新連載(49)
パッティングで真っ直ぐ打てないのは、打ち所が悪いからだ

まずパターのスイートスポット(真芯、打つべきポイント)を見つけましょう。パターのヘッドを横にして3本の指の上に乗せておいてフェースにボールをコツンコツンと軽くぶつけてみて下さい。そのときフェースのブレが一番少なく衝撃が吸収されるところがスイートスポットです。
パターの握りの部分を2本の指で軽くつまんで垂らしておいて、フェースに真横からボールをポンポンと軽くぶつけたとき、手に伝わる振動が一番少ないところがスイートスポットです。
スイートスポットをはずれて当たると球の転がりが悪いのでショートします。スイートスポットをはずれるとボールの重さでフェースの向きも変わります。トウの方で打つとフェースが開いてボールは狙ったラインより右に出て行きます。ヒール寄りで打つとフェースが閉じてボールは左に出て行きます。



それを利用して右から左に曲がるフックラインで比較的距離の短いパットをするときは、わざとスイートスポットをはずしトウ寄りで打つこともあります。フックラインのときトウ寄りにボールを構えておいて真っすぐ狙えばボールは少し右に出て行くので、カップの近くに行って左に曲がります。下りの速いラインのときもわざとスイートスポットをはずして打つこともあります。
しかしスイートスポットでスクエア(ラインに直角)にボールをヒットするのがパッティングの基本です。平らなラインでスイートスポットで真っすぐ打つ練習から始めましょう。

スイートスポットで打つ訓練を


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