一人でやれるコンペ必勝法 第一話

朝一のドライバーの打ち方

  1. スタートの3時間前には起床
  2. 充分ストレッチ
  3. 素振り
  4. 調子チェック
  5. 打つ前に深呼吸

  1.  朝一番のティーショットは、プロでも緊張する。 一般ゴルファーなら、なおのことだ。 みんなに見られているし、体も硬く準備ができていず、その日の調子もわからない。 そんなんかで朝一ショットを成功させるための解決策として、

  2. スタート時間の3時間前には起きて、ゴルフコースに1時間前に到着する。体が起きた状態になるには時間がかかるのだ。1番ホールのティーグラウンドの立つときに体が起きて通常の運動をするためには、最低3時間前には起きることだ。

  3. ストレッチを十分行う。 クラブを1本持ち、反動をつけずに体を十分に伸ばしきったところで、15秒静止する。柔軟性が高まれば、体の稼動領域も大きくなり飛距離アップにつながり、ケガの防止にも役立つ。

  4. 素振り練習。 ボールを打つ前にいつものリズムでスイングできるように素振りを行う。ウォーミングアップの役割もある。連続の素振りをすれば、短時間に体が温まるので、寒い時のゴルフには最適。逆クラブスイングは、ヘッドスピードを高める練習で飛距離アップに役立つ。インパクトからフォローにかけて、「ビュン」という音が出るようにしよう。2本スイングは、両手に1本ずつクラブを別々に持ちスイングすることにより、両手のバランスの良い動きを可能にする。

  5. スタート前に練習場で当日の調子をチェックしよう。その日によってボールの当り具合や飛び方が違うものだ。練習場でその日の打点とボールの飛び方を観察する事により、その日の調子を知る事が出来る。

  6. 深呼吸を連続1分して、思いきってティーショットする。コンペの仲間らがいて特に緊張感がある場合は、ティーショットをする前に腹式呼吸を1分間することにより、落ち着く事が出来る。また、1番ホールも18ホールの内の一つと考え、特に入れ込みすぎないようにしよう。

大東将啓(日本プロゴルフ協会A級インストラクター)

(続)