大東アイ(四方山話)
第 1 話〜第 1000 話 第 1001 話〜第 2000 話 第 2001 話〜第 3000 話
<大東アイ3720話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) キティーちゃんを持参ください!
タイゴルフツアーには、キティーちゃんグッズを持参ください。 「キティーちゃん」は、1974年11月1日生まれ。 日本発の世界ブランドとして70カ国以上で展開されています。 タイのゴルフ場のキャディさんにも一番人気を誇っております。 タイゴルフツアーでは、プレーヤー一人につき、キャディ一人が付きます。 プロトーナメントの様な帯同キャディなのです。 プレー中、アドバイスを貰えるキャディーさんへのお土産に最適です。 100円ショップでキティーちゃんグッズを購入して持参ください。 プレー前に、キャディーさんにプレゼントすることで、 より楽しい一日となることでしょう!!! |
<大東アイ3719話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) ハワイ島ゴルフツアー・事前告知!
2015年ハワイ島ゴルフツアー 事前告知!! 今までの海外ツアーがお蔭様で募集前に満員御礼となり、 ご希望の方に参加して頂けなく申し訳ございませんでした。 リピーターの方より「事前告知してもらいたい!」とのお声を頂きましたので、 海外ツアーに今までご参加頂いた方とお友達の方限定に ハワイ島ゴルフツアー(2015年6月30日(火)〜7月5日(日))のご案内をさせて頂きます。今年は、ハワイ島(ビックアイランド)の人気のヒルトン・ワイコロア・ビレッジです。圧倒的な広さのリゾート内にはモノレールが走り、イルカ&カメと触れ合うラグーンも有ります。 ゴルフは、ホテル内のキングスコースとビーチコースをラウンドします。 (スタート時間は、8時から。 ご希望であれば1日2ラウンドも可能です) ホテル内には、HISツアーデスクが有るので、オプショナルツアーも充実しています。 (マウナケア山頂、キラウエア火山などビックアイランドしか観れないスポットをお楽しみください)フェアウェルパーティー&コンペ表彰式は、ビーチレストランでサンセットを臨みながら!! 移動が無いので、ゆったステイ&フリータイムを有効的使っていただけます。 参加ご希望の方は、 http://www.naturalgolf.co.jp/thailand2013.htm 上記のウェブページの参加申込書に記入の上、ファックスをお願いします。 潟Gイチ・アイ・エス大阪団体営業所 пF06-6133-0327 担当:渡邉 優衣子 FAX 06−6345−0191 皆様と、ビッグアイランドのリゾートで、ご一緒できるのを楽しみにしております。
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<大東アイ3718話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 倉本昌弘PGA会長の話
日本プロゴルフ協会の近畿地区大会に倉本昌弘会長が出席されました。 昨年来スタートしたPGA改革とその想いを直接聞くことができました。 「会員の皆様から『4万円の年会費を払っているのに、協会は我々に何をしてくれるのか!?』と聞かれます。 日本プロゴルフ協会は、皆様の団体として会員の一人一人が望ましい団体になるべく意見を述べて頂き、一緒に改革してもらいたい!想いです!」と。 小生も意見を求められて、下記の2点をお願いしました。 「ジョン・F・ケネディ大統領が『同胞であるアメリカ市民の皆さん、国があなたのために何をしてくれるかではなく、 あなたが国のために何ができるかを考えようではありませんか!』と就任で挨拶したように、 PGA会員も一人一人が考え改革に取り組む必要があると倉本会長が言われたように誠に思います。 私が2点お願いしたいのは、倉本会長の強いリーダーシップで協会のみならずゴルフ界を引っ張って行ってほしいことと、 協会員のための多岐に渡る研修制度のカリキュラムの充実です。 レッスン業務だけでなく、真のゴルフプロフェッショナルになるべく、マネージメントプログラムの充実が急務です。」と述べさせて頂きました。
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<大東アイ3717話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
本日の報知新聞の「世界の名門コース」に掲載されているサイアムCC。 1月28日からのタイゴルフツアーでプレーします。 「100を越えるバンカーの難コース」とあるように、とっても難しいです。 グリーンはおわん型の砲台になっていおり、距離感が大切です。 45年超の歴史があり、毎年2月に「Honda LPGA」トーナメントが開催されています。 我々のツアーでは、トーナメント直前のオールドCCをラウンドします。 通常のコースに比べ10打は悪くなるので、スコアは気にせず、 コースを楽しんで下さい。
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<大東アイ3716話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
年賀会で今年も似顔絵を描いてもらいました。 昨年のものと比べてみると、心なしか、ふくらみが、、、 こんな顔しているのかな? 自分では気付かないものも、他人には分かることが少なくありません。 ゴルフスイングもそうです。 自分のクセは分かりにくくても他人のスイングの特徴は良くわかります。 また時間の流れの中で、立ち止まって観る事も必要かもしれません。 ゴルフスイングも客観的な視点が大切なのですね!
