よみうり文化センター

 

  「ワンランク上げるゴルフ理論と練習法」

日時:毎月第四金曜日(随時スタート可能) 18:3020:00 

場所:よみうり梅田文化センター 大阪市北区角田町1-1東阪急ビル2  

http://www.oybc.co.jp/link/umeda/umedatop.html 

 

博士の読売文化センター講座♪〜ゴルフ57ツボ〜

20100919()

〜博士の読売文化センター講座〜
今月は第3金曜日に変更でした。
最初に受講生からの近況報告です。

最近優勝されて絶好調のSさんより
最近、トップで(3秒?5秒くらい?)
止まってしまうようになりました。
長過ぎると言われ、その後で慌てて下ろすと
思いっきり左へ行ってしまったりします。

博士より
捻転するためには時間が必要ですが
それは少し長すぎますね。

いちばん大切なのは自分のタイミングで打てること。
(スイングリズム)
そのためには『素振り』がいちばんです。

河井プロはいつも時間があれば『素振り』しています。
いいイメージを持ちながら繰り返すと
自分に合ったタイミングが身に付きます。

おなじくSさんから
バンカーが苦手でした。
何も考えないでアプローチのように打って
フルショットで打つようにしたら出るようになりました。

博士より
バンカーはソールできません。(2ペナ)
浮かした状態から球の手前を打たなくてはいけません。
エクスプロージョンショットでアウトサイドインに
打つことによって、砂を爆発させます。
ただ、そのためにはヘッドスピードが必要です。
スタンスを平行に取って、
ボール1個半くらい手前の所にクラブを入れます。
その際、通常の2.5〜3倍のスイングが必要です。

ガードバンカーの場合
カップまで15〜25yがいちばん多いです。
(大体20y
52°のウエッジで20y打つとしたら
大体9時〜3時の振り幅ですが
バンカーの場合は(2.5y〜3y)60y打つもりで。

いちばん大切なのはヘッドをどこに入れるかです。
下半身をどっしり構えて、
 構えたところにフェイスが戻るように。
 体重移動したら戻ってきません。
 これは、ただ練習あるのみです。
そのとき、K谷さんからの質問が
バンカーで砂の手前を打つのはなぜですか?

博士より
芝生の場合は、芝の上にボールが乗っているから
ボールをクリーンに打てます。
でも、バンカーは砂の中にめり込んでいる
もしくは、砂にぴったりくっついているので
クラブ
が入るスペースがなく
クラブ
ヘッドでボールを叩けません。
だから、手前に入れる必要があります。
それにアゴがあるから上げないといけません。

N
からの近況報告
先日の美加の原で白ティから回って
セカンドでのチョロをいっぱいしてしまったこと。
UT
も7Wも4Wもすべてトップでした。
ウッドが苦手だから、距離が長ければ長い程
苦手意識が強くなってチョロをしてしまいます。
アイアンはちゃんと当たるので、
ウッドを使わないで、もっと距離の伸びるアイアンとかを
使うのはどうなんでしょうか?

博士より
4番アイアンは飛びますが転がるので、
ウッドの方が断然グリーンを狙いやすいです。
最近4Wの練習はしていますか?
とにかくウッドの練習を繰り返しましょう

やっぱりですか、、、、
アイアン型のFWってどこかに打ってませんかね??!
アメリままのひとり言(笑)

前回「ゾーンに入った」とご報告があった
絶好調のKさん

クラブ
を数本持つと重さを感じることができるのですが
1本だとヘッドの重さを感じることが難しく、
切り返しがぎこちなかったのですが
『素振り』を繰り返していると
トップでガマンできるようになってきました。
素振りは、短いクラブでスイングの軌道とフェイスの面を
確認するようにしています。
『いかに気持ちよく振るか』
を意識するようにしたら、飛距離が伸びてきました。
また、イスの片足立ちをして下半身強化しているので
そちらの効果もあると思います。

