新連載(7)
振り方覚えるにはタオルスイングが一番

「習うより慣れよ」という言葉があります。あれこれ頭で考えるより、体で自然に慣れて会得するほうがゴルフも早く上達します。
握り慣れることと振りなれること。クラブを「握り慣れる」には家の中で座った状態で目の前でクラブヘッドを上に向けてクラブを持つのが一番です。そうすれば重力によってクラブの重みが手に加わるので手首やひじにも力が入らなくなります。そうして家の中で毎日クラブを持っていると箸や鉛筆を持つのと同じような感覚で意識しないでグリップできるようになります。


「振り慣れる」には家の中でもできるタオルスイングが一番です。バスタオルの端を結んでこぶを作り、それを1日3分間連続的にスイングするのです。これを3週間続けるとあなたのスイングは見違えるようによくなります。手首やひじにも力が入らずに、滑らかにスイングができるようになります。スイングしたとき、ちょうどタオルの結び目がバックスイングでもフィニッシュでもわきの下に当たるように振ってください。インパクトの周辺で「ビュ、ビュ」と風を切る音が出ることを確かめながら連続して振り続けてみましょう。
タイミングよく振り抜けるようになるとタオルの結び目が自然に伸びていってフィニッシュで首の辺りに巻き付くような形になります。クラブを振るときも、同じようにシャフトのしなりを体で感じとれるようになれば遠心力によってヘッドがビューンと振り切れるようになります。

インパクトゾーンで遠心力を最大にする


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