よみうり文化センター
「ワンランク上げるゴルフ理論と練習法」
日時:毎月第四金曜日(随時スタート可能) 18:30〜20:00
場所:よみうり梅田文化センター 大阪市北区角田町1-1東阪急ビル2階
http://www.oybc.co.jp/link/umeda/umedatop.html
参加者の発表と
11月26日(金)
博士の読売文化センター講座
今日は、いきなり、
『アメリさんから 先日のラウンドレッスンのご報告お願いします』での、スタートでした。(なんで。。。)
で、昨日の春日台のラウンドについて
ご報告させていただきました。
アメリよりご報告
女性の上級者の方おふたりとのラウンドで、
白から回ったのもあるかもしれないですが、
ドライバー以外は、ずっと私が待っていただいている状態。
セカンドでチョロしてしまうと、
あせってその後は崩れる一方で
アプローチもパターもボロボロでした。
傾斜ショットで、FWはトップ、アイアンでのアプローチは
ダフりが多かったように思います。
午後のハーフでやっとボギーが3つ。
1ラウンドの中で、ハーフの中で、1ホールの中での
気持ちの切り替えの方法を教えて欲しいです。
博士より
アプローチで素振りを3回もされていたのに、
Sさんからご指摘いただくまで気がついてなかったそうですね。
やはり、ルーティーンが大切です。
いつもと同じように、何も考えずに
オートマチックにできるように日頃からくせつけましょう
Sさん&Aさんからアメリを見ての感想
※ドライバーよく飛ぶ
※スタンスも素振りもいい
※あとは慣れだけと言う気がした
※ドライバーと他のショットのスイングが違うように見えた
そうですね。
スイングは一緒なのに、
気持ちの問題が大きかったのではないでしょうか。
もっと、自分に自信を持ちましょう
昨日のラウンドで、アメリさんとSさんAさんの違いって
何だったかおわかりですか?
『深く考えすぎない
』
『踏ん切りがいい
』ことです。
スタート前のバンカーとアプローチ練習の時、
遅れて来たSさんが1箱24個の球を打ち終えたとき
アメリさんはまだ半分しか打ち終えていませんでしたね。
モジモジ考え過ぎて、踏ん切りがないように見えました。
(そういえば、今朝はバンカーショットの練習が
全く上手くいかなくて、モタモタしていました
さすが、博士鋭いご指摘です。。)
技術面で
傾斜ショットのポイントは
インパクトゾーンを長めにとること
斜面とけんかしてはいけません。
斜面通りに振り抜きましょう
人は、そのまま立つと自然に重力に対して垂直に
立ってしまいます。
斜面通りに立ちましょう
ミスが続いた時の切り替え方法は
クラブを変える。スイングを変える。
などの方法があります。
自分の番がきて焦らないように
人が打っている時に、右前はダメですが
左前ならOKなので、他の人のボールが見える所で
素振りをしておきましょう。
最後にアメリさんはスコアを気にし過ぎの傾向がありますので
段取り上手になって、
もっと気持ちに余裕をもってプレイを楽しみましょう
思い切りの良いプレイをすれば、
スコアは必ず付いてきますよ
Sさんからご報告
Tショット前に、博士から素振りを何回かするように言われ
最後まで振り切るようにしたら、ドライバーの飛距離が
すごく伸びました。
ここで、Sさんのホース素振りチェック指導が
『顔に当たって痛いです。。。』
博士より
『最後まで振り抜きましょう』
肩が止まっているから痛いので、
最後まで肩を回しましょう
Aさんからのご報告
私は、足がくるみ割り人形のようになってしまいます。
ビューンと振り抜くことを教えていただきました。
そして、『次の3本のクラブを肩に担いで、
ビクトリーロードを歩く』
ことを教えていだいたので、今後も実行します
※ビクトリーロードとは、
グリーンからフェアウエイに向かって芝が刈られた
細い道のことで、いい天気だったので背筋を伸ばして歩くと
本当に気持ち良かったです!!
