無事、帰国しました。

129日から23日まで、タイゴルフツアー無事終了することができました。

出発前までデモ騒動でご心配をおかけしましたが、参加者の皆様をはじめ、現地の長澤プロ、旅行社から添乗頂いた中田さん、今井、岡本、田辺プロみんなのご協力で、大変楽しいツアーとなりました。

過去最高の参加人数となり、改めて参加者の皆様に感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

人間万事塞翁が馬

「人間万事塞翁が馬」ということわざがあります。

「中国の北の方に占い上手な老人が住んでいました。

さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。

ある時、その老人の馬が北の胡の国の方角に逃げていってしまいました。 この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。

ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。

そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言いました。

「このことが災いにならないとも限らないよ。」

しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。

 近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

1年が経ったころ胡の異民族たちが城塞に襲撃してきました。

 城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。

そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くはその戦争で死んでしまいました。 しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。」とのことです。

人生における幸不幸は予測しがたいといということですね。

幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、

安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえでしょう。

今回のタイの騒動は、ツアーを実行する上で色々な問題がありました。

しかし、参加者の皆様や、旅行社のご協力、そして現地の長澤プロからの詳細な情報のおかげで無事に終えることができました。

「飛行機がすいていて横一列で寝ることが出来ました」

「交通渋滞もなく、ゴルフ場や繁華街もすいていてスムーズに行きました」

何が幸いするかは、そのときにならなければ分からないものです。

最高のお天気でした!

今年のタイは、とっても過ごしやすい気候でした。

最低気温が20度と、現地の人にとっては、寒い!くらいです。

コースには色とりどりの花が咲いています。 全てのホールには池があります。 寒い日本を離れ、体も良く動き、飛距離もでます。 アイアンであれば、1クラブ以上飛んでくれます。 

グリーンはとっても速く、10フィートを軽く越えています。 とにかく戦略性の高いゴルフコースです。

 

「ありがとう!」で16バーディー!

小生のボールには「ありがとう!」マークがついています。

皆様は、入れごろ外しごろのパターを打つ時、

どのように考えられますか?

「外したらどうしよう。」

「入れたいな〜。」

「入れてやる!」など色々な心理状態があるでしょう。

一番良いと言われているのが、打つ前に「入った、やん!」と確信することです。 そこまで思えない人は、そのパットが打てることに対して、

感謝の気持ちを持つことです。 打つ前に「あいがとう!」と思うことで、

不思議とスムーズなストロークが可能となり、カップインの確率が高まります。

小生がタイツアー4ラウンドで、16バーディーを奪取できたのも

「ありがとう!」のおかげです。

皆様の喜びがスタッフの喜びです。

「ゴルフを通じた出会いを大切に!」の理念のもと、毎年、極寒の日本を離れて「微笑みの国」タイにゴルフツアーを開催させて頂いて今年で10回目となりました。 

アメリカゴルフツアーから数えて通算25回となります。 

ツアーを通じた皆様との素晴らしい出会いに感謝すると同時に、改めてゴルフの素晴らしさを実感しております。

いかに参加者の皆様に喜んでいただけるかをスタッフ一同いつも考えております。 皆様に喜んで頂く事が、スタッフの一番の喜びなんです。

「スタッフの皆様に、とっても良くしてもらい、ありがとうございました」

「プロのアドバイスで、目からウロコが落ちました」と参加者から頂いた、

スタッフに対するお褒めの言葉が小生にとっては、一番ありがたいです。

女性の参加者が多いんです!

今回のタイゴルフツアーも女性の方に多く参加して頂きました。

ご夫婦ご一緒の方以上に女性の一人参加が多いのが特徴です。 ゴルフを通じた出会いは不思議なもので、初めての出会いでも、

旧知の仲のように打ち解けます。 特に海外ゴルフツアーでは、皆様が家族のようなものです。

現地のキャディーさんとも仲良くなれます。 H奥様のピンクでコーディネートされたかわいいウエアと、キャディーさん達の真っ赤なユニフォームが南国のゴルフ場にとってもマッチしておりました。

 

総勢6人のスタッフです。

タイ滞在10年以上の長澤プロのお世話で始まったツアーです。 ゴルフ場や送迎予約はもちろんのこと、レッスンまでお願いしています。 日本からは、田辺、今井、岡本プロ、私が同行しました。 大人数のために、今回は旅行社の中田さんにも添乗をお願いしました。 総勢6人のスタッフで皆様をサポートさせて頂きました。

今回も忘れ物がいろいろありました。 携帯電話やメガネ、などなど。

「痛み止めの座薬を冷蔵庫に忘れてチェックアウトしてきた!」

「シャワーを浴びていたらメガネが無くなった!」など色々ありました。

(メガネは、N先輩が自分のものと間違えてかけていておられました(笑)。

「メガネを拭いても焦点が合わないと思っていたんだ」と皆の爆笑をさそっておられました!

