「ゴルフホームドクター」ティーチングプロ養成コースを新設

小生、20年以上前からゴルフプロフェッショナルの職域拡大と地位向上を訴えてきた。

トーナメントで賞金を稼ぎ、生計を立てるのがプロフェッショナルゴルファー。

ティーチングやゴルフに関するビジネスのプロが、ゴルフプロフェッショナル。

日本では、その昔、プロゴルファーやプロゴルファーを目差している人が片手間にレッスン活動をしていた。

「レッスンプロ」=「アシスタントプロ」となり、「トーナメントプロ」に比べて社会的地位が低いものとされてきた。しかし、プレーすることと、レッスンすることは、全く違う職域。

「名選手、必ずしも名監督ならず」と言われるように、違う能力を要求される。

小生、今まで通訳、翻訳やインタビューを通じて100人を超える海外のティーチングプロ達から学ぶ機会に恵まれた。

最近、ティーチングプロの役割が、少なからず社会的にも認知されるようになってきた。

最初から、トーナメントプロではなく、ティーチングプロを目差すゴルファーも出てきた。しかし、「どのように自分自身で勉強すればよいのですか?」

「プロを目差す研修制度はあっても、ティーチングを目差す場所はないのですか?」といわれることが多い。

そこで、将来、ティーチングプロを目差す方に、「ゴルフホームドクター」のプログラムで小生をはじめ、東香里ゴルフセンターのプロスタッフが、直接指導する養成コースを新設することになった。

スイング分析、デジカメ、パソコン使用、ホームページ作成、メルマガ通信、ブログ開設、200種類のドリル、ラウンドレッスン、打球練習、海外研修、メンタルアドバイス、スクール企画から運営ノウハウまで一挙公開。

 

日本プロゴルフ協会ティーチングプロ資格取得後、スクールやレッスンを斡旋して就職まで結び付けたいと考えている。 

 

     

すぐれたプレーヤーを育てるには優れた指導者の育成が急務

「日本のプロゴルファーが世界で活躍する為には、何が必要か?」

多くの見識者が色々な意見を出されている。 選手の技術面は勿論のこと、メンタルやフィジカル面、或いはコースのセッティングの問題など、多岐に渡った論議である。

その殆どは、「当たらずしも遠からず」であろう。 しかし、その論議の中で、ティーチングプロの役割に関して、語られることが少ない。 小生が常々感じるのは、日米の指導者層の違いである。 日米プロゴルファーの選手層の厚さが違うことは、よく言われる。 それ以上に層の違いがあるのが、ティーチングプロではないだろうか?

私自身、今まで通訳、翻訳やインタビューなどを通じて海外の100人を超えるティーチングプロ達と接する機会に恵まれた。 そこで一番感じたのは、彼らのインテリジェンスである。 

具体的には、物事の分析力や論理的に分かり易く会話する能力が長けている。 プロゴルファーと言うよりも、ビジネスマン、しかも多くの場合、経営者と言った感じさえする。

反面、日本のティーチングプロに感じるのは、ゴルフプレーヤーの職人の集団というものだ。 どちらかと言えば、近寄りがたい、個性豊かな集まりである。 そこには、欧米のクラブプロに感じられるビジネスマンの雰囲気とは、程遠いものがある。

本来、ティーチングプロとトーナメントプレーヤーは、その職域が大きく違うはずである。 

トーナメントプレーヤーは、試合に出て賞金を獲得して生計を立てるプロゴルファーである。

ティーチングプロは、ゴルファーをトータルでサポートするゴルフプロフェッショナルとして、ある意味、ゴルフ界のビジネスマンであろう。 サービス業としてのコミュニケーション技術は勿論のこと、ゴルファーをトータルでサポートできる知的センスに長けていなければならない。 自分のゴルフプレーが上手いだけでは、到底なれる職業ではないはずだ。 

その昔、「日本のゴルフの常識は、世界の非常識」と言われたことがあるが、ティーチングの分野では、現在でも、世界からかい離したり、大きく立ち遅れていることが少なくない。 

世界的なティーチングプロを見ていても、円熟味を帯びてくるのは60歳を超えてから。 それほど、習得すべき能力や知識が多岐に渡り必要とされる。 技術面だけをサポートする、いわゆるスイングティーチャーであれば、映像分析能力など誰にでも出来うるものであろう。 日本のティーチングプロが、スイングティーチャーの域を出ないのは、人生経験の幅から来ているかもしれない。 しかし、ティーチングの主役は、ゴルファーそれぞれ。 一人一人のゴルファーが何を考え、欲しているか? それらを見抜く眼力を備えることは無論のこと、人生のチューター的役割を担うことが少なくない。 そのためには、人間力を磨く勉強を常日頃から欠かすことなく高めていく努力が必要となるであろう。 ゴルファーから得られるべき、信頼関係も、一日にして出来るものではない。 ティーチングプロとしての人となりや生きる姿勢がゴルファーから見られている。 プレーを見せるのが、トーナメントプロの仕事なら、人間性を見せるのがティーチングプロの生業であろう。

以前、日米のティーチングプロの違いが取り上げられたことがあった。 その中で面白かったのは、仕事の範囲・読書量・デスクワークの時間であった。 

米国では、クラブプロとして、プロショップの経営をはじめ、売り上げや労務管理に至るまで仕事の守備範囲が広い。 そのためには、日頃から学ぶ姿勢を持つことで当然読書量も増え、仕事の中に占めるデスクワークの時間も要求される。 まさにゴルフ界のビジネスマンといったところであろう。

米国ゴルフ界が押し並べて良く、世界のグローバルスタンダードとは思わないが、日本のティーチンプロが、世界から学ぶべき点は多くある。 2年に一度、米国PGAが主催するPGAティーチング&コーチングサミットには、世界中からティーチングプロが集まり発表会が開催されている。 今まで4回に渡り出席させて頂いている小生だが、日本からの出席者は、殆ど居ないのが現状である。 多くの日本人プロゴルファーが国内に留まるように、世界に出て行く日本人ティーチングプロは少ない。 

その意味で、微力ではあるが、日米のティーチングプロ界の橋渡し的な役割を担い、日本人のティーチングプロが国内だけに留まらず、世界で活躍するお手伝いが出来ればと思っている。

 

社団法人全日本ゴルフ練習場連盟 競技指導委員長 

社団法人日本プロゴルフ協会 A級ティーチングプロ

日本ゴルフジャーナリスト協会 副会長  大東将啓

ギブのブログ

 

 

宮ちゃん

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土井康秀

現在レッスンで活躍中!

