よみうり文化センター

 

  「ワンランク上げるゴルフ理論と練習法」

日時:毎月第四金曜日(随時スタート可能) 18:3020:00 

場所:よみうり梅田文化センター 大阪市北区角田町1-1東阪急ビル2  

http://www.oybc.co.jp/link/umeda/umedatop.html 






6月25日(第3金曜日)
博士の読売文化センター講座

〜スコアアップのための練習方法〜


今日、博士は、読売新聞のわいず倶楽部の
ミズノ・オープン観戦』に行かれていました。
その時、全米オープンに同行されていた方の
お話を聞かれたそうです。
今年の『ペプルビーチ』は本当に難しかったそうです。
「ファーストバウンドがどこに跳ねるかわからない」
と、ウッズからもクレームが出ていたほど。
冬の凍ったグリーンと同じくらい硬い状態だったそうです。


『サントリー・レディス・オープン観戦』の感想
Mさん
(余談ですが。。夜の東香里の第2で、
 不思議な練習をされている方を見かけたら、
 それは、きっとMさんです
 決して変な人ではないので(笑)
 声をかけてあげてくださいね

プロ達は
フォローのキレイさ
下半身を動かさない
ヘッドを入れる角度が一定
滑らかでなんと再現性が高いのだろう
と思いました。

博士
身体をいかに動かすかではなく、
クラブヘッドをいかに滑らかにスムーズに
元の位置に戻すかが、とても大切なことです。
そして、いかにいつも同じように、
コンタクトさせるかが
一番大切なことです。

バンカーショットも見られましたよね。
いかに滑らかに、効率的にヘッドを動かしてるか。

パターについて。
今、遼君は
ボールをパターの芯で捕らえることに
全神経を集中していて
『すごく難しい』と言っています。
アマチュアで12フィート、13フィートの早さを
経験されたことのある方は少ないと思いますが、
高速になればなるほど、誤差が出やすいのです。


トーナメントのテレビ放映で映るのは
ナイスショットのみです。
プロでも、一日のショットでナイスショットは
3ショットと言われています。
ミスは当たり前。
ナイスミスでスコアを作っているのです。



博士の、デイリースポーツに掲載の記事
掲載記事はここをクリック
を元にひとりづつ経験談を話しました。


@ドライバー
『飛ばすには、飛ばそうとしないこと』

ドラコンホールに行くと、
力んで打点の正確性が落ちた。
いつもより飛んでない。経験はないですか?

ゴルフには、必ず反対のことが起こります。

アメリ
最近、ドライバーを買い替えたくて、
試打に行くようになったのですが、
せっかく練習で当たるようになってきたのに、
試打では、なぜかいつもより飛ばない。
ちゃんと当たらないです。
店員さんに見られると緊張してしまって
いつものショットが打てなくなります。


博士
プロは
『見られてるから、いいパフォーマンスができる』
アマチュアは
『見られてるから、飛ばそうと思う』


ドラコン選手から
いちばん良く飛んだショットは
『安全圏でその辺に置いとこう』という球でした。
という話をよく聞きます。

また、OBの後に限って
ナイスショットが出たりしないですか?

一球目から
『OBのあとのショットのように

どういう心理状態の時に、ベストショットが出やすいか?
を思い出して
ベストショットが出やすい心理状態に持っていきましょう。

M村さん
毎月参加している月例に行ったら、
池越えショットで2ヶ月続けて池にハマりました。
『また、池に入るかも??』と思うと
池に入ってしまう気がします。


博士
『池に入るかも?』
と、悪いイメージで打つと
ナイスショットの確率は下がります。

いつも同じリズムで打てているか。
リズムが変わって早くなっている可能性があります。

バンカーが嫌いな人が
バンカーに入ったとたんにリズムが早くなって
上手く脱出できないのも同じ心理状態です。

去年のミズノオープンでのこと。
遼くんが、12番ホールでの池越えショットで
左にOB2回。
次の3打目は、右に。
でも、
その後チップインバーディを取りました


これは、ご自身が直面して克服する他に
方法はありません。
たとえば、違うことを考える。
違うクラブを持つというのもひとつの方法です。
とにかく、逃げてはダメ

『いつも通りに振れば大丈夫
と、踏ん切りをつける。
対峙して、良いように考えましょう

博士が、ヒーロジーさんにも答えられていた言葉。
『ゴルフはミスショットのスポーツです。
 上手く行かないことの方が多いんだから
 悪いことは忘れましょう
まさしく、これですね。


