第6回 博士の中之島講座
〜みんなの近況報告とパターの極意〜
まずは第2回OGCゴルフコンペの感想から
アメリ:
ラフが深く、最初はUで打ってみたけど全然でなくて、
アイアンの方が出やすいことに気がついて
アイアンを使うようにしたら上手くでるようになりました。
グリーン近くではアイアンで落とすだけをしてみると
上手くいきました。
博士:
夏場のラフは、
まずボールの状態を観察しましょう。
上にある時はグリップを短くして
リーディングエッジの3本目でクリーンにボールを打ちましょう。
ウエッジやショートアイアンを使うことをオススメします。
A井さん:
股関節での体重移動を意識して良くなりましたが、
意識し過ぎると、他のチェックポイントが
おろそかになります。
博士:
スイングのチェックポイントは、
二つ以上持たないように、しましょう!!
A井さん奥さま:
コンペ初参加で、博士にみてもらえると思と気持ちが高揚して
変なミスをたくさんしてしまい
恥ずかしい限りでした。
ラフはFWを使っていましたが、次回からはアイアンを使うように
してみます。
この講座を受けるようになて2回目の優勝をしました。
基本に戻ったのがよかったと思います。
それから、この講座での博士のスイングのイメージを
思い出して、『ゆっくり』打つようになったので
よくなったと思います。
S村さん:
ベストスコアがでました。
30センチパターをはずしてしまいましたが。
M村さん奥さん:
バンカーであごから近かったのですが、
疲れていてクラブを取りに帰るのがめんどくさかったので、
持ってるクラブで出そうとしたけど、出なくて大叩きしました。
博士:
持っていくクラブは違う種類を持って行きましょう!
ウッド、7番、ウエッジなど。
M村さん:
今までバンカーショットは自信をもっていました。
今回、7アイアンでちょっとしかでなかったのが
ショックでした。
博士:
フェアウェイバンカーからだと7アイアンで150y
くらいですか?
グリップは短く持ちましょう。
7アイアンで140くらいで考えるといいでしょう。
軽く振らないとダメですね。
体重移動をしないことです。
M村さん:
あのときは万振りしていました。
軽くスイングしていなかったです。
深いラフで、ラフに負けてショートしました。
沈んでいてボールが見えませんでした。
9番もあったけど7番でのせようと思いました。
博士:
どうしても残り150yだと乗せたくなりますね。
色気が出やすい距離ですね。
今の芝は出にくいです。
最近のゴルフ場は、メンテは外注しているので
刈り込みしていないところが多いです。
ヘッドスピードが45以上なら出ますが、
ほとんどのアマチュアゴルファーはそれ以下なので
出にくいです。
S村さん:
ラフに入ってしまうと難しいですね。
前回の中村さんのお話で、今の時期FWキープ率が
重要ということに気がつきました。
〜ストレッチコーナー〜
肩甲骨と股関節
みなさんのご希望にお応えして
今日は6種類のストレッチをしました。
教祖=博士へのお祈り?(ウソです(笑))
両肘を着けてあごまであげる。
慣れてくるとだんだん上に上がるようになります。
トップの位置が上がりやすくなります。
〜呼吸法について〜
鼻で吸って口から長く吐く30秒
混んでいて待ち時間が長いとき
深く長い呼吸をしてみましょう。
臍下丹田に意識を向ける。
無の境地になるコツを自分で見つけましょう!
〜パッティングの科学〜
みなさんから前もってテーマにして欲しいことを
伺っています。今回はパターについての
お話をさせていただきたいと思います。
「必ずうまくなるという練習方法があります!」
生徒さんから、「3パットなくすコツを教えてください」
という質問を受けました。
なくすと考えること自体がネガティブです。
プロでも3パットはありますね。
パティングで
ボールが傾斜の影響を受けやすいのは止まる前です。
登りのラインは減速の度合いが早く止まるまでが短い。
下りは反対なので影響を受けやすい。
必ずカップサイドからラインをみましょう!