「ゴルフホームドクター」ティーチングマニュアル完成!

  

ファイル一杯にスイング写真や分析が入った、ティーチングマニュアルが完成した。

ゴルフスイングをデジカメにて動画撮影しても、分析能力が無ければ活用することはできない。

また撮影の方法も、一定の規則を押さえたうえですることにより、より効果的な活用が可能となる。

プロのゴルフスイングとの比較にしても、スイングの部分的な箇所に固執すると、とんでもないことに陥ることもままならない。

従って、ティーチングプロの間でも、日頃より分析能力をお互いに高める努力を絶え間なくする必要があろう。

生徒さんへのゴルフスイングの分析にしても、どのポイントを最初に手を付けて行くのかが難しいポイント。

プロのゴルフスイングでさえ、パソコンを使って、スローやコマ送りを繰り返せば、そのプレーヤーの癖や欠点が診えてくる。

   

同様のことをすれば、アマチュアの場合は欠点だらけが目に付いてしまう。

そこで、その人の個性を伸ばし、注意する点を絞ってコメントする必要があろう。

従って、文章に書いてコメントする練習を繰り返し行う練習がためになってくる。

その分析能力を養う教材を中心にまとめたものが、このティーチングマニュアルとなっている。

今までのスイング分析をしたものを!

 

 

ティーチングの研修

 
ゴルフティーチングプロを職業にするためには、資格の取得がひとつの目標になります。

しかし、資格を取得したからと言って、すぐにレッスン業務をスムーズに出来るわけでは、ありません。

自己のゴルフ技量が優れていても、上手く接する方に合った適切なアドバイスを出来ないと、

資格を持っていても良いティーチングプロとは、言えないと思います。

ティーチングプロになる為に大切な事は、様々な上達の為の練習方法を勉強する事や

ゴルフスイングについての知識を高める事や、様々な方のスイングや考えを見て、聞いて学ぶ事が大切だと思います。

また、ティーチングに必要な事は、様々な状況や人数や人々に分かり易く、ハッキリとした振る舞いで伝える事が出来ないといけません。

写真のMコーチは現在、我が練習場でティーチングプロになる為の勉強を行っておりますが、

この日は、小生のレッスン生の前で、ゴルフスイングの注意点を説明する事にチャレンジしてもらいました。

大勢の人前でしゃべる事に慣れる勉強であると共に、適切な正しい内容を分かり易く、

丁寧でハッキリと皆さんに伝えらる事が出来るかをやってもらいました。

小生が20年以上の経験をかけて習得したティーチングのポイントを出来るだけMコーチに学んでもらいたいので、

こんな形で術を学んでもらっております。

ティーチングプロになるためには、資格を取る事よりむしろ、沢山の現場での知識と術を経験し、

習得する事が何よりも大切であり、重要な事なんです。

いやはや、この日のMコーチは、実にしっかりとした内容と行動でありましたので、

小生の評価としては、合格点を出させて頂ましたょ。立派、立派であります。




 

 

スポーツ報知に掲載!!(取材を受けたティーチングプロ養成コース卒業生の国沢氏)

みんなの前で発表する

 

 

第三日曜日の合同練習会は、ティーチングプロにとっても勉強会となっている。

生徒さんの前で、スピーチをすることは簡単ではない。

マンツーマンレッスンで会話するのとは違い、みんなに向かって話をする。

テーマを決めて、分かりやすく、意図したことが伝わるように。

伝わるだけではなく、納得してもらい、行動に移してもらわなければならない。

時には、ユーモアも混ぜ笑いも提供する。

感動していただき、涙もあれば、なかなかなもの。

小生も、人前で喋ることは得意ではなかった。

しかし、一番は慣れである。

練習を繰り返し、チェックを受け、場数を経て、上達する。

ゴルフの練習にも通じるところである。

合同練習会では、ティーチングプロ達にとっても練習の場となっている。

いかに商品価値を高めるか

ティーチングプロにとって自分自身は、ある意味、商品である。

今は、ゴルファーがコーチを選ぶ時代。

色々なコーチの中から、いかに自分を選択してもらえるようになるか?

日頃から商品価値を高める努力が、必要となってくる。

個人個人で研究、勉強することは、もちろん重要だ。

それに加えて、お互いが切磋琢磨して研鑚する場の中で学べることも多い。

コミュニケーション能力を高めるケースは、特にそうである。

みんなの前で、スピーチをする。

一人でやっている時では得られない、緊張感がはしる。

試合経験を通じて得ることができる経験に似ている。

話の内容、声のトーン、喋る姿勢、目線の配分、聴衆の掴み等、習得する内容は色々ある。

ティーチングプロ養成コースの受講生

「ティーチングにおける自分の夢と想い」

ティーチングプロ養成コース :荻野 悟

【はじめに】

20124月からティーチングプロ養成コースを受講致しております荻野悟と申します。

私、普段は理学療法士として病院に勤務致しております。理学療法士と聞いてもあまり馴染みのない職業だと思いますので少しだけ紹介させていただきます。簡単に言うと骨折や靱帯の断裂といった怪我をした際にリハビリをする職業です。怪我だけでなく脳卒中や呼吸器疾患に対してもリハビリをし、日常生活、社会復帰を支援していく職業です。リハビリはその他にも作業療法士や言語聴覚士といった職種があるのですが、理学療法士は特に身体機能面(関節の動きや筋肉の動き)に対しリハビリを進めていきます。

前置きが長くなりましたが、私がティーチングに興味をもったのは、ゴルフが好きであるということはもちろんのこと普段の仕事(理学療法)柄、体の動きに興味があり、ゴルフスイングを身体機能面から分析し、体の使い方(関節の動かし方)を科学的根拠の元、レッスンできればと思ったことと、今までのキャリアを活かし体のコンディショニング、フィジカル面の強化も合わせてレッスンできればと思ったからです。

 

