北西プロの上海便り

上海便り 第1回〜第15回

上海便り 第15回 連載

お待たせしましたついに「上海便り」復活です。実は産大便りを執筆中の4月の28日既に上海に引越ししていたんです。 アメリカ生活のときは僕はずーっとホームステイしていましたので実質初めての一人暮らしです。

皆さんご存知の通り僕が中国に渡った時はデモ騒動がまだ治まりきっていないときでした。不安いっぱいの途中となりました。

ところが僕個人的な印象としてはかなりびっくりです。所属する会社の皆さん、ゴルフ場のみなさんみんな中国の方ですがすごく温かく僕を迎えてくれました。ほんとありがたい話です。

恥ずかしながら30にして初めての一人暮らし「さあ、やるぞという感じです。」

しかしながら日本の比べると物の安さにはほんと驚かされます。物価は日本に比べると4分の1とか5分の1とか言われています。 今日もいかにも一人暮らしみたいなもの(上記写真)買ってきました。

今日は513日なのでこっちに来て2週間が経ちましたが、今も全くこの安さには慣れることが出来ません。 ビール大ビン3本、500のペットボトルのお茶2本、お菓子2種類、ジュースが3本にインスタントラーメンです。

さていくらなんでしょう?正解は次回にお伝えします。気になる方は前回紹介したアドレスまで直接メールしてください次回までに答えを直接メールしますからね。

ちなみにヒントはこの前道端で蒸篭で蒸してある美味しそうな肉まんを買いました。なんと1個2元(28円)でした。やっすいでしょ?

とにかくそんなこんなで上海一人暮らしの始まりです。これからも「上海便り」よろしくお願いします。

 

上海便り 第14回 連載

前回最後に書いた事件。実はチームとしては2位だったのですがなんと五十嵐雄大君が最優秀選手に選ばれたんです。産大2位が決まったときはやったという気持ち半分。あとの半分はやはりまだ力が足りない、くやしいけどしょうがないという感じでした。成績表を眺めているそのときに役員の人に言われました「産大の方ですか?五十嵐君最優秀ですから。あと選手全員表彰式に出てください。」あれ?いがちゃんやっちゃった。という感じでした。これはすごい、早く彼にしらせないとと探してもこういうときはなかなか見つからないものです。

 数分後彼が僕を見つけてくれて一目散に走ってきてくれました。2人で抱き合って2人とも泣いちゃいました。あとでもう少し彼とのエピソードを書きますがあの彼がという感じです。

 暫くして表彰式が終わり彼らが帰ってきてびっくりです。なんだかみんな大きなお土産もらってきちゃってます。でっかいでっかい2位のトロフィーです。最後の最後にみんなにすごい餞別をもらいました。ありがとうね。

 というわけでここからは今回の主役いがちゃんこと五十嵐雄大選手とのエピソードです。見た目にもそうなんですが彼はやんちゃな見た目そのままのかなりのやんちゃ坊主でした。1回生の時は先輩に食って掛かったり練習に集中せずしゃべったり。ミスショットの時にクラブを叩きつける彼を注意したときなんかは彼はえらい顔して僕を睨みつけていました。更に注意すると今度は僕を無視する始末。学級崩壊的な感じをだしていました。ぼくはそこで公私含めて2人で隠し事なしというルールを決めて接してきました。そうすることで彼は心を開いてくれたのかこれは出来すぎでドラマみたいだったけど最後は2人抱き合って泣けるまでになりました。そんな彼から試合後メールをもらいました。ここではそのメールを紹介したいと思います。

  「リーグ戦2日間お疲れ様でした。昨日北西さんにあきらめんなって言われて信じて頑張って最優秀選手が取れたのでほんとに感謝いています。優勝は達成できませんでしたがお陰で2位になれて嬉しかったです。ありがとうございました。もう一緒にいられる時間は少ないですけど産大をもっと強くしましょうね。」

 内容は一般的なものですが僕にとってはすごく大きな意味がありました。

あの彼が(ほんとすごかったんですから)と思うとその日はいつもはあまり飲めないお酒が進んで進んで、しかも泣けて泣けて1人でたいへんでした。

彼らからはほんとたくさんのものをもらいました。今後のレッスン活動は勿論人生においてもいい経験だったと思います。

  「みんなありがとうね。北さん上海でもがんばるからね。」

 自分がレッスン活動する上で悩んでいたとき僕の師匠ジョーイはいいました。

Your teacher is not me, your students

この言葉そのままだと思います。プロだとか先生とか言われますがその呼ばれ方に慣れおごってしまってはダメだと思います。常に周りに目を配り、上からでなく彼らの中に入りなんでも一緒にやっていく。そうすることで師匠の言葉のこたえられるのでは、と思いこの2年間やってきました。

 大きい大きいわが師匠ジョーイにはまだまだ及びません。でも彼らの指導を通して師匠に近づくための第一歩をやっと踏み出せたのではそう自分自身で思う今日この頃です。

 私ごとで恐縮ですが上海に渡る直前4月22日に試合に出場しました。日本ティーチングプロ選手権の関西地区予選です。「予選通ったとしても帰って来れるんかなあ。」なんて軽い気持ち出回ってると前半35と絶好調後半はいまいちでしたがトータル73。半分の選手がラウンドを終えてトップに立てました。その日は強風だったので結局ぬかれずなんと1位通過を果たしました。せっかく1位で通過したので次の西日本大会の時には日本に帰る予定です。一人でラウンドは出来ないからそのときはまたどなたかラウンドに付き合ってくださいね。というわけで今回は2つの事件でした。

