新連載(59)
ダフリ気味の打ち方をしているからパットの転がりが悪い

アイアンのミスといえばほとんどがダフリといっていいでしょう。自分で打とうと思っている位置よりもヘッドが下に入るからダフるのですが、実はこれはパターにもいえることです。
パターも思っているより下にヘッドが入り、フェ-スの上のほうに当たっている人が多いのです。手前の芝を打たなくてもパターもダフリ気味の打ち方をしているために転がりが悪いのです。
サンドウエッジの刃(リーディングエッジ)でボールを打って、パターと同じように転がす練習をしてみてください。サンドウエッジのリーディングエッジをラインにスクエア(直角)に向けてボールの赤道(中心線)を打てばボールはまったく上がらずにパットと同じように滑らかに転がっていきます。


けれども最初はほとんどの人がボールが上がってしまい、スムーズに転がっていかないと思います。赤道の少しでも下に当たるとボールは上がってしまいます。サンドウエッジのリーディングエッジでボールの赤道を打とう思っても実際はそれより下を打っているからボールは上がってしまうのです。
サンドウエッジでパットと同じような打ち方をしてリーディングエッジでボールの赤道を打って転がす練習をするとパットの打ち方もよくなります。サンドウエッジでボールを転がすには、もちろんヘッドを浮かしておいて打たないといけないわけですが、同じようにパターもソールをピッタリつけずに少し浮かしておいて打つ練習をするとボールの転がりがよくなります。

サンドウエッジの刃でボールの“赤道”を打つ練習を


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