【ゴルフ歴】

私がゴルフを始めたのは大学生の頃でした。といっても、当時は自分のクラブすら持っておらず娯楽の少ない環境下での遊びの一つという位置づけでありました。しかし、前述したように他に娯楽が少ないこと、下宿先の近くに格安の打ち放し場、ショートコースとゴルフをする環境は整っており、仲の良い友人と暇をみつけてはゴルフをしているという生活を送っていました。打ち放し、ショートコースを続けていると次はコースに出たくなるというのが自然な流れでしたが自分のクラブすら持っていない現状とコースにでるということは金銭的に当時の自分にとってはすごく敷居の高いものに感じておりました。そういったこともあり、自分ではなかなかコースに出る機会はないのかなと思っていた矢先に、お世話になっていたゴルフ好きの大学の先生から声をかけていただき、3回生の時に大学の近くのコースに連れて行っていただきました。それが人生初のラウンドでした。当時、きつい、きつい臨床実習が終わったばかりで1番ホールに立った時の開放感、感動は今も鮮明に覚えています。スコアは5254106でした。初めてのラウンドだったのでそのスコアが良いのか悪いのかも分からない状態でしたが、連れて行っていただいた先生に「初めてでそのスコアはすごいよ」といっていただきちょっと有頂天になったことを思い出します。しかし、スコア云々よりも大自然の中で思いっきり体を動かしゴルフができるということになんとも言えない喜びを感じていました。

【想い】

冒頭で述べたことと一部重なりますが、理学療法の現場では、患者さんの動作を分析して問題点を抽出し、関節の動きが悪かったら関節の動きを良くし、筋力が衰えていたら筋力を鍛えていき、効率のいい動作を指導していきます。リハビリにおいてもスポーツ場面においても動作をする際には、当たり前ですが関節運動を伴います。関節を動かす元となるものは「筋肉」です。ゴルフは静止しているボールをクラブで打つわけですが、クラブのフェース面が開いて当たったり、閉じて当たったりするとスライスやフックがでます。まっすぐ飛ばしたり、自分の思うような球筋を打とうとすると、クラブのコントロールが必要になってきます。クラブをコントロールする大元はやはり関節運動であり、「筋肉」です。とは言っても人により筋力、関節の柔軟性は違います。しかし、その人にあった「効率のいいスイング」というのは存在すると思います。私は今までのキャリアを活かし、感覚論ではなく、生徒さんのスイング動作を分析して問題点を抽出し、関節運動、運動連鎖の観点から「効率のいいスイング」を生徒さんと一緒に考えていきたいと思っております。また、自分本位のレッスンではなく、生徒さんの目標を聞き、その目標に向かって自分に何ができるのかということを考えながらやっていきたいと考えております。

 

【夢】

私にはティーチングプロになってからの夢が2つあります。

1つ目は自分がレッスンをした生徒さんからマスターズのチャンピオンを出すこと。

2つ目は生徒さんに生涯スポーツの代表であるゴルフを通して多くの人と出会い、夢を語り合いながら生きがいを持って人生を楽しんでいただくことです。

 

【目標】

当面の目標は自分のゴルフの技術を向上させプロテストに受かることですが、合わせて書物等から得る知識(インプット)と、得た知識をレッスンを通して人に伝える技術(アウトプット)をバランスよく磨いていきたいと思います。また、人間性を磨き生徒さん、スタッフから信頼されるように精進していきたいと思います。

まだまだ、知識・技術ともに未熟ですが、「常に考えることをやめない」ということをモットーに頑張っていきたいと思います。よろしくお願い致します。

「古今ゴルフ名語録選集」を読んで

 

ティーチングプロ養成コース

荻野悟

言葉には力がある。その表紙に題された、「名語録選」の言葉に目が留まり、本を手に取った。

 物語(言葉には物語がある。この場はあえて物語と表現する。)は、何らの制約もなく、ゴルフにかかわる万般にわたり、各個人が感じた、また発した言語をただ列挙しているだけである。にも拘らず、読み始めた途端一気に引き込まれ、彼(彼女)らの世界観から抜け出すことができなくなった。読了し、全身がずっしりと重くなったのは、言葉の難解さだけではなく、彼(彼女)たちの各々異なる価値観、人生観をその言葉から感じとった気分になったからだと思う。

人間のコミュニケーションの基本は会話である。日常生活においても、ティーチングの場面においても、デモンストレーション(Body Language)は必要であるものの、基本はやはり会話であり「言葉」である。今回の名語録集には掲載されていない私の心の「名語録」であるが、“Language Shapes Thought:言葉は思考を磨くそして、磨かれた思考は技術を高める。毎回、生徒さんと相対し悩み・・・迷い・・・しかし、生徒さんには自信を持った態度で接する。私は、毎回毎回これを繰り返すとき最も重要な点は考える力を持っているということであると思っている。考える力を培うための示唆が、この本から多く得られた。それは、ベン・ホーガンや球聖ボビー・ジョーンズのようなテクニカルな面に秀で、圧倒的な技術・スイング哲学を残した人物の言葉であったり、あるいはゴルフ収集家協家設立者ジョゼフ・マードックの言葉であったり・・・。不思議である。ベン・ホーガンとボビー・ジョーンズを並列にしても違和感はない。しかし、左記両名にジョゼフ・マードックを並列すると違和感しかない。しかし、彼らには共通することがある。それ故に、彼らの「言葉」を並列すると違和感がないのである。

言葉には力がある。しかし、私は言葉(言語)自体には力などないと思っている。大事なのはその言葉を誰が、何時、どこで(どんな場面で)言ったのかが重要であると考えている。「何時」「どこで」「どんな場面で」というのはいわゆるTPOである。それに付け加えて「誰が」ということが非常に重要であると私は考えている。例え同じ言葉を発しても、受け取り手のとり方、響き方に相違が出るということがそれを如実に物語っている。それは何故か。言葉に重みのある人とは、「行動が伴っている人である」と言い換えても過言ではない。前記した3名の言葉に違和感がないのはその為である。例え違う道を歩む3人でも、その道の探求者であり続けたことが言葉に力を持たせたのである。この事は、答えのない世界に挑戦している私たちに対し、一つの答えを示唆してくれるものであると思う。

