OGC大阪中央公会堂講習

「ワンランク上げるゴルフ理論と練習法」

日時:毎月第四金曜日(随時スタート可能) 18:3020:00 

場所:大阪中央公会堂 第二会議室

第4回 OGC博士の中之島講座

台風も去り、また暑い夏が戻ってきましたが
みなさん、夏バテなどされていませんか?
今回で第4回。
みなさんの役割も決まってきて
順調に走り出した『OGC博士の中之島講座』
90分の進行もほぼ固まってきました。
1)M村さん発表
2)ルール(OBについて)
3)メンタル(ルーテロ博士)
4)ストレッチ(真向法について)

今日はM村さんの発表です。
M村さんは、OGC唯一のシングルさんです。
前回の懇親会の時に、みなさんから
ぜひ『シンングルへの道』についてのお話を聞きたい!!!
というご要望があり、
急遽、今月の発表をM村さんにお願いすることになりました。
1)M村さんの発表
〜シングルへの道(仮称)〜
$アメリままのゴルフ日記 A-松村さん資料
今回の発表のためにいろいろ準備しましたが、
そのことが、自分自身でもとてもいい勉強になりました。
(最初のこのお言葉に、思わず引きつけられました。
 さすがだな。って思いました!)
資料をたくさんご用意してくださったのですが、
発表の時間が30分ということもあり、資料の中身を抜粋して
発表していただくことになりました。

$アメリままのゴルフ日記 A-0722松村さん
2.M村さんがずっと続けてきたこと
◆深呼吸をする
アドレス前に深呼吸をします。
酸素が頭に行き渡る
鼻から吸ってふっと吐くときにインパクトを迎えるイメージです
呼吸であげて呼吸で下ろす
臍下丹田に気を入れます。
◆アドレスを大切に
アドレスはオーソドックスに
基本に忠実に、フェイスの向きも腰も肩も合わせる
いかに基本をしっかりできるかだと思います
ナイスショットの再現性につながるので、
Tアップの時に一番神経を使っています。
◆毎年、飛距離を伸ばす
若い頃から続けてきたことは、飛距離を伸ばすことです。
毎年、ずっと飛距離は伸び続けています
飛ばないのは言い訳だと思います。
現在70歳ですが、230y飛びます。
75歳までは伸びると信じています。
浮き沈みはあるけどだんだん飛ぶようになってきています。
クラブ、スイング、歳をとっても飛ばす方法の
勉強をしてきました。
博士にみていただくと飛ぶようになります。
今は、長くて柔らかいクラブにしています。
いまのクラブは大きいから帰ってこないので
まっすぐにして回転で飛ばすのがいいと考えています。
新井喜久夫プロは歳をとってもまっすぐ飛ぶ方法を。
坂田プロは、腰を痛めて以来ジャイロスイングをして
まっすぐ飛んでいます。
3.ゴルフに対する考え方
◆シンプルに考える
ゴルフをシンプルに考えることが大切
必ずルーテーンをしてすべてスクエアの構えで。
リズム、テンポも同じにします。
素振りを何回もするとよくないことが多い
プレイングスペースに入ったら、何も考えない事が一番大切です。
◆年齢とともにグリップを柔らかく
年齢とともに肩が回りにくくなるので、
年齢とともにグリップを柔らかく、ゆるゆるで
上体は柔らかくしたほうが飛びます
力を入れて固く打つのとゆるゆるでは全く飛距離が違います。
◆夢を持つ
自分なりの目標を持つ事が大切です。
先日74でラウンドしました。現在70歳なのであと4つです。
1ラウンドでバーディーをふたつはとりたいと思っています。
飛ばすことを忘れずに続けていきたい!!
$アメリままのゴルフ日記 A-0722全体

