新連載(29)
重心は低く下半身にあることを意識してスイングしよう

体操競技の平均台の高さは120センチ、幅はわずかに10センチしかないそうです。そんな狭い台の上でバランスを崩さずに演技をするには10センチ幅の平均台の上に常に重心を乗せておかなけれはならないということです。重心が平均台から少しでもはずれるとバランスが崩れて体がよろけてしまうそうです。
重心が大事なのはゴルフにおいても同じです。スイングしたとき、やはり重心がずれるとフィニッシュでバランスが崩れて体がよろけてしまいます。
重心はどこにあるのかというと臍下丹田、へその下約3センチのところです。バランスを崩さずに安定感のあるスイングをするには臍下丹田(重心)に意識を向けることは非常に大事です。


両ひざを絞らずにどちらかというとやや外に向けるようにして下半身を安定させます。両ひざにゆとりを持たせてスタンスの中央に重心(臍下丹田)をドンと据えて構えます。
重心の位置を低く保っておけば体を起こさずに安定したスイングができます。下半身はできるだけ静かにしておいて臍下丹由に体の重心があると思ってスイングしてみましょう。
臍下丹田に左手をあてがって重心を意識し、右、左と体をひねってみましょう。重心に対する意識を高めることによってバランスよく体を捻転できるようになります。臍下丹田を中心にバックスイングでは右ひざで、フォロースルーからフィニッシュでは左ひざでそれぞれ体の稔転を受け止めておいてスイングしましょう。

上体を常に柔らかく使うのがポイント


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