生徒さん のインパクト集

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その1.

 

30年前からお付き合いをさせて頂いているM先輩。

「打倒、Y先輩!」を目標にゴルフスクールに入学された。

交野カントリーがホームコースで頑張っておられる。

左腕が伸び、右のひじに余裕があるインパクトである。

フェースの真ん中でナイスショットの瞬間が分かる。

注意点は、下半身の動かし方でしょう。

右足裏が地面から離れ過ぎて、爪先立ちしている。

右足踵をつけたイメージで体重移動をされてみては、どうでしょう。

下半身の暴れる度合いが少なければ、球筋も暴れないでしょう!?

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その2.

 

6月に初めてクラブを握られたアメリまま。

何ごとにも熱中されるB型で、練習もブログも大変熱心である。

皆が注目する1番スタートで、いつもの癖が出てしまった。

「トウヒッター」(フェースの先部分で当たる)なのだ。

写真のインパクトでも、空振り寸前のショットとなった。

ゴルフは、ボールが地面にあるために、クラブを上げて下ろすスイングになり易い。

しかし、ゴルフスイングは、肩の回転運動を中心とした横振りなのだ。

すなわち野球スイングと基本的には同じである。

野球と違うのは、ボールが地面にあり、止まっている。

だから、お尻を後ろに突き出した上半身の前傾姿勢が大切となる。

アメリままも、お尻を突き出し、横振りをすれば、

もう少し腕も伸びて、「トウヒッター」から卒業できるだろう。

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その3.

 

N先生は、大阪市内で社会保険労務士事務所を開業されている。

小生とは、中学1年生から38年来のお付き合いを頂いている。

ゴルフよりスキーに熱心で、冬場はスキー中心となる。

スキーで鍛えた下半身の粘りがあるインパクトである。

右足の膝の位置に注目してもらいたい。

前に出ずに、左サイドに移動しようとしている。

この時点で右足裏も見えていないのも、良い。

基本に忠実なインパクトは、スキーのトレーニングから来ているのかも。

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その4.

 

Mさんのご主人。

不景気な世の中のなか、何時も明るく笑顔である。

聞くと、お仕事も順調なのだそうだ。

まさしく「和顔施」を地で行かれる。

軽快な下半身の動きが特徴である。

まるでスキップをするような感じでスイングをされる。

アドレスで固まることなく、スムーズな始動が出来るのも、

ショットに対するこだわりが少ないからなのだろうか?

バックスイングでは左足が、ダウンスイングでは右足が地面から離れる。

軽快な下半身は、ゴルフ以外でも健在なのかもしれない・・・?

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その5.

 

http://blog.golfdigest.co.jp/user/komiku/ 

「パワフルママのゴルフまっしぐら!!」のご本人です。

ナイスショットの瞬間です。

まさに飛び出そうとする、オレンジのボールも綺麗です。

上記のブログで、ハイスピード動画を見ることができます。

ブログの名前の通り、パワフルなのはスイングだけではありません。

ブログもパワフルそのもの。

お友達の人数やコメントの数は、すごい、すごい!

これも、みくさんの頑張りにみんなが応援している証拠でしょう。

ゴルフは一人ではできません。

調子が悪い時ほど、周りのサポートが必要になります。

みくさんにとって、一生の宝物でしょう。

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その6.

 

http://blog.golfdigest.co.jp/user/hiro3460010/ 

「枚方自由人」シングルライフのブログのご本人。

甘いマスクに、紳士なゴルファーである。

GHDの女性人達から、絶大な信頼を寄せられている。

そのアドバイスやサポートは、コーチ陣よりも的確なほど。

今年の目標は、ずばりシングル入り。

真面目にゴルフに取り組む姿勢を持って、必ず達成されるであろう。

心配なのはガラスの腰を持たれていること。

そのためか、フォロースルーでつまり気味になることがある。

腰に優しい、モー・ノーマンのスイングを参考にされてみてはどうだろう。

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その7.

 

ゴルフ暦の長いTさん。

下半身を安定させて、打点の正確性を高めている。

円熟味の感じられるインパクトである。

右足の裏が全て地面に付いている「ベタ足」である。

右手の握りは、下からあてがっている形が見て取れる。

野球をやっておられたことが分かる。

低めのアウトサイドのボールを打つバッティングスタイルである。

「ゴルフスイングに正しい間違いはない」と言われる。

重要なのは、その人に会っているかどうか、だ。

効率的で復元性があり、プレッシャーのかかった時に出来る。

そんな自分のオリジナルスイングを作り上げよう!

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その8.

 

とっても愉快なN先生。

デスクワークが多いはずなのに、日焼けがすごい。

年間ラウンドが70回を超えるから、当然だ。

小生よりもヘッドスピードが速い。

この写真のシャフトのたわみに現れている。

シャフトが下にしなる「トウダウン」が激しい。

ヘッドの重心位置がシャフトの中心軸よりも外側にあるために起こる。

それだけヘッドが走っている証拠なのだ。

注意点は、右足のけり。

右足つま先立ちでインパクトを迎えている。

右ひざを前にではなく、左ひざの方向に寄せる。

そうすればインパクトゾーンでのフェースローテーションが少なくなる。

方向性も安定する。

OBが多いN先生のスコアアップに繋がるでしょう。

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その9.

 

http://g-h-d-lesson.seesaa.net/ 

「緑影」は、グログ第一号の先駆者。

アドレスと見間違うほどのインパクト。

下半身のどっしり感が素晴らしい。

右肘の余裕と、グリップが身体から違い点も、基本通り。

また上半身(胸の前)でインパクトを迎えていることもGOOD!