$アメリままのゴルフ日記 A-三島さんピース

$アメリままのゴルフ日記 A-斉藤さんと松村さん
◆クラブ選び
アンダースペック症候群が流行っているが
ある程度の重さが必要なのではないかと思います。
軸は一軸が平成のスイングと言われています。
5.ドライバーのアドレス
壁に背中をつけて
股関節から折るイメージで
先日S村さんと一緒にラウンドさせていただいた時
「素振りはキレイだけど、
 本番だと油が切れたみたいですね」
と言われて以来、
鏡の前でスムーズにできるように練習してます。
パターは家内が上手なので先生です。
スコアではなく
その人のいいところをどう見つけるかが大切だと思います。
6.アプローチ、アイアンが上手くなる方法
8時から4時までを徹底的に練習しました(コックを入れず)
身体の正面にいかに戻せるか
ゴルフがうまくなりたければ8時から4時を練習することを
おススメします。
いつまでも若々しく健康で、楽しく幸せな人生を送る
=疲れない、病気にならない身体を作る
=免疫力を高める
免疫力を高める
バランスよくするのにはどうしたらいいのか。
(たっぷり5枚の手作り資料をお持ちいただき
 健康度テストから爪もみ両方まで、ご説明してくださいました。
 ここですべてをご紹介できないのが、とても残念です。)

博士より〜
M村さん、素晴らしい発表をありがとうございました。
健康面の詳しい資料までご用意いただき、
準備のために、大変な労力をおかけしたものとお察します。
自分にあった方法があります。
M村さんのされているように、呼吸法でショットされている方も
いらっしゃいますし、私は打つ時は特に呼吸は意識していません。
気功を取り入れ、気を落とし込むという方もいらっしゃいます。
とにかく試してみて、いいところを取り入れてください。

$アメリままのゴルフ日記 A-おちゃめな博士
〜M村さん発表への質疑応答〜
Oさん
軸は1軸ですか?
歳をとっていると、固くなるので
1軸だとウエートシフトができないのではないか?
M村さん
ウッズは左イチジクに変えようとしています。
私は、ウエートシフトするより軸で回転するほうがいい
と考えています。今のクラブはウエートシフトしなくても
飛ぶようにできています。
Aさん
普通の人より飛ぶのですか?
M村さん
今70歳で230yは飛びます
アメリの感想〜
M村さんは、70歳という年齢を聞いて、
みなさん驚かれるくらいとてもお若く見えます。
M村さんお話の中で、私が心に残った事は、
◆いつまでも飛ばす事を忘れない事。
◆ゴルフをシンプルに考える事
◆シングルになられても、周囲の人のアドバイスをいつも謙虚に
受け入れられて、努力を惜しまない事。
(このお話は、私の上司がつい最近話してくれた話と同じで、
 いつまでも成長し続けたいなら、謙虚でいることってとても
 大切なんですよね)
ゴルフに対する『真摯な気持ち』というのは、
きっと、M村さんのような姿勢をいうのでしょうね。。。
とっても、説得力があるお話で、とても勉強になりました。
2)ルール(OBについて)
ラウンド中は、必ずルールブックを携帯してください
下記資料をみながら博士からOBの説明がありました。
$アメリままのゴルフ日記 A-ルールについて

$アメリままのゴルフ日記 A-ルールブック

A野さんの質問
先日のラウンドで打った球がコケの中に埋まってしまいました。
2/3埋まった時は、ラフは出していいですが
フェアウエイは出してはダメと言われ、その後
マスター室で確認していただいても同じ回答でした。
本当はどうですか?
博士より
ゴルフは知ったかぶりの人が多いです。
そういう時はルールブックで確認しましょう。
まずは、索引からみます。
(Aさんの先ほどの正しい答えは、芝を刈っているところなら
 OKですから、反対ですね)
うまい人が当然のような言い方で、間違ったことをいうことが多いです。
自分を守るためにルールブックを携帯しましょう。
K銅さん
バンカーで自分の球かどうか確認するために触ってもいいですか?
博士
オリンピックイヤーで、ルールが変更になり、触っていいことに
なりました!