最後に「上海だより」なのに「産大便り」にお付き合いいただいた皆さんありがとうございました。「ありがとうございました」と僕を送り出してくだっさった監督、顧問、始め産大の学生のみんな。おれいを言うのはこっちのほうです。

    「ありがとうございました。」

 次回より「上海便り」復活です。今後ともよろしくです。

みなさんご意見ご感想ありましたらどんどんメールください。

返事は必ずします。

メールは下記まで     shinya@zzc.com.cn

 

上海便り 第13回 連載

お待たせしました。ついに更新です。今回も「産大便り」にお付き合いお願いします。

 2日目の模様をお送りします。初日6位発進の我々産大2日目は堀池、太田、松島、五十嵐、近藤の順でスタートしていきます。

 この2日目も他の大学の行いがいいのか、お陰でまたもや快晴、微風の絶好のコンディション。どんな条件でも回らないといけないのがゴルフではあるものの気持ちよく彼らには回ってもらいたいもの。まずほっと一息です。

 初日を見て堀池がふだんのちから(83ぐらい)を出してくれれば逆転も十分ある。そう思える勢いはチームには感じられました。

 いつものように握手を交わし選手を送り出します。堀池に明らかに前日にはなかった表情がみられました。

他の選手もほんと成長したなと感心させられるショットでスタートしていきました。下位に抜かれることはない上位を抜くのみという前だけ見れる状態です。

ハーフターンで選手たちのスコアは太田が50を打ってしまいましたが他の四名はそれぞれの力を発揮してくれました。堀池も43とまずまずのスコアで上がってきました。2日目は逆に堀池が太田をきっちりとカバーしてくれて彼らのチームワークのよさにも感心させられました。

 後半に入ってもそれぞれが力を発揮できました。太田は100を超えてしまいましたが、堀池85、松島84、近藤84、五十嵐は後半38と頑張りトータル77会心のプレーをこの大事な試合で見せてくれました。

 何とかみんなの力で踏ん張り、2日目に残った8チームの内、前半にスタートした4チームの中ではトップになりました。後は上位4チームの結果待ちです。

 他の大学も狭いコース、加えてリーグ戦のプレッシャーにやられてしまいスコアはあまり伸びません。気が付くと前日差をつけられていた1位の関西大学まで逆転していました。しかしながら前日2位の龍谷大はかわせずでした。 でも皆さんやりましたー。なんと、なんと2位になりましたー。

1966年のクラブ創設以来最高位記念すべきできごとになりましたー。1位とは13打さと少しあけられましたが、3位とはたったの一打差この2日間でほんと誰かがどこかで1つ多くミスをしていたら。そう思うとほんとすごいことを彼らはやってくれたというおもいでいっぱいです。

 全員で勝ち取った2位。2年前チームとしてもまとまりを正直なところ感じませんでしたし、個人個人を見ても何か自信なさげでした。彼らにやればできるというその思いをなんとか伝えたかった。それが最後の最後で出来たかなあという感じでした。試合後の彼らの写真見てください、いい顔してるでしょ?皆で勝ち取ったこのトロフィー。かれらから最後にほんと最高のプレゼントを貰いました。彼らはほんとナイスガイです。

 2年前彼らのコーチを始めた頃は1部は遠い夢のような存在でした。でももう手の届く直ぐそこまできました。彼らなら必ずやってくれると信じています。できなきゃおかしいと思っています。その場に立ち会えないのはすごく残念でなりません。 出会いには必ず別れが付きまとうもの、まだ若輩者の僕には人としていきていく上で逃れることの出来ないこういう事にはなんとも言いがたいものを感じます。 今回試合実はもう1つ事件とも言うべきことがありました。気になるでしょ? 次回はそのことを書こうと思います。SEE YOU!!

 

上海便り 第12回 連載  

今回もまたまた「産大ゴルフ部便り」をお送りします。

前回お伝えしたように33141日の2日間、関西学生春季23部リーグ戦が行われました。

 両日とも天気はいいし気温も17度ほど風も弱く絶好の条件で競技は行われました。他の大学の学生の日頃の行いが相当いいんだろうなあ。感謝しないとという気持ちで一杯でした。

 気持ちのまとまりというところでは、今回凄くいいものを作ることが出来たのでやれるという気持ちがすごくありました。しかしながら中心選手でもあり次期主将である近藤の調整不足。期待のかかるプロ志望の堀池のここへきての精神面の弱さなどがあり不安もそこそこというじょうきょうでした。

 自分の経験からすると試合前はこんなものなので楽天的な僕は軽く考えていました。皆さんも経験あると思いますが端から見たらたいしたことないのに当事者は大袈裟に感じてしまうことってよくあるんですよねー。

