新連載(58)
2個のボールを同時に打つ練習をしよう

2個のボールをパッティングラインと直角に並べておいて、それを同時に打ってみましょう。そうするとインパクトのフェースの向きを自分でチェックできます。
パッティングラインに対しフェースをスクエア(直角)にインパクトしたときは2個のボールはほぼ同時に出ていきます。そしてだいたい同じところにまとまって止まります。
アベレージゴルファーの3分の2ぐらいの人はラインの外側にテークバックし、そしてラインの内側に引くようにして打っています。いわゆるアウトインの軸道でカットするような打ち方をしているわけですが、これはショットにもいえることです。
そしてパットをするときは右肩が出てフェースが閉じて左を向いて当たっている人が多いのでだいたいボールは左に引っかかります。ショートパットがよく左にはずれるのは結果を早く見ようとして右肩がかぶって上体が左に動いているためです。

2個のボールを同時に打ったとき、外側のボールが先になって出て行くのはフェースが閉じて当たっているためであり、手前(内側)のボールが先に出て行く人はフェースを開いて打っているためです。フェースが閉じたり開いたりしたときは2個のボールは先へ行ってだんだん離れてしまいます。
ところが2個のボールをスクエア(直角)にヒットした場合はカップの方向に同時に転がっていって、なおかつ同じところにまとまって止まります。

スクエアにストロークできていればボールはばらけない


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