私は、この本を読み、考えること、行動することの重要性を再認識した。 悩み、迷い、考えることを継続できるティーチングプロになる。プロでありたいと強く思う。

 

 

 受講生  平野 隆司

ティーチングにおける自分の夢と想い  

皆様、初めまして。。。

昨年(平成23年)の12月から大東ドクターのティーチングプロ養成コースに入りました

平野です。

私、昨年の4月で満60となり、世間で言うところの還暦を迎えることとなりました、

この年で今更と・・・お思いになられると思いますが、実は今本人が一番そう思っております。

正直なところ入って半月ほど経ったころは、えらい世界に入ってしまったと言う後悔の念で一杯でした、と言うのも自分の力量と言うものを思い知ったからです。

今まで練習場で「ワンポイントレッスンお願いできませんか・・」と声をかけられ、またスコアも30台が時々出るようになっていたので、気軽にわかる範囲でアドバイスしてあげたりしていました。それで、アドバイスしてその方のスィングが少しでも良くなられて

成績が上がれば、それなりに私としてもうれしい事だと思っていました。

また、昔、少年野球の監督をしていたころの選手が社会人となり、ゴルフが上手くならないので私に教えて欲しいと言うので、一緒に練習場へ行きラウンドするようになり、そこそこのスコアが出るようになりました。

そんなことをしているうちに、レッスンプロについて色々興味がわき大東ドクターの存在を知り、昨年の2月に岡本プロにお話を伺いに行きました、60歳からティーチングプロになれるのか心配で、質問したのですが岡本プロからは、やる気があれば出来ますとの返事でした。その話を聞いて入ったのですが、現実はかなり厳しいものがあります、と言うのも元々身体が硬くて自己流のスィングが身についてしまっているので、それを直すのに大変苦労しています。毎日、家に帰れば「イテテテテ・・・・」の世界です。

ゴルフ仲間からは「楽しみながらすればいい」と言われますが、なかなかそうは簡単にはいきません。しかし最近は開き直って最後までやり抜こうと思っております。

古市忠夫さんのように60歳過ぎてプロゴルファーになった方もおられます、今は若い人のようなスィングは無理なので、身体の動かなくなったシニアにはシニアなりのスィングが出来れば良いかなって思っております。

 

私のゴルフ暦

・きっかけ

最初にゴルフを始めたのは21歳のころで、仕事の関係先の方に進められ初めて買ったクラブはビックスギ(杉本英世プロのモデル)のハーフセットでした。

パーシモンにグリップは皮を螺旋状に巻いたもの、シニアの方には懐かしいかも。

 

・初ラウンド

高槻市にありました南平台ゴルフパーク、9ホールのコース(少し曖昧です)だったと思います。

そこで筆おろしをしたのですが、なんと初めてのラウンドで54で上がり、先輩からジャックニクラウスと一緒だと言われ、自分は天才かと思ったのですが、その後もっと良い成績を出そうと張り切りすぎて、60台、70台の連発でやはりジャックニクラウスは凄いと思いました。

・初の30

月いちゴルファーで楽しんでいましたが、ライバルも増え結構頑張っていた20代の後半のころ初の39をマーク(箕面ゴルフクラブ)8ホール終わった時点で36、9ホール目でセカンドが旗竿に当りオーケーバーディーで39でした。

このころはかなり熱心にゴルフをしていたと思います。

  第二のゴルフ人生

その後、勤め先も変わりそれなりに会社のコンペ等もあったのですが、ライバル意識を燃やすほどの人もいなくて、お付き合いで45〜47、8で廻っていればいいと思い、たいして練習もしなくなりました。ところが50代過ぎてその47〜8も出なくなり50台のゴルフが続き、これはいけないと思い練習しだしたのですが、ゴルフの理論がまったく無く、いくら練習しても昔のようなショットが打てず、それまで使っていたクラブシャフトをSからRに変えようかと思ったくらいでした。

幸いにTVの番組でゴルフのレッスン番組が色々あったので、すべてビデオに撮り研究しました、しかしそれくらいでは直ぐには上手くはいかず、ある程度打てるまで数年かかりました。

その苦労があったせいか、練習場で悩んでいる人を見ると、自分の事の様に苦労しておられるなと思い、また、少しのアドバイスで良くなるのにと思う事もあり、そんなゴルファーの皆様に少しでも役立つアドバイスが出来て、ゴルフを楽しんでいただければと思い今現在に至っております。

自分自身、たいしたゴルフも出来ていないのに大きな事を言って申し訳ないと思いますが

私なりに頑張って皆様に少しでもより楽しいゴルフをしていただけるよう、良きアドバイザーを目指していこうと思いますので、よろしくお願いします。

 

 

受講生  宮ア 徹

ティーチングプロ養成コース

       「ティーチングにおける自分の夢と想い」

 

私が始めてゴルフをしたのは、中学生の頃だったと思います。8歳年上の兄が就職してから友人達とゴルフを始めたらしく、道具も一通り揃っていました。

 ある日の夕方に、私にゴルフの打ち放しに行かないかと誘ってくれ、出かけた記憶があります。

 兄は自分に重たいゴルフバッグを持たせて、よし行こうかと言いさっさと車に行ってしまいました。

練習場に着いても重たいゴルフバッグは私が担いで行きました。おまけに2階だったと思います。コインを渡され玉を買いに行き2籠いっぱいに買ってしまい籠が重たくて苦労しました。その時は正直少し嫌になっていました。何で自分がここまでしなあかんねんと。

打席について兄が私に持たせてくれたクラブは7番アイアンだったと思います。兄は自分に好きに打って良いよと言い少し打たせてくれました。

見よう見まねで打っているとなかなかうまく打てているみたいで、気分はまずまずで少し楽しくなってきました。兄は少しだけアドバイスをくれただけだったと思います。

私は、野球・卓球などの球技が得意なので自分の中ではこれぐらいかなというのが初ゴルフの感想です。

その後は、兄に何度かショートコースにも連れて行ってもらいました。その時も楽しくゴルフが出来ました。

 