 ところで学生ゴルフについて少し触れておこうと思います。関西学生ゴルフ連盟は現在約40校からなっています。リーグ戦は上位から6校ずつを1つの部として現在関西には1部から6部までの部があります。現在産大は2部の5位という位置です。僕がコーチとして入ったときは3部の4位でしたから今の位置でも充分なところです。ちなみに現在の一部の大学は関西学院、大阪学院、わが母校近大、甲南、立命、同志社という蒼々たる大学が名を連ねています。いつの日が近い日に産大が1部にあがれることを願ってやみません。どれも強敵です考えただけでも現状ではあーあという感じです。

 ともあれ競技はスタートしました。恒例になっているスタート前の軽いパターレッスンとがっちり硬い握手をかわし一人一人送り出しましす。この時の思いはいつもながら特別なものがあります。彼らの合宿での苦闘が頭をよぎります。緊張に耐えながらスタートしていく姿はいつも僕の心を熱くさせてくれますしなんだか新鮮な感動を与えてくれるものです。太田、堀池、松島、五十嵐、近藤それぞれの選手に仲間、後輩がキャディーにつき余っている選手は0。文字道理クラブ一丸となって戦いが始まりました。

 コーチ業の辛いところはここからです。彼らを送り出した後はすることはないし何やっても手につきません。月並みな表現ですが自分でやってるほうが100倍きらくなもんです。ただ時間はありがたいことに勝手に過ぎていきます。とりあえず前半のプレーを終え選手たちが次々に帰ってきます。

 太田43、堀池51、松島44、五十嵐44、近藤40、太田の健闘が光ります。心配していた堀池が不安的中。あとの3人はまずまずの滑り出しを見せました。

 まだ9ホールのこっている為これといったアドバイスは出来ません。ただただ頑張れというのみです。堀池には試合中にもかかわらず喝をいれましたが。

 皆を送り出したら又朝と同じです。朝皆とよったコンビニでおにぎりを買いましたが普段は学生にも負けないぐらい食べる僕なのにおにぎり一個がのどを通りません。ほんと自分でやるほうが1000倍きらくです。

 さあさあ選手たちが上がってきました。順にスコアは太田90、堀池93、松島88、五十嵐84、近藤83でした。

堀池以外は自分の力どおりのスコアで上がってきました。堀池はこの後試合中しかも明日もあるのにかなり怒られました。誰かがやったみたいですが怒ったのは何を隠そうこの僕です。

 しかしながら順位は6位、1位関大に16打差、2位龍谷には9打差そんなに悪くない状況でした。

 ただ僕の中では気負いすぎて彼らがプレッシャーに負けるのではと心配していただけに初日を我慢してくれてやったという思いがすごくありました。

 堀池にはっぱをかけ彼がやってくれればいけると僕の中では変に自信がありました。

 堀池はこの後自分から練習を見てくれと志願してくれました。話がいきなり効果を発揮しました。やったと僕は心の中でガッツという感じでした。彼の練習に付き合っているとレギュラーみんなも練習場にやってきました。このときほんとにクラブの質の変化を感じました。2年前この仕事を引き受けてほんとによかったなと思いました。思いは通じるものです。堀池が2日目がんばってくれるのは簡単に想像できました。

 生徒の中に入り込み心と心で触れ合おう。これを自分の課題に彼らにレッスンしつつ彼らに教えられた二年間でもありました。ほんとゴルフというスポーツには感謝です。自分自身今回のコーチで又新しいゴルフとの接し方を学びました。

 皆さんもゴルフをいろいろなところから楽しんでいると思います。ある人はスイング作り、ある人は道具、ある人はいろんなコースを回ること、しかしながら気が付くとスイングならスイングと偏ったところに固執しがちではないでしょうか?一度自分のゴルフを見つめ直し今まであまり重要視していなかったパーツを見つけ出しゴルフという限られた中ではありますが視野を広げてみてはどうでしょう?必ずゴルフが変わりますよ。 というわけで産大の結果は次回にまわします。ではまた。

 

上海便り 第11回 連載  

最近この「上海便り」完全に「産大ゴルフ部便り」になっていますがもう暫くお付き合いくださいよろしくお願いします。

 先週末(326日)今回の春のリーグ戦が行われる奈良の万葉ゴルフクラブにレギュラー陣と練習ラウンドにいってきました。当日を前に特に前回お伝えした初のレギュラー入りを果たした太田は緊張感のあるラウンドをして来ました。 現産大の2枚看板、近藤と五十嵐(写真左)は1回生時代からレギュラーを張っているだけあり落ち着いてラウンドをこなしてきました。

 このふたりは僕がいうのもなんですがいいそざいです。近藤は切れのあるアイアンとパットが武器。五十嵐はバランスのいいスイングを持っておりつぼにはまったときのスコアはなかなかなものがあります。

この2人は1回時代からお互いを意識しあい練習に励んできました。この2人の争いが3部が指定席だった私達のクラブを2部にしてくれました。本当に上手い具合に刺激しあってくれて僕の思惑通りでうれしいかぎりです。

 今回は前回にお伝えしたようにレギュラーの争いも激しさを増し、上は上でしのぎを削りチームとしてはいいものになりました。のほほんとゴルフをして来た彼らになんとか競争意識を植え付けられたと思っています。彼らと最後にいっしょに泣こう。これを自分のテーマにしてやってきてやる事はやったという思いです。彼らと話していてもそういうのは凄く伝わってきます。