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<大東アイ3715話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 【Golf Exercises】練習ドリルを一挙公開!
ゴルフの上達のポイントは、まずクラブを振り慣れること。その良い例が、お箸。毎日握っているからこそ、何も考えずに手が動き食べ物を口に運ぶことができる。ゴルフも理想は、ボールに向かって何も考えずにスイングをすることだ。そのためには日頃からクラブになれ親しみ振り慣れて、自然と体がゴルフのスイングを覚えるまで練習する。実際にボールを打つことも大切だが、スイングを覚えるためには素振りが一番効果的な練習方法となる。毎日五分、三週間続ければ自分のスイングが形成される。 ボールに対してアドレスしてから色々考えて、スイングするゴルファーが多い。2秒足らずのゴルフスイングでは、考えながらながらできるものではない。意識して体を動かそうとすれば、スイングのスムーズさがなくなってしまう。ボールに対してスタンスをとり、ターゲットのイメージを鮮明に持ち、何も考えずに体が自然と無意識に動くように、日頃からの素振りをお勧めする。 まずタオルスイング。これは家の中でもOK。バスタオルの端を括り、それを重りにして連続のスイングを行う。フィニッシュで結び目が右脇の下にポンと当たり、そのままバックスイングをして、今度はトップで左脇の下あたる。 ポンポンと同じリズムでスイングしよう。スイングプレーンが安定してくると、タオルの結び目が脇の下の同じ所に毎回あたる。最初はいらないところに力が入っているために3分も続けていると、クタクタになる。次第に慣れてくると、最後まで安定してスムーズな素振りが可能となる。 次はスローモーションスイング。1キロぐらいのバーベルを持ち、約15秒かけてスローモーションスイングを行う。これはスイングの癖を直したり、矯正などをするときに効果的だ。ボールを打ちながらスイングの形を変えたり癖を直すことは大変難しい。スローモーションスイングなら、一部分の動きを強調したり、動きを覚えこませるのに役立つ。また女性ゴルファー等腕力のない人の筋力アップにも適している。 |
<大東アイ3714話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 【Golf Exercises】練習ドリルを一挙公開!
前回は、下りと上りで仮想のカップを頭の中で前後させイメージすることを行った。今度は曲がるラインでの仮想カップの設定を行う。 曲がるラインはパッティングの強さによって曲がり度合いが変わってくる。基本ラインを前回の理想的なスピード(約17インチのカップオーバー)に合わせる。その時に打ち出す方向の直線上に距離を合わせた所に仮想カップを設定するのだ。その仮想カップに向かってストレートのパッティングを行う。多くのゴルファーは曲がるラインでパターフェースの向きを仮想カップよりもカップ側に向けて、ストロークで調節する打ち方をしている。これでは安定したストロークは望めない。まず手でボールを投げて、仮想の直線ラインとカップを見つける。そしてその仮想カップに対してスクエアーに構え、ストレートラインのストロークを行うべきだ。 またスピードの違いによって3つの違うラインを見つけ仮想カップを設定し練習することをお薦めする。特に下りのパットの効果的な練習方法となる。同伴プレーヤー等でラインがわかっている場合は、強めによりストレーをのラインで打つことが出来るが、ラインが解からないときなどは、次に残すパットのことも考える必要があるために、より山をかけたラインの狙いとなるであろう。その時にボールの30〜50センチ前にスポットを見つけてパターフェースを合わせれば、より正確性が高かまる。 カップ回りに1メートルの半径でボール12個を円形に置き、すべてカップインする練習をすることもお薦めなドリルだ。すべてのラインが練習でき、しかも一つもミスできないプレッシャーの中でパッティングとなる。 またドライバーやアイアン等、いろんなクラブでパッティングでパットをして、ボールの転がりの違いを知ることで、創造性にとんだプレーが可能になる。パターのトウや、ウエッジのリーディングウエッジ部分でもトライしてみよう。 |
<大東アイ3713話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
https://www.youtube.com/user/naturalgolf1958 GHD合同レッスン会の年始は、目標発表をしてもらっています。 「2009年に立てた目標が、2000ラウンドです!」 健康で年間100ラウンドを20年間続けるという壮大な計画です。 「誘われたゴルフは断らないことにしています」と、 まるで、日本一のエージシューターの植杉乾蔵さんのようです。 大学の先輩の元気で壮大な計画に圧倒されました。 |
<大東アイ3712話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 【Golf Exercises】練習ドリルを一挙公開!
