新連載(5)
寝ても覚めてもグリップ三味が上達の近道
グリップの握り具合を自分でチェックにはクラブヘッドで空中に小さな8の字を描いてみれば分かります。手元はあまり動かさず手首だけ動かして8の字を描き続けてみて下さい。
クラブヘッドを小さくくるくる回せない人はグリップの握りが強すぎて手首にも力が入っているためですが、これはクラブヘッドを地面につけておいてグリップしようとしているからです。クラブを下に置いて手のひらを上に向けてクラブを下から持とうとしている人が多いので、だからひじが突っ張って手首にも力が入るのです。

上から押しつけるように握り込むと手首の柔軟性がなくなる


クラブを下に置かないで、目の前でクラブヘッドを上に向けてシャフトを立ててグリップをしてみましょう。そうするとひじが曲がり、手首にも力が入らず柔らかく握れるので、手首でクラブヘッドを小さく回すことができます。
何よりもクラブを「握り慣れる」のが大事です。
練習場へ行ってボールを打つときだけでなく家の中でもグリップはできます。リビングルームとトイレと、そして寝室にもクラブを置いておき、手があいているときはいつでもクラブを持って、「握り慣れる」ようにしましょう。
テレビを見ながらでも、夜寝るときでも、あるいはトイレに入っているときでもグリップできます。実際にボールを打つときも同じようにグリップエンドを下に向けてグリップし、それからヘッドをボールのところに構えると手首やひじに力が入らず、柔らかくグリップできるようになります。


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