一人でやれるコンペ必勝法第45話


●風の流れを知る スピン量の多いボールは吹き戻される

Follow wind &・・

強振せずにゆったりと

「風は空中のハザード」と言われるほどゴルフは風の影響を受けやすい。全米オープンが行われたぺブルビーチの7番ショートホールは、たかだか106ヤード。しかし海沿いの打ち下ろしの為、通常ではウエッジのショットであるが、アゲーンストになればプロでもロングアイアンを使うことがある。

ゴルフボールが風の影響を一番受けやすいのは、ボールが一番高い所と、スピードを失う時である。海辺の打ち下ろしのショートホールとなれば、風の影響が一番受けやすい状況となる。ここでの注意点は、スピン量を押さえたショットを心掛けること。特にアゲーンストでスピン量が多ければ、ボールが吹きあがってしまい、風の影響をもろに受けてしまう。従って大きめのクラブで強振せずに、ゆったりと振ることが重要となる。

しかしほとんどのゴルファーは、距離を飛ばさなければならないと思って目一杯に振り、スピン量の多い吹き上がったボールとなり、風で拭き戻されてしまう。結果、グリーン手前のバンカーか、強振のためにボールを曲げてしまうこととなる。  

逆にフォローの場合、ヘッドスピードが出ない人にとっては、風の恩恵を受けにくい。初速が遅くスピン量が少ないボールは、フォローの風でドロップしてしまうことがあるからだ。従ってスプーン等で高いボールを打つほうが、距離を稼げるケースがある。

反対に高く上がりすぎたボールは良そう以上に飛びすぎてグリーンオーバーとなるケースがあるので、フォローでも風の影響の少ない低めのボールを打つことをお勧めする。  

横風の場合は、球筋によって影響の受け方が違うので注意が必要だ。スライス風でスライスを打てば、ボールは大きく流されボールコントロールがし辛い。出きれば風と反対の球筋を打つことだ。  

風の流れを知る方法として、足元の芝生をちぎって方向を見ている場合がある。しかし大切なことは目標上空の風向きである。従ってピンフラッグのなびいている向きやグリーン周りの高い木々の揺れ方を、注意深く観察するようにしよう。あるいは同伴プレーヤーが打ったのボールの流れ方も参考となる。

 14本のクラブの機能を最大限に生かして最小スコア―でホールアウトする知的ゲームを楽しもう。

大東将啓(日本プロゴルフ協会A級インストラクター)

(続)