次にゴルフをしたのは、信州の奥志賀高原です。夏のアルバイトをしていて、テニスとゴルフが出来る環境がたまたま有ったからです。たしか、6ホール程しか無かったような小さな避暑地のコースでしたが、そこでプレイしたのが私の二度目のゴルフとの出会いでした。初めて行ったのは、中学生の時で、その時はそんなにはクラブを振る力も無かったけれども、21歳くらいになれば、力も付き軽く振れてしまうのでその分色んな所に玉が飛んで行ってしまったのですが、私としては周りも誉めてくれましたし結構うまく出来たと満足してこの時も楽しくゴルフが出来ました。

 

就職してからは、仲の良くなった先輩から、ゴルフをしたことは有るのかと聞かれ、有りますと答えたら、今会社で結構流行っているからゴルフに行こうという話しになり、正直、道具も持って無いのにどないするねんと思いながら約束したのが、私の、本格的なゴルフの始まりだったと思います。

道具は、兄に事情を説明したら、クラブを用意してくれた記憶があります。ちなみに、兄の以前使用していた道具で、ドライバーは本間のパーシモンで、アイアンはスラセンジャー(?)。そのクラブを10年以上も使いました。その間に、ドライバーは綺麗にしてもらうために修理にも出しました、グリップ交換もしました。正直アイアンは少し重いクラブでしたが、今思えば、そのおかげで今のスイングが有るのかなと思います。軽いクラブを振り回すより、重いクラブで、する方が一定したスイングがいつの間にか出来る様になったのだと思います。

 それからも、職場の人達と何度もゴルフに行きました。ほとんどの人は、本当にゴルフを始めたばかりで、ルール・マナーなどまったく知らない状態です。その時、先輩に言われたのは、私達がみんなの面倒を見ないといけないからそのつもりでいてやと、言うことでした。その時から、私の、ゴルフの指導者意識“が、本格的に芽生えたのかなと思います。

それからも、何度となくコンペもしました。その都度説明会を開いたり、参加費、予約、賞品を購入したり、パーティを考えたりするのも大変でしたけれどもやり甲斐もあり、みんなにも喜んでもらえて楽しかったです。

私としては、ゴルフをやった事が有るという程度だったのに、なぜ、自分がここまでしなければいけないのかと思った事も有りました。しかし、仕事では周りはすべて先輩で私の知らない事、分からない事が有っても快く教えてくれましたし、応援にも来てくれました。それは、ゴルフを通して私を少し認めてくれたのかなと思いました。何人かの人が、練習に行くとなれば、必ず、私にも誘いがかかり一緒に行く様になりました。それも、今思えば、自分はみんなをあまり知らないけれども、周りからすれば、宮ア君に聞けばゴルフの事は多少わかるし、答えてくれると思ってくれたのでしょう。

いつの間にか、私はみんなの身近な先生になっていました。

 

 その後、転勤をしてもやっぱりゴルフが私を助けてくれました。

以前、私と同じ職場で仕事をしていた先輩が転勤先に居て、そこでもゴルフを続けていて、仲間の人達に私のことを、後輩で仕事はもちろん、けっこうゴルフも上手で、アドバイスなども上手と言ってくれていたらしいです。

どこの職場でも同じだと思いますが、同じ趣味なりを持った者には、親近感が沸くのだと思います。職場でまったく名前も知らないし話しもしたことも無い、おまけに少し怖そうな先輩から、今度コンペ行くけど頼むで!と話しかけてくれた時はすごく嬉しいことだなと感じました。

 

 職場仲間とだけではなく一人でも良く練習に行きました。

どこの練習場に行っても同じだろうと思いますが、常連さんが居て、その辺りには近寄り難い雰囲気が有ると思います。私はあえて常連さんの近くの空いている打席で練習をしたりします。それは、結構アドバイスが上手なおじさんが居ることが多いからで、ためになった事も有るからです。あまりよく知らない人にアドバイスされるのが嫌いな人もいますが、私は、あまり気にしない様にしています。ゴルフは絶えず周りに人が居て、見られてプレイするからです。

ゴルフ自体はそんなに難しい事ではないと思っています。(あるスコァーまで)

       聞きたくない事は、聞き流す!

       自分が周りを気にしすぎ!

       自分の事なんか誰も見てない!

       周りは自分の事で大変!

これが出来るようになるまで時間がかかりましたが、これが出来るようになるとメンタル面でも少し強くなれたと思います。また、これが出来るようになると、観て!と思えるようにもなると思います。

 

 今回、ティーチングプロ養成コースに入学させて頂きましたが、本当のティーチングプロに成れるのかは自分次第だと思います。

大東博士・東香里GCティーチングプロの方に、技術面・指導方法を教えて頂いても、生徒さんを満足して頂くにはなかなか大変だと思いますが、少しずつ勉強して行きます。今までの人生経験・ゴルフ経験を活かせて行けたら良いと思います。

 

自分の夢

60歳を過ぎても元気で楽しくゴルフをしていたい!

 

想い

自分の生徒さんが上手く成るのはあたり前!

末永く楽しいゴルフを続けて欲しい!

    

その為に、私も頑張ります。

 

                             宮ア 徹

ティーチングプロ養成コースの受講生

 受講生  土井 康秀 ティーチングプロB級

ティーチングにおける自分の夢と想い

私は、高校卒業後、兵庫カンツリークラブでプロゴルファーを目指して研修生をしてきました。平成13年にティーチングプロC級を取得して、その後すぐスクールを開校して7年になります。 それと同時に、まだ夢であるプロゴルファーを諦められず平成17年までやってきました。 最初は今までの培ってきた経験で出来ると思っていましたが、現実はなかなか私の意思が生徒の方に伝わらないことが多かったので、これではいけないと思う反面までやり始めなので、これから覚えていけばいいと甘い考えのまま、その後1年、2年が経ち生徒数が増えるにつれ、指導方法と時間に追われるようになりました。 これを変えていかなければいけないと思い、どうすればいいかと考えていた矢先、突然の緊急入院、手術になりその後3ヶ月間の療養生活となりました。