「ネバーアップ、ネバーイン」カップの手前で止まったボールはいくらラインが合っていたとしてもカップインしないのは当然だ。それでは一番カップインしやすいスピードは? グリーンの速さにもよるが、実験では17インチ(50センチ弱)カップをオーバーするスピードが一番カップインの確立が高いとの実験結果が出ている。グリーン面は芝目やスパイクマーク等があり完璧ではない。しかもカップまわりのは、プレーヤーによって踏みつけられる為に直径約1.5メートルのドーナツ状で凹んだ状態になっている。すなわちカップの回りは盛りあがっているために、弱いボールはカップ直前で曲がることがある。しかもカップインぎりぎりのスピードでは、スパイクマークや芝目の影響も受けやすい。反対に強すぎるボールは、カップに蹴られることが多い。「カップの向こう側に当てるつもりで強気でパッティングをする」と言われるが、ラインを狂いなくストロークできる人以外は疑問である。目安としては、カップを外れた時のボールがパターの半分の距離で止まるのが良い。カップにふたをしてパターをし、ボールがパター半分の長さで止まる練習をしてみよう。結果として一番カップインの確立が高い、理想的なスピードのパットとなる。 次に上りと下りの距離感が合いにくいプレーヤは意外と多い。これには、原因がある。上りでも下りでも、プレーヤーは、重力に対して垂直にスタンスを取る。従って上りの場合、目の位置からカップまでがボールからカップよりも近くになる。 反対に下りの場合は、実際の距離よりも目の位置が遠くに来る。ただでさえ下りで速いのに、実際よりも距離が長く見えるので打ちすぎてしまうことが初心者の場合は多い。上りは反対に、実際よりも短く見えるのでショートすることが多い。まず原理を知ること。そして仮想のカップを上りのラインであれば遠くに、下りであれば手前に、自分の頭の中でイメージすることだ。 |
<大東アイ3711話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 【Golf Exercises】練習ドリルを一挙公開!
パッティングの名手は、ストロークが上手いと同時に、ラインの読み方が正確だ。パッティングは、普通のショットと違って傾斜や芝目によっての影響を受ける。思い道理のストロークをしてもラインが違っていればカップインしない。すなわちラインの読みと正しいストロークの両方が必要となる。練習では、正確なストロークを習得することが最初。「パッティングに形はない」と言われるが、守るべき基本はある。第一に安定したストロークをするために手首の動きの少ない振り子の様なストローク。すなわちパター、グリップ、腕、肩が一体となったストローク。特に左手甲の角度がストローク中に変わらないことだ。また打った後、すぐにボールを目で追うのではなく、そのままの状態で目線を残す。その練習として、コインの上にボールを置いてストロークをし、打った後に残ったコインが裏か表かを確認してから目線を上げることを習慣付ければ、いわゆる「ヘッドアップ」がなくなる。 本来キャッチボールにしても、射撃にしても目標を直視しながら動作を行うが、ゴルフだけは違う。ショットの最中にターゲットを見ることなしに動作を行わなければ行けない。そのたえめカップ(ターゲット)のイメージを鮮明に持ちながら、パッティングを行うことが重要となる。頭がすぐに上がるのは、カップのイメージが弱く、自信をもってストロークをしていないからだ。 試しに目標をみたままの状態でストロークをしてみるとよい。ちょうどキャッチボールで相手のグラブ目掛けてボールを投げるように、カップを見据えたままでパッティングを行う事により、距離感が自然と養われる。そして普通の構えに戻し、ボールを見てストロークを行う時でも、頭の中にはカップのイメージを鮮明に持った状態でパッティングを行う。そのためには、アドレスのときにカップを2秒以上凝視して鮮明にイメージを頭のなかに残す作業をすることだ。イメージが鮮明なほど距離感が合うことに気がつくことだろう。 |
<大東アイ3710話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 【Golf Exercises】練習ドリルを一挙公開!