 心配事はないわけではありません。今回彼らの中にもぼくを気持ちよく送り出したい(優勝したい)という思いが強くあるみたいです。自分の経験上そこが一番心配です。気負ってると言うかなんというか。稀有に終わることを願ってやみません。

 思いは絶対伝わります。この文章を読んで産大ゴルフ部のファンになった皆さん、少し、ほんの少しでもいいので彼らに勇気とちからをわけてやってください。お願いします。

さあ31日、1日の2日間けっせんです。秋のリーグ以来この半年の思いぶつけてきますからね。

 

上海便り 第10回 連載  

久しぶりの更新になってしまいました。ものすごく月並みな表現ですが春の天気は三寒四温とよくいわれますよね。ぼくも気温に振り回されて先週からすっかり風邪をひいてしまいました。

先週(314日)から5日間このコラムの中でも紹介させてもらっている大阪産大の生徒たちと恒例になっている春の合宿にいってきました。

 この合宿は23回生にとってはレギュラーを決める大事な選考ラウンドになっており、1回にとってはこの一年間覚えてきた1回の仕事を覚えるそして最終確認して次の1回の教育に役立てる。といった感じでそれぞれが明確な目標をもち5日間ゴルフ漬けの日々を過ごしてきました。

 今回の合宿では4回生でレギュラーだった1人の枠を、実質的には2人で争うという熾烈なものになりました。とにかく僕達のクラブは前にもいったように最初はほんとにサークルなのか何なのかという感じで体育会というにはほど遠い感じでした。

 しかしながら今回はこの二人のレギュラー争いには本当に僕の胸が熱くなりました。というのもこの二人、宮澤君と太田君は、クラブの中でも特に僕を慕ってくれている2人で今年に入ってからは3人で東香里で練習を重ねてきました。

 この2人の争いは熾烈を極めました。今回の合宿でお世話になった白浜の朝日ゴルフ倶楽部白浜コースは全長が7000ヤード以上と長く加えて海沿いプラスこの時期なのでとんでもなく風が強く非常(非情)にタフなコースでした。2人とも普段のスコアレベルは80代後半ぐらいです。同回生ということもあり普段から2人はいい友達です。

 まず1日目と2日目耐えたのは宮澤。特に1日目は風プラス気温が上がらずタフな状況の中彼なりによくやったかなというという感じでした。逆に太田のほうはというとショットの調子が上がらず表情が完全に曇って周りにも影響がでるくらいでした。僕も彼がかなりの練習をつみ絶対レギュラー取るという強い気持ちで今回の合宿にきてるのを知っているし気持ちが分かる部分もあります。しかしながら今は合宿中、リーグ戦を前にチームワークの向上、目標に向けての意志の統一そういったことを考えると彼に一言言わないと、という状況でした。呼び出して声をかけていると彼は悔し涙を流しながらはいはい、といっていました。このクラブに入って2年始めて悔し涙をみて僕自身はうれし泣きをさせてもらいました。一人にでも僕のゴルフに対する思いが伝わったということが本当にうれしかったです。三日目以降彼のゴルフは変わりました。

 三日目以降調子を落としたのは宮澤。初日2日とは全くぎゃくの展開今度は彼が暗い表情になり回りに影響がでるしまつ。そこで4日目の最後の9ホールを3人で回ることにしました。2人の気合に押されて僕まで久しぶりに気合が入りいいラウンドが出来ました。2人には感謝です。このラウンド中、宮澤は終始固い表情逆に既に吹っ切れている太田は明るい表情この明暗が結果を別けたという感じでした。しかしながら最終日を前に二人の差は4打差まだまだ分からないといった状況です。

 迎えた最終日5日間のうちで一番の強風が吹きたいへんないちにちでした。この日もなんとなく硬い表情の宮澤は自滅。ただ前日の注意が利いたのかラウンド後は晴れ晴れとした表情で一日でもほんの少しでも成長しているところが覗えました。このくやしさを今後のばねにしてがんばれよ。彼の強い意志がある目は今後を期待させるものでした。最近の若者にしては熱いものを表情に出すタイプでこういう子がもっと増えれば僕達のクラブの1部昇格は見えると強く感じました。 

 この2人の頑張りでレギュラー陣も彼らなりにやばいと思い出し今クラブはそれぞれが強く上昇志向を持ち始めました。5日間僕を熱くさせてくれた彼らには感謝してます。3月31日から2日間の関西学生春季2部リーグ戦さあみんなやってやろうじゃないか。

 又結果報告しますからね。皆さん楽しみにしていてください。これからはこの便りも早い目の更新がんばります。どくしゃのみなさんすいません。

 

上海便り 第9回 連載  

ココ何回かは、上海のことをあまり書いていませんが、今回も違うことで行こうとおもいます。もう少し(4月以降)は上海ネタでバンバンいきますから暫くは許してくださいね。

 前回は僕のゴルフの師匠そして僕のアメリカでのお父さんであるジョーイについて書きましたが、今回は日本でこのレッスン業を始めてからのレッスンの師匠である、大東将啓プロについて書こうとおもいます。