なんか、ほめすぎている様だが、事実である。

しかしパーツ、パーツは良くても・・・

一番大切なフェースの真ん中でボールを捕らえる事が出来ていない。

「アメリまま」同様に、空振り寸前である。

「トウヒッター」(フェースの先で打つゴルファのこと)

ドライバーは一番長いクラブである。

球技でこれほど長いものを振り回すことは少ない。

ボールとの間隔が出るまでは、ボールを打ちましょう。

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その10.

 

http://blog.goo.ne.jp/tomomo-golf 

momoの夢に向かって」のブログの本人です。

アスリートゴルフを宣言して、試合に出るべく練習中です。

練習熱心さは、誰にも負けないでしょう。

今回のインパクトを観られる点は、グリップの位置です。

身体から離れすぎの傾向が観られます。

ゴルフクラブを降ろしてくる時に、遠心力が働きます。

その為に、クラブと腕が一直線に成りやすいのです。

野球スイングやハンマー投げでも同様の動きがあります。

したがって、理にかなったように思われるが、ゴルフの場合は違うのです。

ゴルフで重要なのはインパクト時のフェースの向きです。

グリップの位置が身体から離れるほど、フェースの向きが不安定になります。

グリップの位置が身体に近い位置であれば、フェースローテーションが少なく、

ボールの飛び出し方向が安定します。

したがって遠心力の働きに逆らい、グリップが身体の近い位置を通るようにしましょう。

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その11.

 

豪快なショットで飛距離抜群なN先輩。

アイアンの飛距離は、小生よりも1番手違うほど。

右サイドの足の蹴りも素晴らしい。

ボールに全体重が乗っているようなインパクトである。

右腕の絞り方も理想的で、肘に余裕がある。

グリップの位置も身体から離れていないのが良い。

ビジェー・シンの雰囲気をかもし出している(褒め過ぎ?)。

注意点は、上半身の伸び上がりである。

棒立ちになってしまっている。

これは、股関節が使われていないからではないでしょうか?

左股関節の上に体重が載る感じを持てばどうでしょう!

日頃から股関節を柔らかくする体操をお勧めします。

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その12.

 

http://negaeriouzi.blog.so-net.ne.jp/ 

negaeriouzi ブログを公開しているNさん。

専業主夫を目指しておられる。

この日の調子は今ひとつであった。

しかし、カメラを向けた瞬間に、ベストショットが出た。

さすが、ここ一番に強い性格が現れた。

日頃から身体を鍛えておられるアスリートゴルファー。

潜在能力は高いのだが、安定性にかける?!

このインパクトは、タイガー・ウッズばりの理想的な形になった。

胸の前で、ボールを捕らえている。

左腕が伸び、右ひじに余裕がある。

グリップと右太ももの間隔が開き気味なのが気になる。

我慢してボールを「押す」感覚を出してみよう!

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その13.

 

最高のインパクトである。

クローズスタンスで、長尺シャフトを上手く扱っておられる。

上半身の前傾姿勢を保ちながらボールを捕らえている。

シニアプロ顔負けのインパクト。

もう直ぐ70歳で、エイジシュートの目指されている。

毎日、腕立て伏せと股割りを欠かさない。

それに加えて、毎日の素振りをお勧めします。

加齢と共にフィニッシュが小さくなる。

最後まで一気に大きく振り抜くためには、素振りが一番。

ボールを意識することなく、横ぶりでフィニッシュまで。

フラットスイングは、橘田規プロが水平打法として提唱された。

背丈の高くない、シニアプレーヤーに有効です。

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その14.

 

お仕事が忙しく、練習がままならないTさん。

月一度の合同練習会に出席されるくらい。

普段からクラブを振ることの少ないゴルファに多いのが「逆ピボット」。

いわゆる「明治の大砲」という、右サイドに体重が残った状態になる。

左足かかとを見てもらいたい。

インパクトの瞬間に地面から、かかとが離れている。

右足は地面に張り付いている。

本来であれば、逆の動きになる。

ボールを打つ意識が強いと、このようになる。

その証拠に素振りで「明治の大砲」になるゴルファはいない。

素振りを繰り返し体重移動の感覚を身に付けましょう!

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その15.

 

ナイスインパクトのKさん。

独自の世界を持っておられる。

以前、タイゴルフツアーでご一緒した時も、ご自身のプレースタイルを貫徹された。

ゴルフで一番重要なのが、いつも同じインパクトが出来ること。

フェースの真ん中でボールを捕らえる復元性のあるインパクトを作る。

そのための経過は、人それぞれ。

したがって個性豊かなゴルフスイングが存在する。

しかし、インパクトの形は不思議と似通っている。

Kさんの場合も、独自のスイングであるが、安定したインパクトである。

自分が心地よいスイングを心掛けることで、調整の必要のないゴルフスイングとなる。

これは、あくまでも個人の感性の世界である。

だからこそ、ご自身のフィーリングを磨く練習を進めるのである。

 

 

 

生徒さんのインパクトシリーズ、その16.

 

ご主人とゴルフを楽しまれているFさん。

喧嘩になるのでレッスンはプロからと、スクールに入られている。

最初のころは、悩まれていた。

「レッスン後のスコアがメタメタになりました」

スイングのことを考えながらプレーをしていたから。

「ゴルフコースでプレー中は、スイングのことを考えてはだめなのです。

目標意識を鮮明に持ち、頭をクリアにしてプレーをすべきです。」と

小生アドバイスをさせて頂いた。

レッスンを受けてスイング矯正をするのは、練習場だけにすべきです。

身体の動きに意識を向けてスイングすると、スムーズな動きができません。

今の自分のスイングを信じて、思い切ってプレーをしましょう。