OGC大阪中央公会堂講習

 

  「ワンランク上げるゴルフ理論と練習法」

日時:毎月第四金曜日(随時スタート可能) 18:3020:00 

場所:大阪中央公会堂 第二会議室

第3回 博士の生涯学習センター講座

2011-06-24 18:30

第3回 博士の講座
〜生涯学習センター〜
博士の講座は、毎月第4金曜日18時半〜
中之島の『中央公会堂』を中心に開催していますが
今回に限り、梅田の生涯学習センターでの開催でした。
先月下見に行ったのに、第2ビルってあまり行かないので
今日もまた迷ってしまいました(汗)
以前はこの近くで仕事してたのに。。。
今や、すっかり枚方からのお上りさんです(笑)
【今日のテーマ】
1. 吉報報告
2. 課題発表〜インナーゴルフ〜(アメリ)
3. 呼吸法について
4. カルテ配布
5. 目標と役割(もしドラ)

$アメリままのゴルフ日記 A-梅田講座A
1)吉報報告
Sさん
ゴルフを初めて5年になります。
ついこの間まで120くらい叩いてました。
大東博士の講座を受けるようになって
先日、49ー42ー91の
ベストスコアを更新しました。
その後も94ー96で
80台で回るという目標に少し近づくことができました!
理由は。。。
バンカー1回で出るようになった
バンカーを芝の上だと思って
アプローチを打つつもりで打つようにしました。
博士より〜
池越えの時もプレッシャーを感じると
スイングが変わられてましたものね。
ご自身で、克服されたということだと思います。
$アメリままのゴルフ日記 A-梅田講座B
Aさんご主人より
博士におすすめいただいた『素振り』の
お陰で、月例で優勝することができました!
『ぜひ素振りをおススメします』
身体が回るようになって
OBしなくなりました。
水の流れのように
高いところから低いところへ
重力にまかせると手が自然におりてきます。
月例で優勝することができました!
$アメリままのゴルフ日記 A-梅田講座@
博士より〜
素振りをとりあえずやてみてください
軽いものは早めに
思いものはゆっくりと振ります。
必ず何らかの気付きがあります。
Mさんご主人より
34−40の自己ベストを更新しました!
ハーフで2アンダー
2) 課題発表(アメリ)
「インナーゴルフの感想発表」
$アメリままのゴルフ日記 A-インナーゴルフ感想A
※発表内容は一番最後に記載しました。
かなり長くなったので、お時間のたっぷりある時に読んでいただけると
うれしいです。
文章量が多いので(400P)うまくまとまられたかは疑問ですが
ティムの本にはためになることがたくさん書かれていました。
今後何度も読み返したいと思える本でした。
Oさんが読売文化センター講座で2月に発表してくださいました。
おこがましいですが、今回は私が発表させていただきました。
全体的に受け取り方は同じですが
Oさんは、テクニカル「技術」を中心に、
私は、メンタルな「言葉」を中心にまとめた部分が
違うと思ったのですが、どうでしょうか。
発表の合間に、博士が助言のアドバイスをくださった言葉は
青字で記載しました。
〜発表の後のみなさんからの質問〜
Sさんより〜
自分のプレイに集中しても、
同伴者がスロープレイヤーだったり
自分のミスにブツブツいう人だったらどうしたらいいですか?
スロープレイヤーは反面教師です。
他人のプレイはコントロールできないけど、
自分のプレイはコントロールできます。
自分のコントロール下にあるプレイを
他人のプレイでコントロールされないようにしましょう。
コントロールしようと思わないようにすることが大切です。
Aさんの奥さまより〜
同伴者が80代の男性ふたりで、歩くのも遅くて
Tをさす時も手が震えていました。
プレイが遅くて、コースの見回りの人に
スロープレイを注意されました。