 大東博士プロとの出会いは2年前のことです。PGAの資格試験に受かりどこかでレッスンできないかな、と探しているときでした。今現在も仲良くして頂いている岡本プロの紹介で、大東将啓プロが専務を務められる東香里ゴルフセンターにお世話になることになりました。

 最初の出会いはほんとに印象的でした。というのも食事にさそわれたのですが普通と少しというかかなり変わっていました。

 なんとその日は奥さんの誕生日だったらしく家族での食事会にお邪魔するという気を使いまくりの状況を最初から演出していただきました。

アメリカに長い間いらっしゃったし、アメリカナイズ度は半端ないな、というのが 最初の印象でした。

 でもそういう感じがあったので僕の師匠と似たところもあり今では恋愛のことまで相談できるぐらいのいい上司と部下の関係を築けたのではないかと思っています。(大東プロは僕に物足りなさを感じていると思いますが)

 仕事の面ではよく我々ティーチングプロの職域の低さを気にされ常にプロフェッショナルとしてどうあるべきかなどを仕事の移動中の車の中でよく聴かされたものです。

 大東プロは本人は謙遜されていますが人前で話をされるのが大好きなのか、とてつもなく話が上手いです。これは若者の表現でいくと「やばい」です。「〜という部分」を多用するあの独特の大東節は一度聞いてみる価値大です。近くにいる間に何とか少しでもという思いで少しは頑張った結果最近ではほんの少しですがそういうこともできるようになってきました。感謝感謝です。

 ゴルフだけレッスンできるだけではあかんねん。的なことをよくおっしゃられていたこともこういったことも含めてだと思います。活字の本なんかもよく読むようになりました。これも年間50は読めというプロからの勧めですし、こういたことが、まだまだですが今この上海通信で文を書くことに繋がっていると思います。またまた感謝です。

 たまたま入ったところでこういったいい出会いがあり僕はつくずく幸せ者だと思う今日この頃です。「プロ絶対上海来て下さいよ。美味しいかにご馳走しますからね。」と心に誓う今日この頃です。

 そういえば今日上海の人と電話で話しました。最近気温は氷点下だそうです。だれだ気候は東京ぐらいっていったのはっ。寒すぎるじゃん。今回ので誰が言ったかはわかりますよねー。

というわけで今回は大東将啓プロの巻でした。

 

上海便り 第8回 連載  

今回は私の師匠ジョーイ ピッカヴァンスについて書こうとおもいます。ジョーイとの出会いは今からさかのぼること8年前、私が大学の四年生の時でした。

それまでは特に誰に教えてもらったこともなく独学でゴルフを勉強してきました。特に私は優秀な生徒というわけではありませんでしたが大学の単位を3年で取り終えていたこともあり、4年生の一年は暇で暇で毎日ゴルフばかりしてました。勘違いしないで下さいよ。ゴルフ場でバイトしてその後の時間を練習に当てていたのでお金は一切かかってませんからーっ。

そうこうしている間になんと学生のくせに夏には100万円ぐらいの貯金ができてたんです。

 どう使おうかとおもったときに、「そうや、本場でいっちょやてみよう。小さなツアーあるらしいからでてみたろう。」と思い行くことに決めました。最初はほんとわけわからんという状況でしたが、調べるとゴルフがさかんなのはフロリダかパームスプリングスらしいということが分かりました。

高校時代に私は、短期留学でロサンゼルスに行ったことがあったのでそこから近いパームスプリングスにいくことに決めました。

 当時そこには何校か日本人向けにゴルフ学校がありその中の一つに入ることに決めました。その学校は3年程しか存在しませんでした。しかもわが師匠ジョーイさんはその3年のうちの1年程しかその学校にいなかったんです。今改めて考えてみると、ほんとに自分としては凄いことだとおもいます。自分のゴルフはほんとジョーイ抜きにはありえませんから。ぼくのスイングは今でこそ人に見せられるものになりましたが、当時は個性的で今見るとめをおおいたくなるぐらいひどいものでしたから。

 ぼくがこの人について行こうと決めたのはほんとに彼のスイングを一目見たときでした。切れからだの動きほんと最高でした。こんなスイングになりたいほんと一目ぼれしたという感じでした。しかも彼は95年のカリフォルニアのティーチャーオブザイヤーだたんです。

 当時、まあ今でもひどいものですが、英語が全く出来ないという状態でしたからレッスンには通訳の人についてもらいとにかく苦労したのを覚えています。

師匠はレッスンの始まる時間になっても来ないから家に電話すると、今おきたとこあと一時間待ってとかとにかく時間にルーズな人です。本人の名誉の為付け加えておくと最近はましになりましたが。とにかく毎回遅れてくる感じで本とそこだけが最悪でした。ということは分かるとおもいますがそれ以外はほんと大らかで、やさしくて、気配りのできる本当に尊敬できる大師匠です。

 師匠はアメリカ人らしく自分を高く買ってくれるところにはどんどん行くという感じの人で、現在のところに落ち着くまでもう一箇所ネヴァダ州のリノというところにいたこともありました。そこにいたのは今から6年程前から2年ほどなんですがこの時のコースはアメリカのPGAツアー、リノタホオープンが今でも開催されている。ネヴァダ州北部1のコースでした。そこにいたときも、ぼくに仕事やるから練習しに来なさいといってくれて年に二ヶ月ぐらいそこで練習させてもらいました。そのときもぼくに、「シンヤもしゴルフがダメでも英語ぐらいはなせるようになっときなさい将来何かと役立つでしょう。」といってまだあまり話せなかったのに接客をさせられました。