以前より大東先生のことを聞いており、療養中に知人からホームページのことを教えてもらいホームドクターのことを知りました。

その後、現場復帰したのですが、今まで気にはしてたのですが、時間に流されたまま今にいたっています。 それまでも生徒さんから、ゴルフが上手くならないと言う言葉を聞いていたのですが、復帰後、そういった不満の声が多くなってきたような気がし、最近では、指導方法が悪いと言われたり、辛い日々が続き、だんだん自分自身の自信が無くなってきました。 そのことにより生徒の方に対して自信を持って指導が出来ていないし、マイナス的な考えしか出来ず迷いながらのレッスンになってきました。 生徒の方がなかなか上手くならないのは、私の説明不足、時間的な問題、限られたなかの指導方法だと思います。 生徒の方は、一番はゴルフが上手くなりたい一心で来られているのに悩みながら帰られたり、怒りながら帰られたりします。 スイングについて悩んでもらったりするのも必要かも知れませんが、生徒の方は早く上達したいし、ストレスをために来てるわけではないので、生徒の方に申し訳なくてたまりません。 本当にどれだけの生徒の方に理解して頂いているのだろうか、私自身もわからなくなってきています。

色々なことが重なってきて、自分自身に限界に来てしまっているのでホームドクターで初心に戻り、もう一度自分の指導方法を見直していきたいです。

私の想いとしては、100パーセントみんなシングルには無理かもしれませんが、それに近いところまで持っていくことや、生徒の方に満足をしてもらうことがティーチングプロだと思います。 その方の持っている力を最大限に引き出し、満座クして頂くには、私自身のティーチング力をつけていかないと思います。 生徒の方は第一はゴルフが上手くなりたい方や、ストレスを発散される方や、ゴルフ友達を作りたい方とか色々おられると思います。 その人たちのニーズを見抜き答えるようになり、より満足して頂けるようになりたいです。

また、体力作り面では、前に私も専門のトレーナーについてやっていたので、多少の知識、経験があります。 それを生かしながら支障がないようにサポートすることによって体もリフレッシュできると思うし、飛距離アップにも繋がると思います。 でも、まだまだトレーニング面も勉強していきたいと思います。 

私自身、足りない事ばかりなので技術、話術を勉強し吸収してゴルフの魅力、楽しさ、面白さを伝えゴルフ人口を増やす手行きたいです。

目標としては、生徒の方には100パーセント笑顔、満足して返って頂けるようになりたいです。

今回、私もホームドクターでお世話になったように、私を慕ってきてくれている若い人達もいるので、その人達もレッスンすると行った時、悩んだ時に相談や力になれるように、勉強して力をつけて行きたいと思います。

 

 

 受講生  貴島隆一 (46歳) ティーチングプロ養成コースに入学して

12月からティーチングプロ養成コースを受講しております貴島(きしま)と申します。

以前から、ティーチングプロになりたいと方法を模索しておりましたが、

46歳からでも実現できる方法がやっと見つかりました。

実は、大東プロの存在をまったく知りませんでした。

業界では名が知られているのに会って話をすると、気さくな人柄なので驚いています。

将来、生徒様からは「具体的でわかりやすくて親切」といわれ「実際にコースでスコアが縮まる」プロを目指しています。

現在、大東プロを初め東香里のティーチングプロの方々に技術面やティーチングメソッドを教わりながら、

当面、練習場連盟のテストに合格することを目標にしています。

また、月に一度の合同練習会にスタッフとして参加していますので、

どんなことでもいいですから気軽に声をかけてください。  

ティーチングにおける自分の夢と想い

                                        貴島 隆一

自分が本格的にゴルフを始めたきっかけは、28歳の頃で会社から年に数回ある社内コンペに参加しなければならないからでした。

もともと親父の兄がシングルの腕前で、その兄が両親と同居していたので、小学生の頃に、おじいちゃんおばあちゃんの所へ遊びに行くとゴルフ道具が転がっていて、それを振り回して遊んでいましたので、小さい頃からゴルフに対する親しみがありました。

その頃、ゴルフのことで印象に残っていることは、ウェアーがカラフルできれいに感じたこと、もらった帽子がかっこよかったこと、グリップの握りはジャックニクラウスの影響だと思いますが、インターロッキングを教えられて、振った感じにすごく違和感があったことを覚えています。でもそういうグリップで握ることが通なような気がして鼻高々でした。

28歳当時、ウッドクラブはパーシモンのスチールシャフトで北米産の柿木が最良の材質とされ、このまま需要が伸びれば材料の確保が難しくなるといわれていました。しかし予想もしなかったメタルウッドが登場し現在ではチタンヘッドが主流となってしまいましたが、パーシモンの洋ナシ型のヘッドになぜか芸術的な魅力を感じてしまいます。

ツアープロ国内男子ではAONが、女子では岡本綾子、小林浩美、森口裕子、等の選手が注目を浴びていました。オフのトレーニングで××軍団、○○ファミリーとか師弟関係で練習しているのは聞きましたが、ツアープロがティーチングプロと契約して教えてもらうなんてことは聞いたことがありませんでした。

自分のゴルフはどうかといいますと、あまりスコアは気にならずドライバーで飛ばすことに命を懸けていました。サラリーマンでしたので土曜日、日曜日には必ず練習場に通い1日に朝と夜の2回行くこともありました。会員権は高価で買えるはずもなく、会社のコンペでしかコースに行けない状況でしたので、今から考えると当時は本当のゴルフの楽しさがわかっていたのかな?なんて考えたりもしてしまいます。

練習場に通う日々が続き1年から2年が過ぎる頃になってもスコアは100を切れないし、ドライバーのスライスは直らないし限界を感じ、練習場にあるミズノゴルフスクールに行きました。JGAインストラクターの資格を持った30歳代の先生で情熱がありそうだったので、すごく期待しましたが、毎授業、教科書で学習した内容を一辺倒に練習するだけだったので、1クールでやめてしまいました。数ヶ月は一人で試行錯誤しながらの練習が続きましたが納得する結果が得られるはずもなく、「あのときのスクールは、10人程のクラス制で、先生がJGAやったからもうひとつやったんや。」「やっぱりPGAの先生に個人で教えてもらわなあかんわ。」と自己納得し、うけてみることにしました。30分4千円で、50歳代後半に見える先生でした。季節が1月で小雪が舞うような日だったので右手にハンドウォーマーをしていたのですが、いきなり怒鳴り口調で、「そんなもんつけとってゴルフなんかできるか。」とハンドウォーマーをとるように言われ、おまけにそんなスウィングで俺のティーチング受けるのは10年早いみたいなことを言われ、さすがの自分も血管が切れそうになりました。