打ち出しはスピードがあるから傾斜の影響を受けにくいですが、
止まり際には影響を受けやすくなります。
最後のひと転がりがどう転がるか。
下りの場合はヤマを多めにかけましょう。
ほとんどのアマチュアゴルファーの場合、
下りの場合谷側にオーバーします。
〜練習方法〜
2m前にボールマークをさしましょう。
狙い通りにいくとアマチュアは大体が谷側に行きます。
アマチュアほどスライスラインはカットに打つからです。
うまいひとほど内側にはずします。
まっすぐのラインを選んでフェイスを合わせて
フェイスが真っすぐ向いているか確認しましょう。
次がブレーキングラインの練習。
こんなに〜?と思うくらい曲がります。
キャディさんの教えてくれる「このへんを狙って」というのは
本当のより少ない時が多いです。
みんないつの間にかカット打ちになり
自然に調整しているのです。
パターが苦手な人は、ラインをちゃんと読まないまま
ストロークで調整しているのです。
うまい人はライン読みが上手いのです。
N村さんの質問でもありましたが、
ショットの時でも
ゴルファーの2/3は右に向く癖があります。
右向く癖があるひとは必ず2〜3m先にターゲットを見つけましょう。
枯れた草などです。
まず、リーディングエッジをそのターゲットに向けましょう。
クラブをおいてみるのもいい方法です。
M村さん:
乱視が入っているので釣って見るようにしています。
上からやと倍をみるようにしています。
傾斜のところで打つときは、とても違和感を感じます。
博士:
構えたところをカップ際の傾斜が違うと確かに
違和感を感じますね。
遼くんがカップのそばで素振りしているのは見たこと
ありますか?傾斜をみているのです。
O藤さん
長いときこれは3パットと思ってしまいます。
M村さんのおっしゃるように釣って見るのは
ありですか?
博士:
釣る方もいらっしゃいますが、私はあまりしませんね。
ご自身のわかりやすい方法がいいと思います。
人のパットを参考にしましょう。
カップを通り越した時、通り越したことがショックで
みていないことが多いですね。
通り越したということは、自分のが一番参考になるのです。
ボールの線を合わすまえに
ブレーキングラインを見つけることが大切です。
そして、方向を決めたら、距離を合わせる時は
カップをみたらダメです。
仮想カップを見るのです。
スライスラインは見に行ったらダメ!
フェイスを返すくらいのイメージが必要です。
フックラインとスライスラインで打ち変えるくらいが
必要です。
アマチュアのほとんどは谷側に逃げています。
S藤さん
距離を合わせるとき、確かにカップをみてしまっています。
S村さん
西宮高原にいきました。
とても難しいラインが
キャディさんのいう通りで入りました。
井川さん
私も西宮高原のキャディさんに難しいラインを
読んでもらいました。
博士:
先ほどのM村さんの奥様のご質問の時に話しましたが
バンカーを避けたいときは思い切り避けるのです。
よく「吸い込まれた」といいますが
バンカーの周囲は、入るような傾斜になっているのです。
S原さん
パターはフォローを長くと言いますが
さくらちゃんみたいに打つということですか?
博士:
さくらちゃんのはバックスイングが短くフォローが長いので
加速で打っています。
あいちゃんみたいにバックスイングとフォローが
が同じ方が打ちやすいのではないでしょうか?
振り子の原理で、自然落下でヘッドの重みで打つ方が
打ちやすい方が多いのではないでしょうか?
右手の感覚が長けた人はさくらちゃんの打ち方が合いますね。
A井さん
先日、同行者からの下りのパターのアドバイスで
「ピッチャー前バンドの感覚」と言われました。
イメージはあってますか?
博士:
言葉の感覚の違いですから一概に言えないですが、
カップの回りの芝目を読むことが大切ですね。
中之島講座に参加してよかったですね
〜吉報コーナー〜
(※時間がなくて吉報発表できなかった方も
いらっしゃったので、勝手ながら吉報コーナーを
作りました。注:アメリも含む(笑))
Aさん
この講座に来始めて、優勝を2回できました。
S村さん
95切りできて、自己ベストの92が出ました!
S藤さん
念願の90切りができました!
アメリ
やっと100切りできました!
今日もあっという間の90分でした。
博士、今回も充実の90分をありがとうございました。
お手伝いいただいているみなさん
ありがとうございました。
今日はパターのお話が中心でしたが
パターに悩んでいるアメリには
ピッタリの内容でした。
いつも谷側にはずしてしまうことも
オーバーした時に自分のラインを見ていない
ことも、心当たりのあることばかりで
とても耳が痛い内容でした。
頭を使うということはこういうことなんだな。
と思いました。
ラインの読みも大切ですが、
その前に『真っすぐ打つ』ことから。
ここ5ヶ月で優勝を2回もされたA井さんの奥様の
お言葉のように、「基本に戻る」から
始めようと思った講座でした。