 

今年も福島から参加いただきました。

毎年、福島県の荒川ゴルフセンターからご参加いただいています。

福島原発から約60キロ離れた場所です。

佐藤友幸社長とは、全日本ゴルフ練習場連盟を通じて経営者の大先輩として長年お世話になっております。

毎月第四金曜日に大阪市中央公会堂で開催しております、チャリティー講座から義援金を進呈させて頂きました。 今年は、現地でチャリティーレッスン&コンペをさせて頂きたいと思っております。

 

グリーン傾斜の読み方

タイのゴルフ場のグリーンは速い!です。

最終日のカスカータGCは、11.5フィートでした。

グリーンが広く、アンジュレーションがきついのです。

グリーンが@速くA広くBアンジュレーションがきついの三拍子そろうと、

曲がりが大きくなります。

グリーンの読みを間違えると3パット4パットは、当たり前。

そこで、グリーンの読み方のレッスンをさせて頂きました。

@    グリーン全体の大きな傾斜をグリーンに上がる前に観察します。

A    カップサイドからラインを読んでカップ周りの傾斜を読みます。

B    ボールとカップの間で立ち止まり、傾斜を確認します。

C    歩測をかねてボールまで戻り、ボールサイドからもラインを再確認します。

D    スパット(目印)を見つけてフェースをあわせた後は、タッチ(距離感)だけに全神経を集中させます。

九州・四国からも、ご参加ありがとうございます!

団長をお願いしておりますT氏は、高知から参加していただいております。 第一回の海南島から皆勤賞です。

高校では甲子園球児、慶応大学では正捕手として活躍されました。

高知テレビで高校野球解説を長年努めておられます。 高校野球の選抜選考委員になられてから、贈り物がとくに増えたような!? どおりで年々ふくよかさが増されているのはそのせいでしょうか!? 「年に1度は、マサの顔を拝みにタイまで来るよ!」

ほんとに、ありがたいかぎりです!

 

 

 

スタート前のストレッチ

スタート前には、ストレッチをおすすめします。

女性よりも男性の年配の方々は、体が硬い傾向があります。

「両手を天高く伸ばして上腕で両耳をふさいで下さい!」

両手が真っすぐに伸びずに、

間隔があいてしまう男性の方が少なくありません。 40肩や50肩を経験された方は、手が真っすぐ伸ばすことも難しいです。 日頃から両肘が頭より上にあがる動作が日常生活上少なくなってきたからです。 ストレッチしている時は、「今、ここを伸ばしているんだ!」と意識を向けてください。 ストレッチ効果が断然違います。

 

集合写真は難しいです!

集合写真は、難しいです。

50人あまりの全員がそろうこと自体が不可能に近いから。

「○○さんが、おトイレです!」

「○○さんは、集合写真パスされます」

「○○さんは、休憩中です」などなど。

その上、「写真を撮って下さい!」とお願いした見知らぬ方は、

カメラに慣れていなく、シャッターの場所もわかりません。

順光と思っていても、この写真のような影が入ってしまいました!

次回からはプロのカメラマンに依頼しなければなりません。

パッティングレッスン

「パッティングでは、心の目を使いましょう!」とアドバイスしています。

ボールをすぐに見に行く人は、心の目を使っていません。

カップを凝視した後、目を閉じてパッティングしてみて下さい。

カップのイメージが鮮明に残っていれば、距離感が合うはずです。

パッティングストロークと一緒に目線もついていくのは、カップのイメージを鮮明に持っていないままストロークをしている証拠です。 体が前方に流れ、フェースがオープンになり、ボールの転がりが伸びません。 スライスラインであれば、アマチュアサイドに外すことになります。

頭の上にパターカバーを置いて、不動の姿勢をキープしたままパッティングしてみましょう。 きっと好結果になるでしょう。

BMで泣きべそ気味のN婦人。

優勝者は、N先生でした!

BMは、N婦人でした!

ワンツーフィニッシュではなく、ワンビリ?フィニッシュになって、泣きべそ気味のN婦人です。

スコアは悪くなかったのですが、ハンデに恵まれなかったのです。

それでも最終ホールは、2オン2パットの見事なパーでした。

「今回は夫への嫌がらせで参加しました!」とスピーチされ皆様に大受けされました。 スピーチは間違いなく!ベスグロでした!

天空のムーンバーにお連れしました!

ウェルカムパーティー後は、「ムーンバー」に行きました。 小生が女性を中心に希望者をつのり7人で訪れました。

50階以上の「バイヤンツリーホテル」屋上に位置する天空のバーです。

360度バンコクを見渡すことが出来ます。

日本の建築基準法では認められないような絶景です。 とってもロマンチックで、カップルには最高の雰囲気のお店です。

飲まれたカクテルの名前が、なんと、「Sex on the moon」と「Moon Lover」。

愛のキューピットになれたかな!?

