博士の中之島講座       〜質疑応答と大阪マラソン激励会〜

2011-10-30〜第7回 博士の中之島講座〜
博士の中之島講座。
今日は合計20名。
会場はいつもより広いお部屋だったのですがほぼ満席。
今回もみなさんお忙しい中お集りくださいました。

$アメリままのゴルフ日記 A-中之島B

〜近況報告〜
最近の報告。悩みなど。
おひとりづつの発表です。
N村さん
シニアクラブ選手権で予選通過16名のところ
7位で通過。準決勝(ベスト4)までいきました
今までベスト8が最高でした。
結局、去年の優勝者が今年も優勝しました。
選手権ではパットが勝負になります。
勝負時になると右手が緩みます。
来年はパットに磨きをかけて再挑戦したいと思っています。
博士
試合でしか経験できない緊張感があります。
試合慣れだと思います。
K銅さん
先日43、45が出ました。
この頃90切れるようになりました。
そう思っていると、40、37が出ました。
パターで足を固定させて打つ練習をし始めて
よくなったと思います。
博士
ゾーンに入った時、何を考えてましたか?
K銅さん:無心でした。
不思議と構えたらすぐ打ててました。
博士:何も考えてない時の方が、好いスコアが出ることが
多いですね。

$アメリままのゴルフ日記 A-中之島A
M村さん
ハワイでゴルフしてきました。
貿易風がキツかったから調子が悪いんだろうと思っていましたが、風が弱くても同じでした。風がきついほうがよけいに
集中できた気がします。
パターで、絶対入れたい時右にはずします。
身体が動いているんだと思います。
私も、年に何回かゾーンに入ることがあります。
パターがよかったらスコアがいい。
なぜ身体が動くか?
入れにいこうとするからだと思います。
自分のパットより長いのを先に入れられて
自分は入って当然だと思うと、身体が硬直します。
スムーズなストロークができない。
博士
パターについてはいろんな練習方法があります。
自分に合う練習を実践してもらうのが一番です。
2yが入るのは、プロで50%。
絶対入れなきゃ入れないと思って打つとプロでもはずします。
当然入らないから、自分にできるのはスムーズなストロークをするだけ。と思って打つ。
なぜ身体が動くのですか?それは、硬直するからと理解されていますよね。
プレッシャーを再認識しましょう。
佐藤プロはイップスで苦しんでいました。
最終日素晴らしいストロークでしたね。
経験だと思います。試合にどんどん出るべきです。
ゴルフは100y以内のショットが60%を占めています。
そのうちパターは全ショットのうち1/3くらいです。
練習時間を1/3使っている人はどれくらいいますか?
強い選手ほどグリーンで練習しています。
※ラインの読み
※ストロークを正しく
ラインどりは練習グリーンでしましょう。
ブレイクラインでロングパットの練習をしましょう
M村さん:家では1時間やっています。
M村さんに必要なのは、ラインの読みだと思います。
アメリさんのブログにも書かれていましたが、
プロの世界では「お前の家にはお風呂はあるのか?」
と言われるように、上手い選手ほどパターの練習をしています。

$アメリままのゴルフ日記 A-中之島D

O藤
先日スイング分析をしていただきました。
スイングプレーンを意識するようにしています。
テレビ体操=ラジオ体操で硬い身体を少しでもほぐせればと
がんばっています!
博士
O藤さんのスイング分析をさせていただきました。
上半身の特に肩回りがテーマですね。
特にバックスイングとアドレスをご覧ください。

607ヤード2オンのベさんの写真と比べてみましょう。
つま先体重になっていますね。
身長が高いほど傾く。
クラブが短いと傾く。
33度が理想です。
ベさんはハーフウエイバックで
ダブルパラレルポジション
地面とターゲットと平行
O藤さんは、インに上げています。
前傾すれば外に引けます。
肘をしたに向ければ、トップでおへそがボールを向きます。
右ひざがアドレスのポジション
O藤さんは回りすぎですね。
硬いからついて回るのです。
最後まで振りきれてるのは素晴らしいです!
インパクトで前傾できていますね。
腰の開きがあります。
M島さん
トップでのシャフトのフェイスの向き。
球にキレイに当てる練習をしています。
博士
先日のスイング撮影会の写真のトップのフェイスの向きを
見てください。空を向いています。
諸見里プロは斜めを向いていますね。
武藤プロも斜めです。
M島さんのフェイスの向きはチーピンが出そうです。
インパクトのグリップの位置。
身体から離れていますが、プロはもっと近づいていますね。
ここが、一番アマチュアとプロが違う点です。
どうしても内に行くと離れてしまいます。
トップでのフェイスの向き(手首の角度)に注意してください。
一般的にゴルファーは、初心者の頃スライスに悩んで
次にフックに悩むと言われています。
S原さん
基礎体力がないので、最近疲れやすくなっています。
無理せず月に1回この講座に参加して、みなさんの頑張りを
聞いて元気を奮い起こしています。
ゆっくりスイングを心がけています
スイングを変えたので空振りしてしまうことがありますが、
来月の最初久しぶりラウンド予定なので
ゆっくりスイングできるように気をつけます。
バランスボールだけでも続けられるようがんばります。
博士
続けることは難しいですね。
この講座に出てくること自体で刺激を受ける。というのはとてもうれしいお話です。