前回は砂に慣れることを中心に練習をした。バンカーショットの苦手な人は、恐怖心から力みが入り、ボールの手前を砂深く取ってしまう場合が多い。自信がないからフォロースルーも充分に取れずに終わるスイングになってしまう。前回練習した、フェースをオープンにすることと打点を正確にすることによりある程度の自信が付いたと思う。そこで更に一歩進んでバンカーショットをより自分の得意技にするために、スローモーションショットを試してもらいたい。これはより落ち着いた状態で可能になるのであるが、通常のバックスイングでトップまで行い、トップからフィニッシュをスローモーションのように振り抜いてバンカーショットを行うものだ。よくプロのショットを見ていて全く力の入っていないスイングだと思うことも多いだろう。しゃかりきに力を入れて打つショットほどミスは多くなる。バンカーショットも同様。打つ前に大きく行を吐き、肩の力を抜き、滑らかにしかもゆっくりとスローモーションのようにスイングするのだ。それでもボールは飛んでいくことを体験し修得すれば、実際のプレー時に力みが取れることだろう。同時に打ち急ぎによるミスショット防止にも役立つ。 もうひとつの効果的な練習が、バンカー内に千円札を敷き、その真ん中にボールを置く。そして千円札の幅のターフでバンカーショットを実際に行う。ボールを千年札が見事にバンカー外に出る事に感動を覚えるであろう。 ゴルフのなかで大切なのがイメージ。しかも自分にピタリと当てはまるイメージを見つけること。実際のプレーの時もボールの下に千円札をイメージすることにより、薄いきれいなターフが取れて、バンカーショットが得意になったプレーヤーも多い。自分のイメージを大切にし、ピタリと当てはめるものを見つけることも上達の道なのだ。 |
<大東アイ3709話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
スイング12コマシートに加えて診断シートにコメントを記入します。 アドレスからフィニッシュまで、各ポジションをチェックします。 アドレスでは、エイミング(スタンスの向き)、ポス茶―(姿勢)、前傾角度、ドッシリ感など。 猫背気味で、前傾角度が取れて無く、右を向いているゴルファーが多いです。 ご自身の姿を客観的に見ることから始めましょう。 改善点や練習ドリルも紹介させて頂きます。 |
<大東アイ3708話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
先日の読売新聞わいず倶楽部の企画委員会コンペのスイング分析シートを作成しました。 動画撮影した画像を、クイックタイムで再生します。 パソコン上でコマ送りを続け、12コマを選択します。 ゴルフ用専用デジカメのために、シャフトまでくっきり映っています。 それぞれをワードシートに貼り付けて、サイズ調整を行い、1枚のシートに仕上げます。 それに加えて診断シートにコメントを記入していきます。 作成時間は一人当たり15分あまり。 10人であれば3時間ほどかかります。 今回のタイゴルフツアーの参加皆様にも作成する予定です。 50人で13時間もかかりますが、皆様の喜ぶ姿を思い浮かべながら、 せっせと夜なべしたいと思っております。
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<大東アイ3707話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
アドレスの姿勢が素晴らしいですね! 上半身の前傾姿勢が30度で背筋が1本の軸になっています。 体重配分が、つま先よりにあることも見て取れます。 スイング中の形は真似る事が難しくても、この姿勢は参考になります! インクトでは、胸が開きが少ない理想的な形です。 右肘に余裕があり、左上腕が見えているのです。 中段右端のフォローで両腕が確りと伸びています。 基本に忠実なオンプレーンスイングです。
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<大東アイ3706話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
アドレス(上段左端)での上半身の前傾姿勢が1本の軸となっています。 体幹を中心に回転するスイングの準備が出来ています。 エイミング(向き)もスクエアです。 ハーフウェイバックスイング(上段左2枚目))では、見事にオンプレーン (クラブシャフトが地面とターゲットの両方とも平行のダブルパラレルポジションの位置)。 上段左3枚目も、グリップエンドがボールを指すオンプレーン状態です。 トップオブスイング(上段右端)もダブルパラレルポジションです。 フェースの向きもスクエア状態。 左腕が確り伸びていかにも飛びそうな捻転のパワーを感じます。
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<大東アイ3705話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)
新年、あけましておめでとうございます。 今まで 「ゴルフを通じて世の中を良くしたい」 「ゴルファーの喜びに関わりたい」 そんなコーチングを目指してきました。 ゴルフを通じたご縁を大切に、 素晴らしいゴルファーの輪が今年も広がりますように! 皆様のゴルフライフが素晴らしいものとなりますように! |
<大東アイ3704話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 【Golf Exercises】練習ドリルを一挙公開!
