＜大東アイ4000話＞大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
第54回チャリティーゴルフ講座
http://www.naturalgolf.co.jp/agc.htm
●第２回ゴルフのための体幹トレーニング
前回同様、ゴルフにとって大変重要な体幹（コア）トレーニングを本日も３つご紹介します。と、その前にゴルフに必要な体幹筋を勉強しておきましょう。
◎腹直筋・・・・腹筋の代名詞的筋肉。お腹の前面にあり鍛えるときれいに６つに割れる。通称「６パック」。体を前に曲げる時に作用する。
◎腹斜筋・・・・ゴルフスイングでは腹直筋よりも脇腹の腹斜筋をよく使う。体をひねったり、横に曲げるときに作用する。
◎腹横筋・・・・背骨から始まり内臓を包み込むようについている。腹直筋や腹斜筋よりも深層部にあり、腰のくびれを作る筋肉とも呼ばれている。背骨の安定にも関わってくる。
◎腸腰筋・・・・股関節の屈曲をつかさどる筋肉で、立ったときの姿勢を安定させる。
◎脊柱起立筋・・背骨の周りの筋肉で、背骨を反らせたり、ひねるときに作用する。体の軸を作るには欠かせない重要な部位といえる。
◎広背筋・・・・背骨と上腕をつなぐ筋肉。発達すると逆三角形の体系になる。
●サイドクランチ・・・左右３〜５回ずつ
主に体幹側面（腹斜筋、腹横筋）を強化させるトレーニング。脇腹を縮めるように曲げることで腹斜筋と腹横筋が、脚を引き上げてキープすることで軸足の大臀筋や大腰筋、中臀筋が同時に鍛えられる。
@まっすぐに立ち片手を頭の後ろに回す。両足は骨盤の幅。
A脚を上げて上体を真横に曲げる。軸足で骨盤を支える。
●スパイダーツイスト・・・往復１０回
腰を落として体を左右に回旋し、骨盤の安定性と上体のひねりを連動させる。腹横筋、大臀筋を中心に軸を作り、脊柱起立筋や腹斜筋などで上体をひねる。
@脚を開いて腰を落とす。腕は上げヒジを曲げる。肩とヒジで１本のラインを作る。
A姿勢をキープしたまま、ゆっくりと左右に体をひねる。ヒザとつま先を同じ方向を向くように。
●連続ドローイン・・・連続３０回
ドローインの状態でお腹周りを縮ませる、シンプルながら究極の体幹トレーニング。インナーの大腰筋と腹横筋、アウターの腹直筋へ働きかけ、内と外から体幹の安定性をアップさせる。
@大きく息を吸いながらお腹を凹ませてドローイン。手はお腹に当て腹直筋を意識しよう。
A息をゆっくり吐くと同時に、ヒザを曲げながらお腹周りを縮ませる。
平成27年10月27日