昼食の時に、共通な話題をみつけて少しお話ししました。
午後からは、コミュニケーションがとれようになり
プレイも気持ち早くなったし、自分の気持ちも
楽になりました。
博士より〜
スロープレーになる人は
段取りが悪いだけのことです。
あらかじめ多めのクラブを持っていくなどで解決できることがあります。
80代の方が手が震えていたならTアップしてあげてもいいですね。
Tアップしてあげることは、違反行為じゃないです。
ぜひ、そんな時は、Tをさしてあげましょう。
意図したスイングをした瞬間からが『インプレイ』
になるので、Tアップの時はインプレイではないです。
セカンドでワッグルしてボールが動いたら、
インプレイなので
ペナルティ1でボールは元の位置にもどします。
先日の試合で、りょうくんがスタンドに打ち込んで
リプレイスした時。
球を傾斜に置きましたが、ライを見に行ってる時に
球が転がって落ちてきました。
風は局外者です。
アドレスしたときに動いたらペナルティですが、
自分が影響を与えていなけれは
転がってきたところから打っていいんです。
局外者が動かしたらもどす。
水、風は局外者です。
アドレス後=スタンスをとったあとはインプレイ
インプレイのセカンド
触れて揺れたけど、元に戻りましたはOKです。
パターで
マークのときは球に手が触れてもいいです。
Aさん
いままで、教えていただいてきたのは、
大きなクラブで思い切り行くのではなくて
刻むことを覚えなければならないということでした。
今のお話と反対ではないですか?
博士より〜
ゴルフはミスのゲームです。
池越えの時に、刻みましょうというのは、
コースマネージメントで、
今お話していることとは全く別の話です。
打つ前はナイスショットが出るんだ!
私は上手いんだ!
と思ったほうが上手く行く可能性が格段に上がります。
3)呼吸法
メディテーション
鼻で吸って
20秒くらいかけて少しずつ口から息を吐きます。
心が静まって落ち着いてきませんか。
Tグランドでやってみましょう。
みんな寝てるわけではなくて。。。(笑)
目を閉じて呼吸法実践中です。
$アメリままのゴルフ日記 A-呼吸表
とりあえずやってみましょう !!
4)カルテ配布
*今年目標
*博士に教わりたいこと
*1回目2回目の感想
*博士の回答
など、いままでいただいた各自の情報を
おひとりづつの『カルテ』にしてお渡ししました。
必ず毎回感想を記入していただきます。
この会がみんなの力で、いい方向に向かっていきますように ドキドキ
各自の貴重なご意見を参考にさせていただき
たいと思っています。
カルテを作ることによって
みんなの課題を共有できて
一緒に進歩することができるといいですね ドキドキ
5)目標と役割
みなさん『もしドラ』はご存知でしょうか。
『もしも、高校野球のマネージャーが
 ドラッガーのマネージメントを読んだら』
$アメリままのゴルフ日記 A-もしドラ
この本は、無名の弱小高校野球チームのマネージャーが
世界で一番読まれているドラッガーの『マネージメント』の本を参考に
チームを甲子園に導くというお話です。
この会に置き換えると
会の目標は
『ハッピーゴルファーの創造』
顧客は
『すべての悩めるゴルファー』
会を潤滑に運営していくために、
各自の『役割分担』を決めて行きたいと思います。
たとえば、Mさんは
『エージシュート担当』
Aさんのご主人は
『素振り担当』
などなど。。。
担当のお話は講座の時間内だけでは決まらず、
懇親会にも、持ち越すことになりました。
4月から新講座が始まってから初めての
『懇親会&春夏お誕生日会』です。
総勢19名
自己紹介も兼ねて、
「得意なこと」と、今回で自分には何ができるか(担当)について。
ひとりづつの発表でとってもお盛り上がり
役割分担もほぼ決まって来ました。
$アメリままのゴルフ日記 A-懇親会A

