7月23日(金)
博士の読売文化センター講座
〜易しいゴルフ57のツボ〜
第3金曜日。
博士の読売文化センター講座に行ってきました。
まず、今日から新しく受講されることになった
Kさんの自己紹介がありました。
月1回
ラウンドされていて
平均スコア90
ハンデ18
自己ベストは、ゾーンに入っている時に
80のベストを出されたそうです。
自分では、メンタル面に問題があり
コースマネージメントできていないと思います。
たとえば、
残り200yの時、1打で行こうと考えてしまいます。
そして今日は、博士の著書
『易しいゴルフ57のツボ』
を教材に、お勉強をしました。
ツボ1
目標をしっかり確認して
アドレスすればスクエアに立てる
→博士
7/11の第3回レクサス選手権での
兼本貴司プロの
井上信プロとの優勝争い。
7打差を、残り7ホールで−8にし、
1打差だった最終ホールで、イーグルという
稀に見る奇跡の大逆転をした
兼本貴司プロ。
その時の兼本プロのコメントは
『ピンしか見ていなかった。』でした。
まさに、ゾーンに入っていたとはこのことです。
さきほどのKさんのお話にもありましたが、
ゾーンに入るためには何をすべきか。
世界的なメンタルの先生方がおっしゃられている事は
すべて同じです。
『打つ前の目標意識を
しっかり持ちましょう』
目標を確認して、
アドレスに立ったら目線はボールに戻す
その時、
『目標が鮮明であればある程
ナイスショットの確率は高くなります』
ニュートラルな気持ちで、
目標に向かって振り切るのです。
邪念と疑念を持たない。
無心で自分の持っているものすべてを出す。
自分の持っている物しかない。
ツボ2
遠くの雲に打ち込むつもりで
振り抜く
→博士
練習時に
ネットの上を狙う、ネットの下を狙う
狙う場所に寄って球筋が変わるので、練習の時
試してみてください。
Mさん
最近GPSを買って、初めて
ラウンドしました。
自分の感覚と実際の距離がとても違っていたことが
わかりました。
グリーンの大きさ、コースの巾、
バンカーが手前にあるなど。
特に横からグリーンを狙った時の距離が
長い所では、20yくらい違っていました。
→博士
横からグリーンを狙ったキョリを知る方法を
お教えしましょう。
球がAからBに行った場合。。。
普通の方は、球まで△の方法で歩かれると思いますが、
◎のルートで球まで歩いてみてください。
そうすれば、
*カップとのキョリがわかる
*ラインがわかる
*歩測もできます
そして、Bからのショットの場合は
Aの52°で20yのピッチと10yのランニングが
いちばん安全で、いちばん寄りやすいでしょう。
←→ロブショットはキョリが合いにくい
ツボ3
ボールは見てても、
気持ちは目標に!
→博士
振り切りがよくなる
ヘッドスピードが上がる
との実験結果が出ています
Kさん
ヘッドアップしてしまう
理由は飛んで行く球が気になるから
→博士
目標を2秒以上凝視して
目を閉じても目標が頭の中に残っている
しっかりとフェイスをボールに持って行こう!!!
但し、インパクトのイメージに捕われすぎると
打つだけでスイングが終わってしまう。
↑
↓
インパクト感をなくす
(球がないと思って打てる)
『目標のイメージが鮮明にあればあるほど
ヘッドアップしない』
ツボ4
ボールばかり、
しっかり見る必要はない
ツボ5
目標を見ながら
アプローチ練習をしよう
→博士
パッティング練習でカップを見ながら
ストロークしてみましょう
インパクト感のないスイングを体験できます
ツボ6
寝ても覚めてもグリップ三昧が
上達への道
NHKのゆるゆるグリップでも
ご存知だと思いますが、
クラブヘッドを上に向けてグリップすると
手首に力が入りません。
ツボ7
グリップにタオルを巻いて
振ってみよう
ツボ8
スライスの防止には
スクエアグリップが最も大事
→博士
いつも通りグリップして
フェイスを目標に向けて構えたら、
だれかに
クラブヘッドを引っ張ってもらいましょう。
真っすぐスクエアになるのがいちばん良い。
女性の場合は、ヘッドスピードが遅く
真っすぐでも腰をオープンで迎えるから
少しフック気味でちょうどいいでしょう。
ツボ9
振り方を覚えるには
タオルスイングがいちばんいい
またまたホース素振りをしたのですが
素振りの時からアウトサイドインになっていますよ
とのご指摘をいただきました
気をつけなくては。。。
Kさんの素振りチェック
ツボ10
身体の正しい回転は
水平素振りで覚える
→博士
横振りで覚えて前傾しましょう。
そのとき、背筋が大切
上げて下ろすのではなく
スイングは回すイメージが正しい
ツボ11
上体は背筋を伸ばしたまま
前傾させる
→スクワットで背筋を鍛えましょう
ツボ12
軽い
クラブを
腰を据えて重く振れば安定する
→
クラブは軽いので
重い物を持つイメージ
ツボ15
右手が下ならスライス
左手が下ならフック
→インパクトで合わそうと思うと遅いので
フォローで手を返そう
ツボ16
「ボールは柔らかい」と思えば
スムーズに振れる
→
ピンポン球を打つと
フィニッシュ(フォロー)が大きくなる
Mさん
ショートパットは球は重い
ロングパットは球は軽い
と、イメージして打つようにしたら良くなりました。
→博士
パターはテイクバックが小さいとパンチが入ることが
多いです。
先日の全英オープンで、遼君のパターの調子が悪かった時に
青木プロが『りょうくんのパター、テイクバックが小さいね。』
と言っていましたね。
最後に博士から
今回ご紹介した意識の持ち方に正・誤はありません。
理解した上で、試してみて
自分にあった方法を取り入れてみてください。
とのお言葉が。
今回の講座のキーワードは
『意識』
今日の講座を受けて
私は、アドレスの時に
パターやアプローチなど近い距離の時は
どこに落とそうとイメージして
意識しているけど、
Tショットやセカンドショットなど
100y以上の長い距離ほど
目に見えるもの
=『目の前の球』と『インパクトの瞬間』の画像しか
ない事に気がつきました。
目を閉じても目標の画像は全然出てきません。
球筋をイメージするというのも
漠然としか頭に浮かんでいませんでした。
ナイスショットが出るはずないですよね
私は、アプローチが好きで
Tショットやセカンドショットが苦手というのは
こういう所に原因があったのかもしれないです。
スイングを変えるのは
とてもたくさんの時間がかかってしまいますが、
意識を変えるのは
明日の練習からでもできそうです。
明日から、
いろいろ試してみようと思います。
また練習が楽しみになってきました。
ちょっと?かなり?暑いですが
博士、暑い中でしたが
今日もためになるお話をありがとうございました