お陰で今では英語も少しは話せるようになりました。ほんと当時は聞き間違いとかをして何度かひどくお客さんから怒られたりと苦労したのを今でも覚えています。

 今回上海行きの話がぼくのところに舞い込んだのもこういった海外での経験が買われてのことです。ほんと益々師匠には頭が上がりません。いつどういった形で恩返しが出来るのやら。今回は我が師匠の巻でした。

 

上海便り 第7回 連載  

新年明けましておめでとうございます。さあいよいよ私の上海デビューの年になりました。どんな年になるのか今から他人事のように楽しみで仕方ありません。最近新たに決まったこととしては2月の下旬に契約書にサイン(なんと大袈裟な)しにもう一度上海にいくことが決まりました。最近この上海便りもなんだか自分のことばかりになってしまい上海ネタが尽き気味だったので取材も兼ねてちょうどいいなと今から楽しみにしています。  

 

 今回はこの間上海に言ったときに食べたものをレポートしようと思います。皆さん上海の食べ物といえば何を想像します?やっぱり上海蟹ですよね。皆さん上海蟹、上海蟹といいいますが、これはもともと中国の労働者の食べ物だったらしいです。ちやほやされだしたのはココ最近のことらしいです。時期としては寒い間がいいらしく私も11月に行ったときにしっかりと頂いてきました。オーダーを私はしてもらったから特に問題はありませんでしたが、皆さんしっかり雄雌を言いましょう。私は卵を目当てに雌をオーダーしました。上海蟹は大きさとしては男性の人の手ぐらいの大きさで私が行った所で1匹100元ぐらいしました。この蟹の身はほとんどなくて味噌と卵がメインです。そのみそも蟹自体がちっちゃいので、こんだけかいなという感じなんですけどね。味はいけてましたよ。真ん中で蟹をパキッと割って日本のお酢と少し風味の違うお酢につけて食べるんです。大きくないからほんとチュッチュで終わりでした。とにかく話のネタに皆さんも上海にいらしたら一匹は食べましょう。約束ですよ。

  もう一つの上海を代表する料理といえば小龍包です。餃子の皮みたいなのに具が包まれているやつなんですけど見た目はちっちゃい肉まんみたいな形です。私は「南翔」というこの食べ物の発祥の店で頂いてきました。皮の中は肉汁というかスープというかとにかくアツアツです。これは猫舌でない人も気をつけて食べましょう。油断してると必ずやられますからね。おやつみたいな感覚で食べてやけどが元で夕食に差し支えたら大変ですからね。値段はちなみに30元(400円)でした。とにかく食べるときは気をつけてください 今回二回目ですが、約束ですよ。

 今年は私にとって上海元年になります。このコーナーももともっと良くなるように頑張りますのでどうぞこれからもよろしくお願いします。

 

上海便り 第6回 連載  

 いやー早いもので今年ももう終わりですね。皆さんにとって今年はどんな年でしたか?私にとっては今年は30という人生のなかでもひとつの節となる年でしたし、この上海便りを始めるきっかけとなった上海に行くということが決まった年でもありました。去年の今ごろなんかは上海のことなんかはほんと考えたことも無かったですしほんと人生何がおこるか分からないものです。      でも、今年はほんと暑かったですね。台風もどんどん上陸して昨今よく言われる異常気象真っ只中という感じでしたね。個人的なことでもあまりというか全然詳しくは書けないのですが天国と地獄を同時に見るような出来事もあり(こんな書き方すると気になりますか?)ほんと色々ありすぎてほんとに一年たったの?何ヶ月かさば読まれちゃったんじゃないの?という感じです。

 ところで、私の中国行きも後数ヶ月に迫ってきました。第四回の時に触れた学生たちについ最近(12月16日)正式に別れを告げてきました、といてっも三月まではまだコーチはするんですけど。自分でいうのもおかしいですが感激家の私はもう既に号泣でした。この間つたえた通り彼らと何とか目標(2部リーグ優勝)の実現を目指して一致団結して頑張るというのを彼らと再確認して来ました。とにかく最近の学生という感じで彼らはなかなか熱くならないので、私の涙が彼らの闘志に少しでも火を燈してくれていればと願うばかりです。ただ一番心配なのはせっかくのこの盛り上がりも彼らの一番の敵後期テストに阻まれてしまいます。私はコーチというものの先生みたいな感じは全く無く完全体で生徒と同じ目線で今までやってきました。本来なら彼らに勉強しなさいといわないといけないのですがゴルフ、ゴルフで今回は通しています。顧問と監督に怒られてしまいますが今回は勘弁という感じです。

 そんなこんなで今年最後の回になりましたが来年からもよろしくお願いします。上海便りと言うもののまだ私は日本にいますし、上海便りは本当の意味では来年がスタートという感じです。まだまだゴルファーとしても精進していくつもりですしこのコーナーももっといいものになるように頑張っていきますから応援してくださいね。ただ期待は程ほどでお願いします。だって私はほんとに普通の人間、不安だらけなもので。   

