新連載(8)
体の正しい回転は水平素振りで覚える

素振りするときはクラブヘッドを地面につけずに50センチぐらい上にあるボールを打つようなつもりで平らにスイングしてみましょう。クラブを縦に振ろうとしないで水平打法をイメージして横に振る練習です。
クラブを下に置いて縦に振るより50aぐらいヘッドを浮かしておいて横に振るほうが体もよく回ります。本当はボールが下にあっても50センチぐらい上のボールを打つようなつもりで体が平らに回ればヘッドスピードもよく出るようになるのです。


肩が上下に動いているだけで回らず、バックスイングで左、フォロースルーで右と体重の移動も逆の動きになっているゴルファーが多いのはクラブを縦に振ろうとして体まで一緒に縦に動かしているからです。上手な人たちはクラブは縦に振っても体は横に回っているのです。だから肩もよく入り、バックスイングで右、フォロースルーで左と体重の移動もうまくいっているのです。下にあるボールを打とうとすると体が前かがみになり上下に動きます。50センチぐらいヘッドを浮かして構えると姿勢がよくなり、体が平らに回るようになります。これもタオルスイングと同様、3分間連続して振ってみましょう。3分間振り続けるとだいたい100回はスイングできます。
これも毎日続けてください。そうすると体は自然に平らに回るようになります。クラブを徐々に下げていって地面につけても前かがみにならずに体が平らに回るようになれば正確に飛距離も出るようになります。

上体を上下動させていてはヘッドは走らない


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