Aリスク回避の
作戦を立てるセカンドショットも必要


ひらパーさん
今までとにかくピンに近づけることで
精一杯だったのですが、
もっと考えて打たないといけないなと
思いました。

博士
コースデザイナーは、攻めたら罠にハマるように
設計しています。
でも、逆に、初心者にも優しいルートも必ずあります。
自分の実力と相談して勝負しましょう

たとえば、池越えまで170y。
180y飛ぶクラブを使ってもいいですが
その飛距離の確率は?
また、池越えギリギリを狙おうとすると
池に入ることが多いです。



Bピンよりもグリーン中央を狙え

Sさん
今までずっとピンだけを狙って打っていたのですが
最近、やっと学習して、特にショートホールでは
グリーンの中央を狙うようになったら
スコアがだいぶまとまるようになってきました。


博士
なぜ、センターを狙えば良いのかご存知ですか。

一般的なグリーン(半径15y)の場合
センターまで100y
手前のピンまで90yの場合↓


ピンが10y手前の場合‥‥
90y打つと、少し左右に行けば
バンカーに入ってしまいます
ピンが10y奥の場合も‥‥
少し左右に行けば、グリーンからこぼれる可能性が
あります。

→センターを狙えば、
 左右15yづつのぶれが許されます



C斜面からの注意事項

Mさん
斜面ショットは、考えることが少なくなるので
得意な方です。
『出すだけでいいんや
と思うと、あきらめて
『小さく振る』ことができます。

前上がりはフックしやすい。
→ヘッドをぶつければいい。
前下がりはトップしやすい。
→トップしないように注意。

博士
そうですね。
『バランスを崩さないように小さく振る』
のが原則です。
フェアウエイに戻すだけと考えましょう。

「斜面からのショットが苦手な方?」と聞かれて
手をあげたのが、Sさん(女性)と私のふたりでした。
博士曰く、女性の方が振りまけてしまうからですね。
とのことでした。


Eラフからのショットはライの状態に注意を

博士
状況判断をして、深い場合はウエッジとか
ショートアイアンで脱出だけ
と考えましょう。


最後にM村さんより
ご相談が

アプローチで悩んでいます。
どうすれば距離感がとれますか?
トップとザックリが多いです。

博士
博士「残り何ヤードの時にが多いですか?」
M村さん「20y〜30yでしょうか?」
博士「実際にここで、キャリーで10yの
素振りをしてみてください」
ということで、実際にクラブを持って
20y先のドアを狙って素振りされました。

博士より
10yの小さな振りの場合にトップやザックリする
ことは、考えられません。
それは、心が影響しているとしか考えられません。

アプローチが苦手な方は
どうしても止めなくては行けない時はSW
それ以外は、
52°のAを使って

心が邪魔をしないような
自分のカタチを作りましょう

そこから、またまたメンタルの質疑応答になり。。。

博士より
ゴルファーは実力以上を望む傾向があります。
それは、自分のベストスコアのイメージを
持っているから。
それなら、遼君は、毎回58のスコアを出さなければ
ならないことになります。
ゴルフは、外的要因(自然との戦いでもあります)
そしてラッキーかアンラッキー
に左右されるスポーツです。

ショットが悪くても命を取られるわけではありません。

その日のうちで良いショットが
ひとつでもあればといい

と、考えましょう



実は。。。
私も、最近スコアが伸びなくてなぜ?と思うことが
多くなってきました。

でも、博士の講座を受けて
私のスコアの伸びないのは
結局、私の心の問題なんだということが
よくわかってきました。

久しぶりのコーチに見ていただいたり、
試打に行って店員さんの前で打つだけで緊張していたら、
コースで大叩きして、平常心でいられるはずがありません。
しかも、100切りが目の前に見えて
いつものショットが打てるはずもありません。

もちろん、技術も全然一人前じゃないけれど
それ以前に今の私には越えなくてはいけない
『こころ』の弱い部分がたくさんあるんですね。

だから、度胸試しを兼ねて
休みの日にはひとりで『試打』に行くようにしました。

『あかんたれ』の弱い自分を越えられたら、
スコアは後からついてくるんですよね。
きっと



博士、今回もためになるお話を
ありがとうございました