よみうり文化センター

 

  「ワンランク上げるゴルフ理論と練習法」

日時:毎月第四金曜日(随時スタート可能) 18:3020:00 

場所:よみうり梅田文化センター 大阪市北区角田町1-1東阪急ビル2  

http://www.oybc.co.jp/link/umeda/umedatop.html 

 

博士の読売文化センター講座♪〜易しいゴルフ57のツボ〜

2010年07月25日(日)
7月23日(金)
博士の読売文化センター講座
〜易しいゴルフ57のツボ〜


第3金曜日。
博士の読売文化センター講座に行ってきました。

まず、今日から新しく受講されることになった
Kさんの自己紹介がありました。
月1回ラウンドされていて
平均スコア90ハンデ18
自己ベストは、ゾーンに入っている時に
80のベストを出されたそうです。
自分では、メンタル面に問題があり
コースマネージメントできていないと思います。
たとえば、
残り200yの時、1打で行こうと考えてしまいます。



そして今日は、博士の著書
『易しいゴルフ57のツボ』
を教材に、お勉強をしました。



ツボ1
目標をしっかり確認して
アドレスすればスクエアに立てる

→博士
7/11の第3回レクサス選手権での
兼本貴司プロの井上信プロとの優勝争い。
7打差を、残り7ホールで−8にし、
1打差だった最終ホールで、イーグルという
稀に見る奇跡の大逆転をした兼本貴司プロ。
その時の兼本プロのコメントは
ピンしか見ていなかった。』でした。

まさに、ゾーンに入っていたとはこのことです。

さきほどのKさんのお話にもありましたが、
ゾーンに入るためには何をすべきか。

世界的なメンタルの先生方がおっしゃられている事は
すべて同じです。

『打つ前の目標意識を
 しっかり持ちましょう

 
目標を確認して、
アドレスに立ったら目線はボールに戻す

その時、
『目標が鮮明であればある程
 ナイスショットの確率は高くなります』

 ニュートラルな気持ちで、
 目標に向かって振り切るのです。
 邪念と疑念を持たない。
 無心で自分の持っているものすべてを出す。
 自分の持っている物しかない。


ツボ2
遠くの雲に打ち込むつもりで
振り抜く

→博士
練習時に
ネットの上を狙う、ネットの下を狙う
狙う場所に寄って球筋が変わるので、練習の時
試してみてください。

Mさん
最近GPSを買って、初めてラウンドしました。
自分の感覚と実際の距離がとても違っていたことが
わかりました。
グリーンの大きさ、コースの巾、
バンカーが手前にあるなど。
特に横からグリーンを狙った時の距離が
長い所では、20yくらい違っていました。

→博士
横からグリーンを狙ったキョリを知る方法を
お教えしましょう。
球がAからBに行った場合。。。
普通の方は、球まで△の方法で歩かれると思いますが、
◎のルートで球まで歩いてみてください。
そうすれば、
*カップとのキョリがわかる
*ラインがわかる
*歩測もできます


そして、Bからのショットの場合は
Aの52°で20yのピッチと10yのランニングが
いちばん安全で、いちばん寄りやすいでしょう。
←→ロブショットはキョリが合いにくい


ツボ3
ボールは見てても、
気持ちは目標に!

→博士
振り切りがよくなる
ヘッドスピードが上がる
との実験結果が出ています

Kさん
ヘッドアップしてしまう
理由は飛んで行く球が気になるから

→博士
目標を2秒以上凝視して
目を閉じても目標が頭の中に残っている
しっかりとフェイスをボールに持って行こう!!!
但し、インパクトのイメージに捕われすぎると
打つだけでスイングが終わってしまう。


インパクト感をなくす
(球がないと思って打てる)

『目標のイメージが鮮明にあればあるほど
 ヘッドアップしない』


ツボ4
ボールばかり、
しっかり見る必要はない

ツボ5
目標を見ながら
アプローチ練習をしよう

→博士
パッティング練習でカップを見ながら
ストロークしてみましょう
インパクト感のないスイングを体験できます


ツボ6
寝ても覚めてもグリップ三昧が
上達への道

NHKのゆるゆるグリップでも
ご存知だと思いますが、
クラブヘッドを上に向けてグリップすると
手首に力が入りません。



ツボ7
グリップにタオルを巻いて
振ってみよう


ツボ8
スライスの防止には
スクエアグリップが最も大事

→博士
いつも通りグリップして
フェイスを目標に向けて構えたら、
だれかにクラブヘッドを引っ張ってもらいましょう。
真っすぐスクエアになるのがいちばん良い。

女性の場合は、ヘッドスピードが遅く
真っすぐでも腰をオープンで迎えるから
少しフック気味でちょうどいいでしょう。


ツボ9
振り方を覚えるには
タオルスイングがいちばんいい

またまたホース素振りをしたのですが
素振りの時からアウトサイドインになっていますよ
とのご指摘をいただきました
気をつけなくては。。。

Kさんの素振りチェック



ツボ10
身体の正しい回転は
水平素振りで覚える

→博士
横振りで覚えて前傾しましょう。
そのとき、背筋が大切

上げて下ろすのではなく
スイングは回すイメージが正しい


ツボ11
上体は背筋を伸ばしたまま
前傾させる

→スクワットで背筋を鍛えましょう


ツボ12
軽いクラブ
腰を据えて重く振れば安定する

クラブは軽いので
重い物を持つイメージ


ツボ15
右手が下ならスライス
左手が下ならフック

→インパクトで合わそうと思うと遅いので 
フォローで手を返そう


ツボ16
「ボールは柔らかい」と思えば
スムーズに振れる

ピンポン球を打つと
 フィニッシュ(フォロー)が大きくなる

Mさん
ショートパットは球は重い
ロングパットは球は軽い
と、イメージして打つようにしたら良くなりました。

→博士
パターはテイクバックが小さいとパンチが入ることが
多いです。
先日の全英オープンで、遼君のパターの調子が悪かった時に
青木プロが『りょうくんのパター、テイクバックが小さいね。』
と言っていましたね。


最後に博士から
今回ご紹介した意識の持ち方に正・誤はありません。
理解した上で、試してみて
自分にあった方法を取り入れてみてください。

とのお言葉が。


今回の講座のキーワードは
『意識』

今日の講座を受けて

私は、アドレスの時に
パターやアプローチなど近い距離の時は
どこに落とそうとイメージして
意識しているけど、

Tショットやセカンドショットなど
100y以上の長い距離ほど
目に見えるもの
=『目の前の球』と『インパクトの瞬間』の画像しか
ない事に気がつきました。
目を閉じても目標の画像は全然出てきません。
球筋をイメージするというのも
漠然としか頭に浮かんでいませんでした。

ナイスショットが出るはずないですよね


私は、アプローチが好きで
Tショットやセカンドショットが苦手というのは
こういう所に原因があったのかもしれないです。


スイングを変えるのは
とてもたくさんの時間がかかってしまいますが、
意識を変えるのは
明日の練習からでもできそうです。


明日から、
いろいろ試してみようと思います。


また練習が楽しみになってきました。
ちょっと?かなり?暑いですが


博士、暑い中でしたが
今日もためになるお話をありがとうございました