新連載(52)
スイートスポットで打てば心地よい音がする

パッティングの練習をするときは結果だけでなくインパクトの音を聞き分けることも非常に大切です。スイートスポット(真芯)でヒットしたときと外れたときでは手に伝わる感触だけでなく音も明らかに違います。スイートスポットでヒットして入ったときは手にまったく抵抗がなく、同時にインパクトの音もなんともいえない「心地良い音」がします。だから「スイートスポット」なのです。
スイートスポットでヒットして入ったときの手に伝わる感触と音をよく覚えておくようにするわけです。したがってパターを買うときはスイートスポットでヒットしたとき「良い音」の出るパターを選ぶことも大事です。スイートスポットで打っても外れても音がたいして変わらないようでは良いパターとはいえません。パッティングの上手な人はみんなよい音の出るパターを使っています。


「パットの練習は入る入らないより良い音を出すことが大事だ」とパッティングの上手なプレーヤはよく言います。インパクトの音に集中してれば入ったか入らないかは、結果を見なくても分かるとさえいわれています。
ロングパットをしたとき、スイートスポットで打たれたボールは転がりが良いので一見弱そうでも球脚がよく伸びていきます。ボールの転がりが良いのはオーバースピン(順回転)のかかり方が良いからです。だからロングパットの練習はスイートスポットでヒットしていかに転がりの良いボールを打つかです。

転がりも良くなって球脚が伸びる


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