$アメリままのゴルフ日記 A-金銅さん
Mさん
暫定球と第2の球の違いを教えてください
博士
暫定球はOBかもしれない時に打つ球です。
第2の球は、ルールが判断できない場合に打つ球です。
その場合、スコアは2つつける必要があります。
A野さん
宣言してから打ったらいいんですよね。
博士
第2の球を打っ多場合は、そのホールは
ホールアウトするまで、スコアをふたつつける必要があります。
S村さん
先日、同じような事がありました。
同行のシングルの女性の方が、
「ルールがわからないから、第2の球を打ってください。
 両方一緒に数えてあげましょう!」
とおっしゃって、一緒に数えてあげていました。
素晴らしかったです!!!
M村さんの奥様
パターの場合は2球打つと参考になるので
おかしいですね。
博士より
ゴルフは、審判のいない唯一のスポーツです。
あるがままにプレイする事が大切で、
修理地じゃなくても、たぬきやイノシシがが荒らしたあとが
残っている事があります。
最悪野場合は、あるがままで打つしかないのです。

$アメリままのゴルフ日記 A-浅野さんと鹿村さん

$アメリままのゴルフ日記 A-真剣な佐原さん

3)メンタル(ルーテロ博士)
第1回;ゴルフはシンプルに考えよ
先ほど松村さんのおっしゃられましたが
アニカソレンスタムの先生でもあるピアニールソンの
『54ビジョン』j
「シンキングボックス」と「プレイングボックス」
雑念をいかに取り払うか
ターゲットだけを鮮明に描いて打てるかどうか。
不動裕理は、打つ前にキャンパスを真っ白にすると言います。
池もOBもないと考えることが大切なんです。
『クライマーズハイ』とか
『ランナーズハイ』と言いますが、
いくらでも登れる!
楽しくて楽しくてしょうがない!
状況のことを言いますが、みなさんもそんな経験をされてことは
ありますか?
Mさん
今までのベストスコアの日
前夜寝ずにゴルフをした時
何も考えられなかった
あとから考えたら何も考えてなかった
のが一番よかった気がします。
博士
最近『ゴルファーズハイ』を
ゴルフ歴35年にして初めて経験しました。
今までは、練習してないにもかかわらず
ミスショットしたら『こんなはずはない』と思っていました。
でも、いい感触で打てればナイスショットが出る事に気がつきました。
最近になってやっとこの状況に自分を持って行けるようになって
きました。
この感覚を自分で見つけて欲しいです。
そのためには、
考えずに自動的に動くかどうか。
アメリカ人お箸を考えないと使えないけど
日本人は使える。
考えずに身体が動くのが基本なのです。
そのために素振りをおすすめします。
『太極拳スイング』をしましょう。
注意点には個人差があり、変わってくるので
自分の身体の硬さや筋力と相談しながら
自分のベストを見つけてください
十分汗がでます。
USオープンの1992年22年ぶりに優勝したトムカイト
にルーテロ博士がしたアドバイスは
『いまできるボールで攻めよう』でした。
なでしこジャパンの澤選手が言っていましたね
『夢は見るものではなく叶えるものだ』
ゴルフは、成果を待ち続けていつかくるもの
だと思います。
18ホール
あきらめて糸が切れれば、プロでもぼろぼろになってしまいます。
我慢して続けていけば結果がでてくるのです。
4)ストレッチ(真向法について)
みんなでストレッチをしました。
その場で、両手を伸ばして、後ろに反ります。
イタ気持ちいい〜〜〜〜!
$アメリままのゴルフ日記 A-真向法

博士、そしてM村さん
今日もためになるお話をありがとうございました。
今日は、M村さんの奥様に当日会計を、
A野さん奥様に解錠と資料配布をお願いしました。
Sさんには、今まで通り感想集めをお願いする事になり、
S原さんにはカルテ制作していただくことも決定しました。
役割分担がだんだん決まってきて、
みなさん積極的にお手伝いを申し出てくださり、
組織として動き出してきた気がします。
これからも、益々活発な講座を開催できますように
みなさん、よろしくお願いします