まず砂場で戯れることから始めよう。「習うよりも慣れろ。」とはこのこと。何を慣れるかというと、砂の抵抗とボールの飛び具合。バンカーショットは通常と違いはボールを直接打たない。その為に普通のアプローチよりも大きなスイングを必要とする。そしてクラブヘッドをオープンにすることにより、クラブヘッドが砂の中にめり込まず、砂を薄く取りのぞけることを理解しよう。スイング自体は変える必要がない。クラブヘッドが砂の中に深く入らないようにするためにフェースを開くのだが、そのまま打てばフェースを開いた分だけボールは右に飛び出す。従ってスタンスを左に取り調整する。クラブフェースをオープンにすればするほど、ボールは右に、そして高く飛び出すのでスタンスとスイングの向きも左に変える必要がある。フェイスの開き具合によって同じ大きさのスイングでどれだけボールの飛び方が違うかを体験しよう。 効果的な練習としては、板の上に約3センチの厚さで砂を敷き、その真中にボールを置いてバンカーショットをする。フェースをオープンにしサンドウエッジのバウンスの機能を使うことにより、きれいにボールが飛び出すことがわかる。すなわちボールの下の砂を薄く取ることなのだ。この練習では3センチの厚さの砂だけできれいにボールが飛び出すことが解かるだろう。少しの砂さえあればどこでも練習できる大変効果的なドリルだ。 もうひとつ重要なのがヘッドが砂に入るポイント。通常のショットであればクリーンにボールをヒットするために視点は直接ボールを見るのであるが、バンカーショットの場合はボールの手前のフェースを入れる所(ボールの手前約5センチ)に視点を合わせる。ボールを直接見たままで、その手前約5センチにクラブヘッドを入れる事は難しい。そのための練習として、バンカー内に直線を引き、その線に合わせてボールなしで素振りをする。最初は打点がまちまちであるが、練習を重ねて行くうちに、ポイントが安定するようになるであろう。 |
<大東アイ3703話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 【Golf Exercises】練習ドリルを一挙公開!
多くのゴルファーは、バックスピンのついた、よく止まるショットに憧れる。そしてそのようなボールを打とうとして、すくい上げたスイングとなり、トップやダブる結果となってしまうことが多い。ランニングアプローチと違って、ミスショットが大きなケガにつながってしまう。グリーン周りからおお叩きする、苦い経験をお持ちのゴルファーも少なくないだろう。そこで、まずよく止まるボールの原理を理解しよう。 アイアンショットで止まるボールは、バックスピンの量が多いのと高さの2つのポイント。両方とも基本的には、打ち方よりもクラブの設計によるところが大きい。すなわちアプローチで止まるボールを打ちたいときには、ロフト角の多い(約60度)ウエッジを使うことだ。通常のスイングでボールはロフト通り間違いなく上がってくれる。通常のスイングでのボールの飛距離と転がりを知っておこう。60度のウエッジであれば、普通のスイングで50ヤードから70ヤードが目安となる。グリーン面が早くより止まるロブショットが必要なときは、スイングを変えるのではなく、ボールに対するアドレスを変更する。まずボールの位置を左側にずらすこと。そしてフェースを思いきって開くこと。後は小手先でボールをすくい上げようとせずに、フィニッシュを思いきって高く取ること。 しかしこのショットをする時は、芝生の薄めの所では避け、クラブヘッドがボールの下に入るスペースがあるときにトライするようにしよう。またヘッドの開きぐわいによって、ボールが右に飛び出すのでスタンスの向きの微調整も必要となる。ちょうどバンカーショットのようなものだ。グリーンをオーバーして下り止まりにくいアプローチの時に有効なショットとなる。 この時、ボールをクリーンに打とうとはせず、手前の芝生からヘッドを滑らすようにスイングしてみよう。実際の芝から練習する機会が少ないのが現状だが、家の中でもできる練習方法がある。5枚重ねたタオルの上にボールを置いく。ボールをタオルごとスイングするとロブショットの練習になる。上の2枚から3枚のタオルとボールを滑らせる感じで練習してみよう。 |
<大東アイ3702話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 【Golf Exercises】練習ドリルを一挙公開!
