新連載(28)
両ひざの間隔を変えなければ土台がしっかりする

ひざはスイングの土台と考えてください。ひざを土台にして体をひねって腕を振ることによってスイングが行われるのです。ひざがぐらぐら動いたらスイングの土台は崩れてしまいます。
ひざの少し上に細いゴムのチューブを巻いておいてスイングしてみましょう。まず両ひざを絞り込まないで少し外に向けるようにして構えましょう。
そしてそのチューブが落ちないように左ひざを前に向けたままバックスイングしてください。そうすれば両ひざの間隔が変わらずに土台がしっかりするので両ひざの上で体をひねることができます。バックスイングで左ひざを中に入れて右ひざの方に寄せるようにしてバックスイングすると両ひざの間隔が狭くなるのでチューブは落ちてしまい、腰が右に動くので体をひねることはできません。


ダウンスイングに入るときも両脚に巻いたチューブが落ちないように、両ひざの間隔を変えないようにします。ダウンスイングで左ひざは左(アドレスの位置)に戻るけれど、右ひざは中に入れずに脚に巻いたチューブが落ちないようにしたいのです。
そうすれば土台が安定し、体が早く開いたり腰が横に動いたりすることもなくなります。体の正面でボールを捕らえることができるので、正確になおかつ力強いインパクトができます。
両ひざの間隔を変えずにインパクトし、右ひざが左ひざに寄っていくのはクラブを振り抜いてからです。フォロースルーでチューブが落ちるようになればよいのです。

「ひざは不動」の感覚で振るべきだ


トップページへ