スケールの大きいアメリカ

福住 正則(S47・7・10生)

 今回フロリダミニツアーに参加して、本当にアメリカという国のスケールの大きさにびっくりしてばっかりでした。

 初戦のワールドウッズCCでは、コースの難度さと選手のレベルの高さにおどろき、圧倒されました。 しかしだんだんと試合をかさねていくと、慣れてきたせいか、初戦の時よりスコアーも良くなって来ました。  一度も賞金は貰えませんでしたが、1打差でゲット出来なかったときは、本当に悔しく、簡単には賞金が貰えなくなっているんだなあと思いました。 最終戦では、7アンダーぐらいに目標をおき、優勝を狙っていたのですが、気合いが入りすぎて自分のゴルフが出来ませんでした。 

 今回参加したメンバーは17人で、だいたい4人1組の4班に別れ、僕らは大阪の人が3人と、神戸出身の僕との関西チームで1つのコンドミディアムで1ヵ月間すごしました。 アメリカに行く前から一番心配だったのが、食事の事でしたが、うちの班にはSさんという料理が出来る人がいて、毎晩栄養を考えて作ってくれたおかげで4人全員、病気をすることなく1ヵ月すごせました。 

 今回のツアーを参加して、ゴルフだけではなく、いろんなことを学んだように思います。 あの有名なレッドベターにも会えたし、ジョー・ティールプロの講義はとても勉強になりました。 またモー・ノーマンのデモンストレーション、ストリップショーの見学、ユニバーサルスタジオに行ったこと、最終日の夜に行ったお化け屋敷(ホラー)、どこをとっても印象深い事ばかりでした。 これもみな、コーディネーターの大東さんのおかげだと思います。 本当にありがとうございました。

 このツアーに参加する前に僕は、一つ決心したことがありました。 それは、プロゴルファーを目指してゴルフをやって行くか、アマチュアとしてゴルフをやって行くかです。 それは、なんかこのツアーで答えが出るんじゃないかと思ったからです。 答えは、アマチュアとしてこれからゴルフをやっていくということです。 勘違いして貰いたくないのは、僕は決して尻をわったのではなく、後悔もしていません。 と言いますのは、ゴルフが楽しむスポーツだということを知ったからです。

 今までの僕は、心の中に知らないうちにプレッシャーを感じて楽しくゴルフが出来なかったと思います。 今回のツアーで本当にいい答えがでたなと思っています。 ツアーに参加された17名の皆さん、ありがとうございました。

 

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