それ以来、特に、「PGAのインストラクターはPGAのブランドの上にあぐらを掻いてるだけや。」と先入観を持つようになり有料レッスンは受ける気がしなくなりました。

それからは、テレビ番組や雑誌で得た知識を練習場で試して練習するようになりました。そんな練習をしているとある雑誌にドライバーを曲げずに飛距離を伸ばす方法というのがあって、それによると、アドレス時に最初から腰を右に捻っておいて、ダウンスイング時に腰を切るように左に捻るとあり、これはいいんじゃないかと思い練習したのですが、すぐに腰痛になってしまいました。それ以来、今日までずっと腰痛に悩まされることになるのですが、腰が痛いと練習に身が入らないのと、転職や、結婚といった生活環境の変化もあり40歳代になるまでゴルフから遠ざかることとなってしまいました。

ゴルフの再出発のきっかけは、42歳頃に嫁さんに、運動不足解消にまたゴルフでもやったら、でした。その頃、体重95キロ、ウエスト105センチの超肥満体になっていました。友人はいつのまにかホームコースを持ち、オフィシャルハンデ10になっていました。

ゴルフから遠ざかっていた時は不思議と雑誌もテレビも見ていませんでしたので、レギュラーツアーに知らない選手の名前がずらりと並んでいたり、会員制コースがメンバーの紹介なしでも低料金でまわれるようになっていたり、道具の質が変わっていたり、ティーチングプロの存在がクローズアップされていたりと、ゴルフ界の事情がすっかり変わってしまっていることに大変驚かされました。そのことが自分にはとても新鮮に感じられ、やる気がわきました。

まず、道具がすっかり変わっているので買い換える必要を感じ、いろいろ調べましたが、各メーカーのクラブのブランド名も変わっていて、ポケキャビ、チタン、高反発、等の聴いたこともない理論や名称ばかりで戸惑うばかりでした。

結局、ダンロップが昔は難しいクラブとされていたのが、やさしくなっていたのと、憧れもあったのでウッドはスリクソン、アイアンはゼクシオを購入しました。

新しいクラブも手伝って暇があれば練習場へ行くようになりました。腰痛は持病みたいになっていましたが、よい整骨院が見つかり、定期的に治療に通うことで、うまく付き合うようになっていました。

新しいクラブで練習すると、最新の理論で作られているだけあってか、方向性がよくなっていて飛距離も伸びていました。そのことが嬉しくてさらにやる気がわいていきました。

友達とも月一でコースに行くようになり、何故か、100を切れるようになりました。90台が出るようになると、ラウンド中に走り回らないですむぶん、景色を見たり、会話をしながら少し余裕もできるので、さらにラウンドが楽しくなり、次は80台を出そうと練習場でもスコアを縮めるための練習をやるようになりました。それに加え、天然の芝で練習できないかと考え、インターネットで探すと、ゴルフダイジェストのサイトでオンコースレッスンというのがあるのを知り受けてみることにしました。

レッスンを受けるのは、30歳代に苦い経験があるので抵抗がありましたが、天然芝で練習ができる魅力に負けて行ってみると、午前中はドライビングレンジでフォームのチェック、午後からパター練習とコースで自分のやりたい練習、最後に3ホールのラウンド練習と予想に反し、親切丁寧で、偉そうぶるところもなく、大変有意義でした。しかし、回数を重ねると毎回同じ生徒さんではないので、前回と同じ説明や練習をしなければならないことが多く、次のステップの練習に進めないといった欠点もありました。

そうこうしていると、ちらほらと80台が出るようになり、この頃から自分のホームコースを持って、シングルになりたいのと、月例等の競技に出場して優勝するアスリートゴルファーを目指したいという気持ちがわいてきました。

少々の貯蓄と妻の理解があり、44歳にして念願のマイコースを持つことができました。マイコースを持つと、月例杯に出るためにスコアカード10枚提出の暫定ハンデキャップを早く取得しようと考え、月に最低2回はラウンドするようになりました。結局半年後に23を取得し、月例杯Cからの挑戦となりました。

マイコースに行くようになって、メンバーさんとラウンドしながらの談笑のなかで、片手シングルやクラブチャンピオンで上位になるような人は、維持するためにほとんど毎日ラウンドしながら練習しているというのをよく耳にしました。個人の能力しだいで練習量も違うと思いますが、暇とお金がそんなにかかるのなら自分が目標とするそのような位置に登りつめられたとしても、パフォーマンスを考慮したときに目標を達成できて一時的には嬉しいかもしれないが、自分に納得できるのかどうか、虚しさだけが残る結果になるのではないかと真剣に考えるようになりました。

ティーチングプロを目指すという夢もありましたが、年齢的に研修生になれないし、高年齢からプロになるための方法がわかりませんでした。これから自分はゴルフとどのように関わりを持てばよいのか悩み始めたころ、インターネットのサイトに東香里ゴルフセンターのティーチングプロ養成コースがあるのを知り、自分でもティーチングプロになれる道があることがわかり、パッと目の前の視界が開けました。

現在、こうして大東プロを初めスタッフのプロにお世話になっているしだいであります。

ティーチングプロになるための目標ですが、

l        3月の競技場連盟のテストに合格している。

l        9月以降の研修会では常時70台が出せるようになっている。 ことです。

ティーチングプロになったときに心がけたい想いですが、

l            お客様の体力、健康状態を把握して練習で腰痛などの障害が起こらないよう心がける。

l            自分の型にはめて矯正するのではなく、相手とコミュニケーションを十分とって意見を尊重したティーチングを心がける。

l            相手がお客様だからといってもマナーに関することは、毅然とした態度で接する。そのことが、コースでプレーしたときにお客様の恥にならないと考えます。

l            ティーチングする際には、口だけで説明するのではなく、手足を取った練習、道具を用いた練習を心がけ、お客様が一人で練習するときにはできないような練習方法を導入してティーチングを受けてよかったと実感してもらえるよう心がける。

l            お客様が一人でも練習できるようなドリルや方法も教える。

l          お客様のカルテを用意して、その日の練習内容や課題を書きとめ、お客様に視覚で目的や成果がわかるように心がける。

l          ゴルフスイングばかりにとらわれず、お客様がご自身のスイングと付き合いながら、最高のプレーができるようなエッセンスも紹介する。

(無断で某博士の文章を参考にさせていただいたことをお詫びします。) ことです。

最後に、ティーチングプロになって実現したい夢は、自分の練習場を経営することです。

従来の人口マットで練習するのではなく、アプローチ、バンカー、パッティングを重視した天然芝で練習できるような環境を考えています。また、最近見られるようなシュミレーションゴルフのような、ハイテク機器も導入して付加価値を高め、あそこの練習場でしかあの練習はできない、というものを考えて導入したいと思います。

