新連載(47)
ほとんどの人がアプローチでダフっている

アプローチは距離感が大事なのは確かです。だけどもみなさんのアプローチを見ていると、ダフっているためにショートするケースが多いようです。
アプローチを正確にヒットするための練習は芝の上でなくても、庭先でも部屋の中のじゅうたんの上でもできます。練習場のアイアンマットの上ではダフってもヘッドが滑って当たるのでミスをしていることにあまり気がつかないでいる人も多いようです。
アプローチの練習はボールの数センチ手前にコインを置いてやるのが一番です。そうすれば、じゅうたんの上でも練習場のアイアンマットでもダフっているかどうかすぐ分かります。
ボールをヒットする前にチャリンとコインに当てればダフっていることになります。最初はコインとボールの間隔を5センチぐらい離しておいて、それでコインに当てずに打てるようになったらだんだんコインをボールの近くに置いて打ってみましょう。


一番やさしいアプローチは7番とか8番とか比較的番手の少ないロフトの立ったクラブで打つチップショット(ランニングアプローチ)です。ボールを右足寄りに置いて、グリップエンドを左の股関節に向けてややハンドファーストに構えます。
体重は最初から左足にかけておいて、手元をあまり横に動かさずにヘッドを真っすぐテークバックし、手を先行させてヒットすると手前のコインに当てずにボールを直接ヒットできるようになります。

ボールの手前にコインを置いて練習しよう


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