新連載(21)
目を閉じて実際にボールを打ってみよう

ボールを見ずに初めから目標方向を見て、あるいは目をつむってアプローチがうまく打てるようになったら、次は目隠しをしてフルスイングしてみましょう。
まずショートアイアンで素振りをしてみてください。目隠しをして振ると、ダウンスイングで上体が左に出ていく人はまずいません。ボールを打つときは右肩が前に出る人でも目隠しをして振ると構えた位置に残っています。
ボールを見ていると、うまく当てようとして上体までが出ていってしまうのだと思います。目隠しをするとなぜか体重が後ろ(右足)に残る人もいません。ちゃんと左に乗っていってフイニッシユでバランスよく立てることに気がつくはずです。ボールがないと途中を気にせずに振り抜いていけるからです。


目をつむって素振りをするとき、ビュンビュン力任せにスピードを出そうとする人はまずいないと思います。バランスを崩さずに振ろうと思えば誰でもゆったりとしたテンポで振るようになるのでタイミングもよくなります。目を閉じると体の動きとか腕の振りも不思議と体で感じとれるものです。
素振りの後はゴムのティーを打ってみましょう。どの辺に当たっているか見なくても音で感じとることができます。そして最後はティーアップしたボールを目隠しをして実際に打ってみるのです。軸が動かずに体と腕が一体となってスイングできればボールを見なくても打てるようになります。目をつむって打つといろんなこが分かってきます。

リキみがなくなり、スムーズに振れるようになる


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