$アメリままのゴルフ日記 A-中之島C

S藤さん
いい時と悪い時の差があるのが悩みです。
トップで固まる。考えすぎると固まります。
池やバンカー、OBがあると過剰反応してしまう。
何もないと普通に打てます。
どういう風に克服してるのか教えていただきたい。
みくさんご主人
なるようになる!!と考えることだと思います。
M村さんの奥さま
ハワイでラウンドを連続していて起きれなくなった。
2日休んだら行けました。
練習では7アイアン練習はうまくいくのに
コースで失敗します。
博士
コースには持っていかなくても、
ロングアイアンの練習をするのもひとつの方法です。
練習用の3アイアンを入れているプロもいます。
練習で自分にプレッシャーをかけるためです。
練習では厳しくコースではやさしく。
パターの練習でも一緒です。
A野さん
グランドシニアの大会に出ました。
失敗から学ぶことのほうが多いです。
バックスイングゆっくりできるのですが、
下半身が衰えてるからダウンが早くなります。
下半身が動いているから狂うんだと思います。
A野さん奥さま
反省メモが増えるばかりです。
今まで気ぜわしいゴルフをしていました。
博士
浅野さんからメールをよくいただきます。
メールでやりとりすると自分を再認識できます。
みなさん反省しすぎです。
ナイスショットは1ミスショットは9なんです。
ミスショットを忘れることを心がけてください。
こういう時にナイスショットがでたとメモしたり
心に留めるようにしてください。
アメリまま
最近やっと自分なりの結果が出せるようになってきました。
ロングホールは必ず7か8は叩いていましたが、
チョロが少なくなり、ロングホールでボギーをとれるようになりました。
アプローチの練習は大好きですが、パターの練習はすぐ飽きてしまいます。
博士
パター練習は工夫しましょう。
(配布資料にお答えを頂戴しています)
みくさんご主人
バンカーが苦手ないらっしゃいますよね。
「シンプルイズベスト」
私は、素振りを2回して、左足体重。
頭の中真っ白にして打ちます。
ここ1年90%の確率で出るようになりました。
苦手やと思ったら出なくなるんだと思います。
バンカー越えのラフのほうが難しいと思うようになりました。
博士
成功体験が重要ですね。
苦手だから早くなります。
みくさんのご主人のように自分の形を持っていることが
いいことだと思います。
S本さん
クラブ選手権に出場しました。
プレッシャーに弱いんだと思います。
方向性がよくない。知人からコックが早いと言われました。
博士
ポイントは、打ってはいけないボールを打たないことです。
日本は山岳コースなので、谷の反対は必ず山だからOK。
逆玉が出なければOKと考えましょう。
練習場ではフェードヒッターならドローを打つ玉の練習をしましょう。
失敗が当たり前だと考えれば、大叩きがなくなります。
練習の時から真っすぐ玉のだけじゃなくて
曲げる練習をしましょう。
若い人ほどレイトコックと言われ、シニアは早いです。
S本:左右一体の方がいいんでしょうか?
博士:丸山はスタンス広すぎるよと言われ、20センチ狭めました。
左右一体は個人の問題だと思います。
みくさん
ハワイでゴルフしてきました。ブログアップしますので
よかったら見てください。
その時、ラウンド中の写真を撮ってもらいました。
フォローが小さいのが気になる。
練習で意識したほうがいいのか?
博士
太極拳スイングで伸ばすイメージをつける
テレビみながら伸ばすなど工夫して続けられるようにしましょう。
$アメリままのゴルフ日記 A-中之島@

A井さん
私はハンデ18です。先日14の人と一緒にラウンドしました。
14のに人は冒険しません。池、バンカーがあれば刻む。
攻め方が違うんだなと思いました。
スコアが8違っていました。
パターは、よかったです。
前回の講座の博士の言葉で「山かけましょう」
カップを見ないで、あそこに打とうと思ってうつと成功しました。
博士
コースマネージメントが重要ですね。
人を観察しましょう。
上がってみて、残りの3人のスコアがあとでわかるようにしましょう。
A井さんご主人
ショットがよくなってきました。
前傾することで確かに球が飛びます。
1打目2打目はいいけどアプローチが悪いです。
博士
先日の合同レッスン会のテーマでもありましたが、
アプローチは時間をかけて練習したらいいと思います。
アプローチは実力が如実にでます。
とにかく練習してください
全ショットで肘は下を心がけて下さい。
M本さん
「わいず倶楽部」でこの会のご案内をいただき、初めて参加しました。
大変いい指導をしていただいてると思います。
人の話を自分のこととして受け止めると、大変参考になります。
4年程前に心臓手術しました。
以前は飛ばすことに生きがいを感じてました。
今は飛距離は落ちましたが、楽しめたらいいと思ってやっています。
グランドシニア、シニアは入ってすぐは賞をとりやすいですね。
A村
はずしてはいけないのはどちらだったか再度教えてください。
博士
ショットに関しては、先ほどA井さんにお話したように、
外してはいけない方向があります。
パターはアマチュアサイド(谷側)に打たないことです。
肘は下を向いていないと回らないです。肘は内側
腕を振りましょうと思えば身体が回らないです。
その後、M島さんより
合宿のご案内が
ありました。
(※詳しくは別途記載しています。
OGC以外の方でも参加OKです。
私たちの仲間に入りませんか??
ぜひぜひお気軽にご参加ください!)
〜大阪マラソン激励会?!〜
最後に10月30日(日)(今日です!!)
「大阪マラソン」に参加される博士を応援するために
こんなことをしました。
プレゼントは、東香里ゴルフセンターのボーちゃんコーチの
ご提案で集めた、寄せ書き入のTシャツ。
2週間前にねん挫され、まだ腫れが引かない足が気になりますが。。。
くれぐれもご無理のないように、
(途中でやめる勇気も大切です!!!)
完走めざしてがんばってくださいね!!!
みんなで応援しています!!