 

上海便り 第5回 連載  

今回は、私が4月から行く予定になっている上海の大都会ゴルフクラブについてレポートしようと思います。第1回目のときに上海1の練習場と書きましたがじっさい練習場を見るまでは、またまた風呂敷広げてるだけでたいしたことないのじゃないのと思っていました。だがしかし、だがしかし見てびっくりです。二階建ての練習場で打席数こそ90そこそことあまり多くないものの、周りの施設がすばらしかったです。まず一番すばらしいと思ったことは芝生の上から練習できるアプローチ練習場です。コースと同じぐらいの大きさのグリーンが2面とってあり50ヤードぐらいまでのアプローチが練習できるぐらいの広さでした。私がアメリカにいた時こういう練習場はわりと普通でしたが、まさか中国でこんないい練習場があるとはという感じでした。日本では練習場でのレッスンといえばフルスイングのレッスンに偏りがちですがここではこういた施設を使えばいろいろな展開ができるという感じがしました。もう一点ここの練習場のいいところは9ホールのコースがついているというところです。9ホールですし気軽に回れるのでレッスンでもどんどん使えるし、ほんと今から4月に中国に行くのが楽しみです。まあ、言葉を初めいろいろと不安はありますが。

  

 上海の物価は約日本の6分の1ぐらいと言われています。しかしながらこの練習場はほとんど日本と変わりません。ボールは30球が1籠で1籠20元です。1元が今のレートで約15円ですから、計算すると1球約10円です。練習している人を見ていると日本人や欧米人がおおいです。おそらくというか、ここで練習している中国人は間違いなくお金持ちであると思います。というのもいくら経済発展の著しい上海と言えども中国人の普通の人であれば月収は4000元日本円にして6万円ほどです。その給料でこの価格の練習代はまず払えませんからね。周辺の練習場もこのぐらいの価格ですし、ゴルフ場のプレー代に関しては1万円ぐらいします。まさにゴルフは中国人にとっては高嶺の花に今はなっている。と言う状況です。今のところは練習場の数にしても、ゴルフコースの数にしてもまだまだ少ないためこのぐらいの価格になってしまうのは仕方ないのかなと言う感じです。しかしながらコースの数や練習場の数が今後もっと増えそれに比例してゴルフ人口が増えれば価格も一般の人が何とか手の届くところに落ち着いてくれるのじゃないでしょうか。中国はとにかく人口が多いですからまだ未開のゴルファーを開拓しゴルフの裾野を広げれば、もしかしたらアジア人最初のメジャー王者は中国人かもしれませんね。私は中国では日本で言うところの研修生の指導も任される予定です。いやぁー楽しみだなと言いたいところですがやっぱりまだまだ不安はぬぐえません。というわけでまた来週。再会。

 

上海便り 第4回 連載

みなさんついに私の上海行きがほぼ決定的となりました。来年の4月の予定で最終調整に入りましたよ。上海視察の後もやもやした日々が続いていたのですがなんだかやっと吹っ切れました。しかしまあ新しいことがあるということはそれにつき物なのは別れです。今から泣き虫アンド感激屋さんの私は今からみなさんとの別れをイメージして、一人泣きの毎日です。  

私は今大阪産業大でコーチをやっているのですがそのこたちとの別れが特に今はつらいです。3年計画で3部下位(6部制)の学校を何とか1部に入れるという目標を立てコーチの依頼を快諾して1年半が過ぎました。今現在チームは2部で優勝を争えるまでに成長してくれました。最初は個人がただ集まっているだけ、サークルなのか何なのか?みたいな集団でした。戦うための意識や今の若者(自分もまだ若いが)にかけている何かに熱くなることなどを植え付けていき、そのこたちがチームとしてまとまってきて戦える集団にやっと変身してきて、さあというところでの私の上海行きが決定しました。ほんと彼らに申し訳ないという気持ちと彼らに対して不安でいっぱいです。こんな私でも彼らにとっては存在が大きいらしく、今後どうしようという感じみたいです。ちなみに上海に行くのを4月にしたのは彼らのためなんです。3月にある彼らの2部リーグ戦の優勝?を見届けて、みんなで号泣してからというわけで4月にしたのです。上海とはほんと関係ないのですが彼らの奮戦記も書いていく予定ですからよろしくお願いします。

 話は変わりますが上海行きが決まったことで、言葉を勉強しないといけなくなってしまいました。これがすごく大変で悪戦苦闘の毎日です。文法的には僕がどうにかこうにか意思疎通できる英語に似ている部分が多く新しい英単語を覚えるような感覚で文の仕組みを勉強しています。厄介なのは発音です。皆さんの中で中国語をされたことがある方はご存知でしょうけど、ほんと難しいんです。同じ言葉でもイントネーションの違いでぜんぜん違う言葉になっちゃうんです。ちょっとイーってなる感じです。不幸中の幸いで、私のレッスン生に中国からの留学生がいらっしゃるので、週一回ゴルフの後に私が生徒にはや代わりして勉強に励んでおります。そんなこんなで上海デビューに向けてついに本格始動という感じです。頑張りますよー。今週はこれまでで。ではまた来週。