$アメリままのゴルフ日記 A-懇親会B
$アメリままのゴルフ日記 A-懇親会C

$アメリままのゴルフ日記 A-懇親会@

今日も幹事はこの方。
間際の増減とかもあったけど、迅速な対応はさすがでした
お仕事お忙しいのに、いろいろありがとう
感謝です
$アメリままのゴルフ日記 A-緑影さん
ご年配の方、お仕事等でお疲れの方もいらしゃる中、
6時半から8時までの講座
その後、8時半からの懇親会は
お時間的には、きついスケジュールだったと思います。
それでも、みなさん明るく元気にお楽しみいただけたみたいで
ほんとうに良かったです。
(次回からお時間等は検討の余地ありですね。)
博士のお陰で、みなさんにお会いできたこと。
みなさんと貴重な時間を共有できたことに感謝です
*今回は16名の参加で、会場費を差し引いて
 13,000円を義援金とさせていただききます。
 4月分 15,000円
 5月分 12,000円 でした。
 ありがとうございました。
インナーゴルフ  (アメリ流まとめ)
私は、ゴルフを初めてこの6月で3年、コースに出て2年半になります。
一昨年末の自己ベストが103、一年経った昨年末の自己ベストが101。
今年こそ軽く大丈夫!と思ったにも関わらず、あっという間に1年が過ぎた昨年の年末、テニスをしている知人に「メンタルで躓いている」と話した所、紹介してくれたのがこの本でした。
この本は アメリカのアマチュアテニス界の有名選手でかつスポーツ心理学の専門家だったティモシー・ガルウエイ(以下ティム)が、約30年前に書いたもので、改訂され今まで読み継がれている本です。ティムは、それまでに開発していた「インナーテニス」の手法をゴルフに応用しようと考え、技術的なレッスンを受けないで独力によってどこまで上手くなれるか、また思い通りに定期的なラウンドができないゴルファーがインナーゲームによって上達できることを立証した本でもあります。
コースに出て、ちょうど一年目くらいの頃、最終のロングホールで4パットして9点。50台前半が出始めた頃で、午前中が50だったので、
「ボギーであがれば100切れる」と思ったとたん、ドキドキしてきて、パットが思わぬ方向へ。
みなさんも、ラウンド中こんな心の声を聞いたことはありませんか。
「あー、また、バンカー。今日はめちゃくちゃになるかもしれない。」
「2回連続パーは、きっとないやろ。」
この頃から、私のメンタルとの戦いは始まっていたのかもしれません。
ティムはそれを、
頭の中に、自分(セルフ1)と自身(セルフ2)がいると言います。
セルフ1がゴルフのやり方を指示し、もうひとり(セルフ2)が実際のゴルフをしている。セルフ1は、単に球の打ち方を指示するだけでなく、過去のミスを責め、将来のミスに対して警告を発し、失敗の度に叱咤する。信頼し合うパートナーのそれではなく、むしろ不信感のみなぎる間柄であると。
この1年間なかなか100切れない状況に
『これが100の壁なのかも。』と思っていました。
ティムは、スランプを作り出したのは、自分(セルフ1)である。
「スランプなどない。」そんなものは存在しない。
過去のまずいプレー状態が今後も続くのだと言う確信から生まれてくる考え。
そう考えなければいいだけの話。同じように、好調の波が続くと、「こんなことは長くは続かないはずだ。」と、セルフ1が語りかける。
過去のひとつひとつのショットは、過去に任せておけばいい。
つまり、『今』をプレーする事。
『過去は。今や未来に対しての影響力は何もない』と考える人には、何もない。
そして
私たちゴルファーの多くが感じる『力み』についても
人は必要以上にがんばろうとするから、『力み』が生じる。がんばりすぎて
ゴルフや仕事や、人生までをも、自分で難しくしてしまう。努力は大切だが、がんばり過ぎは美徳ではない。
なぜなら、自分自身の本能を信じてない。
つまり、『自己不信』が『力み』を生んでいるだけだから。
ティムの勧める『インナーゲーム』では、
「がんばらずに、セルフ2が自身を信頼し、信用するときに、
 より容易に成功がやってくる」
セルフ1が「なんだゴルフは難しいわけじゃない!」という体験を重ねて行くと実際より易しく感じるようになるといいます。
つまり、セルフ1の声を聞かないで
セルフ2にコントロールをまかせることが、
『インナーゲーム』である。
これをマスターできれば、集中することが容易になり、
「習得(上達)」することができる。
@ セルフ1の声を聞かないための練習法。
 クラブの動きに自然に意識を集中させて、雑念を排除するための発声練習、
バック(クラブの位置がトップ)、ヒット(インパクト)、トップ(トップ)や、
ダァ(アドレス)、ダァ(トップ)、ダァ(インパクト)、ダァ(フィニッシュ)を練習場で試してみてからコースで試そう。
Aセルフ2にコントロールをまかせるための練習法。
ゴルフにとって最も重要な「意識の焦点」の対象は、身体とクラブ。非常に多くの盲目の人がゴルフのラウンドを楽しんでいることからもわかるように、
見て知るより『感じ取って』知る方が重要。
≪インナーゲーム練習法≫
練習を始めるに当たってまずスイング全体に意識を当てていると、その時なりに、何か特別な箇所に意識が自然に集まり始めます。
もし、何も感じられないと思ったら、目を閉じてスイングしてみましょう。
まず、全体を感じ取ってるうちに、自然に何かの感覚が浮かび上がってきます。
たとえば、それが「硬さ」だとしたら、いいとか悪いとか考えずにスイングを続けましょう。
いつ、どこで起きるのかを絞り込む。注意をそこにあてただけで、そのしこりが消滅することがあり、それが『自然修復作用』
大河の流れのように、自分自身の内側からよどみなくエネルギーがあふれるさまを感じ取るまで、練習を続けてみましょう。
たとえばパター練習なら
「パットを入れるゲームではなくボールがどこに転がるかを感じるゲーム
=知覚力のゲームにしてしまう」
目を閉じたまま打って、ボールがどこに止まるかを口で言う。ボールが左右に出るのはどこで感じるか。距離はどこで感じるか。知覚力がアップする。
入れようとする時とインナーゲームをプレーしている時の違いを感じてみよう。
博士より〜
ドリルはテクニックです。
自信に満ち溢れてうてるか
どれが自分にあっているかを身体で感じて
自分のものにして欲しいと思います。
ティムが言っているのは、
スイングに意識を向けて他のことを考えないようにしよう。
ということです。
まず、目を閉じて太極拳スイングをしてみましょう。
上級レベルでは
目を閉じてクラブをもって球を打ってみましょう!
『意識をむける』ことが大切です。