来年80歳になります!

最高年齢の参加者のH氏は、来年80歳になられます。

元気なだけでなく、研究熱心なゴルファーです。

「大東博士の夢の作文ではありませんが、来年80歳になっても、

健康でゴルフを続けたい!と思っております。

10年以上も、東香里GCのトクトク会員に入っておりますが、それだけではボールが足らないくらいです。」

練習熱心なだけあって、とってもパワフルな振りでドライバーを飛ばされます。

海外赴任が長く、英語やタイ語も積極的に使われる姿に敬服しました。

タイ語の会話集を通じて、

ゴルフそっちのけでタイ語を勉強されるS氏。

タイ語の本をひも解き、キャディーさんと会話を楽しまれています。

何回もこのツアーに参加して頂いており、添乗員に勝るとも劣らない活躍をして頂きました。

ゴルフ中もゴルフ後もタイを満喫されていました。

フェアウェルパーティーでは、スタッフ全員に対して、謝辞をのべて頂きありがとうございました。

 

ノートいっぱいにタイ語を記入されています。

ノートにびっしりと書かれているのはタイ語です。

当方が配布したタイ語を自分で携帯ノート書き写されていました。

「書くことで覚えることができるからね!」と79歳のHさん。

帰国後は、その日のうちにお礼メールを頂きました。

「東香里ゴルフセンター

 社長 大東 将啓 様

  CC;田辺泰雄様 今井和浩様 岡本光康様

この度は御社主催のゴルフツアーに参加させていただき

誠にありがとうございました。

また、数々の御高配をいただき楽しい56日を過ごさせて

ていただきました。厚く御礼を申し上げます。

略儀ながら御礼のご挨拶を申し上げます。

(追伸 腕の悪いお粗末な写真を添付しました)」

スーパーシニアのHさんです。

ナイスインパクト!

ナイスインパクトです。

カメラマンもすごい!(小生でした!)。 GHD生徒さんで合同練習会には皆勤のT氏。

確りと頭が残り、左腕とクラブが一直線になっています。

すばらしい!!ですね。

残念なのは、上半身の前傾姿勢が少なくなっている点です。

左股関節が使えていないのです。 股割りや真向法で股関節の柔軟性を高めましょう! インパクト時に懐が出来て、ヘッドスピードが増し飛距離アップに繋がります。 お試しください。

夜の帝王!?

いつも盛り上げて頂きありがとうございます!

Sさんが居るだけで周りが盛り上がります。

とってもありがたい存在です。

何よりもうれしいのは、ご本人が一番楽しんでおられることです。

日本一のもりあげ隊!

今後もよろしくお願いします。

 

 

バンカー特訓

バンカーで一番大切な点はクラブヘッドを入れるポイントです。 多くのゴルファーは恐怖心のために手前からクラブが入ります。 時間をかけて砂遊びをしましょう。 毎回毎回、意図したところにクラブヘッドが入るように。 

恐怖心が取り除かれれば、スイングが滑らかになります。 一発脱出の自信が持てるまで練習しましょう。

力を入れずにスムーズに最後まで振り切ることに専念しましょう。

 

 

 

生芝からの練習!

オプションラウンドはリバーデールGCです。

タイゴルフツアー3日目のゴルフとなります。

4日連続でプレーされた方は、16人。 天候にも慣れ、キャディーさんとのやり取りもおてのものです。 フェアウエーは、グリーンのように短くカットされていました。 練習場は生芝です。

アプローチ、バンカー、グリーン練習場も充実しておりました。 スタート前には、十分時間をとり、レッスンをさせて頂きました。 

「毎日こんなに練習したら、すぐ上手くなるよね!」

「もう明日帰るの?ずっと居たいな〜」

閉めはカスカータGCです!

タイゴルフツアーの最終日はカスカータGCをラウンドします。 お世話になっている長澤プロの所属コースです。

コースコンディションが最高です。 戦略性に高く池が配置されています。

キャディー教育も確りされてサービス満点です。

長澤プロをはじめ、田辺、今井、岡本プロ、そして添乗員の中田さんスタッフ一同、お疲れ様でした! 楽しそうなみんなの顔を見ていると、小生も楽しくなりました。 参加者の皆様には、このツアーをもりあげて頂き、本当にありがとうございました。

 

 

ご丁寧なアンケートありがとうございます!

ご丁寧なアンケートを郵送していただきました。 79歳の最高齢で参加頂いたHさんです。 日頃よりメール、パソコンを駆使しておられます。

身に余るお言葉の数々、ありがとうございました。