といっても、お金や土地があるわけでもないので、今のところ机上の空論ではありますが、夢は夢として持っていたいと思います。

それから、ジュニアを指導して、将来、賞金王を争うようなプロゴルファーを育てたいという夢もあります。

自分の夢に向かって一歩でも近づけるように努力したいと思いますので大東プロやスタッフプロのご指導ご鞭撻よろしくお願いします。

 

 

頑張ってMプロ!

 


小生の練習場では現在、小生を含めて13名のティーチングプロが練習場でのゴルフレッスン業務に携わっておりますが、

小生の練習場では、お客様にゴルフレッスンを行う業務以外に、ティーチングプロの養成も行っております。

ティーチングプロになる為には、もちろん、一定の高いレベルのゴルフ技術を習得する事が必要ですが、

それ以上にお客様へ適切にアドバイス出来る術や会話術、様々なゴルフに関する知識の習得、

機具やアイテムの活用方法などを身につけておく事であります。

写真のMさんは、昨年より我が練習場で、ティーチングに必要な知識や術を一生懸命に習得しております。

本日は小生の見守る中、実技研修を兼ねて、小生の担当するクラスでカメラを活用して受講生の方々一人一人に、

ゴルフレッスンを行ってもらいました。

Mさんは最新型のカメラを上手に活用し、丁寧な口調で実に分かり易くお客様にアドバイスを送っており、

実に立派にレッスンを行っておりました。いやはや、今後我々から様々な事を学んで頂ければ、

Mさんはきっと良いティーチングプロになれると思いますね。

Mさんの頑張りに期待したいのと、これからも成長を応援したいものです






 

関西練習場連盟アシスタントプロ入会テストに晴れて合格した国沢潤三氏の喜びの声

これで、レッスン活動もでき、ティーチングプロへの第一歩を歩みだした!!!

1年間ティーチングプロ養成コースで学んだことを思う存分発揮し、レッスン活動を頑張っていただきたいですね!

 国沢潤三 (52歳)2006年10月21日 ティーチングプロ養成コース 

 神様のいたずらか、、、?

 2006年10月13日(金)、国沢はなんと4度目の入会テストに望んでいました。しかし、今までとは違い、練習を積み重ねてきたという自信がありました。ですから、スタートでオナーになり、しかもずいぶん待たされてもプレッシャーは感じませんでした。風は少しありましたが天気もよく、最高のコンディションでしたから当然そのまますんなりといくはずでした。ところが・・・

 アウトはなんと47。曲がるし、寄らないし、入らないし、やることなすことすべてうまくいかずに落ち込んでしまいました。なんで?あんなに練習してきたのに?後半37でまわらなあかんやん!もうそのまま帰ろうかとも思っていました。そんな状態にまでなっていたのに・・・

 しかし、いつもレッスンでゴルフは我慢、忍耐だ!とのコーチのお言葉を思い出し諦めずにいこう!開き直って頑張ろう!の精神でいったところ、インはなんと35。林に行っても打てるし、アプローチは寄るし、長いパットは入るし、今度は打って替わってすべてがうまくいき、2バーディ、1ボギーで終えることができたのです。

 合計82、何とか合格することができました。よかった!!これで帰れる!ゴルフをやめずに続けられる!そんな気持ちでした。ちょっと気の抜けたような感じがしました。ご協力いただいたコーチの皆様、スタッフの皆様ご支援ありがとうございました。これからはもっと精進してがんばる所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

 しかし、ゴルフって本当に怖いですね。あんなに自信を持っていったのにあんなに崩れるなんて・・・、そしてあんなに自信をなくして望んだ後半があんなにうまくいくなんて・・・、本当に神様のいたずらとしか思えません。神様ってやっぱりいるんだ!

 

 

受講生  国沢 潤三 (52歳) ゴルフ練習場アシスタントプロ入会テストを受験しての感想

「えーっ!なんで?」

 そんな言葉の連続でした。それは…

 20065月12日有馬ロイヤルGCで入会テストがありました。

 受験した私,国沢潤三52歳も練習場でのショットには少し自信を持ってきていたので、あまり不安なくテストに望めました。ところが…

 前半こそOBもありミスショットも何回かは出ていましたがそれは想定内のことであり、ほぼ順調に進んでいました。なのに、なぜ?後半になるとショットが狂いだしたのです。距離は違う、方向は違う、すべてのショットがおかしくなりました。すると不思議なものでそれまでまあまあだったアプローチやパットまで狂い出しました。どうして…!?

 それから一ヶ月、やっとナゾが解けました。

 この一ヶ月間練習を続けてきて少し精度が上がり、少し自身も復活してきました。するとそれが本番(コース)で出るようになってきたのです。ショットだけでなくアプローチやパットも練習しているいいものが出るようになってきたのです。

 そうだったのか!本番(コース)でよい結果を出す為には2〜3ヶ月練習を積み重ね、精度を上げ、身体が覚えるぐらいにまで高めていく必要があったのです。

 今まで仲間内でしていたころは良かったり悪かったりで、「ま、運がよければ良い結果が出るだろう」という気楽な気持ちで望んでいましたが、ここというときに良い結果を出すにはやはり練習量なんだということがやっとわかりました。「練習はうそをつかない」という言葉がありますが、少しプロの選手の気持ちに触れることができたように思いました。

 これからは練習を積み重ねて技術的にも精神的にもすばらしいゴルファーになれるようにがんばりますので長い目で見守ってください。よろしくお願いします。

 

 メール: info@naturalgolf.co.jp

お問合せ:東香里ゴルフセンター 072-853-3500担当岡本まで。