コースでは
震えが来るなら来い。それを微に入り細にわたって感じとってやる
知覚力のすべてで見届けてやるくらいの気持ちで臨むことが大切。
そして、集中するとセルフ2だけが活動し、セルフ1が消える。
その先には、
『ゾーンに入る=リラックスした集中=FLOWがある』
感じ取る極限に達すると、このような自然習得が続く。
集中力が強制されればリラックスはないが、自分の集中力をコントロールすることは可能。
「今ここに(HERE AND NOW)」心の焦点を合わせることで、心は鎮まりはじめ、集中が増すに連れてセルフ1はものを言わなくなり、セルフ2が能力を発揮できる。そして、本来の楽しさを重視する人の方が、安定した集中を維持することができる。
ティムは、乗馬、水泳、ランニング、射撃、フェンシングなどのオリンピック代表チーム、フューストン交響楽団などを指導し、「インナーゲーム」に関する講演やコーチングで実績をあげてきました。
ティムは、スポーツ選手だけでなくアーティスト、すべてが、
『リラックスした集中を身につければ、
 だれでもどのような技術でも上達できる』と、言っています。
私は、今までたった一度だけ「ゾーンに入る」とはこういうことかも?
という経験をしました。
それは、昨年末の「雪のタラオカントリー倶楽部」のラウンドの時です。
昼のスタートは吹雪の中。グリーンは「ホワイト」になり、
パターをすれば雪だるま。
なのに、
うそのような話ですが、今もこの日のスコアが私の自己ベストです。
この日は
楽しくて、楽しくて、ずーっと笑っていた気がします。
年末最後のラウンドだったので、どうしてもプレイしたくて、朝から
「雪でクローズしたらどうしよう。」と、とても不安だったのに、
ラウンドできることになったことが本当に心の底からうれしくて。
こんな雪の中でも一緒にゴルフをするゴルフ仲間がいるんだ。と思うと
可笑しくて。
子供のころの雪遊びを思い出して、また楽しくなって。
今までのラウンドの中で、一番楽しかったのではないかと思います。
そして、その時心の底には、
「これだけ悪天候ならスコアは悪くて当然!」
(スコアは気にしなくてもいい!)