グリーン回りのアプローチの基本は、ランニングである。プロのロブショット等高くて止まる球派はかっこよく、真似したいのはやまやまであるが、まず一番ケガの少ない転がしをマスターすることだ。 ランニングアプローチが、ピッチショットに比べてミスが少ないのは、ボールに対してのクラブヘッドの入り方の違いで、距離の誤差が少ないから。ロブショットなどの場合、トップすればグリーンオーバーは間違いないが、ランニングの場合はそこそこゆるされる。 従って手前にハザード等の障害物がない場合は、転がすことをお勧めする。 しかし第一バウンドは、グリーン面に直接落とせるクラブを使うこと。グリーン以外でのボールのはね方は、芝生の状態によって計算しにくいからだ。ランニングの注意点は、常にボールをクリーンにヒットすること。そのために、グリップがクラブヘッドよりも常に先行するようにする。すなわちスイングの最下点よりも前にインパクトを向かえるダウンブローの打ち方。反対に手首が折れて、ヘッドが手首よりも先に降りてきてしまえば、ボールの手前を叩いてしまうダブりになる。ランニングアプローチでは、ミスしてもトップ目であれば大きなケガにはならない。 そのための練習として効果的なのが、ショフトを伸ばすようにして2本目のクラブ持ちながらショットをする。手首が折れてしまえば、左脇にクラブが当ってしまう。左手甲が折れずに、グリップがクラブヘッドより先行してストロークを行えば、いつでもボールをクリーンにヒットすることができる。2本目のシャフトがフォローの時も左脇に当らずに、左前腕と一直線の状態を保とう。 またスプーンでのアプローチを練習してみよう。スプーンは、アイアンと違ってソールが広いためにザックリすることがなく、しかも役15度のロフトが付いているので転がしにはもってこいなのだ。注意点は両手がシャフトを握るぐらい短くグリップすること。フルショットでは、タイガー・ウッズにかなわなくても、アプローチの技術で近づくことは可能だ。 |
<大東アイ3701話>大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 【Golf Exercises】練習ドリルを一挙公開!
ゴルフゲームで100ヤード以内のショットが65%を締めていることから、ショートゲームの重要性が解かる。しかし練習の65%をソートゲームに費やしているゴルファーは皆無だ。アマチュアゴルファーほど、練習の重点をショートゲームに置くべきだ。グリーン回から4打も5打もかかっていながら、練習場でドライバーやアイアンのフルショットの練習ばかりをしていたのでは、上達は望めない。 まずグリーン回りから使用する2本のクラブ(ランニングとピッチング)を、徹底的に使い慣れること。練習場所は自宅の部屋やちょっとした広場でもどこでも良い。ボール扱いになれる事なくして、自信を持って実際のショットをすることは出来ない。 その時に試して欲しいのが、パタースイングのアプローチショット。ピッチングや7番アイアンを使ってのアプローチショットを、パッティングと同じようにスイングをする。まず右手親指がシャフトを握るくらい短くグリップをし、ボールに近くスタンスを取り、パッティングのアドレスをする。この時クラブフェースのトウ部分が地面につき、ヒールが地面より浮いているために、フェースの面をターゲットよりもクローズに向けることを忘れないでおこう。ストロークはパッティングとまったく同じで、手首を使わない振り子のようなスイングを心掛ける。アプローチでの多くのミスは、安定していないストロークの為におこるトップやダブりなどだ。しかしパターでトップやダブル人は少ない。何故なれば、体を固定して腕をスイングするストロークをしているからだ。これをアプローチに使わない手はない。普通のアプローチスイングに比べて距離は落ちるが、グリーン回りからであればショットの安定度が抜群に高まり、スコア―アップは間違いない。一度お試しあれ。
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