$アメリままのゴルフ日記 A-中之島G
ほらほら、みんなこっちに並んでくださ〜い!
$アメリままのゴルフ日記 A-中之島I
あ〜でもないこーでないとぺちゃくちゃ楽しいね(笑)
$アメリままのゴルフ日記 A-中之島H  

震災の翌月20114月より始まった

「博士の中之島講座」

博士からのお申し出により

みなさんからいただいた参加費を

「東日本大震災の義援金」にさせていただくことになっていましたが、

以下ご報告です。

これまでの義援金の金額は下記の通りです。

 

4月分義援金15000

(※512日日本赤十字社に振込み済)

5月分義援金12000

6月分義援金18800

7月分義援金11800

8月分義援金13800

9月分義援金11800

9月撮影会6000

9月観戦ツアー義援金10000

10月分義援金15800

 

5月〜10月分の合計金額がぴったり10万円になりました。

みなさん、ご参加ご協力ありがとうございました。

 

この義援金の10万円は、

陸前高田市の「ふるさと大使」をされている菅野徳雄氏に

義援金として送金。菅野様より博士宛に下記のお礼状を頂戴しましたので、

ご紹介させていただきます。

 

大東将啓様

津波で壊滅状態の故郷のために義援金を有難うございます

 今回の東日本大震災(東北太平洋沖地震・津波)によって我がふるさと・陸前高田市は壊滅的な被害を受けました。岩手県の最南端の三陸海岸。湾口の幅が5キロ近くあって、広くて奥行きの深い広田湾の奥に開けた海岸美と海の幸に恵まれた陸中海岸国立公園の南の玄関口。

リアス式海岸の中では珍しく平らなところですが、平坦であるがために、市街地だけでなく周辺の集落や漁港までも、民家はほとんど残っていません。盛岡に住んでいる幼馴染がA4に伸ばした写真を30枚ほど送ってきたのを見ると、わずかに残っているのはホテルや学校、市庁舎など鉄筋の建物だけです。

「日本百景」、「日本三大松原」、「日本の渚100百選」にも選ばれた全長2キロの、町のシンボル「高田松原」は1667年(寛永7年)、菅野杢之助によって6200本の黒松が植栽されたと伝えられています。現在は7万本ともいわれていた松林は巨大津波に呑みこまれ、根こそぎ押し流されて、跡形もないそうです。

 昔から何度か津波に襲われ、1960年のチリ地震・津波のときも大きな被害を受けています。その教訓を生かし、高田松原にも、周辺の漁港などにも、6、7メートルもの見上げるような防潮堤を張り巡らせ、万全を期したはずです。しかしそれも今回はまったく役に立たなかったそうです。

 市内に嫁いでいる妹の家族は無事でしたが、親戚や友人、知人の中には亡くなったり、いまだに行方の分からない人は10人を越えます。4年前、母が亡くなってから空き家になっている実家は海から離れて山あいにあるので何とか被害を免れ、家を失った人たちに住んでもらっています。

 私は長い間、陸前高田市の「ふるさと大使」として、郷土の広報活動にかかわって来ました。現在、「在京陸前高田人会」が中心になって首都圏に住んでいる陸前高田市の出身者に声をかけ、郷里の復興のために、義援金を募っているところです。

 仕事でお世話になっている人たち、ゴルフを通して知り合った人たち、親しくしているプロたちにも、私が田舎のためにこういうことをやっているという話をしたら、それなら「俺たちも」「私たちも」と、大勢の方から義援金をいただいております。親しくしているティーチングプロ20人ほどのグループとアマチュアの人たちで隔月の研修会を続けてきているのですが、幹事さんがみなさんに声を掛けていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。「5月になったら、チャリティーのプロアマ競技をやろう」という話も進んでおります。

本当に有難うございます。

 

菅野 徳雄

お手紙を拝見して、8ヶ月の月日が流れた今も

傷跡の深さに心が痛みます。

一日も早い復興を心よりお祈り致しております。