博士より
SさんもAさんも、ドライバーの飛距離がもうちょっと欲しいですね。
ドライバーで平均180y飛べば、300yのミドルでも
あと120yでオンできることになりますね。
左股関節を使えたら、インパクトで伸び上がりません。
歩く時も、股関節を使って、肩甲骨を伸ばしながら
歩くようにしましょう
Aさんのご主人より
パターで、こんな風に腰を動かしてしまっていました。
博士より
腰ではなく、肩を動かすようにしましょう
Mさん
相変わらず、80〜90台を行ったり来たりしています。
先日、タラオで東と西の1.5Rしたのですが
西はピンポイントで狙わないといけなくて
とても難しかったです。
特に難しいコースでは
『パンチを入れない』ことを課題にしています。
腕力が強いので、ぎゅっと握ってしまうと
距離は伸びますが、安定しなくなってしまいます。
『優雅』に打ちたいけど、難しいです。
博士より
ハーフショットとパターは特にパンチが入りやすいです。
本当はバックスイングで上げたクラブの重みのままで
下ろすのが理想です。
小さなバックスイングだからこそ、打ちに行って
距離を合わせてしまいがちです。
振り幅が小さすぎて、いつも間にか右手で加速したり
振り幅が大きすぎて、いつの間にか減速したりして
いつの間にか調整していることが多いです。
藍ちゃんは、バンカーでさえもインパクト感がないですよね。
特にバンカーショットは
トップしてホームランがコワいから手前から入ってしまいます。
球に当てるつもりで万一当たっても、フェイスを開いているから
恐怖に思わなくても大丈夫です。
ポンポン練習しましょう!!
バンカーショットはなぜ手前に入ってしまうかご存知ですか?
足を砂の中にめり込ませますよね。でも、ボールは砂の上。
つまり、Tアップした状態といえます。
ダフらせようと思ってスタンスしているのに
手前を打とうとすれば、それ以上手前に入ってしまうのです。
アプローチも、バンカーショットも
パンチが入らないように
生卵が割れないというイメージで
スフトタッチを心がけましょう。
S藤さん
私も池があるとスイングが変わってしまいます。
景色に惑わされてしまうので、切り替えが難しい。
切り替えの方法を教えて欲しいです。
博士より
たとえば、カップまで50yの池越えショットだとします。
池とグリーンの間は少なくても10yはあります。
普通のショットをしていたら、どんなミスをしても
20%の誤差を考えると50y×80%=40y
は最低でも飛びます。
ということは、池に入るのは考えられないことなんです。
そう思って打ってみましょう
Aさん(ご主人)
年を取ると肩が回りにくくなりますので
トップを低めにして、下半身主導を心がけています。
でも、疲れてくると手だけで打ってしまいます。
博士より
『股関節』が使えれば、大丈夫でしょう。
『アドレス』『インパクト』の股関節の使い方を
覚えましょう
そのためには
『股割り』や『しこ踏み』がおススメです。
しこは足を上げて伸ばしてから下ろすと言う事をご存知ですか?
Kさんより
ホース素振りで、まだ顔にホースが当たってしまいます。
先ほどのSさんと同じく、肩を回すようにしましょう
博士より
手を伸ばそうとしても手は伸びません
頭が残れば、自然に手は伸びます
『ヘッドビハインザボール』
その後、博士より
エイジシュートの植杉さんのご紹介がありました。
60歳から本格的にゴルフを始められ
誘われるゴルフは断らない主義とのことです。
80歳で240y飛ばされるだけあり、
ヘッドの使い方が凄くお上手です。
ヘッドスピードはなくても、柔らかいシャフトを
ムチのように使われています。
博士の著書
『出だしゴルフ60のヒント』
を教材にお勉強の続きをしました。
練習グリーンでの練習の仕方
15yの上り、下り、フックライン、スライスラインを
練習しましょう。
2yを8カ所から打つと、すべてのラインを打つ事ができます。
ピンの長さは2m40pなので
1ピンとは2y強ということになります。
真っすぐのラインを、思った所に打つのがいちばん難しいです。
手前に仮想カップを2つ。
打ち出しと途中。
上りの場合は奥に仮想カップを作ります。
目標に対してフェイスを合わせたら、
その後は向きを忘れましょう!
→向きを考えすぎてショートというパターンがよくある
=距離が合っていない
仮想カップのイメージを高めたらあとはフィーリング
『タッチだけ』を考えましょう
歩測の重要性
実際にラウンド時に150yから100yの看板までを歩いてみて
1yの自分の歩幅を知りましょう
アプローチの場合は、2段構えで歩測しましょう。
50y以降は100yの看板からのマイナス
50y以内はエッジまで歩き、
エッジからカップまでの距離を確認します。
PWなら、一般的には20y上げて10y転がしますが
その人によって変わってきますので、
自分の傾向を知る事が大切です。
今日もあっという間で
内容たっぷりの90分でした。
そして、昨日のラウンドままなら、きっとまだ凹んでいたところだけど貴重なアドバイスを伺えて、
この失敗は、とても良い経験だったんだと思えるようになりました。また、がんばろうと思えてきました
今日も充実のお話をありがとうございました