一人でやれるコンペ必勝法第54話


●片足スイングドリル

片足(両足を揃える、クロスする、つま先を着ける)でスイング。
バランスの練習。
明治の大砲を防ぐ。
下半身の動きす過ぎを防ぐ。

「スタンスは肩幅」は一般的によく言われている。スイングの幅が広ければ土台が安定しているが、体の回転がしづらくなる。タイガー・ウッズが以前に比べてスタンスの幅を広くしてスイングをコンパクトにし、ショットの安定度を増したといわれる。反対にスタンスの幅が狭すぎれば、体重移動や体の回転はし易くなるが、バランスが不安定になりやすい。片足ではなおのことだ。

まず片足スイングの前に、両足を揃えてスイングしてみよう。両足を揃えてフルスイングをして、バランスを崩さずにフィニッシュまでもっていければたいしたものだ。両足を揃えることで、左右対称のスイングを意識して素振りすることができる。またバランスが崩れやすいゴルファーにとってみれば、上半身を主体に使ってバランスを保ったスイングを習得するのに効果的だ。両足を揃えてショットが出来るようになった後、次のステップは足を交差してスイングをする。両足を揃えた時と同様に、スリークオーターショットをしてみる。最後にトライして欲しいのは、片足スイング。片足でアドレスの前傾姿勢をとること自体難しいのだが、この状態からスイングをしてショットを試みよう。どうすればバランスを崩さずにスイングできるかがわかるだろう。

バランスを崩しやすいゴルファーには「両足の裏に根っこが生えているイメージ」を持つようにすすめている。そのイメージを持つだけで下半身がどっしりとしたスイングになるから不思議だ。あるいは臍下丹田に意識を向けて、そこからの気を地面に落としこむようにするのも良い。気功やヨガをやっている人であれば、呼吸法やイメージを持つことの大切さがわかるはずだ。これはバスや電車に乗っているときでも出来るので、日頃からバランスを取る練習をすることをお勧めする。片足スイングを習得すれば、斜面からのショットでもバランスを崩すことなくスイングが出来、ナイスショットにつながる。

大東将啓(日本プロゴルフ協会A級インストラクター)

(続)