という気持ちがあったことは確かです。
そして、先日の、『第1回OGCコンペ』でも、
腰痛で参加不可能になってしまい、許可をいただいてコースに付いて行きました。そして、皆さんのプレイを見ているうちに(ここだけの話ですが)
少しだけ打たせてもらいました。
靴擦れがひどかったので、裸足になって、芝を両足で踏みしめていると、
自然と一体になった気がして、本当に気持ちよかったです。
この日も、絶対プレイができないと思っていったのに、少しだけでもプレイできたことが、ただただ、愉しかったです。
ドライバーも力強い球で、セカンドは3番ウッドなんて使ったことなかったのに
ぴきーーんと。アプローチも嘘のようにピンにぴったり寄りました。
もしかしたら、今までで最高のナイスプレイができたかも。
(でも、これを入れればパーの25センチはしっかり外してしまい、
 みんなに笑いを提供してしまいましたが(汗))
この時を振り返って、ひとつだけ言えるのは、
タラオの日と同じく
『プレイできること自体が、心の底からうれしかったこと。』
スコアもスイングも考えなくても、ただプレイを楽しんでいるだけなのに
自分の中の最高のプレイができる。セルフ1の声を聞くことも、力むこともない。
大げさでも、こじつけでもなく、
『ゴルフを心から愉しむことができたこと。』
ティムは言います
*あなたは、「良いスコア」と「楽しい時間」のいずれかを
選択しなければならないとしたらどちらを選びますか?
友人達は、ゴルフをエンジョイするためにスタートするにもかかわらず、
じきに「曇天下でプレーしているような」顔つきになる。スコアは、ゴルファーを喜ばせるために存在するのに、実際は違う。
モノポリーのマネーゲームをしてどうしたら自分の技術を高められるかを考えて夜も眠れないことはないけれど、ゴルフではスコアや腕前を、自分がどう見えるかの価値の一部として扱うようになってしまっている。
『ゴルフはゲームにすぎない』
『スコアは、ゴルフで最も重要なものではない』
私は、ゴルフを始めると同時にブログを始めたので、練習もラウンドもいつも誰かに見られている気がして、心のどこかに『上手くなったね』『がんばってるね』と思われたい。そんな気持ちがあったのかもしれません。ラウンドでスコアが悪かった時は、一番に「ブログに書かなくてはいけないのにどうしよう。」という思いが心を過ります。
ティムは、この本の中に『人に何かを立証するためもの』は偽の競争で、
真の競争とは『もっと素晴らしいプレーをしたい。質を高めたい』という本能の欲求が土台となる。と言っています。
脳科学的には、ブログを書き人に見られることは、自分を高める効果があるそうですが、でも、逆に良く見られたいという思いがエスカレートして『スコア』に固執しすぎていたのかもしれません。
博士より〜
スコアの呪縛の経験はありますか?
今日のりょうくんも
65 6バーディ1ボギー
73 3バーディ6ボギー
これをはずしたら。。。
これをいれたら。。。
スコアの呪縛はプロでも経験していることです!
プロでさえできない
ご自身の方法を見つけてください。
成功体験の貯金を付けてください。
スコアカードにみなさん何を書き込まれていますか。
OBかく?
それは、OBしないように書いていますか?
わすれないようにするつもりが、
ここでOBしたことを蘇らせていませんか?
ミスは忘れる。
いいスコアナイスショットを記入しましょう。
10回打ったら2回はミスが起こるスポーツです。
ナイスショットを打ったときどうしたか自分の言葉でメモしてみよう!
ボブルーテルも言っていますね。
この本の中には、
たくさんの名言やティムからのメッセージが詰まっています。
その中で私が心に残った名言を紹介させていただきます。
*ジャック二クラウス「ゴルフ・マイ・ウエイ」
〜目標を狙う〜
私は練習でも、頭の中に鮮明で焦点のあった正確な映像を描かずにショットしたことはただの一度もない。私はまずボールに止まって欲しい視点を「見る」
