている姿を公表されました。 マキュロイなどが、その姿を真似したことから「ダルナリング」という造語がうまれました。 力が抜けたような姿が、ダフナーの固有名詞となったのです。 ダフナーのスイングは個性的なワッグルから始まります。 バックスイングを始める前に何回もクラブヘッド前後にさせるのです。 これは、ジュニアの時からのダフナーが作り上げたスタイルです。 グリッププレッシャーが、柔らかいことを示している癖でもあります。 最終日のアイアンショットがピンに絡んでいったのも、柔らかいグリップがあったからでしょう。 下記にて、世界のトップのスイング動画をお楽しみ下さい。 http://www.youtube.com/naturalgolf1958 平成25年8月19日 |
<大東アイ3205話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
95回全米プロは、ロチャスター、ニューヨークにある名門オークヒルCCで開催されました。 4大メジャーの最終戦で、PGAアメリカの主催競技です。 ニューヨークJFK空港から国内線でロチェスター空港まで1時間半あまり。 関西からニューヨーク直行便がないので、乗り継ぎ時間も入れて20時間弱の移動時間となります。 ロチャスター空港には、ディフェンディングチャンピオンのローリー・マキュロイの大きな表示やトーナメント開催看板があり、 トーナメント雰囲気一色となっていました。 今まで、マスターズや全米オープンなどを見てきましたが、全米プロの取材は初めての経験です。 今回は雑誌社からのメディア登録が出来たのと同時に、日本プロゴルフ協会員であればアクセスできる特権があります。 平成25年8月18日 |
<大東アイ3204話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
http://www.naturalgolf.co.jp/yomiuri.htm 平成25年8月17日 |
<大東アイ3203話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
http://www.naturalgolf.co.jp/yomiuri.htm 平成25年8月16日 |
<大東アイ3202話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
http://www.naturalgolf.co.jp/yomiuri.htm 平成25年8月15日 |
<大東アイ3201話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
http://www.naturalgolf.co.jp/yomiuri.htm 平成25年8月14日 |