 

上海便り 第3回 連載

 今回は上海のゴルフ事情について書いていこうと思います。中国のゴルフということで見てみると、歴史はすごく浅いです。日本は数年前にゴルフ100周年を迎えましたから、今現在は100年と少しです。中国はというと中国最初のゴルフ場ができたのは80年代の後半ですからまだ15年といったところです。この歴史の浅さもあってか上海周辺でゴルフ場はまだ15ヶ所しかありません。上海の人口や周りの環境を考えるとまだまだこれからといったかんじです。

 周りの環境といいましたがそこに少し触れておこうと思います。確かに上海の中心地は大阪も簡単に負けるぐらいのメガシティーです。ただ少し(車で30分ぐらい)離れると田んぼや畑ばっかりといった感じです。上海周辺は大阪では絶対見れない感じの平らな地形です。ですからほんとに見渡す限りという表現がぴったりくる感じです。規模の違いはあると思いますが、昭和初期の日本もこんな感じだったのかなあ。という感じでした。

 前のところで触れたように上海周辺は見渡す限り平野です。ですからゴルフ場も平らな地形になっています。そこに人工的にフェアウェイなどには起伏がつけてあります。だからといって単調にならないよう池などが多く配置されてあったりして、なかなか飽きないつくりになっています。特にグリーン周りは難しく作ってある印象でした。アップダウンが無いためラウンドはしやすいですしホールの長さや残りヤードがしっかりしてるので自分自身の各番手の飛距離を把握するにはすごくいいとかんじました。自分自身アメリカにいたとき似たようなタイプのコースをよく回っていたのですごくなつかしく感じました。今回はこのぐらいで。ではまた来週。

 

上海便り 第2回 連載

こんにちは。先週おつたえした通り、上海へいってきました。今回から数回に分けてそのレポートをさせてもらいます。

上海といえば最近日本のみならず世界各国から注目されている中国の中でも経済の中心都市として栄えています。人口は約1500百万人といわれています。東京が1200百万人ですから大体その大きさ想像できますよね。町の様子はといいますととにかくワールドクラスの大都市といった感じです。とにかく日本では建設の認可が下りそうも無い細くて高いといったマンションだとかビルだとかで街はごった返しています。しかも半分くらいはまだ建築中で街はまだまだ進化して大きくなっていっているかんじで、すごい勢いを感じました。

私はアメリカ留学時代にアメリカを代表する大都市サンフランシスコの近くにいたのですが、そこと比べても全く遜色は無いといった感じです。しかしながらその一方で近代的なおしゃれな町のすぐ横にはごちゃごちゃした昔ながらの待ちがあり、なるほど大阪の姉妹都市らしいとすごく感じました。とにかくごちゃごちゃでしたよ。人、人、人でたいへんです。上海の人は、人とぶつかる事なんてぜんぜん気にしませんぶつかり放題といった感じです。道路事情なんて最悪でした、とにかく我先にといった感じで譲り合いの精神ははっきり言ってゼロでした。ほんと乗ってる車が何度事故りそうになったことか。近い将来すむことになっても絶対運転はしないと心に誓いました。

というのも上海はタクシーがめちゃくちゃ便利です。運転手はこの譲り合いの精神の無い運転に慣れていますし、なんと言っても値段が安いです。初乗りが150円ほどですし、しかもそれで大体事足ります。上海行ったら移動はタクシーですよ。忘れないでください。私もここぞとばかり利用してきました。こういった感じでとにかく物価が安かったですよ。こういうものがこの値段とか言うのも今後紹介していきますね。今回は上海という街の紹介みたいになってしまいました。今回はゴルフについて触れませんでしたが、次回はこの街でのゴルフ時状に着いてレポートしますね。また来週。再会。

 

上海便り 第1回 連載

こんにちは。北西進弥です。今回「北西プロの上海だより」ということで連載をはじめることになりました。なにぶん公の場で文章を 書くのは、初めてなものでつたない文章ではありますが全力投球で行くつもりです。よろしくお願いします。

今現在私は、当東香里ゴルフセンターでレッスンをしているのですが、近い将来(まだみていなので)上海でゴルフレッスンをする。というわけでこの「上海便り」をスタートすることになったのです。 上海といえば戦後の日本もしくわそれ以上の高度経済成長をつずける中国、その経済活動の中心都市です。その勢いのある都市でのレッスンということで私自身すごくわくわくしております。

この連載では中国のゴルフ事情はもちろんのこと、いろいろな上海情報(食べ物、観光など)や私自身の話(アメリカ武者修行やレッスン裏話)など、ときどきはゴルフ、上海にこだわらず色々書いていこうと思っています。今回は第1回目ということでちょっと硬い感じになってしまっていますが、基本的には軽い感じで、感じたこと思ったことなんでもかいていこうとおもっています。

早速なんですが16日から私が行く予定になっている上海の練習場に視察に行くことになっています。話に聞く分では上海1の練習場だそうです。上海1ということは中国で1番といっても過言で無いと思います。今からどんなもんや、という期待でほんとにわくわくしています。第二回目では今回の上海視察のレポートを予定しております。期待しててくださいね。それではまた来週。