博士より
イスの片足立ちは、ハムストリングと
第4大股筋を鍛えることにつながります。
特別なトレーニングをしなくても
電車で片足で立つなど、
日常生活で筋力トレーニングすることは可能です。
みなさんも、ぜひやってみてください。

ちょうど、先日ラウンドでご一緒したOさんも
最近下半身強化をされて飛距離が伸びて
スイングが安定してきたとおっしゃられていて
すごくタイムリーなお話でした。
飛距離というより、早くスイングを安定させたいので
まずは日常生活からがんばってみようかな
と思いました。

先々月の続き
博士にの著書『ゴルフ57のツボ』より
今日はパターについて勉強しました。

ツボ49
自分のパターの『スイートスポット』
知ってください。
ボールの赤道とスイートスポットを合わせる練習を
しましょう。


パターに輪ゴムを巻いて、真ん中で当てる練習を
5球づつしました。
少しずれただけで音も出球の方向も全然違うので
スイートスポットに当たっているかいないか
癖がすぐにわかります。
私の場合は、真っすぐ引くことを意識しすぎて
アウトに引いているというご指摘が。
こういう方が多いそうです。
詳しくはツボ56に)

パターでも『素振り』は大切です。
『なめらかなストローク』
 が身に付きます。
ショットの精度を上がると、
特にロングパットの場合
エネルギーの伝達が大きくなり出球が伸びるのです。

ツボ50
球の手前でダフってしまうことはないですか?
スイートスポットに当てるためには
ダフっていたら下すぎることになります。
球が跳ねるショートしてしまいます。

ボールの手前にコインを3枚重ねて
練習してみましょう。

ツボ51
同じく上から見ても安定
水平に見ても安定させるには(ライ角度)

コインを真ん中に置くだけでなく
その端にTを立てて少しTアップすることも必要です。

ツボ52
K
谷さんからのご相談
どうしても、上りはショートしてしまいます。

同じ位置から5mの上りと下りのカップを
見たとします。


同じ距離なのに、目線から見ると
上りの方がカップが近くに感じるのです。
上りと下りの早さの違いとの
『相乗効果』
上りはショート
下りは行き過ぎるのです。
『上りは自分が思っているよりも強く』
『下りは自分が思っているよりも弱く』

打ちましょう

ギリギリの距離を打つ方が多いので
ギリギリだと谷側に切れるのです。
だから40センチオーバーが最適なのです。

頭の中に『仮想カップ』を作るようにすると
距離がだんだん合ってきます。

ツボ55
生卵が割れないように『なめらかに』
クラブ
の重みを利用してストロークしましょう。

ツボ56
真っすぐ上げようとすると
アウトサイドに出てしまうことが多いです。

ドライバーで真っすぐ出そうとすると
スライスしてしまうのと同じです。
(特に女性はヘッドスピードがないので
 真っすぐのつもりでも面が返っていない
 返しすぎるくらいでもいいくらいです。)
スライスラインのパターは
フェイスを返すくらいの気持ちで打ちましょう。
フックラインの場合は見ても大丈夫ですが
スライスラインは見に行けば谷側にはずします。
左の耳でカップインの音を聞きましょう。

 

今日もあっという間の90分でした。
何度講座を受けても目からウロコがいっぱい
頭で納得して練習するのと
言われたからするのとでは全く違いますよね。
そのためには、今日教わったことを
忘れないようにしなくては
今日もためになるお話をありがとうございました
そして。
最後に博士からちょっと寂しいお知らせが。
「読売文化センター梅田」が、
来年の3月で閉鎖になるんだそうです。
(博士の講座だけじゃなくて梅田の全部だそうです)
ということは、この講座もあと6回でおしまい。
今日の出席者のみなさんもすごくガッカリされていました。
ゴルフの駆け込み寺がなくなったら
どうしたらいいですか
博士、悩めるゴルファーのために

また次の作戦考えてくださいね