白球が鮮やかな緑の芝の上に止まっている。そこから場面は急激に変わり、ボールが飛んで行くさまを「見る」ボールの軌道、弾道、形、バウンドするようす。そこで場面が少しぼやけて、切り替わる。今見た「映像」を「実像」化するために、どんなスイングをしたらいいかを、次の場面が示してくれる。この短い、ごく個人的なハイウッドショーを見てから、私はクラブを選び、そしてアドレスに向かう
セルフ2に目標を任せるという明確な意志と信頼がそこにある
*教育(EDUCATION)は,、ラテン語の「導き出す(EDUCARE)を語源とし 
 ている。必要な知力はすでに我々の内側に存在していて、外側に引き出
 されるのを待っている。一番難しいことはこれが実際に効果を発揮する
 と『信じること』
* ミスショットは忘れて、すべてのショットをまっさらの新しいショット
 だと考えればいい。
 『過去は、悪者じゃない。何かを教えてくれる役目をしている』
*名手ブラッド・ファクソンの言葉
「信じられないだろうが、パットの時に私は本当に何も考えていない
 これを人に伝えるのは難しいが、要するに『私』は『本能』と交替するんだ。
 本能にやらせて、いったいどんな風にボールが切れているかを眺めるのが、
 私はとても好きだ。それが上手くいっているときは、どんなパットでも入る 
 気がする」
*ティムとあるプロとの会話
「あなたの人生を振り返って、一番パッティングが鋭かったのはいつ頃でした
 か?」『15か16だったと思う。あの日ほど素晴らしいパッティングができ
 たのは生涯2度となかったよ。もちろんパッティングに関する技術的な知識
 はなかった頃さ。』
*人は「法則」がどこかへ連れて行ってくれる物だと信じることに慣れている
 ゴルフでも仕事でも人間関係でも、人生でも、マニュアル通りにすれば何ら
 かの結果が得られると信じている。
『秘密の法則などない』
『これさえやれば』という秘訣など何もない。
 決まり事だらけの日常。「こうすべきだ」の法則を捨ててしまおう。
 恐れや不安はセルフ1が創り出す幻想
 生命力から自然に沸き出してくる感覚をエンジョイしよう!
 心から楽しもう!
*「なぜプレーするか」を考えてみよう。
「楽しむために」「友人関係のために」と決めると、別のインナーゲームが心のドアを叩く
*不確実さを受け入れよう
 不安定や不確実を受け入れ、それに辛抱する事を学ぼう。
 予想外の事を楽しめるようになろう。
 「何かを予期」したり「期待する癖」を無用の長物であると確認し、
 その一切をかなぐり捨てる
 自分の期待から逃れて自由な身になる事を習得する事を学ぶと他人に対する
 無用な期待も捨てるようになる。
 期待の拘束から、コース上でもコース外でも逃れる術をみつけよう。
 自分の結果を期待する事で、自分が成長する事をより困難にしている。
 セルフ1をゴルフ場に連れて行くのはもうやめよう。
スポーツは
単にヒーローを創り出し当たり、個人が気晴らしをするだけでなく、「自己コントロール」の能力を高める術を学ぶ場でもある
ゴルフコースでストレスに耐えることを学んだビジネスマンは、仕事でもストレスを克服できる、能力を上げることができる。
そして、その後、一生それを活かすことができるはずだ。
ゴルフは『自分自身とより密になるため』のスポーツ
「自分自身を克服するためにプレーする」のがゴルフであれば、
ゴルフは自分自身に気晴らしをさせ、活力を再生させるもの
ルーティン化し、パターン化した日常からの小さな冒険であり、人生を豊かにするもの
ゴルファーがコースで自分たちについて学び取ったことは、人生に反映され、やがて社会の中にも自然に還元されていく
ゴルフは歓びと努力に値する価値を持ち合わせたスポーツである
【最後に】
この本を改めて読み直して、ゴルフをする上でまた残りの人生を生きていく上でも、『座右の本』としていきたいという思いは、さらに強くなりました。
ティムのいうインナーゴルフを実行できるのに、何年かかるのかわからないけど、自分を感じ、自分の潜在能力を信じ、リラックスした集中(ゾーンに入る)を自分の力で操れるようになりたい。そして、本当の意味でのプレーする歓びを感じたい。その歓びをみんなに伝え、その素晴らしさを分かち合いたい。
スコアにこだわるラウンドではなく、心の底から愉しめるラウンドを一度でも多く経験したい。そう心から思いました。